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2019年4月30日 (火)

坂本八幡宮

令和に変わる。令和の名前のゆかりで梅花の苑が開かれた太宰権帥大伴旅人の館の跡とされる坂本八幡宮が少々気になっていた。近くではあるし混む連休が始まる前には行って見ねばとしばらく思っていた。
最近の研究では大伴旅人館跡は坂本八幡ではない可能性が高いとの新聞記事をいくつか読んだが、決定的には解らない状態のようだ。ともかく人が集まるところに行ってみた方がいいか、と連休寸前の26日に出かけた、考えてみれば少々軽薄だ。
調べるとすぐ近くに駐車場も用意されているようだ。連休前の金曜日ということもあって道はいつもより混んでる。都府楼跡辺りに来るが渋滞というほどでもない、ともかく坂本八幡のすぐそばの駐車場まで行ってみる。大宰府政庁跡の裏手にあたってここらは来たことがなかったが雰囲気がいい。
Sakamoto8まずは八幡宮に詣でる。それなりに参拝客はいるが列をなしてお参りするようでもない。神社の建物はあまり威厳が無くて近くの集落の氏神さま風の神社だ。神社側は張り切っていて氏子の方だろうかお手伝いの人が結構いて令和の額を持って記念撮影してくれたりする。ともかく拝観料も駐車料も要らずに随分安上がりでいい記念になる。
八幡宮の周りは住宅地がそばまで来てはいるが全体にゆったりしていて いにしえの雰囲気がそこはかとなくある。のんびりできていい。
ついでに政庁跡のすぐ東にある展示館にも行ってみる。ここも無料でボランティアの方が丁寧に説明対応してくれる。
令和の発祥となった梅花の苑の博多人形による模型が展示してある。見ると梅花の苑に遊行女婦の児嶋も加わっていることになっている、そうだったっけと戻って万葉集巻5や「太宰府万葉の世界」(前田淑)を見直してみるがそんな記述はない。展示のために適宜創作したようだ。少々いい加減だ。Baika1
展示は他には政庁跡の発掘現場そのものが保存展示してあってこちらは本物だけに面白い。

政庁跡は昔は田んぼだったその頃に遠足で来たと説明員に昔話をしているとこんなにきれいになり始めたのは昭和43年頃からだと教えてくれる。当時は田んぼの持ち主の反対が強かったともいBaika2う。

アジア博が開かれた平成元年頃には福岡の周りはとりわけ一気に小ぎれいになってきたようだ。
それが平成という時代だったな、今から振り返るTofurou とそう思える。

あと数時間で平成も終わる。災害も含めてスクラップ・アンド・ビルドで小ぎれいになる、それが平成という時代だったと今思う。令和も30年くらい続くだろうか、どう時が流れていくだろうか。

年号が変わるということは時の流れが見えてくるようで面白くもある.

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にっぽん丸クルーズで思ったこと

 

にっぽん丸での南大東・久米島クルーズから帰って2週間ばかり経つ。初めてのことなのでいくつかメモを残しておきたい。

Nipponmaru1 まず思い返すのが乗客だ。
他の乗客と話をする機会がほとんどなかったが、リピーターが多いような雰囲気がある。去年利用したコスタクルーズでは夕食の席配置はいつも同じで隣の人と自然に話すようになるが、それがない。クルーズ船ではないが小笠原の航海では野鳥を追いかける人が多く野鳥の話題で話す機会があった。ここにはそれがない、そういう船のようだ。

専属楽団がいい。
アフタヌーンティーでラウンジ「海」の席でぼんやりしていると女性歌手の歌うsadeの聴きなれた曲smooth operatorが流れてきた。一緒に口ずさんでしまう。30年位前の曲だ。上手だ。これとは別に専属楽団でjazzを演奏する時があったがこのアルトサックスがいい。 その他のボーカルや演奏者も総じて上手だ、安心して聴ける、こんなことも船の印象をよくしている気がする。

