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2025年1月30日 (木)

確定申告も終わって久しぶりにMDを聴こうとしてトラブる

年が明けてもやることは多い。いつもは放送大学の下期の試験が1月にあっていろいろ気ぜわしいのだが、今年度下期はオンラインの講座を選択したため試験がレポート提出となり昨年中にすべて提出し終わって、この部分の忙しさはない。一番重荷を感じるのが確定申告だ。株配当金にかかる税金は確定申告するとほぼ戻る、やらぬ手はない、毎年パソコンでやっているが、やり方が少しずつ変わってきてるようで毎年これどうすのかなという所に1度や2度は行き当たる。今年も国税局に電話をかけてわかりにくいところをクリヤしたが、官僚的な表記は何とかならないものかといつも思う。とにかく終わった。

一段落となったこともありしばらくほっていたMDでも聴いてみるかとの気になった。
MDのコレクションがだいぶ手元に残っていて、マイルスデイビスの演奏の録音が多いのだが、久しぶりに聞いてみるかと動かそうとしたが動かない。MZ-NH1というMDウオークマンの出力をアンプにつないでスピーカーから音を出していたのだが、MDを聞く手段は手元にはこれしかない、困った、といろいろ調べてみるとどうやらMDウオークマンをセットしているスタンドの電源供給部分のどこかが断線したようだと察しが付く。スタンドの電源線を切っていけばたどり着けるかもしれないが内部の方だと厄介だ、ここは新たな電源を購入しようと、代替品をネットで探す純正部品はとうに販売終了だ。3.5mm6V端子のアダプターにセットできるpowseed12Wマルチ電圧ACアダプターというのが1400円弱でAmazonに出ていたのですぐに発注する。4-5日で手元に届き、つないでみると問題なく動き出した。MDプレーヤーそのものは供給が止まっているせいだろう、ネットで探してもSony0130ab エッという高い値段で売られているばかりで今持っているものをとにかく使い続けねばMDの音源はまともに聞くことができないようだ。規格が使用途中でなくなるというのも厄介だ、ソニーはエルカセットというオープンリールテープのカセット規格を一時推進していたが3年持たずに撤退した歴史があり、MDはまだ持った方なのだろう。今年になってブルーレイディスクからの撤退も発表しており、そもそも音響ビデオ規格の寿命は長くないということのように思えてくる。録り溜めするより今その場で楽しむということが大事なようだ。クルマのオーディオも少し前まで乗っていたクルマはMDで今のクルマはSDカードとCDの組み合わせになっている、クルマを替えたときは随分不便な思いだった、あらゆるものは変わり続ける、これはどうしようもないことだ。
人類はその知恵を記録して後続に伝えることにより前へ進んできた、これから未来に残す記録媒体はどうすべきなのだろう。不安になってしまう。
どこかでアナログバックアップが脚光を浴びるかもしれないが、ないかもしれない。

結局人類は衰退していく運命を刻み込まれているのかな、そんな気もしだしている。

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2025年1月27日 (月)

