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2022年9月27日 (火)

久し振りに野球を見る

コロナ騒ぎも収まってきたかなという感じになって、暫く遠ざかっていた野球見物に久し振りに出かけた。予想したより色々な事が起こって総じて面白い感が今でも残っている。
 行くかなと思った時に日程を見ると9月26日の対ロッテ戦がホークスの福岡での今期最終試合のようだが、平日でもあってめちゃな混雑もあるまいとこの日に決めて事前に予約しておいた。席はお気に入りのSMBCダブルシートだ、今度は1塁側にしてみたが楽に取れた。
当日試合前に食事しようと少し早目に近くのバス停でバス待ちしていると野球見物風のおばさん達が同じようにバス待ちしている、これは結構混むかなという予感がする。いつもは降りないひとつ前のPaypayドーム前で降りて食事場所を探す。マークイズに食べるところがいくつかあってここで腹ごしらえしてドームに向Paypaydome0926a かう。大きなたこ焼きが目についてこれもテイクアウトして持っていく、マークイズは元のホークスタウンでドームの身内のはずだからここの食べ物の持ち込みは許されるだろうと思っていたらそうではなかった、ドーム入り口の手荷物検査であっさり拒否された、別の施設ですから駄目です、という。どうしようもなくて破棄してもらう、なんだかがっかりだ、経営が楽でもないのかな、そう思ってしまう。
席に着くと予想通り球場全体が見渡せてゆったり座れていい席だ。程なく試合が始まる、ロッテの選手は知らない人ばかりと思っていたら先発投手は佐々木朗希だ、これは有名だ、見れてちょっと得した感がある、対するホークスの先発は東浜だ、パーフェクト投手対ノーヒットノーラン投手ということになる、投手戦になりそうだ。客席を見回すとほぼ満席だ、後で発表された観客数は39500人位だ、こんなに入っているドームは記憶にない。当地最終試合なPaypaydome0926b ら平日でも集まるものなんだ。1回裏のホークスの攻撃になり佐々木の投げっぷりを見る、背も高いが足が長いのがやけに目立つ、投げる球はさすがに速い、155km以上ばかりで驚く、時には159km何というのがあったりしてまともなヒットはなかなか出ない。なかなか点が入らないなあと思っていると5回裏にホークス先頭の三森がデットボール(痛そうだった)で出塁、とにかく盗塁を仕掛ける、バッターの周東はその気持ちを汲んで走り始めるととにかく振る、何度もファウルになるがめげず盗塁を仕掛ける、遂に周到が三振してしまったところで、盗塁を成功させる。佐々木はモーションがやや大きくて盗塁しやすそうにも見える。次の打者牧原の時にも同じように盗塁を仕掛けて打者が振るというシーンとなり5球目についに三塁盗塁成功。続けて牧原三振の時のワンバウンドボールを捕手が取れずに前へはじいたのを見てというかはじきそうなところ読んでいたかのようなスタートの良さで本塁へ突っ込んでノーヒットで1点を先取した、こんなのは見たことがない、打てないなら走り回ってでも点を取るという切迫感が伝わる。チーム全体が必死だ、マジック5が出ていたが残り6試合の内一つしか落とせないということでもある。試合は同点になった後8回裏にこれまでいいところで凡打を繰り返していた柳田がヒットで出塁しデスパが続き今宮がセンター前に返したところで柳田が2塁からホームへ突っ込んで際どくセーフとなってこれが決勝点となった。ほぼ勝てたという感じがして球場を引き上げることにした。8回裏で9時を回っていて、試合が終わった後のセレモニーや花火をみて引き上げるとなると遅くなるし4万人の観衆の移動だけでもたやすOoiribkr0926a いことではない、帰宅は深夜に及ぶことすら懸念される。もたない。
球場を出るところでまだ試合は終わってはいなかったが、大入り袋を手渡された。ドームの営業も随分いい日になったようだ。バスを乗り継いでほぼ10時に自宅にたどり着けた、これならちょっと遅いくらいで普通だ。

満員の観客、佐々木の長い脚と速球、必死に勝ちを狙うプレーの連続、ドームの営業、なかなかの見ものだった。たまには野球も見てみるものだ、野球だ相撲だサッカーだと気軽に楽しめるのも福岡のいいところなのだろう。

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