終日航海
南大東島では上陸できず終日航海となったが、これが結構うんざりする。 天気が悪くて荒れ模様で甲板に出ても居場所がなく、それに海を見ていても鳥の影がない。小笠原航海のようにトビウオとそれを狙うカツオドリという構図がここにはない。トビウオは殆ど出現しない。ここらの海は大型魚が中心なのだろうか。
自宅の周りを散歩する方が遥かに自然の生き物に出会える。ティーを飲んだりビールを飲んだりケーキを食べたりでは体に悪い。
機械トレーニングは気が付くのが遅れてやらなかったが面白そうではあった。船上でトレーニングできる準備をしてくるべきだった。
図書室があったが結構面白そうな本が並んでいる。ここらは日本の船ならではだろう。
洗濯機・乾燥機がずらりと並んでいて洗剤もあって自分で洗濯するのも楽なようにできていた。
終日航海と突然決まるとなんだか難しいが、そういうつもりで乗り込めば終日航海が続いても楽しめるのかもしれない。

乗客は4-6日くらいの航海だが乗員は数か月ほぼ乗Nipponmaru12 りっぱなしで、仕事とはいえこれは大変と思ってしまう。

にっぽん丸のクルーズは高いと思っていたが、終わってみるとこれくらいはかかるだろう、内容から見れば決して高いとは言えない、そんな気がする。リピーターが多いのもさもあらんと思ってしまう。

その他、上陸観光はオプショナルツアーを使わず自力でレンタカーで回る計画だったが、停泊場所から港までの通船の運航については事前によく解らず直ぐに上陸できるのかあるいは順番に往復して上陸となって待つ時間が長くなるのか、帰りはどうなるのか 乗船して通船を使ってみるまで不安だった。実際には、船室で連絡があるまで待つというのではだめで、通船発航近くなったら集合場所付近に行って乗る意思をはっきり伝える必要があるようだった。そうすれば早い便の通船に乗れた。戻りは案ずるほどはなく最終の40分前くらいに港に戻ると最終の一つ前の通船に楽に乗れた。運航する側は安全面を含め色々気を使っているようでできることなら港直着けのクルーズを選択する方が安心ではあるのは勿論だ。

色々あったが、総じて旅らしい。もっと安ければまた・・というのが実感だ。

 

 

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2019年4月26日 (金)

固定資産税でマイル

 


世知辛い話で恐縮だが、こんなこともある。

毎年固定資産税の請求が来る時期になって、結構な額だけに、支払ってポイントが得られる方法はないものかと考えてしまう。消費税を2%上げるという話もまだ消えたわけではない。なんだかセコイがこの時代何でもありそうな気がする。

支払い法として用紙に示してあるのは、金融機関からの払い込み、コンビニでの払い込み、そしてカード払いなどというのがある。その他line-payはあるがpaypayでの支払いはできない。
身近な支払方法ではカード払いがある、カード払いならマイルが付くがカード手数料を加えて払う必要がありその分多目に払わなければならない、うまみはない。
何か得な支払い方があるのではないかとネットで調べると、WAWON払いならJALのマイルが貯まる、というのが引っかかる。今年はマイルを使う場面が多く貯めるいい手はないかと思っているところだった。
Sumaho コンビニでもミニストップだけは税金のWAWON払いを受け付けていて手数料は別段取られずにJALマイルが通常の2倍付くという。支払額を JALカードからWAWONカードにチャージしたところとWAWONで支払いしたところの2か所でマイルが付くということらしい。本当ならこれがいい。

試しに4月末払いの1期分で試してみた。JALカードは持っているのでWAWONカードを取得すればいい。スマホを使ったモバイルWAWONならすぐに入手できるとわかり、早速アプリをダウンロードする。”おさいふケータイ”の機能を使う方式で、既に使っているモバイルスイカとバッティングするかもしれないとの懸念はあるが、そんな警告はどこにもないので、大丈夫だろうと設定を行う。
ネット情報は根無し草のようなもので、もしかしたらWAWONで税金を払うことがもうできなくなっているかもしれない、と念のためミニストップの本部に電話で問い合わせるがサービスは行っているとの回答を得て、エイッとJALカードからモバイルWAWONに目いっぱいチャージする。
近くのミニストップには歩いていける距離でもないので図書館に出かけるついでに車で立ち寄る。納税用紙を出してWAWON払いというと慣れている風で、支払用紙とスマホであっという間に支払いは終わる、あっけない。WAWON チャージに少しはあまりが出るので次はここで使おうかという気にもなる、そこがビジネスなのだろう。本当にマイルが付いたかどうかはすぐには解らないが、4月18日に支払ったので連休明けにはついているだろう。

