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2024年12月31日 (火)

今年も終わりに

今年もあと数時間で終わりとなる。今年を振り返ってと言いたいところだが振り返る今年の記憶は大したことは浮かばない、もう過去はどうでもいいじゃないか、そんな気分にこのところ支配されていYuuyake20241231 る。歳をとるということはこんなことでもあるのだ、と感慨を新たにしている。新年で区切りを入れるという感覚にもどうにもなじめなくなってきている、地球の公転軌道上で1月1日が特別なポイントであるとはどうしても思えない、人間の勝手な決め事だ、そんな新年の到来で気持ちを新たにすることなどなんだかもうできなくなってしまっている自分を感じる。歳をとるということは勝手になるということのようだ。

最近はできるだけ医者にかからないようにしている。どうにも医者が信頼できなくなっているというのがその理由だ。長年付き合っている体の調子のことは、どう考えても自分が一番よく知っている、それを頭から否定する医者に出会うと、こんな医者には掛かりたくないと思う。大体の症状はネットで調べて薬を探して飲んでいれば何とかなる、病気を移される危険性のある待合室で危ない時を過ごすこともない。健康診断もよほど変なことが起こっているという自覚症状がない限り受けない。体重を毎日チェックしたり、パルスオキシメーターで血中酸素濃度をチェックしたりしていればとんでもない異常が起きつつあるときはは解るのではないかと思っている。歳をとって恐るべきは脳の血流が弱くなることではないかとも思っている、血圧もそれなりの高さは要るだろう、血糖値もそうだろう。更に、やや小太り(メタボ)くらいが長生きするともよく言われることだが健康診断にはそんな視点が感じられない。
今気にしているのは平均余命だ。平均的には自分の年齢では余命がおよそ11年であると明らかにされている。毎年歳を重ねれば1年ずつ余命が短くなるかというとそうでもないので、あと残り11年しか生きられないという宣告ではない。遅かれ早かれという言葉に数字を与えてくれて、覚悟せよと言われているようなものだ。もうできることはたかが知れている、のどかに、朗らかに、知的刺激を楽しみながら生きていければそれで十分ではないかと思っている。ともかく今日で2024年は終わる、来年はどんな年になるかそれを眺めるだけでも楽しみな気がしている。

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2024年12月30日 (月)

わからないまま終わってしまった放送大学の量子物理学演習

放送大学で今期とっていたオンライン講座の量子力学演習はつい数日前レポートも出し終えすべての講義ごとの小テストも終えて、ひとまずお終いとなったがどうにもわかったという気がしてこない。これは無理だったかなという所へちょうどNHKスペシャル「量子もつれ アインシュタイン 最後の謎」というのが放送されるとあり見た方がいいような気がして録画してみてみた。最も印象的なのはノーベル賞受賞の量子物理学者がわからないという言葉を次々に発しているところだ。なRyousiんでこうなの、これはなんなの というような意味合いで量子力学は飲み込むしかないことで満ちているというのだ。そもそもこの番組の説明でも量子もつれとはなんなのかがわかるようにはとても作られていない気がする。(説明に使われる、だるまさんがころんだ、という遊びが少なくとも九州では子供のころそういう呼び名では全くなかった、これは関東地方が世界の中心にいるような番組だ、と引っかかって受け入れにくいつくりになっているように感じたのもあるにはあるが)。
放送大学の講義も特に後半の講師の淡々とした、これはこうなります、という形で押される講義がとてもついて行けず、教え方もあるのかなと思っていたらノーベル章学者からも量子物理はわからないと似たような言葉が出てきてあれっと思う反面どちらかというとちょっと安心した気もした。そういう世界全体が量子物理の核となっているのかなとも思ってしまう。量子力学で説明されてきたことがある日突然そうではなかったと言われるような日が来るかもしれない、そんな気さえしてしまう。

まだしばらく余韻を楽しめそうだ、ここらが量子力学の面白いところなのだろう。

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2024年12月23日 (月)

