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2022年11月30日 (水)

川端の自殺を扱った小説「事故のてんまつ」を読んでみる

三島由紀夫が市ヶ谷で割腹自殺してこの25日で52年になった。そんなこともあるのかWowowで「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」という2020年につくられたドキュメント映画が放映されたりしていた。もうそんなに時が過ぎ去ったのかと思う、その場に観客としていた当時のことを思い出しなJikonotenmatu がら見ていたが、そういえば三島と川端康成は三島が学生の頃川端のところへ押しかけて以来師弟のような間柄で交際が続いていた、川端の自殺は何だったんだろうか、と思い至った。少し調べると川端の自殺に至った経緯を 事故のてんまつ という小説にして臼井吉見が書いている、と引っかかる。言われてみれば 事故のてんまつ の名前は薄っすら記憶にある。市の図書館の蔵書を調べると借り出せることが分かって早速借り出して読んでいた。この小説の主人公となる語り手は安曇野の植木屋の娘縫子(仮名)で川端に見込まれてお手伝いさんとして川端家に6か月の約束で出向いていた。川端は縫子を運転手として重宝に使っていて手放したがらなかったが縫子は嫌で延長をきっぱり断った、落胆した川端はその日の夕方に自殺している。殆どが事実のように書かれていて主人公の縫子やその周りの人は仮名だが川端など名の知れた人はすべて実名で登場してくる。何で臼井吉見がこんな小説を、と思うが調べると臼井は安曇野の出身で、安曇野をめぐる事件に並々ならぬ関心を寄せたものと思われる。もしかしたら件の植木屋も縫子も知っていたのかもしれない。あとがきには貴重な資料を得たことが執筆のきっかけと書いていて、縫子から日記のようなものを渡されたことをにおわせているが、どこまでが真実かわからない。
日付を逆に追っていくと

1972年(昭和47年)4月16日に川端康成自殺
1971年11月* 縫子、6か月間の約束でお手伝いとして川端家に来る(1972年4月一杯までの約束とみられる)
1971年(昭和46年)4月11日に投開票された東京都知事選挙で川端は美濃部に対抗する秦野を支援、応援演説も行っている。
1971年(昭和46年)1月24日、川端は築地本願寺で行われた三島由紀夫葬儀・告別式の葬儀委員長を務める
1970年(昭和45年)11月25日 三島由紀夫割腹自殺、直後川端現場を訪れる
1970年(昭和45年)5月12日 川端とその誘いで東山魁夷、井上靖 の3巨頭が、安曇野を訪れる。この時に件の植木屋に寄ったと事故のてんまつに記されている。

1969年(昭和45年)5月13日 東大駒場キャンパスの900番教室 三島由紀夫vs全共闘の討論

1968年(昭和43年)10月17日、川端の日本人として初のノーベル文学賞受賞が決定した。

(* wikipediaの記述では縫子が川端家にお手伝いとして行ったのは1970年11月からとあるが、1971年の間違いと思われる。事故のてんまつの記載でも3巨頭の安曇野訪問の同じ年に川端家に行ったことになっているが、都知事選挙の後とも書いており、事故のてんまつの日付の記載もおかしなところがある。全体を整合的に見るなら1971年としか考えられない。)

結局川端の自死と三島の自死との関連は解らない。三島葬儀の後に行われた都議選でも急に秦野の応援演説を引き受けるなど、それまでの行動よりも政治的な動きになっていたようにも感じられるが自死までに至るとは考えにくいような気がする。お気に入りのお手伝いさんが延長依頼を拒絶した件は直接の引き金になった可能性があるようにも思えるが、底流に死に向かうものがあったればこそ、の感がする。それは何だったのだろうか


やはり自殺の理由はわからないというしか言いようがない、そう思えてしかたがない。

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2022年11月28日 (月)

今年の紅葉を受け入れる

今年のもみじは寒暖差が大きくていいと、もっともらしい解説をしたり顔でするテレビが多くて、ついそうかもしれないと思ってしまう。紅葉の良しあしはそんな単純なことでもないような気がする、寒暖差が大きくても雨もそれに合わせて降ればそのまま枯れてしまうことも多いのではと思うし、見ごろの頃に秋晴れの日が多ければ綺麗に見える日が多くて今年は特別と思ってしまうのかもしれない。