ともかく税金を払ってマイルを貰うのは何だか気持ちがいい。

せこい話でもう一つ。
Amazonの勢いが止まらず小売店が次々に店を閉めてしまう中で客が増えているように見えるのが100円ショップだ。時々遊びに行くとついつい買ってしまう。
この間店内で何かを探していたら、直管蛍光灯をそのまま入れ替えることのできるLEDランプが500円で売っているのを見つけた、前からこんなのがあればと思っていたものだ。100円ショップで見つけるとは、と思ってしまう。製造元はダイソーとなっていて他の商品と同じく自社開発だ。Keikouto ついにここまで来たかと思う、勢いがいやましになっている。

無駄な金は使いたくない、そんな声があちこちから世の中に響いてきている、それに応えるビジネスが勢いづいている。
どこまでいくだろうか、この先に思いをいたす、これがまた面白い。

 

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2019年4月20日 (土)

にっぽん丸で南大東島と久米島を巡る


2年位前から小笠原や日本海や五島などの船の旅を何回かやってみて、なかなかいい印象を持っていた。
そんなこともあって、以前に何かの拍子で買った商船三井の株が少しだけ手元にあり「にっぽん丸」のクルーズが割引される株主優待券というのが毎年二回送ってくるのも、ちょっと気になっていた。少し高めのクルーズでためらっていたが株主優待券の有効活用も悪くなかろうとこの春の3泊4日の南大東島・久米島クルーズにエイッと申し込んでみた。
那覇港発着で沖縄までは自分で行かねばならないがマイルを使った”おともでマイル”でこれも安く行ける。
出発の日が近づいたところで気になるのはやはり天気だ。波というのが正しいかもしれない。去年のゴールデンウイークは波が高くて船が出そうになくなって2つばかり旅行をキャンセルした思い出がある。3年前も沖縄で波が高くて渡嘉敷島に行けなかったこともある。波は船の旅には影響が大きい。
今回はいずれの島もにっぽん丸が着岸できる岸壁は無くて上陸には通船(テンダーボート)と呼ばれる本船に搭載されている小舟に乗り換えて接岸する必要がある、通船の運航基準の波高は1.5mとなっているらしい、1.5mはちょっと荒れるとすぐに越える。
波の予測はネットのwindy(欧州気象局の予測)が見やすくてもっぱらこれに頼り 気象庁のMSM波浪予測も日が近づいてくれば見ることにしていた。
出発4-5日前の予測では 南大東島付近では波高が1.5m前後で通船が出せるギリギリだ。島なら風向きで風に対する島影が出来てどこかに波の弱まる海域ができるはずだ、なんとかなるのではないかと思っていた。久米島の方にはその翌日訪れるのだがこちらは夜のうちに前線が通り天気は良くなっていくがものの風は強く波は2m越えが予想されていた。南大東島は何とかなっても久米島は駄目だろうと半ばあきらめの気持ちがあった。
福岡出発当日になってもその予測は変わらず、どうなることかと沖縄行きのJAL便に乗り込んだ。福岡は涼しいが沖縄は半そで位の気温で着るもNipponnmarukume2 のも難しく荷物がどうしても大きくなる。
那覇空港から専用の連絡バスが出てクルーズ埠頭に行く。埠頭での受付の後は荷物は部屋まで運んでくれる、そこは楽だ。乗客は定員500人弱 の船で前に乗ったコスタクルーズよりはやや小ぶりだ。
