料理を習う
つい最近料理を習い始めた。
別に困っている訳ではない、暇になるとやってみようかと考えていたことの一つであったというに過ぎない
今回の直接のきっかけは高校の同期のメーリングリストだ。関西在住者の希望者を募って大阪ガスの男性のための料理教室に10名くらいで参加して(面白かった)との記事が出ていてちょっと引っかかっていた。皆同じだな、そう思った。そして、そうかガス会社ではクッキングスクールを会社として運営している、何となく行きやすそうだ、こちら福岡にもそのようなものがあるはずとも思った。調べると思った通り西部ガスが開いている料理教室の中に男性のための、というコースが見つかる。10月からのコースの募集が間もなく始まるという時期だったので、募集開始を待ってとにかく申し込む。応募多数の場合は抽選で、とある、電話で聞くと大体2倍くらいの応募になるのが通常らしい。外れるかもしれないと気にしているとこれとは別に市の広報紙に男性向けの料理教室が9月下旬から開催とあるのを見つける。高年齢者向けで一応対象年齢には入る。応募開始を待ってこれもすぐに申し込むがこちらも多分抽選になるという。いずれも半年に5-6回くらいのペースで西部ガスのとはうまく日がずれている、両方当たってもやれそうだ。
抽選日が程なく訪れて結果の郵送を待たず電話で問い合わせると両方とも当たりと分かる。
費用は西部ガスのほうは半年で13000円、市のは1回600円で両方やっても大した負担でもない。
まずは市のコースが始まる。実施場所は老人センターで、そもそも老人センターというところを初めてみる、こんなところに次第に頻繁に出入りするようになってくるのだろうか。一種独特の空気が流れている。あまり心地よくはないが設備もあるしスタッフもいるそれに駐車場もあって簡単に開催できるということなのだろう。
10人位で基本的に初めての人だ、このコースを終わると進んだコースが別にあるらしい。10時にスタート、昼までに作って昼食としてこれを食べて帰るという組み立てだ、この日は餃子と卵スープ、他を作る。協力しながら作っていくので全部の手順をすべてやってみるということにはならないがまあそれなりの実際的なやり方が解ってくる。兎に角この日は餃子をたらふく食って帰る。
2週間後に今度は西部ガスのコースの初回が開かれる。こちらは20人くらいいて場所も博多駅近くの近代的ビルの中だ、メンバーは年齢層がばらついていて普通の感じだ。驚いたのは自分以外はこの日は全てこのコースの経験者ばかりだったことだ。抽選では経験者が優遇されるのだろうか。この日は栗ご飯とロースかつ及びあえ物を昼過ぎまでに作って同じように食べて帰った。経験者ばかりということがあって作るスピードが速くやたら忙しい。市のより大分高いだけあって食材がいい。こちらも分担してやるので分担したいことははっきり意思表示して参加する態度が必要となる、ちょっと疲れる。
自宅で復習に時々習ってきた料理を作ってみる。完璧とはいかないが大体はうまくいって結構いける、家人の評も悪くない。
少しは新しい生き方が開けたような気がしてくる、それがいい。それにしても西部ガスの料理教室は常連ばかりというのが未だに解せない。不思議な世界に行き当たったようにも思えてこれからの展開が楽しみでもある。
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