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2017年11月30日 (木)

タカサゴモズとコウノトリと

鳥を見ながら散歩するのが日常となっている。
福岡では近くの中公園や新市楽池、鹿介池のほか油山、野多目大池、春日公園、南公園、室見川中流/上流/河口、西南の杜、大濠公園、今津干潟 、海の中道海浜公園 辺りがよくいったり時々行ったりする場所だが、その中でも今津干潟は当たり外れなくいつも結構楽しめる。
多くは近くの歩いていける溜池を三つ巡っているがそんな訳で時々今津干潟にも様子を見に行く。
この前はタカサゴモズがまだいる、コウノトリも来た、との情報あり、タカサゴモズもせっかくだから見ておくかと今津干潟に出かけた。2週間くらい前のことだ。めったに見られない鳥らしいからここで見損なうともう見れないかもしれないとの思いがある。

Kobhakcyo2


玄洋高校横の道路に駐車して、辺りを探すと、バードウオッチャーというより野鳥撮影らしい人が立派なカメラを抱えて同じように探している。聞くとまだ見かけてないが少し待てばこの辺りに出てくると思うという。とりあえず普通のモズが、タダモズと言ってしまうが、いたので眺める。待てどタカサゴモズのほうは現れないので近くの二つ池でカモやカイツブリを見たり池の間の道を散策したりしていると向こうの方から白鳥らしい飛び方で2羽が

Kobhakcyob

悠然と飛んでくる。久しぶりの白鳥だ。ゆったりと二つ池の自分が立っているあたりに着水する。コブハクチョウだ。人間がいるなら餌をくれるかもしれないということだろうか、人に寄ってくる鳥の方だ、コブハクチョウらしい振る舞いといえるのかもしれない。
暫く眺めていると向こうの方から外人女性が現れる。福岡の鳥見の場所でときどき見かけ日本語も話せる人だ。コブハクチョウですよ、と声をかけると、高校の横にコウノトリが来ていると教えてくれる。さっきはいなかった。早速戻ってみるとちょっと小ぶりのコウノトリが草むらで盛んにえさを探している。若鳥の様だ。ゆっくり近寄っても全く気にする風がない。

Kounotoriaa

よく見るとくちばしから顔のあたりが面白い。こんなに近くでじっくり野鳥の細部を眺められる機会もそうあるわけでもない。やはり人の手で繁殖しているという生まれ持ったものを感じる。そこのところはコブハクチョウと同じ雰囲気ともいえる。日本にいるコウノトリはアジア種でヨーロッパにいるコウノトリ(シュバシコウ)と同じではない。世界的に見ても希少種の部類に入るから近寄れるといっても大事にしなくてはいけないのは明らかだ、刺激しないように観察する。
豊岡から飛んできたのだろうか、しっかり黄色い足輪がついている。コウノトリは日本のは戦後ついに滅んで豊岡のはロシア・ハバロフスクから分けてもらったのが始まりとどこかで読んだ。ともかく福岡でも時折飛来を聞くようになり日本の野山に根付いてきたようで先が楽しみだ。

20171114takasagomozu

タカサゴモズのポイントに戻るとどうやらモズと入れ替わって現れているようだ。くだんの写真撮影者が盛んに撮っている。ゆっくり近づくと姿が見えてくる、頭が灰色だ、確かに図鑑にあるタカサゴモズだ。モズにしてはしゃれていて綺麗だというのが第一印象だ。やっぱり見ておくもんだと思ってしまう。
写真に撮ったり双眼鏡で見たり飽きるまで見て引き上げる。まだ暫くここに居そうだ。やはり今津干潟は面白い。

とらわれることもなく気ままに思いついたように過ごす日々が流れていく、これが心地よい。こんな風にいつまで過ごせるのだろうか。

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