出航して程なく夕食となる、立派だった。フルコースの本格的な食事でこれがにっぽん丸の最大の売りのように思われる。日本船だが東南アジア系の船員が多くサービスは片言の日本語が飛び交う、しかしサービスそのものはよく教育されていて丁寧だ。風呂は泡の出る大浴場があって部屋のシャワーは使わなかった、多くの乗客がそうだろう。ここらもいい感じだ。
船は少しは揺れるがよく眠れて、翌朝洋上の日の出を見る、6時少し前が日の出だ。予想通り雲が多く天気はいまいちだ。7時からの朝食を直ぐに食べてテンダーボート降ろしを眺める。慎重に下げていくが海面まで降ろせない。船内放送があってうなりが大きく通船を出せるか検討中という。島の周りをまわりながらいい場所を探ったりして、その後、今のところやはり出せないとの放送がある。南大東島から出てきた漁船のような船と連絡している風でもある、結局南大東島の港近くでも波が高く通船の運航を断念するとの放送がある。予想外だ。ちょっと見た目では波はそんなに高いようにも見えないし白波も殆ど立っていない。
Minamidaito 南大東島側も受け入れ準備を色々してマグロの解体ショーのような催しも計画されていて軽い決Borodino 断では無かったようだが今一つピンとこないところがあった。
旅から戻って南大東島のことを詳しく書いた本(「南大東島の人と自然」)を読んでいくと島の近くでは沖から来た波が増幅され大きなエネルギー与えられ防波堤の内側に停めても波の力でたたきつけられる危険がある、このため漁船は一々クレーンで釣り上げて引き上げてきたとある。普通の港とは全く違うようで今回上陸予定だった漁港は岩盤をくりぬいて出来ていて普通は船吊り上げの必要はないものの漁港に入るのにうねりが強いとされているようだ。思った以上に少しの波でも船の運航には困難性が伴うように思える。調べると2015年からこのにっぽん丸による南大東島クルーズは行われているが上陸できなかったのは2015年と今年で後の3回は上陸できている。思のほか率がいいが今までは少し無理でも上陸を敢行したものの今冬にっぽん丸船長がグアムで船を岸壁にぶつけた事件があって今回はより慎重な判断になっているのかもしれないと思ってしまう。
南大東島島民が漁船で乗り込んできて踊りや太鼓、マグロ解体ショーを見せてくれ特産品の販売もあり少しは島の雰囲気を感じられたが、残念さは否めない。
翌日の久米島はこれではほとんど無理かと思っていたら翌日朝日を見に甲板に出ると通船を降ろす作業に取り掛かっている。前の日よりやる気があるようだ、しかし海は昨日より波が高いように見える。そのうち船は久米島の南側に入り島影に入ったためか北からの風も収まり波も低くなって通船を海面に降ろして試験走行を始めた。見ていると今日は行けそうだ。
何でこんなことになるか後で考えると久米島にはそれなりの山が島を横断してあり北からの風を防いでくれるが南大東島は海岸の崖の他には山はなく風を防ぐ衝立はないというのが理由としてありそうに思える。
単純な波浪計算では出てこない離島特有の条件を考えて運航の予測をする必要があるというのが海の世界のようだ。実感した。
予定通り通船が出て大して揺れもなく九時半過ぎに上陸する。(動画参照)。埠頭に歓迎のテントが並ぶが、とにかく予約していたレンタカー屋へ歩いていく。港から徒歩数分のはずだ。
レンタカー屋はすぐに見つかってスムーズに借り出すが、人手は少ないようで返す時は誰も店にいないかもしれないから何もなければガソリン満で置いといてくれればそれでいいという。離島ならではだ。

 

