アクロスで九響のアクションペインティング付きロミオとジュリエットを
九州交響楽団の公演で9月下旬にアクションペインティング付きロミオとジュリエットが聴けるというか見れるというので今月になって思い出したように申し込んだら前回と同じく最後列の真ん中あたりとなった。どういう舞台になるかわからなかったが絵を見ることになるならこれは前の方の席をとりたかったが、しょうがないかと出かける。
12時過ぎにアクロスの駐車場に入れる、いつもの公園下駐車場は満だった、祝日だけに人出が多いようだ。
アクロス地下の菊竹珈琲 堂で待ち列に並んでランチを食べる、丁度いい感じだ。隣のMKレストランは見てる間に長蛇の列となった、さすが祝日の天神だ。
開演まで少し時間があるのでぶらぶらしていると天神中央公園のチャイナフェスティバルというのに出くわす、新聞やテレビにアナウンスもなくこんな催しが行われていたなんてどういうこと、と思ってしまう。舞台での踊りや出店も いろいろありここで食べても良かったかとも思ってしまう、後で調べると日中平和友好条約締結45周年記念事業の一環で2週間前に代々木でやったものが巡ってきたということの様だ。何の広報もないのはどうしたことなのだろう、処理水問題を巡って政府間がうまくいっていないということの波及なのだろうか、でもこんな時こそ民間レベルの交流は大事なように思ってしまう、もったいない。
アクロスの会場に入る、14時開演だ。
指揮者のフルートも含めてフルート2本の合奏曲2曲がまず演奏される、ドップラー作曲だ 。ドップラーといえばハンガリー田園幻想曲で知られるがその様な感じではない軽さがあって聴きやすい。休憩後、バレエ組曲ロメオとジュリエット(プロコフィエフ作曲)、となり、ティナオサラというフィンランド人アーティストによるアクションペインテイングがオーケストラの後ろの白いボードに描かれていく。思ったより後ろの席の方がむしろ見やすい。演奏は弦の響きも美しく管楽器も好く鳴っていて快いがペインティングの描くイメージと自分のイメージが合わない、なるべく絵を見ないようにして曲を聴く。長い。今物語のどこらへんなのか、と思う。それぞれの幕/曲のタイトルを電光板にでも表示してくれればと思ってしまう。長い。聴き疲れてくる。1時間でようやく終了。拍手もどこか疲れている。終わって九響カフェに寄ってコーヒー/クッキーで一息ついて帰宅。
なかなかのコンサートだったが、もう一工夫、という思いがどうしても消えない。それにしても曲に合わせて自由に絵筆を動かすというのは面白そうだ、自分でもやってみようか、そんなことを思っている。確かに刺激的だ。
| 固定リンク
コメント