梅雨もやっと終わりが
長かった梅雨もやっと終わりが見えてきた。今日の海洋データを見るとペルー沖の海水温度が平年より低めでラニーニャ気味のためか小笠原高気圧 が弱く梅雨前線がなかなか北上しない。
それに成層圏付近の高層の大気の流れが時々極めて激しい波打ちをしたりもしている。日本付近から北極付近まで一気に流れ込む状況も1週間ほど前には観測されて地球大気のミキシングをいつもの年より地球が強く求めているようにも見える。
それだけ北極付近と赤道付近の大気の熱量差が大きくなったということだろうか。この程度は地球に暮らす以上遭遇する物理現象として耐えねばならないということになるか と思ってしまう。
こう雨が続くと日常の生活は、自粛自粛が続くこともあって微視的なことに面白さを見つけるようになっていくと感じている。最近体験した実にトリビアルナことは例えばサーキュレータの首振りだ。
もう10年くらい使っているサーキュレータ―(HFT-115-BK)の首振りがガタガタとスムーズでなくなって気になっていた。これはできることなら修理したい。
ファン部分の前カバーを外してみたり、裏返しして隠しネジを外し底板を外して5-56を振りかけて見たりするが良くならない。あきらめてネジを元のように締めて動かすとかえって動きが悪くなり殆ど首を振らなくなった。変だ。暫く眺めていると水平な板同士がこすれあって回るのが良くない気がしてきた。少し傾けて当たりを変えた方がいいかと、何かの輸送用のパッケージに入っていて不要となっ
たプラスチックを底板の片側にかまして傾けてみる、と、うまく首振りを始めた。やはり水平に擦れ合うのが良 くなかったようだ。一応一件落着だ。
全く大したことではないが何となくわかって解決すると気分が少しいい。
もう2日もすればとにかく梅雨明け状態にはなりそうだ。少しは日常も変わってくることを期待している。
暫くサーキュレータにプラスチックをかませて傾けて使っていたが、ちょっと邪魔くさい、これは底板の隠しねじのカバーとなっている4つの突起をいじって傾きが少し出るようにすればいいかもしれないと思い至り、早速試してみた。右の2本を引っ張り出し左の2本を押し込んで傾きを作ってみるとこれでうまくいく。そもそもそういう風にしつらえてあったのをネジを外してまた復元した時にフラットにしてしまったのかもしれない、ここがノウハウとなっている製品なのだろうか、なかなか味なことをやると思ってしまう。トリビアルなことが面白い日々が過ぎていく。
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