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2021年9月30日 (木)

今年の芥川賞を読んでみる

芥川賞の発表が7月半ばにあり作品が掲載された文芸春秋を図書館に予約していたが早くも順番が回ってきて読み始めた。石沢麻依による「貝に続く場所にて」から読みかかる。
石沢麻依はドイツ在住の研究者で小説はこれが初めてという。読み始めると情景描写が技巧を見せつけるようでひっかかって感じよくない、気負って書いているのがありありだ。仙台で体験した東日本大震災とその後のドイツ留学の体験を随分使って書いている、次は暫く書けないのではなかろうか。作品のあらHon2 すじを追うとこうだ。

東日本大震災で海に流れた不明者で「私」の遠い友人である野宮が、未だ遺体が上がらないままドイツ・ゲッチンゲンにどう見てもリアルな人間の形をした亡霊として現れ、そこで留学生活を送っている「私」が古い友人として関わっていく。野宮はメールも打てるし電話も掛けられる、普通の人間として生活していくし「私」の暮らしてきた現地の知り合い達の中に自然と入ってくる。取り巻く知り合いそれぞれの記憶にあった大事なものが形をもったリアルなものとして森の中でルームメイトのトリフ犬によって掘り出されるようになる、そればかりかGottingen(月沈原)の街そのものがところどころで過去の町の姿を時折表すようになる、更には現れた野宮という亡霊は過去から現れた寺田寅彦と思われる寺田と名乗る人と友として付き合うようになる、確かに寺田寅彦は留学中月沈原で過ごしてもいる。過去の思い出や人物像や景観が手で触れるリアルな存在として現代に交わってくるという魅力的な設定そのものが小説の核であり殆ど全てのようにも見える。
人それぞれの心の中にある限り過去も現実と変わりはなくこの世界に存在している、ということなのだろう。新しい形の小説であることは明らかだ。情景描写のもったいぶり感などどうでもいいくらいこれは芥川賞だ。

芥川賞と言えば最近別の思い出すことがある。インスタに身の周りのその日の自然の写真を毎日投稿してHon1 いるが8月の下旬に投稿した庭のムラサキシキブの実の写真にテキサスからのあれという書き込みがあった。テキサスにも非常によく似た植物があるというのだ。ムラサキシキブという名から日本の植物とばかり思っていたが検索すると アメリカ種のAmerican beautyberry というのが確かにある。更にmurasakisikibuの検索の下の方にmieko kawakamiという名ががでてくる、ムラサキシキブ賞を受賞した作家ということだが、その説明から川上 未映子の作品が広く翻訳出版され世界的作家になっていることを知る、知らなかった、2008年1月に芥川賞を受賞した作家だ。適当に読んでみるかと受賞作を外して図書館に「すべて真夜中の恋人たち」を予約する。
3日ほどして本が到着、「すべて真夜中の恋人たち」を借り出して読み始める、校正の人の話でちょっと面白い、上手な作家だ。love storyではあるが、乾いたような若さを感じる緩い展開だ。もちろん主人公ももう若いというほどの年齢ではないが爽やかさがある。少し長いが寝付かれぬ夜などに読んで数日で読了した、読後感がいい、良く書いている。
Newsweekの2021年版世界が尊敬する日本人100に川上 未映子 が入っていると知る。作家では彼女だけのようだ。世界が支持している日本の作家の先頭ということになる。

石沢麻依は川上未映子のようになれるだろうか。

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2021年9月28日 (火)

またサンパレスで九響

秋分の日、正午頃よりサンパレスの九響コンサートを聞きに行く。前回同様ベイサイドプレースの波葉の湯で食事をとる。今回は駐車サービスは2時間分と普通だ、休日の昼ということもあるのBaysidep1 だろうか。結局出車時2時間オーバーでも440円だから大したことでもない。
波葉の湯は人が多い。休みには人気のようだ。港を歩いてサンパレスへ向かう。変な遊園地の電車のような車両が岸壁をゆっくり回っている。面白いので帰りに乗ってみた、どうということもないが初めてのものは何でも心惹かれる。
インスタ用に鳥の写真を、と思うが遠くのウミネコしかいない。持参の小さいコンデジでは苦しい、でも結局は無理に拡大したウミネコをインスタにアップした、インスタはその日の写真であることが大事な要素という気がしている、殆ど絵日記の世界だ。過ぎ去っていく時を確実にアンカーできる感じがしていい。
この日のコンサートは
九州交響楽団 第26回名曲・午後のオーケストラ 魂をゆさぶる 舞踊×音楽
出演 九州交響楽団 指揮 大友直人 、独奏ヴァイオリン 周防亮介 、舞踊 首藤康之 振付 中村恩恵
ビゼー/「カルメン」組曲 第1番
サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品6126kyukyogogo
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 作品28