Kouyou1118aいいといわれてその気で見ればいいところだけが頭に残ってやっぱりだと思ってしまうそんなこともあるのだろう。

Kouyou1118b 今年も紅葉のシーズンになり、ツアー旅行で11月17・18と山陰を巡ったが山の紅葉が車窓からも印象に残った、福岡のこのあたりもそろそろかと少し出てみた。ゆっくり構えて時を逃すと散ってしまう。
春日公園というのが春日市にあって11月21日にここをまずは見に行った、春日なる三笠の山にいでし月かも と阿倍仲麻呂が詠んだ春日はこのあたりの春日であるという説もある福岡の春日だ。太宰府そばの秀峰宝満山の古い名称はKouyou1121a みかさ山で、船が博多を離れる時に洋上から三笠山にかかる月が印象的に見えるという、遣唐使船の船出でもこんな光景があったはずでそれを思って詠んだ歌ではないかというのだ、奈良のみかさ山は低くてとても月がかかる光景を見ることはできないらしい。そういうことかもしれない。
春日は近年では米占領軍の基地・住宅地(春日ベース)があったところでもある、その跡地の一部が公園化したのが春日公園ということで、広々としている。木々の種類もいろいろあり野鳥も渡りの中継地に利用するようでノゴマやヤツガシラ、キバラガラのような珍しい鳥が見られる時もある。紅葉もいい。Momiji1124a
勿論全面紅葉はないが、桜を含め様々な落葉樹があって紅葉や黄葉が美しい。
自宅近くの公園のイチョウもいい色になって、そういえば最近改装されて綺麗になった近くの高宮南緑地(旧貝島邸住宅の庭)もカエデの木がたくさん植えられていたのを思い出していいのではないか、と11月24日に見に行ってみた。貝島家は麻生、安川とともに筑豊御三家とよばれ炭鉱が意気盛んな時代を謳歌していたがここはその頃に造られた戦前大正期の住宅だ。庭を覗いてみるとちょっとがっかりだ、大半のカエデはまだ青々している、ここらの紅葉は12月のように見える。自宅カエデも今年はあまりよくないので、12月になっても期待できないのかもしれないが。
低山のもみじはどうだろうと近くの油山中腹の油山市民の森にも11Abrymcampsite1125a 月25日に行って標高250-350mの周回路を歩いてみる。周回路の途中で標高のやや高目のもみじ谷では殆どを占めるイロハカエデは散ってしまっていてウリハダカエデが僅かに残っているだけだが、やや低いキャンプ場あたりは結構イロハカエデのグラデーションが綺麗だ。動いている季節を感じる。廻っているとベニマシコらしい姿も見えるが写真にはうまく撮れない。ここも現代風に楽しく利用Urihataked1125a できるようにと改修工事が始まりつつあって、野鳥の数も一時的には減っていったり紅葉も造園のように更に作られた紅葉になっていくのかもしれない。しょうがないことなのだろう。人間も自然の一部なのだから。

九州ではなかなかいい紅葉に遭遇しない、常緑樹の多い九州の森の紅葉がいまひとつなのはどうしようもないことだしそれが自然の定めということもできる。そのままを受けとめればいいだけのことなのだろう。

写真は上から 1.出雲から南下する高速道にて(11/18) 2.三次の道路わきの紅葉(11/18) 3.春日公園の紅葉とハシブトガラス(11/21) 4.旧貝島邸庭園の青いカエデ(11/24) 5.油山市民の森キャンプ場付近の紅葉(11/25) 6.同もみじ谷のウリハダカエデ紅葉

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2022年11月23日 (水)

