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2019年4月12日 (金)

水のph値に改めて驚く

4月になって近くの民間の水質検査会社の地元サービスで無料の水質検査をこの1ヶ月ほど受け付ける、というお知らせが地元ミニコミ誌に載っていた、井戸水が少し気になっていたこともあって早速申し込んだ。6年ほど前にも利用したことがあっていいサービスだとの印象がある。会社にとっても定期的にこのエリアの水質データが得られるのはビジネスに使えるメリットがあるのかもしれないとも思う。

1週間ほどで結果が出たが前回に比べてph値が酸性側に動いている、その他は前回とほぼ同じで全く問題無いデータだ。一安心だが、ph5近い酸性というのが少し気になる。確かに井戸水を使っているトイレ用の配管部分に腐食が出て数ヶ月前にトイレをリフォームするに至ったばかりだ。
何か酸性のものが地中にあるのかとも思えて、ネットで日本の井戸水や雨水のphはどうなっているのか、調べて見た。

少し驚いた。雨水の日本でのph値は平均的には5だという。空中のco2などが溶け込むためらしい。井戸水としては地中のアルカリのためにph6くらいが標準的な値になるらしい、ともかくこれくらいでは酸性雨とはいわないようだ。雨の後や浅い深度の水流なら井戸水が酸性側のph値になるのは普通のことのようだ。このところそれなりに雨は降っていた。

なーんだということだが、植物には大丈夫なのだろうかと調べると普通の庭木は酸性側の土壌でよく育つので特に問題はない、草花ではハーブ系がアルカリを好むようだがそれ以外は特に問題なさそうだ。こちらもなーんだということになった。

それでも自分でも確かめて見たいのでリトマス紙を取り寄せてみた。格安の送料込みで200円以下のものがネットで売られていてもちろん中国製だ。数日経って届いたが説明は中国語のみだ、でも十分使える。早速水道水と井戸水を比べてみる。確かに井戸水は酸性側だが僅かに色が変わるくらいで水道水とはphにして1位の差分のように見える。見る限り大したことではない印象だ。

とにかく井戸水系統では今後も腐食が発生しそうでそれは異常なことでもなんでもないことがわかった。井戸水使用はタダではなくてそれなりのリスクが背負わされている、そういうことだ。分かり易い。

また学んだ。生きていると毎日のように学ぶ。それが人として生きている証拠のようにも思えている。

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