ギターデュオコンサートが後びく
時々コンサートを聴きに行く。
最近聴いたので好印象だったのはアクロスランチタイムコンサートのギターデュオだ。
ギターというので前の方の席をとっていたがアクロスホールは音響がいいのか殆どスピーカーを通さない生でも2階席までの観客に届いているようだった。ホールのサイズが丁度いい。
演奏者は大萩康司&上野芽実 という2人だが、不勉強でよく知らない名だった。でもともかく上手だ。
曲は
F.ソル:幻想曲「二人の友」 (Fernando Sor: Les deux amis)
I.アルベニス:12の性格的な小品集 op.92-12 より “朱色の塔”
F.タレガ:アルハンブラの想い出
L.ブローウェル:祭りのあるキューバの風景
L.ブローウェル:11月のある日
藤井眞吾:ラプソディ・ジャパン
アンコール P.ベリナティ:ジョンゴ
で知った曲も少しはある。
最近聴いたので好印象だったのはアクロスランチタイムコンサートのギターデュオだ。
ギターというので前の方の席をとっていたがアクロスホールは音響がいいのか殆どスピーカーを通さない生でも2階席までの観客に届いているようだった。ホールのサイズが丁度いい。
演奏者は大萩康司&上野芽実 という2人だが、不勉強でよく知らない名だった。でもともかく上手だ。
曲は
F.ソル:幻想曲「二人の友」 (Fernando Sor: Les deux amis)
I.アルベニス:12の性格的な小品集 op.92-12 より “朱色の塔”
F.タレガ:アルハンブラの想い出
L.ブローウェル:祭りのあるキューバの風景
L.ブローウェル:11月のある日

藤井眞吾:ラプソディ・ジャパン
アンコール P.ベリナティ:ジョンゴ
で知った曲も少しはある。
ソルらしい端正な2重奏で始まった。
次の2曲は良く知っている曲で上野芽実 がソロ演奏
続くL.ブローウェルの2曲は大萩康司のソロ演奏となるがこちらは知らない曲だ。しかし如何にもスパニッシュギターという技巧の感じられる曲でなかなかいい。L.ブローウェルという人は全く知らなかったが切れのいい曲を書く人のようだ。
コンサートの日から暫く間をおいて思い出しながらこれを書いているが雰囲気は思い出せても知らない曲のメロディそのものはなかなか蘇ってはこない。こんな時はyoutubeの検索で調べると大抵の曲は出てきてそうだったとなるのだが「祭りのあるキューバの風景」という曲名だけはひっかかってこない。原語のタイトルを推定して幾つか検索するうち Paisaje Cubano con Fiestaで当たりが出た。多分これだったのだろう、日本語の名前で引っかからないのは日本での演奏が少ないことを示しているのだろうか、でもなかなかの曲だ。「11月のある日」のほうはすぐにひっかってああこの曲だったとわかる、印象的な曲だ。再び2重奏となって「ラプソディ・ジャパン」、そしてアンコールの「ジョンゴ」となる、このアンコール曲が長い立派な曲で技巧的でもあって、アンコールで演奏するより本来のプログラムに入れておくべき曲のように思えてしまう、いい曲だ。1時間と少しのプログラムというのは却って構成が難しいのかもしれない。
次の2曲は良く知っている曲で上野芽実 がソロ演奏
続くL.ブローウェルの2曲は大萩康司のソロ演奏となるがこちらは知らない曲だ。しかし如何にもスパニッシュギターという技巧の感じられる曲でなかなかいい。L.ブローウェルという人は全く知らなかったが切れのいい曲を書く人のようだ。
コンサートの日から暫く間をおいて思い出しながらこれを書いているが雰囲気は思い出せても知らない曲のメロディそのものはなかなか蘇ってはこない。こんな時はyoutubeの検索で調べると大抵の曲は出てきてそうだったとなるのだが「祭りのあるキューバの風景」という曲名だけはひっかかってこない。原語のタイトルを推定して幾つか検索するうち Paisaje Cubano con Fiestaで当たりが出た。多分これだったのだろう、日本語の名前で引っかからないのは日本での演奏が少ないことを示しているのだろうか、でもなかなかの曲だ。「11月のある日」のほうはすぐにひっかってああこの曲だったとわかる、印象的な曲だ。再び2重奏となって「ラプソディ・ジャパン」、そしてアンコールの「ジョンゴ」となる、このアンコール曲が長い立派な曲で技巧的でもあって、アンコールで演奏するより本来のプログラムに入れておくべき曲のように思えてしまう、いい曲だ。1時間と少しのプログラムというのは却って構成が難しいのかもしれない。
真っすぐな気持ちのいいコンサートだった。
こんなコンサートを聞くと暫く遠ざかっているギターをまた弾いてみようかという気がしてしまう、楽器を自在に演奏したいという長くも果たせない願望にもう一度挑戦してみたくなる、刺激が後びく、そこがいい。
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