コロナの旅行支援で姫路/山陰をめぐる

コロナの旅行支援があるのでせっかくだからと、1泊2日の旅行社ツアーで姫路城/鳥取砂丘/足立美術館/出雲大社を巡る旅に参加してみた。山陰は自分で旅程を組むにはちょっと面倒なところがあって、丁度いいかという感じがあった。ルートを調べるとこの3月に姫路から中国道までの高速道が開通し姫路城を見た後鳥取砂丘に回Kippu1 るコースが1日で回れるようになっ て実現したツアーのように思える。
8時10分の集合時刻に合わせて博多駅に行くと40人くらいいる、結構多い、女性が多い感じもする。集合場所で新幹線の切符が渡されるかと思いきや指定座席のシート番号が書かれたメモ紙が渡され入場は改札口の横の仕切りを開けてもらって団体で一斉に入る形となるHimejijyo 、普通の改札はな い。切符もないこんなんで大丈夫かと思うがいつもこうのようだ。2時間半くらいで姫路到着だから遠いというほどではない。観光バスで11時30分ころ姫路城につく、懸念した通り昼食が問題だった。昼食は付いておらず2時間の城内観光の時間内で各々昼食をとる必要があるが城内は食事禁止でひとまわりした後お堀の外に並ぶ土産物兼食事の店まで戻って食べるほかない、結構混んでいて、バス出発時間が際どい。しょうがないので店の前で売っているおでんを買って近くのベンチを探してここで昼食を済ませる。バスの中もコロナ対策で食事は禁止となっている。コロナ時代の旅はやはり少々面倒だ。
2時間半ほどバスに揺られて鳥取砂丘に4時前に着く。日没は4時55分ころだ。砂山の肩のところまで歩いて登って海を眺める。風は弱く砂が靴に入ることもない。Sakyu このくらいの砂丘なら日本の各所にありそうな気もしてくる、大抵は松を植えたりして砂をコントロールしているがここはそれをあきらめたに過ぎないような気がする。福岡の海の中道も剥ぎとれば大砂丘なのだろう。でも夕日の景色はいい、夕日の頃にここにつくように設定されたプランはさすがと思わせる。ここにきたら砂の美術館も行くべきところのように思えてくるが時間がきついお仕着せのツアー故今回は行けない、そこまでは無理だ、しょうがない。
大山のふもとの宿に一泊する。大きな建物でツアー客が多い。コロナ真っ盛りの時はどうしのいだのだろう、やっと一息つけた雰囲気がひしひし伝わる。もらった一人3000円のクーポン券は鳥取県内でしか使えない、このホテルで半分と次の日の朝一番で行く土産物屋で残り半分を使う。とにかくこの地の経済を回すことにお役に立てた心地がして悪くない。
Teien 続いて安来の足立美術館に寄る。足立といっても足立区とは何の関係もない。足立全康という名の安来出身の事業家・蒐集家が1970年に創設した大きなスケールの美術館で横山大観の豊富なコレクションと広い日本庭園が(国際的にも)立派として知られる。団体客を多く受け入れるだけのキャパシティーがあり、この日も平日ながら結構な混みようだ。すこぶる個人的な印象としてはフーンという感じで、感動というほどのものは感じない、でもこういう施設は個人が作ったものにせよ島根にとってはかけがえのないものとなっていることをどうしても感じる。こんな美術館はここにしかない、よくぞ創った。
出雲大社に行く。このツアーの訪問地としてはここが最後だ。本殿に向かって参ったが本殿はよく見えない、見るということにはあまり向いていない建造物のようだ。また昼にかかるがオプションの昼膳を頼んでIzumotaisya いたのでランチは何とかなった。食べ終わって歴史博物館へ急ぐ。圧巻は荒神谷から出土した銅剣365本だった、全てをこれでもかと展示してある。加茂岩倉遺跡から出土した39個の銅鐸もすぐそばに展示してある。何故これほどの量がここにとどうしても思ってしまう。古代史における出雲の位置づけがまだまだ不十分なのを感じる。
あわただしく駆け抜けてバスは広島に向かう。途中の休憩は三次ワイナリーDouken だったがインターのそばのトイレ休憩に向く施設として存在しているのも面白い、次々に観光バスがやってくる。勿論ワインも大サービスの試飲が効いて次々に売れていく、巧みなビジネスだ。
余裕で広島駅に到着、やや持て余した時間をスタバで過ごす。夕食は予約していた駅弁となるが勿論新幹線内は食事可能でのんびりとくつろぐ。
あわただしい旅ではあったが、この時代の旅行を取り巻くビジネスの有様があちこちで面白くも見られたのが印象的だった。コロナが8波でやってきてもこれは何としても凌がねばならない、そんなことを思っていた。

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2022年11月15日 (火)

