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2025年6月25日 (水)

梅雨の季節の俳句をつくる

このところ日記を書くようにしているが日記の最後に短歌と俳句のようなものほぼ毎日1つづつ書いている。その日の雰囲気はこちらのほうがよく伝わるような気がしている。
こうして書き留めたここ1か月余りの梅雨の季節の俳句など:

ギボウシは梅雨明け知らすラッパ咲き

クチナシの香りは雨に混じりいり

バンヒナのそっと現る梅雨日暮れ

若鳥の騒がし季節梅雨晴間

びしゃびしゃとアオサギ見つむ池の梅雨

梅雨空に雨を吸い込むカーネーション

梅雨らしく梅はたわわに空重しAosag0613aa1

雨やみてカワセミ見つむ梅雨の池

梅雨入りにアジサイの青冴えわたる

梅雨入りてアジサイ笑う小庭かな

鳥カメラ黒きトンボにとらわれる

花盛り月は変われどさつき晴れ

バンヒナの生き残りたる梅雨の入り

小雨降る6月の空に開く花

赤々と残る暑さに夕ガラス

怖き夢覚めてリアルな手触りが

滝のよう驟雨の山に水走る
   
垂れこめて暗き気持ちの朝の虹

初アユのどこかむなしく月晦日

メロンなりスーパー店頭衝動買

雨を呼ぶガクアジサイや庭光る

新緑も錆びつきており池暑し

スルガランお前は何をおびえるか

パソコンの移行に漂い五月闇

梅雨空に心も暗く時刻む

梅雨空は雀のペアがぽっつりと

カラス啼き雨粒載せてユリ開く

ーーーーーーー    ルリビタキそら

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2025年6月21日 (土)

エア・インディア171便の墜落

6月12日、インドで離陸直後のボーイング787-8が墜落した。またボーイングとの感もあるが787は就航以来14年、初めての墜落事故で事故後1週間たった現在でも事故原因のおよそのところも明らかになってこない。
墜落事故の概要は以下の通り
2025年6月12日(木)現地時間12日13時38分 (世界標準時UTCで12日8時8分) (IST India Standard Time =UTC/GMT +5:30 hours)インド西部のアーメダバAirindia171 ード国際空港滑走路23を英国ガトウイック空港に向けて出発したエアインディアのAI171便(ボーイング787-8)が離陸後約30秒で墜落炎上し搭乗していた242名(乗客230名、乗員12名)のうち241名が死亡した。乗客1名は奇跡的に大きなけがもなく生存。地上では巻き添えとなった死者が33名出ている模様。ボイスレコーダとフライトレコーダは現場から回収され解析中。(写真はwikipediaより)
現地気象条件はUTC12日8時のMETAR(本空港)で 120800Z 25007KT 6000 NSC 37/16 Q1001 NOSIG と風はほぼ正面から7kt(3.5m/s)、視程6km 、雲なし,気温37℃露点16℃、気圧1001hp で飛行には問題ない状態だったが気温は結構高い。
滑走路は1本で05/23,長さ3,505 m (11,499 ft)、標高58m。
機体はボーイング787-8、座席数256(C18、Y238)で90%の搭乗とほぼ満席の状態。
製造のラインナンバーは26で比較的初めの頃の機体(機体重量がまだ下げ切っていない頃の機体と思われる)2013年末製造で11年くらい運航に供されている模様。
離陸時のビデオ映像が公開されていてそれをみると滑走路端一杯で離陸、浮上したものの脚は上げないで無理に高度を上げ失速したようにマッシュ状に降下している。
アーメダバード国際空港からガトウイック空港までは直線距離で3704nm(6859km)で西行きの飛行であり向かい風になりがちな飛行で燃料は多めとなっていたと思われる。ほぼ満席で気温の高い状態のでの離陸では3500mの滑走路長はそれほどの余裕はなく、ましてやLN26というやや重めの機体故厳しさはなおさらだったと想像される。当日の離陸ビデオでも滑走に路端付近でやっと離陸している状況が見て取れる。
ビデオで見る限り離陸後の飛行は両エンジンの同時不調が事故原因として最も考えられるように見える、エンジン不調で自動展開するラムエアタービンも展開していたようだとの情報も流れている。こんなことを引き起こしえるのはエンジンを制御するソフトに何か落とし穴があったか燃料及び燃料供給系に何らかの異常があった位しか思いつかない。鳥衝突は鳥の残骸が発見されておらずまたぴったり同時に両エンジンを止めるほどの衝突があったとは考えにくくこれではないように思える。
ともかく回収されたフライトレコーダとボイスレコーダには重要なデータが残されているはずであり事故原因の究明が待たれる
これとは別に、エアインディアの機体の整備はトルコの会社が担当しているところがあり印パの戦争状態の現状から事故原因にイスラムの影を疑うNet情報が流れ、急遽トルコからこの機体の整備にはかかわっていないという声明が出されたり、エアインディアがタタグループ傘下に入りエアバス・ボーイングに大量発注を行っており事業の急拡大に進んでいたことが事故の背景にあるのではないかとの憶測が出てきたりと、ネット上の話題は尽きない。翌日のイスラエルによるイラン空爆のニュースに放送のニュースは圧倒されてしまったがnetの情報は出続けており、報道の流すニュースの選択権力のような力がむなしくなりつつある現実も面白い気がして眺めている。
さてどうなるか。