今年の芥川賞「ゲーテはすべてを言った」を読んで、これが芥川賞?と感じる

今年も芥川賞が発表される季節となり、1月15日に芥川賞及び直木賞の受賞作が発表された。何とか読んでみたいと受賞作の掲載誌や出版された本の予約を図書館に入れてみるが、入れたのが少し遅かったからか、もうびっしりと予約が入っている。安堂ホセの「DTOPIA」の載っている文藝 2024年秋号 は数人待ちでTripperx21 ひと月くらい待てば読めそうだが鈴木結生の「ゲーテはすべてを言った」掲載の小説トリッパー2024年秋季号は数か月は優に待ちそうで、直木賞の「藍を継ぐ海 」に至っては数年単位の待ち行列だ。これは買うしかないかと後の2つについてはネットで発注した。まあしょうがない。それにしても小説トリッパーなる雑誌は聞いたことがないなと思 っていたら朝日新聞の小説誌で週刊朝日別冊として1995年創刊とある、知らなかっただけのようだ。認知度が低いせいか福岡市の図書館には本館分館すべてを合わせても1冊しかなく待ち行列も長くなるわけだと思ってしまう。
先に来た小説トリッパー2024年秋季号「ゲーテはすべてを言った」から見始める。80数ページでこれはすぐにも読めそうだと読み始めるが、少々手ごわい。まずは登場人物の名前がよみづらい。博把(ひろば)だの、芸亭(うんてい)だの、然(しかり)といった名字や綴喜(つづき)、徳歌(のりか),義子(あきこ)といった名前はルビなしではとても読めない。統一(とういち)という主人公の名前もなじみにくい、統一教会かGoethex2 ?などとも思ってしまう。読みだしてすぐにファウストの一節の引用で乾杯する場面があるがここではドイツ語のまま表記されていて訳文はない、(Trauben trägt Weinstock!/Hörner der Ziegenbock/......といった塩梅)エッと思ってしまう。紅茶のタグに書かれたミルトンの言葉も英文のまま翻訳なしで挿入される、英文ならば分からなくはないがあってるだろうかと思ってしまう。なんという小説なのだろうか、これくらいは俺の読者ならわかるはずだ、と浴びせかけられているような気になっていい気持がしない。一方では、ゲーテという現実の文豪のゲーテ全集の「西東詩集」の巻は全編登場人物の芸亭學が訳したことになっている、現実にももちろんゲーテ全集の翻訳版は出版されていて「西東詩集」の巻を担当した翻訳者が現実にいるわけだがそれを超越してこの小説を進めている。こんなことしていいのだろうか、と疑問になってしまう。小説としての筋立ては比較的単純でそこには特に感動もないのだがそれを取り巻く小宇宙のような記述の海がこの作品の特徴のようだ、そこの出来栄えが新しい時代を開く小説として受賞したのだろうが、その小宇宙は作者の知識のひけらかしのようでなんだかなあという感じもする、読後感が良くない。ほかにいい作品が候補になかったのだろうか、文学の不作の時代に入りつつあるのだろうか、いろいろ考えてしまう。「DTOPIA」の方はどうなんだろうか。

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2025年1月26日 (日)

例年と少し違う1月が過ぎていく

このところレンジャクが来ているのではないかと、毎年レンジャクを見る春日公園や大濠公園にこのところ行ってみているが、全くその気配がない。ヤドリギの実はそれなりついているようだしちょっと不思議だ。大濠公園では10羽くらいのトビがトビ柱を形成して低空まで下りてきたりする、来訪者の弁当を狙っているようではあるが、ここTobi0126 までの数のトビはここでは見た記憶がない。池ではセグロカモメなどの大型カモメは姿を見せずユリカモメばかりが飛び交っている。一方で自宅庭のスイセンは1月後れでやっと咲きだしたりもしていて、なんだか例年と違う1月を過ごしているような気がしている。寒さはそれなりだし温暖化したとんでもない冬というわけでもない、鳥や花のこれくらいのブレは自然の揺らぎの範囲なのだろう。例年とは少し違う1月を楽しむべきなのだろう。
ぼんやり過ごしているともう1月も終わりが見えてきた。

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2025年1月18日 (土)

レノボパソコンG570の冷却ファンを替える

ここ数か月ほどパソコンG570のファン音の異変に悩まされていた。パワーオンすると同時にけたたましいファンの音が続き収まって暫く使うとまたファンの音と振動が大きくなる、キーボードの左上あたりをたたくと収まってきたりするので、ポンポンと辛抱強くたたいたりする日々が続いていた。2日くらい前からは全く音がしなくなって動かなくなったようだ、もう限界かと昨日夕食後に思い立って冷却ファンの交換を行った。部品はネットで発注していたものが半月位前に中国から直接G570urabuta 届いていたのだが面倒くさそうなので一日延ばしにしていた。昨日になって症状が悪化してきた気がしてエイッと交換作業を行った。数年前に一度やったことがあるのだが、それなりに手順を踏む必要があったような記憶がある、もうすっかり手順は忘れていたのでネット検索でいくつか探し出して眺めてみて、できそうな気がして着手した。裏ブタをまずは外すのだが、外側からやみくもにネジを外していったがなんか前やった時と感じが違う、改めてG570の裏ブタの外し方をネットで探すと、右半分だけのネジ5本を外せばいいとわかり、そこからはすらすらと進めた。ファンはネジ3本で止まっていてコネクタを外すと簡単に取れる。新しいファンと交換して取り付けるが少し気が緩んでネジをパソコン内部に落としてしまい肝を冷やした、ネジがなくなると極めて厄介だ。無事取りG570fankokan 出せてネジを付けるが歳のせいか手先の動きが悪くなっていてこんな作業はこの先もうできないかもしれないと思ってしG570fan まう。交換作業を終了して起動すると静かなパソコンが戻ってきた、めでたしだ。
いずれにせよWindows10のサポートは今年の10月14日までだ、それまでに後継をどうするか決めねばならないが、新たなパソコンに今動かしているソフトすべてを引き継ぐのは気が重い。Win11非対象のG570にWin11へのアップグレードを成功させている例をネットでいくつか見つける、これをダメもとでトライしてみようか、そんなことも思い始めている。今年はパソコンで悩む年になりそうだ。

