スズメバチがまた巣をツバキの木につくる、これも温暖化か
温暖化してくると生き物の動きが活発になるような気がする、そのせいかこのところスズメバチを時折庭で見かけるようになった。そんな季節かとも思っていたら、3日前、裏のツバキの木の中にスズメバチの2-30cmの立派な巣があるのを見つけた。前の日までは全く巣があるなど気付いても無くてびっくりした。そういえば2年前の2021年5月にも、今回と
同じ木にコガタスズメバチの女王バチがトックリ型の巣を作り子育てを始めこれを見つけて直ぐ取ってもらったことがある、ものの10分くらいの作業だが18000円位かかった、やれやれまたかの感もある。今回はちょっと大きくなって働きバチも育ってハチの数も増えているようなので2万円+くらいかと踏んでいた。電話した翌日現れた業者は、料金表を見せてスズメバチなら44000円くらいとの値を言う、それはない20000円台くらいではないか他の業者を探すと言い返すと折れて25000円でやるという、大した根拠はない料金のようだ。まあいいかとここに頼むことにした。30分もかからずに作業は終了する、使う資材も僅かでいい稼ぎのように見える。一方で死んだ蜂達を見ると可哀そうになる、申し訳ない気持ちになる。次はもう頼まないで自然に居なくなる秋まで待とうか、そんなことを思っている。業者はすぐ近くにもう1件依頼が来ていると言って去っていった。ともかく温暖化してくると色々なことが起こるということなのだろうか。

今年の夏は蒸し暑さがとりわけきついような気がしている。地上付近の気象の様子を具体的に理解しようと 発表される各地点の気象ゾンデデータを高度250mで切って、気温、気圧、水分量、などをマップに描くというのを日課のようにしているが、昨年と比べても日本付近の高温化、高湿化は明らかだ。




南大東島のヴァイサラ社製は2019年には明星電気製に置き換わって(写真右) 休止にはならずに済んでいるようで、ともかく予算がつき次第機器を置き換えていけば4か所も観測休止という現在の事態は解消されていくものかとも思われる、それにしても何とも歯がゆい。
地球の歴史を眺めれば温暖化していく気候は少なくも数万年単位で続くと思うのが普通だろう、いろんなことが起きてくるだろう、とても今行われているCO2対策の様な小手先の仕掛けでは止められるとは思えない、何が起こっているのか確実に計測し理解し難しくても受け入れ続けることが重要な気がしている。
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