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2022年10月 9日 (日)

久し振りのアクロスで「復活」を聴く

アクロス福岡のリニューアル工事がやっと終わり、10月からホールが使えるようになったということもあって8日の九響の定期演奏会に出かけた。演目はマーラーの2番「復活」だ。15時からで終わってあたりで食事でもするかと気楽なバスとした。市から配られている高齢者乗車券がまだ残っていて実質無料だから使わねばもったいないという気持ちKyuukyou1008a もある。15時開演で13時55分のバスで出かける。渋滞にはまると際どいかと危惧したが大した遅れもなく、余裕で到着。アクロスのスマホ抽選というのが入ったすぐのところでありやってみたら来年2月の切符の半額割引があたる。気をよくしてホールに入ると満席だ。席は1階最後列だが真ん中でよく見える、結構いい席のように思えてしまう。マーラー復活がはじまる。合唱100人オーケストラも多くて80以上はいる。きいていると次々にメロディーが転変しながら幾つも現れる、よくも浮かぶものだ、大編成の音のつながりもどう頭の中で作り出せたのか、と様々思ってしまう、よくやれる。楽器の数が多い、打楽器がいろいろ見える。しかし心地よくて眠りKyuukyou1008b そうにもなる。マーラーの海をただただ漂う。時々目覚ましの様に打楽器強打があったりする。3楽章になって歌が入り始める。アルト独唱が意味ありげでいい。合唱に混じる高校生のおかっぱ頭がかわいい、一生懸命なのがみていていい。長い曲と聞かされていたが、そんなに長ったらしい感じでもない、ブルックナーの様な意味不明の押し付けの雰囲気がないからなのだろうか。普通だ。しかし終わった後の拍手が長すぎる、そこまでのことはあるまいと思ってしまう。心からの感動なのか付き合いのような感じなのか判らない。
帰りに天ぷらひらおで食事。100円上げましたと。時節だ。そのまま天神地下に抜ける。ビッグバン工事中で抜け道が寂しい。大丸前から55番のバスで帰る、ちょっとはやめ。のんびりした一日。

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