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2023年6月21日 (水)

庭のウメが豊作で梅酒にしたり梅ジャムにしたり

今年は庭の白梅に大きめの実がたくさんついた。去年はさっぱりだったのでその恩返しということになる。別に特別のことをしたわけでもない。落ち始めると、もったいないので落ちそうなUmejam0 のから収穫し始める(写真右、一回ちぎるとこれ位取れる、これを何度か繰り返した)。のんびりやっているのだが、梅酒にするには今まで死蔵状態にあった梅酒の瓶を空にしなくてはならない。7-8年前に作っておいた梅酒からせっせと飲み始めた。ここまで晩酌はビールを軽く一杯程度だったが梅酒はアルコール度数が高くて、このところ毎晩いい気持になっている。梅酒の底に残されたウメもいい味だ。せっせと飲んでいって、あともう少しで2つ目の瓶が空になるところまできた。今年の梅酒つくりも順調に進んで、もう他の瓶に詰めてしまったのでUmesyu 空き瓶をしつらえる必要もないのだが惰性で毎晩8年物の梅酒を片付けている。
今年はちぎった梅をしばらく廊下で干していたら青梅というより熟ウメのようになってきたので残りはウメジャムと梅干とした。作り方はネットで懇切に手順がアップされているので、困ったどうしようということはない。いい時代Umejam だ。
こんなに砂糖がいるのかというくらい砂糖を入れて大きめ目の土鍋でゆっくりと煮ていく。梅ジャムいいのは作るのに半日くらいで出来てすぐ食べられるというあたりだ、このところ毎日朝の食卓に欠かせないものになっている。ただ、手作りジャムは冷蔵庫に入れておくと固まってくるようで、うちの梅ジャムも程なく固くなってきた。自作ジャムは煮過ぎになりがちで水分不足になるためらしい。水を加えてまた煮直せばいいようだが、面倒なので力技でまだ対処している。このほか梅干しも少し作ってみている。

出来はどうあれ、自宅の庭で命が巡るのはありがたいことだ。こんな生活のサイクルをこれからの人類はもっともっと回さねばならなくなるのだろう。今の人類は自然の搾取が過ぎるというものだ、温暖化して当然、もっと手痛いしっぺ返しが待ち受けているのかもしれない。
温暖化議論で説明がつかないように思うのは衛星いぶきで観測され続けているコンスタントなCO2増加だ。推定に現在使われているモデルは合わないところが色々あるようで、現実は人間の経済活動が不景気で低調であっても委細構わず、まっしぐらに増大している、これを見ると、どこか見落としていることがあるのではないか、小手先のCO2削減対策など何の力もないのではないか、そう思ってしまう。きっとそうなのだろう。人類がいくら「ガソリン車は止めようIbukico2data 」だの「石炭は使わないようにしよう」などといっても、量的には殆んど意味のないことなのではなかろうか。こんな風なまやかしの延命対策に明け暮れていれば人類は確実に滅亡に向かうだろう、それが自然を破壊しつくす人類に対して自然が仕組んだサイクルなのだろう。おとなしく自然に従って緩やかな滅亡の道を進むよりほかないのだろう、人類は。

梅酒だの梅ジャムだのを作ることがCO2減少にそう役立つとも思えないが、自然と人間の関係に思いをいたすだけでも意義があるような気がしている。

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