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2016年8月27日 (土)

突然IEが開かなくなった。

数日前のことだがパソコンにmicrosoftのInternet Explorer改訂版(11.545)が自動でインストールされたようで、IEが突然に開かなくなった、突然こんなことが起こるとまたwindowsが厭になる。win8.1からwin10にバージョンアップした方のパソコンは初めの警告の出方が少し変わったくらいで問題なく開けたがwin7からバージョンアップした方は開けない。明らかに変だ。
大体はfirefoxやchromeを使えば済むことだがwowowオンデマンド他幾つかのサイトはIEでしか使えない機能がある、困った。
同様のトラブル例をネットで探すとアドオンの悪さがあるかもしれないとあり、iexplore -extoffとしてアドオンなしで起動しようとしてみたがやはり起動しない、アドオンではなさそうだ。そのほか少しいじっては再起動を繰り返すが一向に良くならない。
悩ましく疲れてうんざりした一日を過ごし次の日にパソコンを起動すると、起動に大分時間がかかる。これはmicrosoft側が何かいじって再インストールしているようだ、と思って立ち上がってすぐIEを開きに行くとめでたく起動する。何のことはない。IEのバージョンは11.545のままだからサイレントな更新となる。ユーザーの意思に干渉されることなくパソコンの根幹がいじられる。
しかし考えてみれば怖いことだ、microsoftはリモートで個人のパソコンに勝手なものを勝手な時にインストールできる。すべてを握っている。悪意の片鱗でもmicrosoftにあればウイルスに明け渡しているのも同然だ。
人を相手のシステムでは何であれトラブルが起こるとすれば人の側の問題であることが多い。スムーズなシステムの運営にはユーザーの干渉を避けてコントロールしようとすることになる、当然といえば当然だ。
恐らくmacでも同じだろう、我々は気持ちの悪い時代に住むことになったようだ。

思えばマスコミの自己規制の異常さやネットバッシングの異常さを見聞きするにつけ、情報という言葉で操られている世界と何とか隔絶できないものだろうか、そう思うことがある。
さわやかな風が吹き渡るすがすがしい世界、情報の支配し塗り固められている世界にはそんな風景はどこにもないようだ。どんな未来がここにはあるのだろうか。

ここまでくると、あきらめてすべてを受け入れて、それくらいの世界に住んでいるんだそれでどーした、と開き直ってつきあって生きていくほかないように思っている。少しばかり残念だが。

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