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2016年3月 9日 (水)

アレッポ石鹸を使う

あのシリアの激戦地アレッポで作られている石鹸の紹介がテレビで流されていて、オリーブオイルと月桂樹で古くからの製法で作られ続けている石鹸とあって、これは良さそうだと早速ネットで取り寄せた。
Sekken あの混乱のシリアで生活している人に何か少しでも役立てればとの気持ちが当然そこにはある。
1個300円位で、それほど高いものでもない。 使い始めてみるとオリーブオイルの感じがいい。
洗髪もこれで行けると紹介されていたのでしばらく頭も洗ってみた。オリーブオイルのつるつるする感じが良くて、体も頭も顔も同じ石鹸で洗えるというのも簡単で、好印象だったのだが、しばらくするとフケが出てくるようになり心なしか抜け毛も増えたようで、自分の髪にはこれは合わないかと洗髪に使うのはやめた。体や顔を洗うには感じがいいのはそのままだ。
随分背の高い石鹸で使いでがあると思っていたら減り方も早く、背が高くても普通の石鹸と同じくらいの期間で使い切ってしまうようだ。エキスがたくさん出てくるということだろうか。

毎日使ってシリアを毎日思い起こすのも大事なことと感じる。
それにしてもシリアの混乱は恐ろしいばかりだ。政治はこれほどまでに人を不幸にしうるのかと思う。国民を途方もない不幸に陥れてまで守るべきことがあるのだろうか、政治家のやることなのだろうか。
石鹸をアレッポの街中の製造所で作り続けている映像を見た。シンプルな作り方でそこには政治に振られない連綿と続く日常がある。人類もまだまだやれる、そう思わせてくれる。 歴史をこういうふうに感じて日々を過ごすのも悪くない。

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