ヴァイオリン協奏曲 第3番の独奏ヴァイオリン奏者は長い髪、肩出し衣装の姿から、女性のように見えててっきり女性と思って見ていたのだが、プログラムを確認すると周防亮介の名前で男?と自信がなくなる、周防亮介 の名は聞いたことがあったがこんな人とは。4曲目の舞踏のあるサンサーンスでも登場したが今度は衣装が男っぽいのでこれは男だと思い直す。難しい世の中になった。繊細なヴァイオリンが得意のようだが、演奏には馬力もあって好ましい。
サブタイトルにもある舞踏はバレエ組曲火の鳥かと思っていたらそうではなく最後の序奏とロンド・カプリチオーソだった。勤め人の有様を男性舞踏のソロで表しているようにみえたが、伝えようとしていることが伝わってこないような感じでもどかしい思いがあった、舞踏の舞台などほとんど見ていないというこちら側の問題のような気もしている。しかしそんなところも何か新鮮で全体としては楽しめる雰囲気が漂っていていいプログラムだったように思えた。
1階の後方の席で聴いていたが、サンパレスはマイク収音で増幅してスピーカーを結構使っているようだ。オーケストラの後方の木琴の音などが大きすぎで聞こえてきて、そうかと気づく。
なるべく生の音を、と思ってしまう。サンパレスはアクロスと比べて音がいまいちなのはそんなことか原因なのだろう。ちょっとおしい。

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2021年9月24日 (金)

オリパラが終わってもう20日

2021年の2020東京オリパラが終わって20日くらいたった。未だに分からない感じがあるのは開催反対の声が7-80%くらいあったという事前の世論調査だ。誘導的な設問があったにせよ、きわめて大きな数字だ。どうせ直接は見れない地方にいる自分の周りではそのような強い声はあまり聞かなかったように思う、恐らく東京の話でしかない、ということだろうか。あるいはそのような声を先導している者がいたということだろうか。楽天の三木谷の様な知名人が反対したというのもあるのだろうか。しかし三木谷のそんな発言を読んだ時はこんなこというのはどうかと思った、J1リーグにもプロ野球にも自分のチームをかかえながらJ1、プロ野球の中止という声は発せずに頑なにオリンピックにだけ反対するというのは何か別の損得勘定があってのことなのだろうか、そのようにしか見えなかった。オリンピックでJ1やプロ野球が注目されなくなるのがいやだということだろうか。或いは朝日新聞は社説でオリンピック開催反対を主張していたが、朝日主催の高校野球を取りやめようとはしない。オリンピック開催で高校野球の影が薄くなるのが実は反対の根っこにあるのだろうか、勘ぐってしまう。利害関係者が中立のような顔をして意見を述べそれが世論を誘導するというのは見ていて胸糞が悪くなる。兎に角変な声があちこちにあった、こんな変な声が多くの人のぼんやりとした疑問を明確な反対へ後押ししたのではなかろうか。結果的には懸念されたオリンピック関係者から広がる感染爆発(主に海外メディアの懸念だった)は起こらなかった。

一方で実行サイドの対応にも、あれ、というところがある。徹底したPCR検査を選手・関係者に対し毎日のように行なっていたというあたりだ。これまではPCR検査を予防的に広く行うというやり方は全くというほど政府の行動としては排除されていたように思う。恐らく厚生労働省サイドを主導する医療関係者のPCR検査に対する不信感(6-7割位しか信頼性が無いという)がそうさせていたように見える(例えばチームの中心にいた押谷氏の発言@newsweekインタビュー)。ところがオリンピックでは手のひらを返したような検査密度だ、国際的感覚がここにあって、これをIOC側から指摘されたということだろうか、解らない、なーんだできるんじゃないか、そう思ってしまった。

