フィッシング
仕事を離れてのんびり過ごしていてもこの時代らしい おや ということに時々遭遇する。
もうひと月ほど前になってしまったが、なんとカードデータ詐取、いわゆるフィッシングに引っかかってしまった。情けない話だ。
暑くて夜中に目が覚めてしまって寝付けないのでパソコンでもとgoogleで何かを検索していると(何を検索していたかもう忘れてしまったが)突然画面にgoogleをお使いのあなた、おめでとうございます!Googleギフトが当選しました!の文字がGoogleらしいフォントとGoogleマークを伴って現れてきた。無作為に抽出されたユーザーがこの招待状を受け取っている むねの文字が続く。その先に簡単なクイズが3問あってこれに答えると、全問正解です、商品を選択して下さい、とあってiphoneX64GBエクスペリアとipadともう一つが示される。当選した人のコメントもそれらしく書かれている。何故かiphoneXだけの選択が有効でこれを選択すると135円でiphoneXを入手できるという画面に移って送り先とカード情報を入れる画面になった、通販と同じ感じだ。寝ぼけていたのもあってフーンと素直に入力すると終了する。何となく変な感じがして、覚えている画面の文字を入力して検索すると 最近また増加しだしたフィッシング詐欺、とのサイトにすぐに行き当たる、まったく同じ手口が書いてある。やられた!とあせる。カード情報を入力してしまっているのでカードをストップするしかない。真夜中だし、と思うがカードの裏に紛失盗難の連絡は24時間受付とあり、これは盗難の一種だとカード裏に書かれていた番号にすぐ電話する。焦りながら状況を説明すると、ややあって、今の処135円が引き落とされただけである、このカードはストップして別の番号のカードを作りましょうと言ってくれる。少し時間はかかるがこれしかない、お願いして新たなカードを発行してもらう手続きをそのまま進める。カードから定期的に自動支払いにしている先が2つばかりあるがこれは急ぎ別のカードに切り替える手続きを翌朝すぐに行う。
更にパソコンにウイルスが送られた可能性があるので改めてフルスキャンでウイルスチェックをする。これには相当に時間を要したが恐れた通りトロイの木馬型ウイルスが発見された。勿論対処されて事なきを得たが念のため色々なパスワードは全て変えていった。
1週間ほどで新しいカードが送られてきて一段落となったが、暫くは情けなさで落ち込んでいた。
こんなこともある、自分の身に及んでしまう程だから結構な人が襲撃されているに違いない、とんだことで簡単に生活が脅かされる時代になった、それは明らかだ。
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