ともかく久米島をレンタカーで走り回った。
Ishigakecyou1 渡りの季節なので鳥も面白いかもしれないと久米島ホタル館によって野鳥の情報を教えてもらう。ホタル館横の沼もよさそうに見えたがここはハブが出る可能性があり館の人がガイドしないとまずい今日は館が休みで対応できないとある。やはりハブは気にすべきのようだ。ここならと教わった近くの場所である「だるま山公園」にまずは行ってみる。駐車場に止めると見たこともない不思議な蝶がいる。後で調べるとイシガケチョウという蝶だ。これは面白いところだと少し歩くが鳥の雰囲気はあまりない。やはり朝夕でないと出てこないのかなと思えてきて野鳥は見れたら位の感じで観光名所めぐり中心とする。
重要文化財の上江州家(うえずけ)住宅、天然記念物の五枝(ごえ)の松、と巡るが出会うのは「にっぽんJyuukyo 丸」乗客ばかりだ。昼になるのでやん小~(やんぐわ~)という久米島そばやに行くがここも混んでいて更に15名のにっぽん丸予約が入っていると店はあせっている。ともかく暫く待って肉もやしソバを食べだす、なかなかいい。まだ予約の15名は到達せずになんとかしのげた。
時間がだんだん無くなってきて、次は奥武島(おうじま)の畳石を見に行く。時間があれば入ろうかと思っていた海洋深層水の温浴施設バーデンハウスの裏にあたる、バーデンハウスにはとても入れない、ともかく畳石を見る、いかにも溶岩が節理で固まった景 観だ、面白い。海もきれいだ。すぐそばにウミガメ館というのがあってここも覗いてみる。色々なウミガメが間近で見られる、かわいい顔だが如何にも水槽から出たがっている風でちょっと可Tatamiiwakume 哀そうだ。
後は宇江城城跡を見れればいいかと、途中ホタル館で教わった海辺の水路に野鳥がいないかと寄ってみるが何もいない、どうも時間の巡り合わせが良くないようだ。
比屋定バンタで景色を展望して宇江城に向かう。島の最高地点にある。細い急な登り道をやっと上って到着する、軽ではちょっと苦しい感じもする。さすがにここは誰もいない。歩道を登りつめると久米島全体が見渡せる、港沖に泊まっているにっぽん丸も見える。確かに絶景ポイントだがよくぞここに城を作ったという気がする。14世紀ごろの築城らしい、天空の城だ。軍事的には優れたところで今も近くに航空自衛隊のレーダー基地がある。時代を経ても変わらぬ役割を担っている場所のようだ。

山を降り島を横切って港に戻る。途中、リュキュウツバメの群れが道一杯に飛びまわったり、イソヒヨドリがあちこちで姿を見せたりリュウキュウメジロが飛んだりするがエッと思うような渡Uegusukukume8 り鳥には出会わない。時期的にもう遅いのだろうか。
港からは15時30分の通船で戻る。少々疲れた。でも上陸できてよかった。
船ではまたまたこれでもかというような立派な食事が出て、のんびり過ごしてこの日は終わる。
Ryukyutubame8 翌日は九時頃に那覇港に降り立って飛行機で12時過ぎには福岡に辿り着く。時間距離は近いところだ、その気になればすぐに行ける場所ではある、しかしなかなか行けない。

帰って資料を改めて読み直すとやはり南大東島に上陸し損ねたのが残念に思えてくる。鍾乳洞がすごいという記述にいくつか行き当たる、できたらやはり行ってみたい。ここは飛行機で行くしか確実な方法はない、そんな気がしている、またトライできるだろうか。

 

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2019年4月12日 (金)

水のph値に改めて驚く

4月になって近くの民間の水質検査会社の地元サービスで無料の水質検査をこの1ヶ月ほど受け付ける、というお知らせが地元ミニコミ誌に載っていた、井戸水が少し気になっていたこともあって早速申し込んだ。6年ほど前にも利用したことがあっていいサービスだとの印象がある。会社にとっても定期的にこのエリアの水質データが得られるのはビジネスに使えるメリットがあるのかもしれないとも思う。

1週間ほどで結果が出たが前回に比べてph値が酸性側に動いている、その他は前回とほぼ同じで全く問題無いデータだ。一安心だが、ph5近い酸性というのが少し気になる。確かに井戸水を使っているトイレ用の配管部分に腐食が出て数ヶ月前にトイレをリフォームするに至ったばかりだ。
何か酸性のものが地中にあるのかとも思えて、ネットで日本の井戸水や雨水のphはどうなっているのか、調べて見た。

少し驚いた。雨水の日本でのph値は平均的には5だという。空中のco2などが溶け込むためらしい。井戸水としては地中のアルカリのためにph6くらいが標準的な値になるらしい、ともかくこれくらいでは酸性雨とはいわないようだ。雨の後や浅い深度の水流なら井戸水が酸性側のph値になるのは普通のことのようだ。このところそれなりに雨は降っていた。