普通に思えばオリンピックは選手のための大会だ、4年に一度しかない大会のメダルは選手寿命の中で大きな比重を占めているだろう、何とかやってあげたいという気持ちがあるのが当たり前のように思う。しかし、これが表に出にくかったマスコミの状況が大会前にあった、少し異常だったように思う。戦前の軍国主義が大手を振っていた時代もこんなのと同じではないのか、マスコミがあおった軍国主義と同じように、操られるようにしてオリンピック反対の世論がヒステリックに形成されていった、この過程は落ち着いて検証さるべき事態のような気がしてならない。また別の形で繰り返されるのではなかろうか。

コロナの時代は非日常の連続の様な気がしている。その意味では眺めているだけできわめて興味深い時代というほかないようにも思っている。

それにしてもこのオリンピックは最初福岡へ誘致するという話があった、もしそれが実現していたら、どんな展開になっていただろうか。未来はとても見通せないことで満たされている、つくづくそうも思ってしまう。

 

 

 

 

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2021年9月20日 (月)

Lenovo G570パソコンのヒンジ修理が

メインに使っているノートパソコンlenovoG570の左ヒンジ部が少し変形してヒンジが外れたみたいになっている、隙間ができファンの音もどこかに当たっているのか、やけにうるさくなってこれは修理せねばという状態になった。特にファンのノイズと振動が日増しにひどくなる気がしていた。ネットで症状について、g570ヒンジ 修理、といったワードでいろいろ検索してみると、この型式のパソコンでは結構起こっている現象のようで、中古屋にヒンジが壊れたままのが出ていたりすることもあるという。修理の手順や動画など色々ネットに上げられていて、できそうではあるがほとんどパソコンをバラバラにしなくてはならないようで、本当にやるかどうか暫く迷っていた。症状は次第に悪化の兆候があり、数日前意を決して修理に取り掛かった。ヒンジ部分にたどり着くためには裏ブタ全体を外す必要があり、そのためにはバッテリーの下にあるネジ、キーボードの下にある隠しネジ、光学ドライブの下にあるネジ、ハードディスクの下にあるネジを外さなければならない、Paso1 ヒンジのそばにあるファンも外さねばならない。ネット情報に従って順に機器を外していくがキーボードがちょっと厄介だった。裏側の留めネジ3本を外してもきっちりはまっていて外れない。ネットでG570キーボード着脱として検索すると有益な情報が得られる、裏から押せるところがあってここを指で押すと左上隅が外れそこに薄いものを差し込んで横へ動かしていくとパチパチと止めが外れて上側が持ち上げられるようになり下の止めが外せるようになる。こんなことは現物とだけにらめっこしていても分からない。フィルムコネクターの大きいのを外すとキーボードが取れる。シールで隠された隠しネジを外し、そのほかの外すべきものを皆外してやっと裏ブタ全体が取れる。ヒンジ部にたどりついてヒンジを動かしてみるとかなりきつくなっていて固着に近い状態にある。この状態でパソコンの蓋を開け閉めすれば簡単にヒンジ取り付け部が破壊するということらしい。ヒンジ部のナットを緩めても界面活性剤をふりかけても状況はあまり改善されない。兎に角少しはもつだろうとネットで紹介されていたタッピングスクリューで強引にヒンジ金具を底枠の部分にねじ止めしてしまうというやり方を試す。根本的な解決ではなくあまりやりたくはないが他の幾つかの修理例もこの強引方式をとっていて、他のやり方は見つからない、しょうがない。兎に角裏ネジ2本でヒンジを再固定して組み立てに入る。元の姿に見た目戻ったところで電源スイッチを押すと全く反応がなく起動しない。これはまずい。
4時間以上かけた結果がこれでは頭Paso3 を抱えてしまう。おまけに肝心のヒンジ金具は電池取り付けのためにヒンジを180度近く開いたところでネジがすっぽ抜けたようでまたヒンジ部が変形している、元の木阿弥だ。何の成果もないばかりかパソコンそのものを壊してしまった状態だ。落胆甚だしい。
再分解しての調査は明日にして小パソコンで気象データ処理がどれくらいできるかやってみる。エクセル処理は外付けHDにあり使えるがこれに供給するデータを作るGMTの自作プログラムは本体側にあって使えない。5年位前のバージョンは小パソコンにも残されているが古くて今のMSMやGSMの仕様と殆どあっていない、バックアップを外付けディスクにこまめに残す必要があったのにそれをやってなかった、悔やまれPaso2 る。わずかに動くGSMの84時間後までの処理データで予測図を書いててみるがここまでだ。本当に頭を抱える。
翌日気合を入れなおして再分解しての調査に入る。つらつら考えるにフィルムコネクターあたりが怪しく思えていた。再分解は昨日の今日だからすらすら出来て直ぐにキーボード外しまでいく。大きめのフィルムコネクターを外してキーボードが外れるとべつの小ぶりのフィルムコネクターが一つ外れているのが見えてくる。これだ!昨日裏ブタ全部を外した時に気が付かないうちに外れたようだ。また壊れてしまっているヒンジを何とかしたいが、まずは再起動、と再組み立てに入り、電源を入れる。電源ランプはつかないものの、反応あり起動してくる。動作も問題ない。ファン音は掃除したせいかだいぶ静かになって我慢できる、ともかくこれでもう少し使ってバックアップもとって対策が思いつければまたやればいい。固着状態のヒンジそのものをばらすか切り離すか、といったことが必要になろう、頭を冷やして策を立てる必要がある。