九響の第九を今年も聴く、毎年違うことを思う

今年も終わりが近づいた。12月は決まり事でやることが結構あって忙しい。墓の掃除やカレンダーつくり、年賀状作成投函、できる範囲の掃除、等々、たちまち時は過ぎ下旬になって冬至が来る。今年は冬至に九州交響楽団の第九がセットされていて、10月ころに忘れず切符を買っておいた。師走の土曜日おまけに天気は荒模様とあって天神の駐車場は満ばかりのようだ、クルマは危険すぎてバスと電車にし、ほぼ予定通り開演の25分前に入場する、席は完売とあり、人が多い。Daiku2024
始まる。毎年この時期に聴いているが毎年思うことは違う。今年は聞きながら曲そのものにのめり込む。この響きはあのベートーヴェンの頭の中でまず響きあったのだ、そのことが途方もないことのように思えてしまう。木管の穏やかさ、コントラバスのざわめき、4人のソリストの重なり合う詠唱、その響きを彼が頭の中でまず鳴らした、そのことのすごさばかりを感じる。こんな音楽を創り出す世界はもうどうやっても自分には味わうことができないだろう、持ち時間がもうない。
完成度の高い演奏にただただ感謝してホールを出る。いつもの年に比べてもいいコンサートだったように思う。クリスマスマーケットをのぞいたり簡単な食事をしたりして丁度来たバスで帰宅する。いい年の瀬のような気がしてきた。

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2024年12月17日 (火)

タイヤをオールシーズンタイヤに変える

北関東で随分と長く冬を越すことを繰り返していたのもあって冬は冬用タイヤに履き替えるものだと思っていた、福岡に戻ってきても同じように冬はスタッドレスに履き替えることを繰り返していたら、福岡でそんなことは普通しないですよ、とヨット仲間から言われてしまった。雪日数では福岡も宇都宮も変わらないのだが雪の付いた冬の山に遊ぶということがここ福岡では皆無と言っていいほどない、確かに冬用タイヤに変えることもないかもしれないと思いつつ、時々は雪が降ることを思ってやはり昔の習慣を毎冬繰り返してきた。今年の冬もそうしようかと思ったが、歳をとってきて何事もめんどくさくなってきて、履いているタイヤの使用年数も大分いっていることもあり、こんなこと繰り返すならこの地にはオールシーズンタイヤが似合っているかもしれない、これに変えようかと、いつも交換を頼んでいるブリジストンのショップに相談してみた。使用しているクルマの標準タイヤは205/50R17でこれと同じサイズでは ブリジストンのオールシーズンタイヤにマッチするサイズがなく、結局ミシュランのタイヤが関東にあるというのでこれを取り寄せてもらうことにした(ミシュランCROSSCLIMATE 2 205/50R17)。高速の冬タイヤ規制もこれでいけるようだ。

5日ほどして入荷したというので替えに行って今はこれで走っているが、もうだいぶ慣れてきたし何より気が楽になった。めでたしめでたしなのだが、替えたあとでちょっとしまったかなと思Taiyaったことがあった、価格だ。同じタイヤの価格をネットで調べると取り寄せてオートバックスで交換するのも含めて2/3位の費用で済むとわかる、結構な差額だ。たいていの買い物はネットで調べるがクルマ整備周りは安全にかかわるので、福岡に戻ってからはこのところ信頼感のあるお店ベースで行うようにしていた。信頼感はお金では買えないがここまでくるともう少し調べてからとすべきだったかなとも思えてくる。難しいところだ。所詮平均余命があと11年という人生ではこれくらいのことはもはやは何でもないのだが。

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2024年12月16日 (月)

