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2021年9月10日 (金)

サンパレスで九響の定期演奏会

9月の始め九州交響楽団の定期演奏会を聴きにサンパレスまででかけることとなった。アクロスのホールが改修工事に入り来年の9月一杯までアクロスでは聴けなくなってのサンパレスだ。19時演奏開始だからその前に食事の必要もあり17時頃出発と予定した。

自宅のエントランスに置いている月下美人の鉢の蕾が2個とも膨らみ今晩にも咲きそうで、忘れないうちに家の中に2鉢とも入れる。1月半くらい前にせっかく咲いたのを鉢を外に置いたままにしたため見過ごしてしまった苦い失敗がある。夜9時頃咲く一夜限りの花だ。

居眠りしたりしてすぐに17時になりサンパレスめざし出発する。今日の演目は
九州交響楽団 指揮 カーチュン・ウォン
ブラームス /ヴァイ9kyou20210902 オリン協奏曲 ニ長調 作品77 、ヴァイオリン独奏 金川真弓
バルトーク/管弦楽のための協奏曲
だ。
食事はベイエリアにある波葉の湯の食事場所でうどんなどとした、この辺りは適当な食事場所を見つけるのに少々苦労する、コロナの時期ということもある。駐車代が4時間無料になったこともありそのまま歩いてサンパレスへ向かう、大した距離ではない。帰りは港の夜景を見ながら岸壁エリアを抜けたがこちらが遥かに良かった、次は往きもこのルートを使おう。
演奏はブラームスのヴァイオリン協奏曲 から始まる、聴き始めると聴いた曲だ、5年位前にイリアカーラーがベルリン交響楽団をバックに演奏していたコンサートを思い出した。この時はイリアカーラーの巧みさに驚いたが、どうしてもこれと比較してしまう。金川真弓も立派で巧みだがイリアカーラーに較べると繊細さがどこか不足のように感じてしまう、しかしとにかく熱演だ。アンコールとして バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番よりサラバンドを演奏、これもどこかで、と思って戻って調べるとイリアカーラ―の時もアンコールは無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりサラバンド及び第3番よりルーレだった、ブラームスのヴァイオリン協奏曲のアンコールはバッハの無伴奏というのが定番なのだろうか、そういうものがあるのかもしれないと思ってしまう、何かまた学んだ気がする。
バルトークの方はバルトークらしい何が何だかわからない雰囲気が面白いとはいえるが、とにかく曲がぴんとこない。演奏は上手だが感動というものには程遠い。こんなこともある。バルトークは体質的に合わないのかもしれない。

サンパレスは前の座席で聴いても演奏者とは距離があり前過ぎるということはなくていいのだがやはりアクロスのほうが響きが少しよく聞こえてしまう、慣れというのもあるのだろう。

9時過ぎに演奏は終わり9時20分頃駐車場、9時40分頃自宅着の感じで帰宅する。サンパレスは夜の港の景色がいい。
Gekka0902 戻ると予想通り月下美人が開花している。香りが結構ありゴージャスだ。いい夜だ。

コロナの夏が過ぎていく。この先もウイルスはなくなるということはなく人類が治療法と予防法を確立するまで何波も波が来るのだろう。次第に慣れてきたかもしれない、そんなことを感じている。

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