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2020年6月25日 (木)

冷蔵庫の水漏れが

 

Gr40gb もう買って14年位経つ冷蔵庫だが、しばらく前から野菜室の裏が凍りついて霜取りの水が流れて行かず溜まってしばしば水浸しになり手を焼いていた。東芝GR-40GBという冷蔵庫だ。
例によってネットの書き込みを調べると似たような例が幾つか見つかる、水が出るというと野菜室の裏と決まっているようだ。修理を頼んだ人の話として、やってきた修理の人が、氷を徹底して取り除くとともに内蔵されているマイコンのソフトバグだといってバグを修正して帰っていった、といった内容の書き込みがあって気になった。ソフトバグが絡むのであれば修理を頼むしかないかとネットからサービスに修理依頼をすると暫くたって訪問修理を担当するところから電話がある。申し訳なさそうな口調で、断熱材の経年劣化と思われ霜取りして出た水が野菜室の裏のあたりで凍り始めると出口をふさいで水が出るようになる、氷をとることはやるが根本修理はできない、自分で氷をとるのとさほど違わないが訪問すると費用を請求せざるを得なくなる、やりますか?というのだ。マイコンのバグという話では無いともいう。直らないのじゃしょうがないとキャンセルすることにするが、使い続ける方法は何かないかと聞くと、野菜室の下面に薄く布巾を敷いて水を吸い取らせるといいと言っているお客さんがあります、結構それでいいようです、と教えてくれる。布巾で吸いとるとはいかにもその場しのぎでちょっと落胆したが、依頼はキャンセルして、やれるだけやってみることにする。

ドライヤーやらお湯やらで 兎に角 野菜室の後ろについた氷を溶かせるだけとかして、布巾を敷く。
しばらく様子を見てみるとこれが予想外に有効で吸い取った水が氷るだけで野菜室内の浸水といったことにはならない、十分機能した現実的な対策だった。ただ、しばらくたつとやはり野菜室裏の氷はでき始めるが、対策しないときよりずっと緩やかなペースで済むし水浸しは結構氷が大きくなっても起こらない。気が向いたら氷を解かすくらいののんびりペースで済む。色んな知恵があるものだ、日本もまだ捨てたものではない。

こんな時代だ、助け合いながら物はなるべく自分で修理するか工夫して使い続ける、そんな新しい生活様式が、言われるまでもなくあるべき生活のような気がしてきた。

 

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