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2025年1月15日 (水)

ロスの山火事は人災のような雰囲気がして

ロスアンジェルスの広範な領域で山火事が発生して燃え続けている、強い風がこれほどまでの大火に至った要因と報じられて、どんな風なのだろう、海から吹き込んだ風なのだろうかと少し調べてみた。
アメリカの風であればhttps://earth.nulKaze2025010718utca lschool.net/の解析が見やすかろうと1月7日頃からのロス付近の風の流れを見てみると、1/7の18UTC頃(現地時間午前10時頃)から北からの強い風がふき始めている。北というとネバダの砂漠からということになる、確かにこれは乾いた高温の風のようだ。なんでこんな強風が、と思うが、これはこのころ低気圧がロスアンジェルスの南側付近を通過したことによるようだ。この気象条件が問題ということならばこれはいかにもしばしば起こりそうな風だ。要するにロスの南を低気圧が通過すれば起こる。異常気象のせいにしたがるのは政治がさぼっているからだろう。なんでも異常気象のせいだ2025010800tenkiz 温暖化のせいだと言っていれば政治家は責を免れる、と思っているのだろう。トランプが支持を受けるわけだ。
気象の計測データとしてはロス空港(LAX)のSynopデータが得られるのでこれを見てみると風のピークは1/8の03UTCで北北東25kt(13m/s)で確かに強いが極端に強いというほどでもない。この時の湿度は28%でこれも確かに低い、がこれくらいのことは起きそうだ。
やはりどうにも危険が予測できていたのに対策が不足していたのではないか、一種の人災ではないかとの気がしてくる。

何故火災災害を防げなかったのか、今後の議論の推移に注目していきたい。

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2025年1月12日 (日)

九響ニューイヤーコンサート2025を聴く

このところ毎年年末には第九、年始にはニューイヤーコンサートでシュトラウスを聴くことが自分にとっての恒例行事になっている。今年は本家ウイーンからウイーンフィルが来て福岡でニューイヤーを演ずるとあったが、やっぱり地元のオケで新年を楽しみたいという気持ちが強くいつもの九響の方を選んだ、むろんチケット代は数倍違うNewyear2025q ということもあるが恒例行事はやっぱりな、と思ってしまう。今年はソプラノの歌が入って新年らしい華やかさがある。指揮者太田弦の語りが入りながら曲目が進む。若い指揮者らしいやや淡白な演奏でシュトラウスはもっとアクの強い方が好きだなと思ってみたりもするが、後半になるとそんな印象も消えてこれもなかなかいいじゃないかと思ったりする。太田の語りで頭に残っているのは、ソプラノの小川栞奈とは大学同期で九響の演奏メンバーにも同期が2-3人いると言っていたところだ、一緒に何かをなしていく時に同時代のつながりは心強いものがあるというのは時々感じることだ。若い指揮者が入るということは若い世代を引き連れて代変わりしていくということでもあるな、と思ってしまう。
ソプラノのアンコールはプッチーニの私のお父さんだった、好きな素敵な歌だ。

新しい時代に動いて行くのを感じる、新年らしいいいコンサートだ。今年はどんな年になるだろうか。

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2025年1月 3日 (金)

