那珂川の初御代桜が満開で
ま暖かくなってきた。早咲きの桜はあちこちで咲き始めている、河津桜が有名だが福岡市周辺では河津桜の名所は聞かない、市の植物園に数本ひっそり咲いているくらいで、綺麗ではあるがいまいち迫力がな い。この時期の桜といえばこの辺りではやはり那珂川のハツミヨザクラだろう。3月6日、九大の博物館に行った帰りに自宅に戻るにはまだ早いからと向かってみた。ナビは相変わらず変な道を示すので感じで走っていく。今年は春の到来が早目の気がしていてもう満開は過ぎたか、懸念しながら向かう。数台しか止められない裂田の溝(うなで)の駐車場に運よく空きがあり車を置いて歩いていく。遠目に見てもよく咲いている、近づいてみても散り
始めた様子はない、ぴったり満開だ。個人の敷地でコロナ前はこの時期自由に入れたのだがコロナ発生以来立ち入りはできないようになっていて柵の外から眺めるほかない、それでも十分よく見える。こんなにきっちり満開のタイ ミングで見れたのは初めての様な気がする、運がいい。ヒヨドリが狂ったように飛び回っていて桜の季節のファ
ナティックな気分を盛り上げるようでもある。見物人は似たような年配の夫婦ずれがパラパラと訪れてくる。寒緋桜と啓翁桜を交配して作られた比較的新しい品種でまとまって咲いているのはここと滋賀県大津市の皇子が丘公園が知られているようだ。この時期にこんなに見事に咲く桜は圧倒的でもある。
いいものを見た。花がいい今年の春は忙しそうだ。
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