とにかくパソコンはまた使えるようになった、そしてまただいぶ学んだ。G570の分解組み立てはためらいなくできるようになった。これくらい学べば今回は良しとするのだろう。それにしても疲れた。

(写真は上から、底板小を外した状態、右上のファンの上が問題のヒンジ、次はキーボードを外すところ、裏から推して左上から外していく、その次は問題のヒンジ(白いアルミプレート)回転させて下の枠に取り付けなおす必要 )

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2021年9月15日 (水)

トイレタンクの水漏れをやっと直す

引っ越して以来2つあるうちの一つのトイレが、止めた状態でも微妙に水が流れる症状に悩まされていた。ネットで調べると、たいていはボールの浮きで止める仕掛けが締まりが悪くなってきたため起こる現象で、浮きによるの閉め力を増すように下向けにボールのアームを曲げれば解決するとある。これを信じて 漏れが気になったときはボールのアームを少し下に曲げていた。多少改善はされた気がするが止まりきらないままに何度も曲げを繰り返しついにはボールのアームをへし折るまでに至ってしまった。これではしょうがないのでボール式から上下にレールに沿って浮きが動く方式のしかけを発注してこれに変えた。少し良くなった気がしたがこのところまた漏れが気になってきた。これまでは井戸水だったものを隣家の新築で水脈に泥が混じるようになってこれを期に水道に変えていた、今度は漏れは直接水道料金に出てくる。近頃はゴム栓が全く止まらないようなことも時々ありどうも様子が変なので、底のゴム栓の劣化かもしれないとゴム栓が蓋された状態で止水栓を止めてみた。懸念が当たり漏れはゴム栓が犯人だったことが判明した、数時間でタンクは空になったのだ。ネットで調べると替えのゴム栓は500円ちょっとで売られていて大抵のタンクには適合するとある。タンクの型式は不明だが500円ならだめでもあきらめがつくと発注した。カクダイの4643ロータンクゴムフロート という品物だ。取り寄せになって暫く待ったがついに届いて直ぐつけてみる。50年は経っているTOTOのトイレだったが問題なく適合した。取り換えに特段の工具もいらず簡単に替えられ、試運転するとぴったり止まって漏れはない。なーんだ、ずっと前からここが問題だったのだと悟る。最初のネット情報を信じた早合点がここまで尾を引いたことになる。
困ったことは何でもネットでそれらしい答えが出てくる、便利な時代になった。それだからこそ自分の目の前に展開する現実とネットの示す解決策が本当にマッチしているか疑ってかかる必要のある時代になっていることも、今回ならず思い知らされている。
これはいい兆候かもしれない、多くの人が似たような経験を積んでいけば、ネットの浅薄さを乗り越えた新しい未来が先には展開していくことになるかもしれない。未来も捨てたものではない。

