またコロナのことを書き残す
コロナのことを何でもまた書いてみる。今しか感じることのできないことだ。
10日位前に近くの医院で1回目の新型コロナワクチン接種を受けた。ファイザーのワクチンだ。通常の診察の合間に接種をやっている形で待合室にワクチン接種待ちの人の姿は多くはない。これで済むならこれでいい。接種は接種量が少ないためかすぐ終わり待機場所で30分過ごす。何とも無い。風呂はいいが運動はなし、とあり、散歩は止める。散歩位ならいいのかもしれない。2回目は3週間後でこちらは何らかのダメージが体に来る可能性があるようだ。ただし若い人ほど要警戒のようで、年寄りはそれほど心配するほどでは無かろうと思っている。この日は少し睡眠不足気味で接種を受けた、ネット情報では睡眠不足がワクチンの”つき”に最もよくないらしいとある、どちらかというとこちらの方が心配だ。
自分自身が接種を受けると、日本はどうしてこうも接種が進まないのかという憤りは収まってしまうのは我ながら情けない気がしてくる。結局は自分の事第一なんだ、こんな事態では恐らく多くの人もそうなんだろう、と思ってしまう。ともかくコロナの精神的な閉塞感はワクチンでずいぶん和らぐようだ。2回目を打ってしまうともっとなのだろう。「気が緩む」と表現される状態になって社会的な警戒感が薄れてくることから イギリスでの再流行のような事態になってしまう可能性も、確か にと解る。
オリンピックの議論がいつまでも騒がしい。アスリートファーストでは何とか開催してあげたい、と思う。無観客が前提で開催とすべきだったのだろう。コロナ感染に顕著な好転があれば観客を入れることも考慮するという位がいいところなのだろう。少しでも観客を入れようとするのは、無観客ではスポンサーに対する申し訳が立たないと思ってのことだろうか。IOCからの圧力があるのだろうか。本当のところを伝わるようにしないと運営に対する不信感が増すだけのように思える。
東京2020ライブサイトやパブリックビューイングの中止決定も如何にも遅い。都内の計画はすべて中止と数日前にやっと発表されたが、都外の熊本などでの催しについては未だだ。熊本側は中止でもいいと東京都側に伝えているようだが東京都による正式な中止決定は未だに無い。このコロナ時代にパブリックビューイングなど密を生むだけのイベントを公共で行うのは如何にも認識がボケている、コロナ前に決めた計画が中止決定されないままずるずるここまできたということのようだ。間違いを認めない、一度決めると変えられない、典型的お役人仕事だ。こんなのを見ているとオリンピック全体の運営の頼りなさによるトラブルがまだまだぼろぼろと出てきそうな気がする。
競技開始となる7月21日はもうそこに迫っている。どうなるか。
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