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2019年5月29日 (水)

ソバ打ちを始める

 料理教室が3月で終わってしまって手もちぶたさなのもあって4月から近くの公民館で開かれている月1回のソバ打ちの会に参加している。男の料理で教われるのは”男の”と銘打った料理教室かソバ打ち位しかない。
ソバ打ち位ならすぐ覚えられるだろうと思っていたら、テキストがあるわけでもなく先生と呼ばれる人と周りの人に教わりながら見よう見まねで打ってみて持ち帰って家内と食べる、その場では賄いと称して上手な人が打ってくれたのを皆で食べる、という調子で、この会にもう2回通ったが一向にきちんと覚えた気がしない。

聞いてみると家でも打ってみないととても覚えられないというので道具もとりあえず揃えてみることにした。
そば切り包丁は数万円位するものでないと駄目だ、とは聞かされてはいたがそれでは高くとんでもない。ネットでステンレス製刃渡り27cmのが5000円弱で売っているのを見つけ、これ位ならと思うがこれでも高いのでYahooカードに入会して4000ポイントをもらって送料含めても1600円位の出費でとりあえず包丁は手に入れた。少し軽いが使えなくはないだろう。ノシ板やのし棒まな板こま板はホームセンターで板を切ってもらったりして自作とした。コネ鉢は自宅にある一番大きい鍋を取りあえずは使ってみることにした、これでもちょっと小さいが使えなくはないだろう。そば粉はネットで練習にはなろうという安いものを買って打ち粉はそば粉の一部で代用することにした。
そんなんで道具立ては揃ってまずはとにかくと打ってみたが水の分量をシリンダーの読む目盛りが違っていたのに気づかず倍くらいの水を入れてしまったのでとんでもないことになってしまった。べたべたでとてもこねられるものではない、とにかく一応形だけ作ってみて切って食べてみるがボロボロで食べ物とは思えない代物となってしまった。
勿論ソバの会で教わりながら打って作ったソバは美味しくて家内にも好評だったが自分だけでやるとこの体たらくだ。
その日は1日落ち込んでしまっていた。
そば粉そのものもちょっと良くなかった気がしたが、こね鉢はそれらしい大きさのものがやはり良さそうで外径35cmくらいの樹脂製こね鉢をネットで発注した。せっかくここまできたから気を取り直して再チャレンジしてみようそんな気になっている。
次のそばの会の時にそば粉も分けてもらえばそば粉の不安もクリアでき、やり方さえ再現できればきちんと作れるはずだ。

どうなっていくか。とにかく始めてみる、という調子でこんなことばかりやってきたような気がしてくる、そんな気質は幾つになっても抜けそうにない。中途半端でない生き方なんてない、それが唯一のスローガンだ。

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