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2021年9月10日 (金)

サンパレスで九響の定期演奏会

9月の始め九州交響楽団の定期演奏会を聴きにサンパレスまででかけることとなった。アクロスのホールが改修工事に入り来年の9月一杯までアクロスでは聴けなくなってのサンパレスだ。19時演奏開始だからその前に食事の必要もあり17時頃出発と予定した。

自宅のエントランスに置いている月下美人の鉢の蕾が2個とも膨らみ今晩にも咲きそうで、忘れないうちに家の中に2鉢とも入れる。1月半くらい前にせっかく咲いたのを鉢を外に置いたままにしたため見過ごしてしまった苦い失敗がある。夜9時頃咲く一夜限りの花だ。

居眠りしたりしてすぐに17時になりサンパレスめざし出発する。今日の演目は
九州交響楽団 指揮 カーチュン・ウォン
ブラームス /ヴァイ9kyou20210902 オリン協奏曲 ニ長調 作品77 、ヴァイオリン独奏 金川真弓
バルトーク/管弦楽のための協奏曲
だ。
食事はベイエリアにある波葉の湯の食事場所でうどんなどとした、この辺りは適当な食事場所を見つけるのに少々苦労する、コロナの時期ということもある。駐車代が4時間無料になったこともありそのまま歩いてサンパレスへ向かう、大した距離ではない。帰りは港の夜景を見ながら岸壁エリアを抜けたがこちらが遥かに良かった、次は往きもこのルートを使おう。
演奏はブラームスのヴァイオリン協奏曲 から始まる、聴き始めると聴いた曲だ、5年位前にイリアカーラーがベルリン交響楽団をバックに演奏していたコンサートを思い出した。この時はイリアカーラーの巧みさに驚いたが、どうしてもこれと比較してしまう。金川真弓も立派で巧みだがイリアカーラーに較べると繊細さがどこか不足のように感じてしまう、しかしとにかく熱演だ。アンコールとして バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番よりサラバンドを演奏、これもどこかで、と思って戻って調べるとイリアカーラ―の時もアンコールは無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりサラバンド及び第3番よりルーレだった、ブラームスのヴァイオリン協奏曲のアンコールはバッハの無伴奏というのが定番なのだろうか、そういうものがあるのかもしれないと思ってしまう、何かまた学んだ気がする。
バルトークの方はバルトークらしい何が何だかわからない雰囲気が面白いとはいえるが、とにかく曲がぴんとこない。演奏は上手だが感動というものには程遠い。こんなこともある。バルトークは体質的に合わないのかもしれない。

サンパレスは前の座席で聴いても演奏者とは距離があり前過ぎるということはなくていいのだがやはりアクロスのほうが響きが少しよく聞こえてしまう、慣れというのもあるのだろう。

9時過ぎに演奏は終わり9時20分頃駐車場、9時40分頃自宅着の感じで帰宅する。サンパレスは夜の港の景色がいい。
Gekka0902 戻ると予想通り月下美人が開花している。香りが結構ありゴージャスだ。いい夜だ。

コロナの夏が過ぎていく。この先もウイルスはなくなるということはなく人類が治療法と予防法を確立するまで何波も波が来るのだろう。次第に慣れてきたかもしれない、そんなことを感じている。

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2021年9月 3日 (金)

2021年8月の福岡市南区周辺の野鳥

盛夏では鳥の種類は少なくなるが、今年生まれた鳥が元気に飛び回るのが目に付く。暫く姿を消していたカワセミが戻ってきたがこれも若鳥のようだ。この時期は幼鳥や若鳥が面白い。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2021.8.1 17時30 曇り 風力0-1 6Cu020 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カラス1、スズメ10-15、アオサギ1、マガモ1 家前:ハクセキレイ1 新市楽池:バン成2+雛4-5 マガモ1 
 
2021.8.4 11時0 晴れ 風力0-1  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
Tsubame0805aaa


アオサギ1、マガモ4♂♀、バン成1+雛6、ドバト25、スズメ3、(ウスバキトンボ、チョウトンボ、ウチワヤンマ)

