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2020年8月31日 (月)

井戸水が突然

3~4日前に、突然のように自宅の井戸水が黄土色に濁った、粘土が溶け出したような濁りだ。井戸水は庭の水撒き用とトイレ用に使っていて、トイレ用がちょっと気になる。このところ高温の日々が続きまともな雨はもう随分降っていない、井戸が枯れてこないだろうかと気にし始めた矢先だった。きたか、との思いがある。
1日ほど経つとやや濁りは薄らいだが矢張り元の透明な水ではない。トイレは壊れはしないが調子が悪くなってしまった。これくらいなら何とかなるだろうと様子を見ていると、2-3日ほどでまあ無色透明かなというレベルに戻った、トイレも一応機能している、一過性だ。

ネットでこんな事はどうして起こるのだろうと調べると、近くで工事をやっている、というのが原因の一つに挙げられている。地下水はどこからどう流れてくるのか分からないが、住宅工事は近くでもやっているし、少し離れたところを含めれば道路工事を始め何らかの工事はやってないわけが無い、これかなと思っている。日照りで水位が下がっているところに工事があって水脈に当たり濁りが出てきたのではないかと取り敢えずは想像している。地震の前触れの可能性もあるという書き込みがあったりもするがどうやらそうではなさそうだ。

近くのため池公園でも周回する山道風の散歩道に道に沿って長い亀裂が入っているのを見つけたりすると、日照りと少雨で自然環境があちこち痛めつけられつつあるのを感じる。地球規模の異変のしっぽかもしれない、ふとそう思った。

地球の平穏な時代はひとまず終わろうとしているように感じる、この十年くらい大地震、水害の頻発、日照り、ウイルスの蔓延、と人の力を超えた自然の力を次々に見せられている。しかし地球の歴史を眺めてみると、ずっと昔からこうだったようにも思えてくる、恐竜絶滅や全球凍結や地球の歴史にははるかに過酷な時代がいくらも見つかっている。こんなものだと受け入れて、何があろうと井戸の突然の濁りと同じように、心を安らかにしてやり過ごしていくのが一番なのだろう。

明日はもう9月だ。

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