太宰府観世音寺でコスモスを見る
秋の花といえば菊というより「秋桜」コスモスが頭に浮かぶ。山口百恵引退40周年ということもあるのだろうか。
それはさておき、福岡周辺のコスモス畑は、とネットで探してみると、太宰府の観世音寺が引っかかってちょっと驚く、いつのまにと思ってしまう。70万本というから結構な眺めになっているようだ。10月下旬では大抵のところが終わりかけのようだがここは遅咲きのものもあってまだ楽しめるという解説もある、とにかく出かけることにする。観世音寺なら駐車場は問題ない。
昼メシ用のおにぎりをコンビニで仕入れて現地に着いて眺めると、満開は明らかに過ぎていて、迫力という点ではイマイチだ、でもしっかり花を広げているのも結構あって、いい風景だ。 コスモスというのは明治期に欧州から日本にもたらされたもののようで、こんな景観が古くから観世音寺を囲んでいたわけではない。原産はメキシコあたりで、コロンブスのアメリカ”発見”の後、この地を支配したスペイン人によって欧州にもたらされたという。
いつの頃からか太宰府の景観をとの思いで市民によって植えられてきて現在に至ったようだ。なかなかだ。
ぶらぶら見ていくと、花もいいが鳥が気になる。まずはモズだ。秋らしい。シ ジュウカラも現れて目で追っていると、カササギが目に入る。確かに佐賀との境目あたりの地域だからカササギがいて当然だ、しかし数羽もいるとなかなかいい眺めだ。
モズが道に降りてきたり、キジバトものんびりしていたりで、いかにも里の秋の雰囲気がある。
コロナがあっても晴れた秋の日は屋外で過ごす時間がいい。
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