2021.8.5 6時30 晴れ 風力0 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:無し 新市楽池:バン成2+Cyudysagi0805d 雛5  鹿助池:マガモ10♂3♀7、バン2、チュウダイサギ1、ツバメ2、スズメ6、キジバト1

2021.8.6 7時0 晴れ 風力0-1  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園なし 新市楽池:バン成2+雛1、鹿助池:マガモ10、アオサギ1、チュウダイサギ1、バン2、ツバメ1

2021.8.6 14時30 晴れ 風力1-2 3Cu030  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
マガモ10♂7♀3 、ホシハジロ♀1、カワウ1、アオサギ1、ドバト10、スズメ3、

2021.8.8 7時00 曇り 風力0-1 6Sc/Cu030 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カワセミ1、スズメ1  新市楽池:バAosagi0806ba ン成2+雛4、スズメ10 鹿助池:マガモ9♂4♀5、チュウダイサギ1、アオサギ1、ツバメ2、バン2、 ドバト1、

2021.8.12 16時20 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:バン成2+雛4、 中公園:スズメ15、カワセミ1 

2Kawasemi0816aa 021.8.15 15時0 曇り 風力1-2 8Cu/Sc030 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:スズメ3、カワセミ1、トビ2  新市楽池:バン成1+雛1、ヒヨドリBan0816b 1、シジュウカラ声1 、鹿助池:チュウダイサギ1、マガモ11、バン1、ムクドリ15、ヒヨドリ声1、スズメ幼10、ハシブトガラス幼1、(ツクツクボーシ)

2021.8.16 11時00 小雨 風力0-1 8Cu/Sc010 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:スズメ10、カワセミ1、シジュウカラ声1、ヒヨドリ1、ハシブトガラス1  新市楽池:バン成2+雛2、

2021.8.18 15時00 曇り 風力1-2 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:スズメ1 新市楽池:バン成2+雛0、

20Kawau0819a 21.8.19 11時30 晴れ 風力1-2 福岡市大濠公園の野鳥 
カワウ15+、アオサギ7、マガモ30+、エナガ~5、スズメ、ドバト  Uminekoyou0820ca

2021.8.20 16時0 曇り 風力0-1 福岡市ももち浜海浜公園の野鳥 
ウミネコ約20(含む幼鳥2-3)

2021.8.21 14時0 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:シジュウカラ1 新市楽池:バン成2+雛2、鹿助池:マガモ13♂5♀8

2021.8.24 14時30 曇り 風力1-3 7Cu020 福岡市南区長Umineko0820h 丘周辺の野鳥 中公園:メジロ声1、スズメ3Karasux0824b1a 、 新市楽池:バン成1+雛1 声1、カラス1、(ギンヤンマ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ) 鹿助池:チュウ又はチュウダイサギ1、マガモ11♂4♀7、バン2、ドバト4、コゲラ声1

2021.8.27 14:0 晴れ 風力3  福岡市ももち海浜公園
ウミネコ約30  

2021.8.28 15時0 曇り 風力1-2  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:スズメ2、メジロ声1、カイツブリ1 新市楽池:バン声 成1+雛1 

2021.8.29 16時10 曇り 風力1-2 5Cu030 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:スズメ2、カラス1 新市

Kaitsuburi0828ba

楽池:バン成1+雛2、スズメ1、 鹿助池:チュウダイサギ1、マガモ14(6♂エクリプス、8♀)、バン声1 

2021.8.31 17時0 曇り 風力1-2  福岡市南区長丘周辺のMagamo0829c 野鳥 中

公園:無し 新市楽池:バン成1+雛2、ハシブトガラス1+幼1、鹿助池:マガモ12(4♂エクリプス、8♀)、チュウダイサギ1、スズメ 1、バン声1 アオサギ1、イワツバメ2

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写真は上から そろそろ帰り支度のツバメ(8/5)、チュウダイサギ(8/5)、日陰のアオサギ(8/6) ,カワセミ(8/16)、バン親子(8/16)、カワウ(8/19)、ウミネコ幼鳥(8/20)、ウミネコ(8/20)、ハシブトガラス幼鳥(8/24)、カイツブリ(8/28)、もう渡ってきた?エクリプス姿のマガモ♂(8/29)

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