大谷翔平通訳騒動と笠置シズ子マネージャー事件がどこか似ていて
近頃メディアを賑わしている事件の一つに大谷翔平の通訳賭博騒動があって事実関係の調査の結果通訳による大谷の資産の横領・銀行詐欺ということが明らかになっている。似たような話を最近どこかで出くわしたような気がして思い出していたら笠置シズ子のマネージャーがトランプ賭博にはまって笠置シズ子の資金を使い込んだ事件があったと評伝で読んだのを思い出した。評伝はもう図書館に返してしまっているのでネットで少し調べると昭和25年に350万円の使い込みをしていたことが発覚、マネージャーを解雇された、とある(wikipedia)。当時の350万円は大卒初任給比較からは現在の価値では約30倍の1億円相当と考えることができるようだ、大谷通訳の62億円には及びもつかないが構図は似たところがある。笠置シズ子は当時長者番付で芸能界第2位のポジションにあり、一方大谷には巨額の契約金が動いている、誰からもわかる大金所有者だ。その近辺にこぼれる金を狙った黒いお誘いが飛び交うのは避けようがなく通訳にしろマネージャーにしろごく身近のものが賭博の世界に引き込まれていったという構図が見えてくる。
同じような構造の誰にもわかるお金の集中には将来も同じような事件が起こりそうに思える。
笠置シズ子はほかの理由もあってその後次第に輝きを減じ埋もれていったが大谷はどうだろうか、将来にいいお手本を示すことを期待している。
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