サザンカ自生北限地を見る
福岡から吉野ケ里に向かう山越えの峠道の途中に気になっていた箇所が2つばかりあった。一つは栄西禅師が最初にお茶を植えたとされる場所だが物理的に行きにくいところにあるようでいつもそこに向かう道は通行止めになっている。もう一つはサザンカ自生北限地で途中の道の駅のようなところのすぐ近くにあるらしい。花が咲いている頃でないと行ってもつまらそうなので大抵が今度来る時にとやり過ごしていた。
朝起きると予想以上によく晴れている、晴れた秋の日は貴重とばかり近くの背振山の紅葉を見に出かけようとして、そうだサザンカだと思い出した。そろそろ咲き始めているのを最近植物園で見た。ネットで調べると自生北限地のサザンカは10月下旬から11月中旬に見られるとある、今が見ごろのようだ。背振山の行きがけに寄ってみようと出かけた。
行く前にざっとおさらいする、立ち寄り地は「千石山サザンカ自生北限地帯」として国の天然記念物になっている。サザンカはそもそもは日本固有種で野生種は白色のみだったとされる。その後園芸種が開発され日本の北部でも育つようになったらしい。改めて冬の花サザンカの自生北限が北部九州であるというのにちょっと驚きを覚える。
東脊振トンネルを抜けて少し行ったところの道の駅吉野ヶ里の駐車場から行けるはずだ。入って左側に少し寄ったところで駐車して辺りを見回すとサザンカ自生北限地への遊歩道の案内を見つける。これに従って道路をトンネルで横切り山側の斜面の階段道を登っていく。突然の運動でちょっときついが登りつめると舗装道に出る、やや細いがクルマで来ようとすればできなくはないようだ。舗装路を左へ少し下ると白いサザンカだらけの斜面となる。思っていたよりスケールが大きい。白いサザンカは園芸種のような 八重ではなくシンプルな花でお茶の花によく似たようにも見え栄西のお茶の伝来でこの地に初めて茶の木を植えたことと何かつながっているのではないかと思いたくなる。お茶の木は白花のサザンカと姿が似ていたのでここなら育ちやすいと思ったのかもしれない。茶の木もサザンカもいずれもツバキ科ツバキ属の常緑樹だ。
素晴らしいほどに満開なのに地元マスコミで紹介もされない、この時期紅葉やコスモスのほうに興味が向かってしまうということなのだろう。
朝起きると予想以上によく晴れている、晴れた秋の日は貴重とばかり近くの背振山の紅葉を見に出かけようとして、そうだサザンカだと思い出した。そろそろ咲き始めているのを最近植物園で見た。ネットで調べると自生北限地のサザンカは10月下旬から11月中旬に見られるとある、今が見ごろのようだ。背振山の行きがけに寄ってみようと出かけた。
行く前にざっとおさらいする、立ち寄り地は「千石山サザンカ自生北限地帯」として国の天然記念物になっている。サザンカはそもそもは日本固有種で野生種は白色のみだったとされる。その後園芸種が開発され日本の北部でも育つようになったらしい。改めて冬の花サザンカの自生北限が北部九州であるというのにちょっと驚きを覚える。
東脊振トンネルを抜けて少し行ったところの道の駅吉野ヶ里の駐車場から行けるはずだ。入って左側に少し寄ったところで駐車して辺りを見回すとサザンカ自生北限地への遊歩道の案内を見つける。これに従って道路をトンネルで横切り山側の斜面の階段道を登っていく。突然の運動でちょっときついが登りつめると舗装道に出る、やや細いがクルマで来ようとすればできなくはないようだ。舗装路を左へ少し下ると白いサザンカだらけの斜面となる。思っていたよりスケールが大きい。白いサザンカは園芸種のような 八重ではなくシンプルな花でお茶の花によく似たようにも見え栄西のお茶の伝来でこの地に初めて茶の木を植えたことと何かつながっているのではないかと思いたくなる。お茶の木は白花のサザンカと姿が似ていたのでここなら育ちやすいと思ったのかもしれない。茶の木もサザンカもいずれもツバキ科ツバキ属の常緑樹だ。
素晴らしいほどに満開なのに地元マスコミで紹介もされない、この時期紅葉やコスモスのほうに興味が向かってしまうということなのだろう。
堪能した後背振山山頂へとクルマを走らせる。久しぶりだ、中腹から紅葉が楽しめ頂上下の駐車場付近はやや紅葉も終わりかけという感じだがそれでも赤や黄色に色どられた木々は気持ちがいい。気候がいいこともあって頂上まで登ってみる、標高差60m位だからすぐ登れる。頂上からの紅葉の眺めは北関東や東北には全くかなわないがそれでも緑の中に交じる色付いた木々の眺めがいい。
帰りは西側の三瀬トンネルを抜け曲淵ダム経由で走る。ダムの公園の紅葉がよさそうに見えたので寄ってみる。イロハモミジばかりだが緑から赤へのグラデーションが光に映えて美しい。晴れた秋の日は野山に出かけるべきだ、とにかくそう思う。
帰りは西側の三瀬トンネルを抜け曲淵ダム経由で走る。ダムの公園の紅葉がよさそうに見えたので寄ってみる。イロハモミジばかりだが緑から赤へのグラデーションが光に映えて美しい。晴れた秋の日は野山に出かけるべきだ、とにかくそう思う。
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