接種証明のアプリに落胆
つい数日前、接種証明アプリで簡便に接種証明ができるようになりましたというニュースが流れて、それではと手持ちのスマホ(F-05j)にアプリをダウンロードしようとデジタル庁のページを見ながら進めてみた。ダウンロードをクリックするとこのスマホは不適合との表示が出る。えっと思いながらアプリの動作環境のところを見るとNFC Type B 対応端末の必要があ る、とあり、何だこれはと少し調べる。NFCとはNear Field Communication近距離無線通信技術の国際標準規格でこの内日本ではスイカなどで使われる国産のfelicaが主流だがtype-Bは米国モトローラの開発した方式で国内ではマイナンバーカードなどの公共カードでしか使われていないようだ。もう少し調べるとマイナンバーカード適合のスマホ一覧にF-05jは入っている、不適合はNFCではないようだ。も一つの要件にOSのバージョンがandroid8以上というのがあり、調べると手持ちスマホは7.1.1で該当しない、これのようだ。OSをアップグレード出来ないかと色々調べるが、何故かこの機種はandroid8へのバージョンアップできないようだと次第に解ってくる。2018年に買ったものでそんなに古くもないがハード的に対応できない部分があるのだろう。 めんどくさい世の中になっている。
しょうがないので接種券についている接種記録をスキャナーで撮ってスマホに取り込んでいる、証明の提示を求められればこれを示すのでいいはずだ。これでいいとデジタル庁で流してくれればいいのだが、それはデジタル庁の仕事ではないのだろう、一抹の不安は消えない。
接触確認アプリCOCOAもうまく機能していないようで、デジタル技術で感染に立ち向かうというところは日本ではあまり期待できない現状なのだろう。
失われた何十年かの間に日本はこんな国になってしまったと感じる日々が過ぎて行く。
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