アクロス福岡で 新イタリア合奏団 & 村治奏一 を聴く

もう半月も前のコンサートが少し引っかかっていて、忘れないうちにとにかく書き記しておくことにする。
2022.10.31 19時よりアクロス福岡で開かれた、新イタリア合奏団 & 村治奏一 と銘打ったコンサートだ。新イタリア合奏団 も ギターの村治奏一 もどちらもよく知らなかったが、ギターと合奏でビバルディの四季を演奏するというのが面白そうで聴きに行った。
ギターの村治奏一のお姉さんが村治佳織でこちらのほうはどこかで聞いSinitariamuraji た名前だ、弟も同じ道に進んでおり、経歴を見るとそれなりに華々しく海外で活躍しているようだ。
新イタリア合奏団のほうは I Solisti Filarmonici Italianiといって、2001年に結成されたイタリアの名手を集めたアンサンブルのようだ。
2020年9月に福岡で村治佳織と新イタリア合奏団が共演するコンサートが予定されていたがコロナ騒ぎでキャンセルされてしまった、今年再度計画されたが今度は村治佳織が病にたおれ代わりに弟の村治奏一が共演することでコンサートが実現したとの経緯があるようだ。
コンサートは2部構成で後半の2部でギターがソリストとして加わる四季が披露される。
1部では モーツァルト、ロッシーニ、モリコーネ、メンデルスゾーン という硬軟取り混ぜた曲が披露されたが合奏もギターも音が綺麗でうまい。さすがだ。
2部の四季は合奏団のテオルボ(リュートの一種)奏者であるディエゴ・カンタルーピの手になる編曲という。ギター版だ。四季を通しての演奏だから結構長い。聴いていると合奏とギターのバランスがどうしても合奏が強くギターが埋もれかけるように感じてしまう。更にビバルディのリズムを刻むような響きがギターのソロになるとスペイン風の自由なリズムに切り替わるところも今一つアレッと思ってしまう、ちょっとしっくりしない印象を持ってしまう。勿論弾手の技術は優れているのはよくわかるのだが。
もっと舞台に近い席にすれば良かったのかもしれない、聴いた席は真ん中の、やや後ろ目の席だった。あれこれ思ってしまう。
総じては面白い試みだった、色々あるのが生のコンサートだ。様々に思いを巡らすのがリアルに生きている空間を実感しているようで、これもいい。

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2022年11月11日 (金)

事物の連鎖による理解

このところぼんやりと時の流れるままに過ごしているが、一つ一つの事象がつながって見えたりする時があって面白い。今は平野啓一郎だ。

図書館から何かの拍子で借り出していた平野啓一郎の芥川賞作品「日蝕」の返却期限が迫り急いで読む、ということが最近あった。読み始めると、15世紀末のヨーロッパが舞台となっていてそれをルビ付きの旧漢字がちNissyoku1 りばめられている見たことのない文体で書かれている。よく書かれていて学生が書いたものとはとても思えない。結構面白い。確かに才能がある。読み始めて直ぐは、文体のこれみよがしのようなひけらかしは気に入らない、と思うが読み進むとすぐに慣れて、中世の終わりルネサンスの始まりの時代の雰囲気が感じられるようにもなってくる。結構すらすらと読める。それにしても何故こんな作品を書くに至ったのかが伝わっては来ない。錬金術への興味からか。両性具有者を登場させる背景?。解らないまま読み終える。

数日後三島由紀夫vs全共闘のドキュメント映画をWowowで流しているので見ていると平野啓一郎が解説のような立場で出てくる、もちろん現代の、過去を振りかえっMisima1 て解説する立場だ。三島由紀夫の再来というキャッチフレーズがまだ有効なのだろうか。認識論の討論のようになっている場面で、こんな議論に強いということだろうか、そんなものかと見ているが今一つしっくりこない。今や遠くに過ぎ去った過去だが、今現在の時代の有り様に違う次元から関わってきている事件ととらえるべきなのかもしれない。

更に通日後、九州国立博物館で開かれているポンペイPonpei1 展を見る。数多くの発掘品の中に裸体の彫像もいくつかある、両性具有者ではないが男性器の誇示を感じる。現代とは何か感じ方が違うようだ。そしてその晩にはリアルな世界で皆既月食が出現する。 何だか「日蝕」の扱っていたキリスト教以前の世界とつながる錬金術のあやしい世界の雰囲気を感じてしまう。
ポンペイには今から見ても現代的とみえる生活の痕跡がリアルに残されている、中世の時代の人がこれを見たらどう思っただろうか。ポンペイ遺跡の発見は18世紀とされるが痕跡の一部は中世からルネサンス期にもみつけられていたのではなかろうか。それらが錬金術のようなキリスト教世界とGessyoku1 は違う認識体系を支えたのではなかろうか。

