潮位が高くはない大授搦の満潮に行ってみる
連休の大授搦は混んでそうで行きそびれて潮位の高い時期を逸してしまったが、やはり気になって2日前の満潮に合わせて見に行った。12時半ごろが満潮で潮位は4.3m位ある見込みだ、通常5m位で丁度柵のあたりまで満ちてくるのでこれで は70cmも低い、海岸線は相当に後退していることを覚悟しなくてはならない。でも大授搦だ、行けば何かは居るだろう、そんな期待があった。
満潮時刻が遅いのでゆっくり10時位に出かける、土曜で道は混んでいるものの何とか12時頃にたどり着く。海岸線が遥か彼方で解らないくらいの一面の干潟だが(写真右)少し遠くにシギが何かいる。左手のほうがちょっといいようで、普段とは逆の空港よりのほうで見る。パラパラいるのはスコープでみるとチュウシャクシギ(写真最後)のようだ。ハマシギの様な群れの飛行も遠くにあるが眺めているうちにどこかへ行ってしまった。チュウシャクシギ主体というのはこの時期ならではのようだ。見ていくとオオソリハシシギもいる、あとはムナグロ(ダイゼンかと思ったが羽が僅かに茶色を帯びているのでムナグロ)(写真左下)、ダイサギ、アオサギくらいだ。チュウシャクシギもオオソリハシシギも赤道付近から北極圏に至る長大な春、秋の渡りの途中にこ の辺りに寄るようだ。干潟は広いし食べ物はあるし安全だし、いい中継地なのだろう。暫く見ているともういいか、という気分になってビジターセンターでコーヒー飲んで帰る。鳥は多くはないがまずまずだ、とにかく海の眺めは気分がいい。しかしあまり歩いてはいないのだけれども何だか疲れた。弱まっている体力を紫外線の強い日差しがたやすく奪ってしまうのだろうか。
できる時にやれることをやっておかねば、そればかりを思う日々が続く。
| 固定リンク
コメント