英彦山大権現で今年の紅葉を楽しむ

年毎に紅葉から遠ざかってきているのを感じる。年齢のせいというのが頭にある、振り払うようにしているがどうしようもないところも感じる。今年の紅葉は天気が悪い日が多くて紅葉見物をずるずる遅らせていたが、11月25日になって毎朝6時頃からみている気象庁のGSM気象予測計算結果が今日が好天の最後の日と示していてここしかないと急遽英彦山の紅葉を見に行くことにして出かけた。追いつめられるような感覚にならないと動けなくなってしまったように感じるがまだ動けるだけいいかと思ってしまう。
英彦山は1200m弱の山だがこれでも福岡県第3位の高峰だ、この時期になると紅葉は下の方まで下りてきているはずと麓の英彦山大権現のあたりの紅葉を目指した。
Hikosanmomijib 大権現でもわずかに低い不動明王あたりが丁度見ごろで、第3駐車場から彦山川に下って秋の日に映える紅葉を楽しむ。木は殆どがイロハカエデで、造られた景観ではあるようだ。
少し高い御社の方はもう枯れかけた紅葉や葉を落とした木等が目に付き紅葉も終わりの雰囲気だ。そうではあるが移ろっていく秋がそのまま見えるHikosanmomijia ようでもありこれもまた趣がある。


Hikosanmomijic やはり秋は紅葉に限る。

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2024年12月12日 (木)

師走にブルックナーの5番を聴く

12月に入ると時の進み方が一段と早くなった気がする。勿論片づけてしまわねばならないことが溜まって気が焦ってしまうことがその原因なのだろうが、もしかしたら時空がわずかに歪むのかもしれないとさえ思ってしまう、地球の公転の位置がそんなところに差し掛かってしまうのが12月なのだと思いたくなってしまうほどだ。
12月6日に九響の定期演奏会があって半ば機械的に出かBrukner5 けた。年を締める様に大御所の小泉が指揮するのはいいのだが曲目がブルックナーの5番とくる、ちょっと気が重い。どうもブルックナーとは相性が悪い。
まあいいか、と聴きに行く。クルマが混んでいる、年末の金曜日なら仕方ないか、ボーナスが出たところが多いのかななどとも考えてしまう、師走らしい。早めの夕食を済ませてコーヒーも飲んでくつろいだ後18時20分頃会場に入る。席は1階の後ろから3列目の中央だ、ここはオーケストラを聴くに適しているように思っている、音響が良くて全体が一目で俯瞰できる。10分前の説明は今回なくて始まる。恐れていた通り、眠くて居眠り、ガクッと頸が動くそのたびに目が覚める。演奏自体は端正な演奏で、それだけに曲の何かにかけるところが気になる。歌えるような旋律をブルックナーは造れないようだ、何だかこね回しているように感じてしまう。長い曲がやっと終わる、スタンディングオベーションの人もいて、自分が何だか場違いのところに来てしまったような気がしてくる、そさくさと引き上げる。
音楽を聴くのはすこぶる個人的な行為だ、こんな日もある。

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2024年12月 3日 (火)

2024年11月の福岡市南区周辺及び訪問先の野鳥

冬鳥の到来が続く。平年並みの寒さでエサも少なくなる時期になり庭にヒマワリの種を置くと早速これまでは庭に殆ど見なかったヤマガラが数羽現れる、スズメは勿論シジュウカラやメジロも頻繁に現れるようになり小鳥の舞う庭となってきた。
手元のメモに残された記録は下記の通り:
 
2024.11.3 14:00 快晴 風力1-2 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ヒドリガモ2♂♀、hアシビロガモ2♂♀、マガモ6♂♀、オオバン1、ホシハジロ2♂♀、バン1、 <
 
2024.11.7 14:00 晴れ/曇り 風力0-1 4Ci100 3Cu050  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:コガモ5、ヒヨドリ10±、シロハラ3±、メジロ2、カラス4± 新市楽池:バン1、マガモ♂1、スズメ5-8
 
2024.11.8 15:00 晴れ 風力0-1 3Ci150 2Cu050  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:コサギ1、シロハラ3+、ヒヨドリ10++、ドバト3-5、スズメ20+、コガモ4♂1♀3、カワセミ1、カラス 新市楽池:マガモ6♂4♀2、バン1、 
 