なーんだということだが、植物には大丈夫なのだろうかと調べると普通の庭木は酸性側の土壌でよく育つので特に問題はない、草花ではハーブ系がアルカリを好むようだがそれ以外は特に問題なさそうだ。こちらもなーんだということになった。

それでも自分でも確かめて見たいのでリトマス紙を取り寄せてみた。格安の送料込みで200円以下のものがネットで売られていてもちろん中国製だ。数日経って届いたが説明は中国語のみだ、でも十分使える。早速水道水と井戸水を比べてみる。確かに井戸水は酸性側だが僅かに色が変わるくらいで水道水とはphにして1位の差分のように見える。見る限り大したことではない印象だ。

とにかく井戸水系統では今後も腐食が発生しそうでそれは異常なことでもなんでもないことがわかった。井戸水使用はタダではなくてそれなりのリスクが背負わされている、そういうことだ。分かり易い。

また学んだ。生きていると毎日のように学ぶ。それが人として生きている証拠のようにも思えている。

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2019年4月 3日 (水)

2019年3月の福岡市南区周辺及び訪問先の野鳥

ソメイヨシノの開花-満開の時期になり 鳥も花も蝶も見るのに忙しい。
近くの鴻巣山で初めてフクロウの声を聴いたり、めずらしいこともあったが、オカヨシガモやハシビロガモは順調に北へ戻って、ツバメの姿も例年通り現れ、いつもの春らしいフィールドとなってきた。
手元のメモに残された記録は下記の通り:

2019.3.3 14時 曇 風力1~2 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
Hiyo01
シジュウカラ1,シロハラ1,ヒヨドリ2,ハクセキレイ2、スズメ10,、マガモ9♂5♀4、オオバン2、ハシビロガモ5♂3♀2、ホシハジロ♀1、ジョウビタキ♂1

2019.3.4 14時 曇小雨 風力1~2   福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:マガモ7♂5♀2、シロハラ2+、ヒヨドリ5+、モズ疑1  新市楽池:オカヨシガモ2♂1♀1、ハシビロガモ♂1、バン1

2019.3.5 13時 芦屋町洞山の野鳥 イソヒヨドリ1、トビ、ウミウ2、マガモ約10、メジロ、アオサギ1
isohiyo5

2019.3.7 13時30  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:アオジ2、シロハラ5~、ヒヨドリ ドバト15、キジバト2、マガモ6♂5♀1、モズ疑1 

2019.3.8 14時 晴れ 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:メジロ2、、モズ声1、マガモ8♂6♀2、シロハラ1~2、ヒヨドリ3~5、  新市楽池:バン1、オカヨシガモ2♂1♀1、ハシビロガモ♂1、

2019.3.9 12時 晴れ 風力2~3  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:モズ1、マガモ9♂6♀3、アオサギ1、コサギ1、ヒヨドリ、コゲラ1、メジロ2、  新市楽池:オカヨシガモ2♂1♀1、ハシビロガモ2♂1♀1、バン1、 (キタテハ2、モンシロ1)


Aoji3

2019.3.11 14時30 晴れ 風力2~3  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:マガモ4♂3♀1,メジロ1、ヒヨドリ2~3,ウグイス1,モズ1,ジョウビタキ♂1、  新市楽池オカヨシガモ2♂1♀1、ハシビロガモ2♂1♀1、バン2、、ヒヨドリ、モズ 鹿助池:シジュウカラ2 、メジロ2

 

2019.3.13 14時30 晴れ 風力3~4 福岡市鴻巣山の野鳥
フクロウ声1、ヒヨドリ、キジバト4-6、シロハラ 平尾霊園 シロハラ2、、ハシブトガラス、シジュウカラ、コゲラ、メジロ 


Mejirohikan02

2019.3.14 14時  曇 風力2  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:モズ1、ドバト7、ヒヨドリ5~6,ハシブトガラス1、キジバト4、マガモ4♂、シロハラ1~、シジュウカラ1、アオジ1-2   新市楽池:マガモ2♂♀、オカヨシガモ2♂1♀1、ハクセキレイ2

