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2019年4月30日 (火)

にっぽん丸クルーズで思ったこと

 

にっぽん丸での南大東・久米島クルーズから帰って2週間ばかり経つ。初めてのことなのでいくつかメモを残しておきたい。

Nipponmaru1 まず思い返すのが乗客だ。
他の乗客と話をする機会がほとんどなかったが、リピーターが多いような雰囲気がある。去年利用したコスタクルーズでは夕食の席配置はいつも同じで隣の人と自然に話すようになるが、それがない。クルーズ船ではないが小笠原の航海では野鳥を追いかける人が多く野鳥の話題で話す機会があった。ここにはそれがない、そういう船のようだ。

専属楽団がいい。
アフタヌーンティーでラウンジ「海」の席でぼんやりしていると女性歌手の歌うsadeの聴きなれた曲smooth operatorが流れてきた。一緒に口ずさんでしまう。30年位前の曲だ。上手だ。これとは別に専属楽団でjazzを演奏する時があったがこのアルトサックスがいい。 その他のボーカルや演奏者も総じて上手だ、安心して聴ける、こんなことも船の印象をよくしている気がする。

終日航海
南大東島では上陸できず終日航海となったが、これが結構うんざりする。 天気が悪くて荒れ模様で甲板に出ても居場所がなく、それに海を見ていても鳥の影がない。小笠原航海のようにトビウオとそれを狙うカツオドリという構図がここにはない。トビウオは殆ど出現しない。ここらの海は大型魚が中心なのだろうか。
自宅の周りを散歩する方が遥かに自然の生き物に出会える。ティーを飲んだりビールを飲んだりケーキを食べたりでは体に悪い。
機械トレーニングは気が付くのが遅れてやらなかったが面白そうではあった。船上でトレーニングできる準備をしてくるべきだった。
図書室があったが結構面白そうな本が並んでいる。ここらは日本の船ならではだろう。
洗濯機・乾燥機がずらりと並んでいて洗剤もあって自分で洗濯するのも楽なようにできていた。
終日航海と突然決まるとなんだか難しいが、そういうつもりで乗り込めば終日航海が続いても楽しめるのかもしれない。

乗客は4-6日くらいの航海だが乗員は数か月ほぼ乗Nipponmaru12 りっぱなしで、仕事とはいえこれは大変と思ってしまう。

にっぽん丸のクルーズは高いと思っていたが、終わってみるとこれくらいはかかるだろう、内容から見れば決して高いとは言えない、そんな気がする。リピーターが多いのもさもあらんと思ってしまう。

その他、上陸観光はオプショナルツアーを使わず自力でレンタカーで回る計画だったが、停泊場所から港までの通船の運航については事前によく解らず直ぐに上陸できるのかあるいは順番に往復して上陸となって待つ時間が長くなるのか、帰りはどうなるのか 乗船して通船を使ってみるまで不安だった。実際には、船室で連絡があるまで待つというのではだめで、通船発航近くなったら集合場所付近に行って乗る意思をはっきり伝える必要があるようだった。そうすれば早い便の通船に乗れた。戻りは案ずるほどはなく最終の40分前くらいに港に戻ると最終の一つ前の通船に楽に乗れた。運航する側は安全面を含め色々気を使っているようでできることなら港直着けのクルーズを選択する方が安心ではあるのは勿論だ。

色々あったが、総じて旅らしい。もっと安ければまた・・というのが実感だ。

 

 

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