国際郵便で米国に小包を送る
1月1日から国際郵便で米国等に小包を送る場合は通関情報が電子的に送信されなければならなくなり(米国では、法律「STOP Act」が制定/発効)郵便局にもっていく前にパソコンやスマホで準備しておく必要がでてきた。そういわれてもできない人はどうするのだろう、と思ってしまう。パソコンやスマホが社会のベーシックなインフラになってきているにしては費用がかかりすぎユーザーにやさしくない仕組みが一向に改善されないのは政治の貧困のせいだろうかとも思ってしまう。多分そうなんだろう。
たまたまネット利用で作った2021年の卓上カレンダーを米国にいる家族に送るということになり、新しい送り方を体験することになった。自分で撮った写真を選んで業者に作ってもらったものだから所謂印刷物ということになる。
スマホで打ち込むのはやりつらいのでまずパソコンでデータを作っておいてスマホで読み込めばいいかとパソコンでゆうちょの国際郵便のホームページから入る。マイページサービスに会員登録した後、送り状作成に進む。依頼主として住所氏名を登録し、届け先 を登録し、内容品を登録するのだが、パソコンで作ってスマホで呼び出せるのは依頼主と届け先情報だけで内容品についてはスマホで改めて入力し直す必要があった。パソコンで作成する際HSコードの記入が求められHSコード?とネットで調べてカレンダーのコードを見つけて書き込んだのだがスマホでやり直した時は特にそのような必要はなく仕組みがちょっと分かりにくいところもあった。スマホで送り状を作成し終わるとQRコードがメールで送られてきてこれを郵便局に行った時にセンサーに読み込ませればラベルができるという仕掛けだ。早速郵便局に出かけるといつもは見過ごしていた隅の方に読み取り機とプリントアウトする機械が置いてあるのを見つける。これこれとQRコードをかざすが読み取ってくれない。局の人に聞こうとするが休み明けで窓口は混んでいてとても聞ける状態ではない。あれこれやっているうちにスマホの明るさ設定が暗いのかもしれないと最大明度に変えたところこれがあたりで一発で読めてラベルをプリントし始めた。葉書より少し大きい位のサイズのラベルが出てきてこれを剥がして郵便物の表に貼り付ける。窓口に並んで差しだし料金を払って完了となった。小さいので小型包装物と指定しておいたら330円で済んだ、安い。一回やってみると案ずるほどではなくかえってスムーズだ。
ともかくスマホは必需品となりつつある、しかしこの形のスマホはいつまで持ちこたえるのだろうか、機器の変遷はめくるめく進んでいくのがこの分野の特徴でもある、本当に便利な住みやすい世界になっていくのだろうか、そこはかとない不安を感じる日々が流れていく。
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