2024.11.9 14:00 薄曇り 風力1-2 6Ac/As080   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヒヨドリ10+、シロハラ1-2、エナガ15±、メジロ10±(混群)、コガモ4、コゲラ声1,ホオジロ疑1,ハシブトカラス1-2,ウグイス1、キジバト1 新市楽池:ジョウビタキ♂
 
2024.11.11 13:40 晴れ 風力1-3 3Cu030  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:コガモ3、マガモ♂1、シロハラ声1、ヒヨドリ声5+、ハシブトガラス1、ヒヨドリ2-3 新市楽池:スズガモ2、マガモ3♂2♀1、ジョウビタキ声1
 
2024.11.12 13:30 晴れ 風力0-1 4Cu050  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ヒドリガモ2♂♀、ハシビロガモ4♂♀、ホシハジロ2♀、バン1、オオバン3、マガモ2♂、
 
2024.11.13 16:30 晴れ 風力1-2   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:コガモ6、 新市楽池:マガモ5♂4♀1、スズガモ2、
 
2024.11.14 10:50 晴れ 風力0-1 3Ci150 2Cs140 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:コガモ5、マガモ♂1、コサギ1、シロハラ声、ヒヨドリ5+、カワセミ1、ウグイス地鳴き声  新市楽池:マガモ♂3♀1、スズガモ2♂♀、ヒヨドリ2+、ハシブトガラス1+
 
2024.11.16 11:40 曇り 風力0-1 8Cu030  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハシビロガモ2♂♀、ヒドリガモ4♂♀、マガモ2♂♀、オオバン1、ホシハジロ♀1、
 
2024.11.18 10:20 曇り 風力2-3 6Cu030  佐賀県大授がらみの野鳥 ダイシャクシギ、チュウシャクシギ、アオアシシギ、ズグロカモメ、トウネン、ダイサギ  
 
2024.11.21 11:50 晴れ 風力0-1   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:、ヒヨドリ声、  新市楽池:キンクロハジロ♀1、マガモ♂4♀1、
 
2024.11.23 14:30 曇り 風力1-2 6Cu030   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ホシハジロ5♂1♀4、ハシビロガモ6♂♀、オオバン3、バン2、トビ1、マガモ7♂5♀2、スズメ40位、ドバト7、カワウ2、アオサギ1、ウグイス声1、ヒドリガモ2♂♀、 
 
2024.11.26 13:30 雨 風力1-2 8Cu020  福岡市南区自宅庭の野鳥  ヤマガラ3-4、シジュウカラ1-2,スズメ2-3、ヒヨドリ1-2、ハシブトガラス2+  
 
2024.11.28 11:30 晴れ 風力1-2 4Cu030  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:カワセミ1-2、セキレイ疑1,ヒヨドリ3+、メジロ1、キジバト1、カワラヒワ2  新市楽池:マガモ♂5♀1、ハシビロガモ♀1、
 
2024.11.30 13:00 晴れ 風力1-2 4Cu030  福岡市早良区室見川緑地の野鳥  オオバン、ユリカモメ、ダイサギ、ヒドリガモ、ホオジロハクセキレイ、セグロセキレイ、カワウ
01jyoubitk1104b 02hiyodr1107aa 03uguisu1109g2a 04suzugm1111aa1 05kogamo1113aa1 06hidorigm1116aa2 07cyusyakusg1118ca 08yamagr1125bae 09kawasemi1128aa 10segroskry1130aa1
写真は上左から  ジョウビタキ(11/4中公園)、ヒヨドリ(11/7中公園)、ウグイス(11/09中公園)、スズガモ(11/11新市楽池)、コガモ(11/13中公園)ヒドリガモ(11/16西ノ堤池)、チュウシャクシギ(11/18有明海大授がらみ)、ヤマガラ(11/25福岡市南区自宅)、カワセミ(11/28中公園)、セグロセキレイ(11/30室見川緑地)

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