幾つかの疑問は解けないままだが、偶然につながって表れてきた時空が、感覚としてそうかもしれないという雰囲気を伝えてくれるような気がしている。事物の理解は連鎖の中にあるのだろう。

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2022年11月10日 (木)

5回目のコロナワクチンを接種

5回目のワクチンを打つ。ファイザーだ。説明書によれば従来型+オミクロン対応2価ワクチンという。2種類の抗体が生成されるということのようだ。

ファイザーだから副反応は殆どないのかと思えばそうでもない、睡眠サイクルにでてきたようだ。打ったその日は夜寝付いてから1時間後に目覚めた、こんなことは今までなかった。2度寝してもまた2時間で目覚める。また寝るのもすぐにはできずそのまま起きていた。朝食後に眠いからと寝る。起きても何かだるい。どこまでがワクチンのせいか判らないが、今までとは違う体の反応だ。不気味といえばそうだが、脳がワクチンのmRNAをウイルスと思って寝てる場合じゃないぞと慌て

Jyugatsuzkr1110a11 ている様を思い浮かべると面白くなる、そんなことなのだろう。
5回目があるということは6回目も半年後くらいにきそうだ。いつまで続くのだろうか、これまで言われていたのは、スペイン風邪がそうだったように軽症なウイルスに変わっていってついには普通の風邪の一種になるというものだったがまだそんな状況の雰囲気ではない。スペイン風邪の時とは違うようだ。

いずれにせよ天寿を全うしたとしてもそれほど長い命ではない。
だから大事に生きなくては、目一杯生きなくては、という考えには抵抗を感じる。だからどう生きようと気にすることではないと思っている。やり残したことだらけだ。見なかったことだらけだ。すべてを見、すべてを行うことは不可能だ。生きるとはそういうことだと思っている。水のように生きていければそれで十分なのだろう。

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2022年11月 3日 (木)

