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2019年3月18日 (月)

壊れたフォルダをパソコンから読み出す

朝起きてパソコンを立ち上げ気象データを取得しようかと気象計算の入っているcygwinのフォルダをクリックすると開けなくなっている、ファイルが壊れているような警告が出る。
昨晩までは正常だった。突然、だ。cygwin とはwindowsパソコン上にUNIXのような場を提供する互換レイヤーとよばれているソフトウエアの呼び名で、cygwinの実行ソフトの他この上で走るGMT(Generic Mapping Tools)を使ってデータの取り込みや画像出力を行うソフト等、自分にとっては気象データ処理のほとんど全てのファイルが格納されているフォルダだ。気象予報士会で作製した気象ソフト「晴れてほしーの」の操作も一切できない。

気象データの処理プログラムごと全てがアクセスできなくなった。まさかこんなことがと絶句する。
disc Eに直接ぶら下がっているこのフォルダだけが突然、である。これは困る。

パソコンを再起動してみても同じだ。兎に角フォルダのどこかが壊れたようだ。

気を取り直してバックアップがどこかにあったはずと探し始める。パソコンのディスク内や外付けディスクを少し時間をかけて検索していくと5年位前のバックアップが見つかる。古いがないよりはましだ。
開けなくなっているcygwinフォルダをcygwin1とリネームだけしてdisc Eにバックアップのcygwinをコピーして貼り付ける。リネームだけはできた。
これで動かしてみると古いプログラムは一応動くがこの5年の間に新たに作ってきたプログラムは影も形もない。全球のMSM予測をDagicEarthに貼り付けて見れるようにしたソフトも全部ない。すべてを思い出して作り直すかと思うと頭がくらくらする。今更もうできない。

頭を冷やしてもう一度考える。フォルダが何故読めないか解らないが、ディスクエラーのディスクから読みだす方法としてLinuxを使う方法があるのではないかと思い至る。昨年の春読めなくなったlinkstationディスクからLinuxで読みだしてうまくいった、同じ方法が使えるのではないか。
去年使ったLinux-ubuntuを格納した外付けUSBメモリを探し出してきて、去年ブログに残した要領でlenovoのwindowsパソコンをlinuxで起動する。こうなるとブログの記録は貴重だ。
うまくubuntuが立ち上がって問題の
cygwinフォルダを開きにかかるとすんなり開く、予想通りだ。

cygwinフォルダのフォルダごとをコピーして別の場所への貼り付けることは矢張り壊れていてできないという警告が出るが フォルダを開いて 中の最もコアとなるhomeフォルダはコピーできるようだ。この中に作成したプログラムは全てある。これをコピーしてバックアップから持ってきているcygwinのhomeと入れ替えることはできそうだ。ともかくパソコ

Dagik01

ン上の空いたところにhomeをコピーしてきて貼り付ける。1.3GB弱あってちょっと時間はかかるがうまくいく。

ubuntuを終了してwindows10で立ち上げ直してコピーしてきたhomeと5年前のcygwinのhomeを入れ替えて、動かしてみる。
問題なく昨日までと同じに動き始める。うまくいった。気になる機能を順に確かめていくが今のところ全く問題ない。一段落だ。ちょっとした達成感もある。

 

どうやら読めなくなったフォルダが出てくればLinuxで読んでみる、これが最初にやるべきこととわかる。まただいぶん勉強した。

 

動き始めたcygwinフォルダを忘れないうちに外付けハードディスクにバックアップしてこの日は終わる。

 

疲れた。こんなことが次々と起こるようになるともうパソコンをいじりたくなくなる。いつまでパソコンとの付き合いは続くだろうか。

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