« 今年の冬は | トップページ | イランでATR72が墜落 »

2018年2月25日 (日)

インフルエンザに

めっきり春めいてきた。極東に降りてくる寒気も緯度がやや高いところに限られてき

Dekanki2

て九州はもう早春の雰囲気だ。地球的規模でも今年は北米の寒気の強まりが目立っていたがこれも随分緩んできて五大湖に面するシカゴでもこの先少なくとも1週間は0℃以下にはならない見通しだ。北米の厳しい冬は終わったという感じがする。(添付図の1500mの気温分布、左が極寒の2月6日、右が今日2月25日。北米の寒気の塊が随分小さくなっている)。ヨーロッパ特に中東欧はむしろここへきて寒くなっているようだがその他では春の訪れがそこまでというところまできた。

1週間くらい前風邪をひいたらしいとかみさんが医者に行ったらインフルエンザB型と即座に判定されタミフルを貰ってきた。そういえば自分も少し変だと医者に行って苦手な検査を受けてみたらやはりB型と告げられる。予防注射をしたのにと思うがB型はカバーしてなかったのだろうか。帰ってネットでB型の特徴をみてみると、熱低し、腹具合おかしい、だるい とぴったりの症状だ、そうなんだと納得する。
1週間ほどゴロゴロしていたら大体は良くなったが未だ少々変だ、無理が全くきかない。今日はランタンフェステバルを見に長崎へ出かける予定で宿をとっていたがやむなくキャンセルした、直前だけになにがしかのキャンセル料はやむを得ない。これとは別に昨日は九響のコンサートも2枚予約して買っていたが少しは体調がましな自分だけ1人で出かける次第となってこれも少々空しくなる。楽しむための先払いは楽しめない事態になったら素直にあきらめるしかない、そういうものだ。

コンサートでも映画でも野球・サッカー・芝居でも すべからく先払いで成り立っている、切符を買って観てつまらなかった不愉快になったからといって金を返せとはとても言えない、要するに面白いに違いないという幻想・イル―ジョンに人は金を払うものなのだ、そう思わなくてはいけない。面白いから金を払うのではなく面白そうだから金を払うということになる、だから
業的には宣伝が命であり本質といってもいいものなのだ。こんなことに気が付いたのはずいぶん昔で高校の頃だった、とても新鮮な気がしたものだが 今もってそれが変わらないこと・真理であることにどこか苛立たしさを感じている。
先払いで金を失ったと思うのはあり得ないことでその瞬間の気持ちに払った金は戻らないと考えるべきなのだろう。

もうそこまで春が来ている。春になれば心浮きたってまた色々出かけよう、それまでには完治せねば。既に前払いしたことも幾つかあることだし。


がんばるべき時にはがんばり、あきらめるべき時にはあきらめる、生じてくる全てを受け入れて心のままに生きる、これしかない、そう思い続けている。

|

« 今年の冬は | トップページ | イランでATR72が墜落 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: インフルエンザに:

« 今年の冬は | トップページ | イランでATR72が墜落 »