日本シリーズ第一戦が疲れて
日本シリーズを初めて生で見た。
4年前に一度日本シリーズ第7戦の切符をとっていたことがあったが早々に優勝が決まり払い戻しを受けて試合は見ずじまいだった。
今年は巨人対ソフトバンクという組み合わせになって、これは見た方がいいかな、と思った。巨人は一時ほどではないが腐っても鯛というところがある。ともかく見るなら第一戦だ。
切符はクライマックスシリーズが終わる前に先行予約を入れておけばまだとりやすかったかと思うがそんな器用なことはできない。一般予約は日本シリーズ開始の2日前の10月17日午前10時からネットと電話で受け付けるとある、随分なスケジュールだがこれを狙う。電話よりネットがまだとりやすいか、とパソコンを開いて10時にエントリーしようとするが懸念した通りアクセスが殺到してまともにつながらない。時々つながっても手続きを進めていく途中で応答が無くなりなかなか予約完了まで行きつけない。1時間くらい奮闘してやっととれるようになった頃には 残っている切符は外野が中心となっていて、あればと思っていたWシートはとうに完売となっている。普段の倍くらいの価格なので外野をとるくらいがフトコロかげんからちょうどいいかと外野指定をとる。外野でも1枚3000円もする、これに発券手数料が330円上乗せされる。いい商売だ。クライマックスシリーズを2年続けて落としている西武が可哀そうに思えてくる。
切符はとりやすい3塁側外野としたが懸念した通り巨人応援席エリアのそばとなった。でもめったに見られない巨人応援団の応援を直に見るのも面白い、歌がいいかな、と思える、流石にちょっと都会的な応援だ。座ったすぐ前の席の若者達も巨人応援のようだ、巨人のシャツを着ている、しかし時々ソフトバンクのシャツを羽織ったりして7回に風船を飛ばす時はソフトバンクのファンのように風船飛ばしに加わって楽しんでいる。こんな軽い若者の応援風景は面白い、やはりテレビで見ていたのでは感じられない。
試合は7-2で数字的にはソフトバンクの快勝だがピッチャーも球数が多くてピシッとせず、巨人の投手も焦っているのかデスパイネに危ないボールを投げてついにはぶつけてしまったりもして (未だにこれは故意ではなかったかと疑っている)、すっきりした試合でもなかった。しかしそれを感じるところにリアルで見たかいがあったと思ったりもしている。色々面白い。
ともかく終わって急いで帰ろうとするがいつも利用している路線バスが時間も10時を過ぎたためかなかなか来ない。天神で乗り継いで11時を少々過ぎた頃にやっと自宅に帰りついた、長い試合だ。次に野球を見るなら昼の試合だな、今は固くそう思っている。
こんな風に過ぎていく平和な時間が心地いい、平和ボケかもしれない。
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