« 幾種ものアジサイやイヌビワハマキモドキや | トップページ | 「推し、燃ゆ」が »

2021年5月27日 (木)

アサギマダラが見たくて宗像へ

テレビで紹介された画像を見て、そういえばそんな季節だと宗像の海岸へアサギマダラを見に行った。前にも一度行った記憶のある場所ではある。

宗像大社と沖ノ島を結ぶラインと海岸が交叉する付近だ。この付近の海岸にはスナビキソウが多く自生していて、これを好むアサギマダラが旅の中継に使うようだ。後背地となる山では冬季にアサギマダラの幼虫が見つかってもいるほか宮崎でマーキングされた個体もこの地で春季に見つかっている、アサギマダラにとっていい場所という記憶がDNAに刻まれているのかもしれない。秋にも北から来た多くがここを通過し南下しているようだ。
Asagimdr0523i確実にアサギマダラに出会えそうなのと、海が見たいのもあって出かけた。高速でも大して早くなさそうなので下道で行く。福岡市の自宅から1時間40分位で目指す織幡神社に着いたが、つくなり駐車場所のすぐ近くの茂みに生えているスイゼンジナにアサギマダラが取りついているのが見える。7-8頭はいる感じだ、見やすい。のんびり見て写真を撮ったりしていると次々に見物人が現れる。サイクリング姿の人も結構いる、芦屋から伸びる海岸に沿って魅力的なサイクリングコースが設定されている場所でもあるようだ、海がいい。せっかくだからと神社の階段を上る。直登の結構な段数だがちょっといい神社だ。海岸も美しく見える。沖ノ島遥拝所があるという道案内に従って神社の裏手を更に登る。頂上を過ぎて下ったところに展望所があったが危ない梯子で上る必要がありちょっとこわい。怖々上ってはみたもののこの日はPM2.5のせいか、かすんで沖ノ島は見えない。しかし植物の種類が多く珍しい感じがする。色々なものが行きかう場所なのだろう。神社下でアサギマダラを見ながらおにぎりを食べた後、海岸へ出れるところを探すべく芦屋方向に向かう。松原が広がりサイクリング用の道はあってもクルマではなかなか海辺

Kaigann0523a

に出れないようで、結局海岸への道が分からず空しく引き上げる。こんなところだから自然が保たれるのかもしれない。

コロナを気にしながら県内の近場を時々はお出かけする日が続いている。遠出は控えざるを得ない。しょうがない、自由に旅するチョウが羨ましくもある日々だ。Orihatajnjya0523a

|

« 幾種ものアジサイやイヌビワハマキモドキや | トップページ | 「推し、燃ゆ」が »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 幾種ものアジサイやイヌビワハマキモドキや | トップページ | 「推し、燃ゆ」が »