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2020年11月20日 (金)

雄淵雌淵公園の紅葉

今年も紅葉の季節になった。
コロナで人込みは避けたいが紅葉も見たい、天気を見ると、この先明日は強風で曇りのち雨、その後安定しない天気のサイクルの様だ、出かけるなら晴れている今日だ、できれば水辺の紅葉がいいと、ネットで福岡市近くの紅葉の名所を色々探していたら佐賀の雄淵雌淵公園というのが引っかかった。
11月中旬が見頃となっていて丁度良さそうだ、自宅からは1時間くらいで距離もいい、早速10時頃に自宅を出発した。2日前の11月18日のことだ。
たまり始めたマイナポイントで昼食用おにぎりをコンビニで仕入れて雄淵雌淵公園に向かう。三瀬峠を越える道(国道263)を暫く南へ走って 右,熊の川温泉 というところを右に曲がって熊の川温泉を抜け、ナビに従って進むと到着する。それにしてもこんなところにそれらしい温泉街があるとは知らなかった、まだまだ知らないところが色々ある。
気なっていた駐車場は道が膨らむ形で10数台とめられる様になっていてトイレもある、もちろん無料だ。丁度空きがあったところへクルマを置いて歩き始める。
Obuchimebuchi1118a 歩行者用の橋を渡った対岸が紅葉の中心のようだ。橋から見下ろす渓谷も岩が美しくていい。橋を渡って少し下ると郭沫若(元中日友好協会名誉会長・政務院副総理)の碑がありその周辺の紅葉がいい。日本で学んでいる時この辺りに来ることがあったようだ。北部九州を巡ると大陸との交流の歴史をリアルにそこここで目にする、そういう土地だ。
紅葉は光の加減でいかようにもその美しさを変える。やはり晴れた日の逆光気味の紅葉が美しい。紅葉の時期は終盤に天気が崩れて強風が吹くと一気に姿を冬らしく変えてしまう。紅葉見物には気象予測が欠かせない。書いていると、確かに日中友好も紅葉と似たところがある様だ、時期を外すと寒々しい。
九州では北関東や東北の山々に見るような全山紅葉は望むべくもないが、こんな赤から橙へのグラデーションを見るとこれだけでも今年は紅葉を楽しんだと思うことができる。も少し行くと河原へも降りる道があって河原でのんびり昼食とする。
河原は瀞に面しいかにもヤマセミが出そうな環境だがヤマセミどころか何も出ない、簡単ではない。
帰りに曲淵ダムに立ち寄るとマガモやオシドリの姿が遠望できヤマセミのキョキョという声もしきりにする、鳥はまだこちらの方がいいようだ、難しい。

Obuchimebuchi1118b 今年の紅葉はどこも綺麗らしい、コロナがあっても季節は淡々と転がっていく。

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