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2021年3月30日 (火)

ハギマシコが

もう1か月以上も前になるが、2月の初旬に油山にハギマシコが来ているというので見に行った。モーモーランドの方だ。開門時間を1時間ほど過ぎた位にここかというところに行くともう先客が10人位いる。情報が色々廻っているようだ。高山にいる鳥と思っていたが低い山にも下りて来たと見える。いずれにしろ冬鳥だ、夏はロシアの山地で過ごし繁殖するらしい。10数羽で木が刈られた斜面を飛び回っている。珍しい鳥で見たことがなかったが目立ってキレイという感じでもない、渋い、腹がほんのり紫いろなのでああハギだと納得する、そんな感じだ。ここらでは背振山の山頂部にはHagimsk0209c これまでも現れたことのある鳥のようだ。
何でも見れる時に見ておいたほうがいい、近頃そう感じることが多くなっている。
今年は依然としてとして暖冬傾向ではあるが、寒さのピークが深い冬だ、そんなことも関係しているのだろう。気候の変動や開発などの人工的変動にも鳥は強い。環境が変わったなと思えば気楽に飛んで他を探しに行ける。
油山も市によって新たな開発が計画されているようだが、開発が進めばすぐに見られなくなるだろう、むしろ環境を保護してハギマシコに安心を与え、多くの人が刺激を与えずに見れるようにし、積極的にハギマシコ渡来地として情報を広めれば魅力的な訪問地になるようにも思う、そんな視点が行政にあるかどうかというあたりだろう。オリンピックの進め方にしても電通に丸投げしてしまう政府の姿がある、安直な箱もの行政から抜け出したがらない行政は日本中に蔓延しているようにも感じてしまう。

来年も油山にハギマシコは来るだろうか、福岡市による油山の再開発はどう進むだろうか、見ものではある。

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