2022年10月の福岡市南区周辺及び訪問先の野鳥

冬鳥が次第に増えてきたがキビタキなど去っていく夏鳥も街を通過していく。自宅前の電線には毎日カワラヒワが集まって楽しい。有明海の干潟には冬鳥が増えてにぎやかになってきている、冬鳥のシーズンが始まった。いい季節だ。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2022.10.2  11:30 晴れ 風力0-1     福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:ハクセキレイ1、キビタキ♀1、コムクドリ6+、コゲラ1、メジロ3  新市楽池:なし
2022.10.3 11:20 晴れ 風力1-2 福岡市西区小戸公園の野鳥  カワラヒワ5+、メジロ、スズメ、ウミネコ2、トビ4、ハシブトガラス
2022.10.4 13:30 曇り 風力2-3 8Cu020     福岡市南区長丘周辺の野鳥  キジバト1、ヒヨドリ5、カワラヒワ声  新市楽池:ヒヨドリ1、
2022.10.5 14:30 晴れ 風力1-3 2Cu030  福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:キビタキ疑1,メジロ疑1  新市楽池:ハシブトガラス1
2022.10.6 9:50 曇り 風力0-1 8Ac100 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 マガモ8♂5♀3、ホシハジロ♀1、バン2、ドバト15+、スズメ、ハシブトガラス1-2、シジュウカラ声  新市楽池:アオサギ1、マガモ♀1、スズメ7、バン若2 鹿助池:ダイサギ1、アオサギ1、スズメ8、ムクドリ20+、ドバト3、バン声、マガモ1、
2022.10.7 13:30 曇り 風力1-3 8Cu030     福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:ハクセキレイ1、コゲラ声、メジロ10+  新市楽池:シジュウカラ声 鹿助池:ヒヨドリ5+、バン声、ドバト5+
2022.10.8 9:40 曇り 風力1-2 福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:ヒヨドリ声2-3、カワラヒワ1、コゲラ1、シジュウカラ1、メジロ6-8、エナガ3-5、コサメビタキ1、カラス  新市楽池:なし
2022.10.10 10:30 曇り 風力3-4  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハシブトガラス10+、マガモ10♂♀、ホシハジロ♀1、ドバト約25、アオサギ1、スズメ5、
2022.10.12 11:00 晴れ 風力1-3  糸島市平原遺跡周辺の野鳥  コゲラ、スズメ 福岡市西区今津  モズ3-4、アオサギ5、カルガモ5、ウミネコ1
2022.10.13 9:30 晴れ 風力1-3 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハクセキレイ2、マガモ8♂♀、バン2、ホシハジロ♀1、アオサギ2、ハシブトガラス5+、ドバト約20
2022.10.17 14:00 小雨 風力1-2 8Sc/Cu010 福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:コサメビタキ1、カワセミ1、ヒヨドリ5+、コゲラ声1、モズ声  新市楽池:なし 鹿助池:ヒヨドリ3+、バン1、ドバト2
2022.10.18 14:00 晴れ 風力1-3 福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:コサメビタキ1、ハクセキレイ1、ヒヨドリ3+、シジュウカラ1、ウグイス声疑1
2022.10.19 13:30 晴れ 風力1-3 3~4Cu030 福岡市鴻巣山の野鳥 ヒヨドリ5+、シジュウカラ1+ 中公園 コガモ2♀+、ヒヨドリ
2022.10.20 9:30 晴れ 風力0-1   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハクセキレイ2、ハシビロガモ♀1、バン2、ホシハジロ♀1、ドバト約10、スズメ約10
2022.10.21 9:30 曇り 風力0-2 福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:カワセミ♂1、コガモ♀1、ヒヨドリ7  新市楽池:マガモ2♂♀、 鹿助池:メジロ2、シジュウカラ声2-3、コゲラ1、ヒヨドリ3-4、キジバト1、ドバト3、バン若1、ハクセキレイ1  途中:ジョウビタキ♂1
2022.10.22 10:00 薄曇り 風力0-1  8Sc/Cu040 福岡市植物園の野鳥  ヒヨドリ、メジロ声、シジュウカラ、コゲラ声
2022.10.24 10:30 曇り 風力0-1 8Cu020 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハシビロガモ3、カワウ1、アオサギ1
2022.10.26 9:40 晴れ 風力0-1   福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:コガモ3、カワセミ1  新市楽池:アオサギ1、マガモ3♂2♀1、カワセミ1 鹿助池:ダイサギ1、アオサギ1、バン2、ヒヨドリ声2-3、ハシブトガラス声1
2022.10.27 9:40 曇り 風力0-1  8Cu030  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ2、オオバン1、ハクセキレイ1、ホシハジロ♀1、スズメ15、アオサギ1、ドバト~10、マガモ10♂5♀5、
2022.10.28 10:30 晴れ 風力1-3 佐賀県大授搦の野鳥 ハマシギ、ツクシガモ、クロツラヘラサギ、ズグロカモメ、セグロカモメ、トウネン、オバシギ、キリアイ、メダイチドリ、ダイシャクシギ、アオアシシギ、オオソリハシシギ
2022.10.29 14:00 晴れ 風力1-2 福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:モズ1、キセキレイ1、コガモ11、ウグイス1、ヒヨドリ2-3  新市楽池:バン1、ウグイス声1  途中のビル屋上:イソヒヨドリ1
2022.10.30 15:40 晴れ 風力0-1   福岡市南区長丘周辺の野鳥   中公園:ヒヨドリ~3、コガモ7、キセキレイ疑1、カワセミ1、、  新市楽池:ジョウビタキ♂1、マガモ2♂♀、 鹿助池:マガモ4♂♀、アオサギ1、バン声1、ジョウビタキ疑1、

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10ooban1027a 11hamasigi1028b 12tounen1028a 13chikushigm1028ca 14kurotura1028b 15obasigi1028b 16daisyakusg1028d 17zugurokmm1028a 18medaicdr1028a 19isohiyodr1029a1 20magamo1030b

写真は上左から右へ 、キビタキ♀(10/2)、ハクセキレイ(10/9)、ハシブトガラス(10/10)、コサメビタキ(10/17)、バン(10/17)、コゲラ(10/21)、ジョウビタキ(10/21)、カワラヒワ(10/22)、カワセミ(10/26)、オオバン(10/27)、ハマシギ(10/28)、トウネン(10/28)、ツクシガモ(10/28)、クロツラヘラサギ(10/28)オバシギ(10/28)、ダイシャクシギ(10/28)ズグロカモメ(10/28)、メダイチドリ(10/28)、イソヒヨドリ♀(10/29)マガモ(10/30)

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