2019.3.15 13時30  晴れ~曇 風力2-3  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ドバト8、キジバト2+、、マガモ9♂6♀3、モズ1、ヒヨドリ6~8,ハシブトガラス1、アオジ1、   新市楽池:オカヨシガモ2♂1♀1、ドバト2、ハシボソガラス1、バン2

2019.3.16 14時 晴れ 風力3 福岡市鴻巣山・平尾霊園の野鳥aoji3.jpg、メジロ、アトリ疑、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、シロハラ

2019.3.17 11時30 晴れ  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
ハシビロガモ4♂2♀2、マガモ2♂♀、ドバト10、オカヨシガモ3♂1♀2、カワウ3、オオバン2、バン1、アオサギ1

Shirohara03

 

2019.3.18 14時 高曇  福岡市南区長丘周辺の野鳥 鹿助池:ムクドリ4、チュウダイサギ2、マガモ1♂ 新市楽池 ハクセキレイ1、バン2、オカヨシガモ2♂1♀1、ハシビロガモ2♂1♀1、、ヒヨドリ、モズ  中公園:マガモ7♂4♀3,メジロ3、ヒヨドリ,ハシブトガラス、ムクドリ2、シロハラ3、ドバト2、  


 

2019.3.20 13時30 晴れ 風力1-2  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:マガモ4♂3♀1、ハクセキレイ1、ハシボソガラス1、シロハラ1、、ヒヨドリ2~、ジョウビタキ2♂1♀1、モズ1、桜開花(キタテハ1、キチョウ1)    新市楽池:マガモ2♂♀、、バン2、キジバト1、ヒヨドリ,(モンシロ1、キタテハ1、ヒメアカタテハ1、ハンミョウ1) 

Jyobimesu7

2019.3.21 11時 晴れ 微風  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥ウグイス声、ハシビロガモ4♂2♀2、バン2、マガモ4♂2♀2、ムクドリ、スズメ2、シロハラ1、

2019.3.22 13時30 晴れ 風力3-4 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:マガモ4♂3♀1、シジュウカラ2、、ヒヨドリ6~、キジバト3、ジョウビタキ2♂1♀1、ムクドリ1、ハクセキレイ1、メジロ声    新市楽池:マガモ1♂、、バン1

2019.3.24 14時  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:シロハラ1、マガモ♀2、ジョウビタキ1♂、ウグイス1、コサギ1、バン1

2019.3.25 12時30  曇 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ハシブトガラス50、モズ(ぐぜり)1、マガモ4♂3♀1、コガモ1♂、コサギ1、ドバト4、キジバト1、ウグイス(さえずり)1、メジロ声     新市楽池:スズメ15、ジョウビタキ2♂1♀1、ムクドリ20、ハシボソガラス1、

Ooseguro

2019.3.27 13時30 晴れ 風力3-4 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:シロハラ1、ヒヨドリ1、ドバト6、ウグイス1、ジョウビタキ1♂、ムクドリ7、マガモ♂2、コゲラ1   新市楽池:マガモ2♂♀、、バン1

2019.3.28 13時 晴れ  福岡市大濠公園東岸の野鳥 ユリカモメ、オオセグロカモメ、シジュウカラ、スズメ、ハシブトガラス

2019.3.29 14時 晴れ  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ドバト8、キジバト1、シロハラ1、ウグイス地鳴き1、 新市楽池 アオサギ1、マガモ1♂、スズメ 鹿助池:バン1、チュウダイサギ1、シジュウカラ2 、ムクドリ2、シロハラ1、 桜7-8分

Mozu01

2019.3.30 12時 晴れ 花見  糸島二丈松国の野鳥 シロハラ、ウグイス、メジロ、ムクドリ  筑前町草場川:、メジロ、シロハラ

2019.3.31 11時30 晴れ  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
キンクロハジロ1、ホシハジロ♀1、マガモ4♂♀、ツバメ10+、アオサギ1、スズメ20、ムクドリ、カワウ3、
 

 

 

 

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