サンコウチョウに出会ったり騒音に悩まされたり
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相変わらずコロナ騒ぎは続いていて定まらない日々が続いている。時にはよかったと思うこともあるし、そうかと思うこともある、以前と違っても淡々と時は流れていく。

繁殖の可能性があって場所は書けないが、山地の暗い森だ。栃木にいた時は渓流べりのやはり暗い森にこの時期現れていたのを思い出す。
光が弱くて動きは速いので写真にはなかなか撮れない。録音がいいところだが、今回はまだあまり鳴かない状態でまともには声も録れなかった。見るばかりだ。それで十分ではあるが、やはり何とか写真にと思ってしまう。 姿は目の感じがいい、双眼鏡では見えてもカメラには入れられない。

暫くそんな時を過ごした後何処かへ見えなくなってしまった。でも、充実感が残って、いい。
そうか、と思ったのは隣の家の解体をめぐる話だ。
連休明けから隣家の解体工事が始まって暫く落ち着かない日々が続いたが、解体も最終局面になって土台のコンクリートを壊すところでとんでもない騒音が響き渡った。たまりかねて現場監督に苦情を伝え、更に公の力を頼むとようやく静かになった。解体工事の騒音は騒音規制法で敷地境界で85デシベル以下と定められていてそのレベルは明らかに越えていたように思えた。しかし騒音計もないのでまた出されたら突きつける証拠を手にできないもどかしさがあった。どうしたものかとネットで調べにかかったら直ぐにスマホのアプリで騒音計というのが幾つもあることが解る。確かにスマホは録音機能があるからそのようなアプリは出来そうだ。試しに一つダウンロードしてみるとそれらしく値が出る。勿論スマホ機種によってマイク性能はばらついているはずで計測精度はそれほど期待できないだろう、しかし再現性はあるはずだから、とにかくこれはと思う騒音が出たら計測してそれをビデオに撮っておけば何らかの証拠にはなるだろう。工事の方は以降騒音対策したのか静かになってアプリの活躍する場面は訪れなかったが、ここでそうかと思ったのはこんなアプリが思いの外たくさん出されていることそのものだった。近隣の騒音に悩まされてそれに立ち向かおうとする人が結構いるということのようだ。そしてそれをスマホが助けてくれる、そういう時代になっているということに気づかされたことだ。少しづついい世に向かっているのかもしれない。
5月の気持ちのいい空はもう終焉に差し掛かって、6月に入るとすぐに梅雨が始まりそうだ。月が変わると県境を越えた移動も少しは出来そうかと思っていたが第2波到来かという状況になって、やはり抑制的な日々は継続していくしかないようだ。次第に慣れてきつつも何かがたまってくる気分は変えられそうにもない日々が続く。
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