九州交響楽団第421回定期演奏会を聴きに行ったら
3日ほど前、九州交響楽団第421回定期演奏会を聴きにアクロスまで出向いた。帰りは9時を過ぎることだし駐車場は5時以降定額1000円だしとクルマでいつも行っている。始まる前にアクロス地下などで食事する都合上5時少し過ぎたくらいに着くのが丁度いい。なぜかこの日はいつになく車の流れがスムースで信号待ちも引っかかるということなくすいすい抜ける、これはもしや5時前に着くかと気にしたがどうしようもない、ゆっくりと公道を走ることはかえって難しい。恐れた通り4時59分に駐車場入り口の発券場に着いてしまった、ここで1分粘るのはきつい。そのまま入る、結局出るときには1200円払う羽目になった、クールに見れば大した額でもないが数十秒で200円余分に取られたことがくやしくて、しばらくそのことが頭から離れなかった。
そんなことで早めについたのもあってめずらしく待たずにひらおの天ぷらのカウンターで夕食を取る、すべてが前倒しだ。食事を終わってもまだたっぷり時間がある。気になっていた進学祝いの贈答品をちょうどいいかと品選びして買ったり、時間があればそれなりにやることが進む。
いい時間になってゆったり入場するが中で次の定期演奏会の切符を売っているのでこれも買ってしまう、予定より早く動き出すととにかくお金が出て行ってしまうように出来ているのか、この世は、と思ったりする、そうかもしれない。
演奏会は指揮者がN
響の下野竜也だ。ヘンデルの「王宮の花火の音楽」、シェーンベルクの弦楽四重奏のための協奏曲、(休憩)、ドヴォルザークの交響曲 第7番 というプログラムで、2曲目ではウェールズ弦楽四重奏団(2006年結成の国内の弦楽四重奏団)が加わる。

それぞれに
ヘンデルらしい端正さや、現代音楽というのに違和感のない聴き安さ、それに、陰に陽に流れるボヘミアのリズムの面白さを感じて楽しいコンサートだったが、演奏は楽器の配置も少々変わって音が今まで以上にクリアでかっちりしていて、九響ってこんなだったっけ、と思ってしまうほどだった。太田弦とはまた違う音が楽しめた気がする。

生きていくといいこともあるしアレっと思うこともある、それが楽しくて日々を送っているだよな、と改めて思ってしまったような気がしている。
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