2024年12月の福岡市南区周辺の野鳥

暑かった秋に比べ平年並みの冬だったが寒さが一層感じられた。冬鳥は出揃ったようだがシロハラは未だ声ばかりで姿をほとんど見ない、渡りの用心深さがまだ抜けないようだ。
手元のメモに残された記録は下記の通り:
2024.12.2 14:20 晴れ 風力1-2 4Cu040   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:メジロ10+、カワセミ1、 新市楽池:なし、 鹿助池:アオサギ1、マガモ7♂5♀2、ヒヨドリ声、カラス声
2024.12.4 15:00 曇り 風力0-1 4Cu030   福岡市南区長丘周辺の野鳥  鹿助池:スズメ2、アオサギ1、マガモ10♂7♀3、ヒヨドリ声3+、
2024.12.6 13:25 曇り 風力1-2 8Cs050 6Cu030   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:、ヒヨドリ声2-3、ハシブトガラス声、 新市楽池:ジョウビタキ♂1 鹿助池:アオサギ1、マガモ9♂6♀3、ドバト1、ハシブトガラス2、ヒヨドリ2、
2024.12.7 11:30 晴れ 風力1-2 2Cu030   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ホシハジロ4♂♀、オオバン3-4、ハシビロガモ6♂♀、ヒドリガモ3-4、マガモ10♂♀、
2024.12.9 13:50 曇り 風力1-2 7Cu030   福岡市南区長丘周辺の野鳥  鹿助池:ヒヨドリ3-4、アオサギ1、マガモ11♂7♀4、 新市楽池:なし 中公園:、ヒヨドリ3+、コサギ1、コガモ♂1、カラ混群(メジロ、ヤマガラ等)20-30、ハクセキレイ2♂♀、コゲラ声、
2024.12.14 14:00 曇り 風力1-2 7Cu030 寒い   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハシビロガモ5♂3♀2、ヒドリガモ2♂♀、カワウ5、オオバン3、マガモ8♂♀、アオサギ1、ホシハジロ5♂2♀3、バン2
、、
2024.12.16 14:00 曇り 風力2-3 6Cu040   福岡市南区長丘周辺の野鳥  鹿助池:ヒヨドリ5+、スズメ10+、マガモ17♂11♀6、アオサギ1、 新市楽池:ホシハジロ♀1、キンクロハジロ♀1、ハクセキレイ2♂♀ 中公園:ハシブトガラス1-3、ヒヨドリ5+、ドバト3
2024.12.17 14:45 曇り 風力1-2 6Cu030   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヒヨドリ6+、コサギ1、キジバト2 新市楽池:ホシハジロ♀1 鹿助池:マガモ17♂10♀7、ヒヨドリ5+、スズメ15-20
2024.12.20 15:15 晴れ 風力0-1 3Ci150   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヒヨドリ3+、 新市楽池:ホシハジロ♀1 鹿助池:マガモ17♂10♀7、コサギ1、アオサギ1、ヒヨドリ声
2024.12.23 14:00 晴れ 風力1-3 4Cu040   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:アオサギ1、ハクセキレイ1、ヒヨドリ3+、シロハラ声1 新市楽池:(途中)ジョウビタキ1、ハシボソガラス1、スズメ疑1 鹿助池:マガモ17♂10♀7、スズメ12+、ハウセキレイ2+、ドバト4、ハシブトガラス3-4、ヒヨドリ~3
2024.12.24 15:30 晴れ 風力1-2  福岡市南区長丘周辺の野鳥  鹿助池:スズメ20+、メジロ3-4、ヒヨドリ声、マガモ11♂7♀4、ハシブトガラス1 新市楽池:ホシハジロ♀1
2024.12.25 13:50 晴れ 風力1-2 5Cu040   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:カワセミ1,コサギ1、モズ1 新市楽池:カワセミ1、スズメ2-3、(途中)ジョウビタキ1、ハシボソガラス1、スズメ疑1 自宅:シジュウカラ1-2、スズメ10+、メジロ2+
2024.12.26 13:30 曇り 風力1-2 6Cu040   福岡市南区自宅庭の野鳥  ヤマガラ2+、シジュウカラ2,スズメ10±、
2024.12.27 10:40 晴れ 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ホシハジロ54♂1♀3、ヒドリガモ4♂♀、ハシビロガモ4♂♀、オオバン4+、アオサギ1、マガモ1-2、スズメ、カワウ6、
2024.12.28 15:20 晴れ 風力3 4Cu040   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:アオサギ1、マガモ3♂2♀1、ヒヨドリ2-3、ドバト2 新市楽池:無し 鹿助池:ヒヨドリ2+、ドバト1
2024.12.30 13:30 曇り 風力0-1 8Cs060 6Cu040   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ハクセキレイ2、ヒヨドリ、シジュウカラ、ジョウビタキ♀1、 新市楽池:無し 鹿助池:マガモ17♂10♀7、ヒヨドリ3-5、ハウセキレイ2♂♀、ドバト10±、
01jyobtk1206ca1 02kosagi1209aa1 03kogamo1209aa1 04daisagi1210aa1 05ymgr1215ae1a1 06hiyodr1217aa1 07kawasemi1225ca1 08sijyukr1226aea1 09aosagi1228ba21 10jyobitkfm1230aa1
写真は上左から  ジョウビタキ♂(12/6新市楽池)、コサギ(12/09中公園)、コガモ(12/9中公園)、ダイサギ(12/10樋井川)、ヤマガラ(12/15福岡市南区自宅)、ヒヨドリ(12/17中公園)、カワセミ(12/25中公園)、シジュウカラ(12/26福岡市南区自宅)、アオサギ(12/28中公園)、ジョウビタキ♀(12/30」新市楽池)

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