またアクロスに行って平和を想う
今月は連休が月始めにあるせいか、普通の行事が月後半に集まっているような気がする。そんなわけか、月後半にまたアクロスのコンサートに出かけた。今回はランチタイムコンサートで12時から始まって休憩なしで1時間か1時間半くらいだ。例によってクルマで出かける。天気は雨模様で福岡では降るか降 らないかという位だが東へ行くほどこれから荒れ方が激しくなる予想だ、台風と前線の相互作用という梅雨期の豪雨のパターンのようにも見える、南からの強い湿気が太平洋側ほどはいりやすい。ともかく出かける、今日は二胡と弦楽四重奏団、ピアノとの共演というスタイルでちょっと珍しい。客席は結構埋まっていて2階席となった。二胡は楽器として音が小さいのかアンプを通した増幅した音が会場に流れる、クラシックのコンサートというよりポップコンサートに近い感じがする。奏者のウェイウェイ・ウーは上海生まれの中国人で33年位前に来日、以後日本と上海を拠点に演奏活動をしているようだ、妹のaminも1年遅れて来日し同様に日中でシンガーソングライターとして活動していたが3年前病気て死亡する。今回は数曲aminの残された音源を使った時空を超えた共演を果たしている。aminの歌声がいい。aminは8年前にここアクロスのランチタイムコンサートに出演していた、残念ながら聴いてはいなかったが。そんな思い出話を織り込みながらコンサートは進む。二胡の演奏は自分にはそれほど心を揺さぶるというほどのものではなかったが、姉妹による日中の懸け橋となろうとする思いがaminとユーミンとの共演による活動や中国コンサートなど民レベルで数々の足跡となりそのものとして心に残る、冷たい風を感じる今の日中の時代にはこれが要る、そう思ってしまった。国は違えど人々が互いに尊敬しあい認め合って平和な暮らしを保つ、それが今世界のどこにでも必要とされる時代になってきている、ウクライナであろうとガザであろうと台湾であろうと日中であろうと。単純なことなのだけれど。
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