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2025年6月11日 (水)

天下統一の弦楽三重奏に目を見張る

5日ほど前アクロスのランチタイムコンサートがあって聴きに出かけたのだがこれが予想外によかった。ランチタイムコンサートとあるとどこか軽いコンサートのような印象があるのだが今回は、軽いということはない、これは、という本格的な響きを感じる演奏だった。演奏はアンサンブル天下統一という名の弦楽三重奏だ、名前の印象がよくなくてあまり期待していなかっただけに、ちょっと驚いた。
演奏は2曲で1曲目は初めて聴く ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調 op.10(Dohnanyi: Serenade for String Trio, op. 10)という曲だがドホナーニという作曲家の名前も初めてだ。むつかしい曲かなと思っていたら始まると聞きやすい妙にはまる心地よさのある曲だった、演奏の響きの良さ切れの良さも随分あTenka1 るのだろう、25分くらいの5楽章からなる曲で、急緩急緩急と交互にテンポが変わるのも解りやすい。
いい感じで次のベートーヴェン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 op.3に移る。弦楽三重奏という形式を生で聞くのは初めてだったが次第にその楽しさに慣れてくる。左バイオリン、右ビオラ真ん中にチェロというシンプルな配置が見た目にもいい。3台の楽器の分担が明瞭で弦楽四重奏と違って音がこの楽器から出ているというのが見てはっきりわかる、見てたのしい。聴いているとメロディーが左のバイオリンで奏でられそれがそのうち少し形を変えてビオラが奏でる更にチェロに引き継がれる、バイオリンに戻るという具合に、音が3人の演奏者の間をぐるぐる回っていくのが見えるようで面白い。特にこのベートーヴェンの三重奏がそうできているということかもしれないが、刺激的だし楽しい。とにかく演奏がうまい。
万雷の拍手にアンコールでベートーヴェン:弦楽三重奏曲ト長調Op.9-1より 第4楽章 Prestoを演ってくれた、もっと聞きたくなるが、ここで終了となるのがランチタイムコンサートだ。次の機会を期待するほかない。
帰りに天下統一によるベートーヴェンの弦楽三重奏曲のCDをサイン入りでホールで販売しているとあって、これは買わねばと思ってはいたが人波に押されてそのまま退場してしまった。こんなこともあるが、いいコンサートだった。

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2025年6月 4日 (水)

2025年5月の福岡市南区周辺の野鳥

季節の進みが速く、鳥たちは幼鳥が活躍する時期となった。スズメもカラスも明らかに数が増えている。油山のオオルリはまだひなを孵している段階か姿が見れない、様々だ。もう夏がそこまで来ているようだ。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2025.5.2 18:00 晴れ 風力2-3 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ツバメ1、コウモリ1、コガモ4♂♀、マガモ♂2、チュウダイサギ1、スズメ 新市楽池:バン2、マガモ♀1、スズメ2-3、ハシボソガラス声1 鹿助池:マガモ2♂♀、スズメ3+、ハシブトガラス1-2、

2025.5.3 13:30 晴れ 風力2-4 3Cu040 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 マガモ4♂♀+♂3、カワセミ1、キンクロハジロ♂1、アオサギ2、チュウダイサギ1、ドバト.15位、スズメ3-5、 

2025.5.5 14:00 晴れ 風力1-2  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:アオサギ2、チュウダイサギ1、スズメ3-4、 新市楽池:バン1

2025.5.6 11:30 曇り 風力0-1 8Cu020 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ホシハジロ2♂♀、マガモ2♂♀+♂2、チュウダイサギ1、アオサギ1、キンクロハジロ♂1、スズメ5+、 ドバト.

2025.5.8 15:50 晴れ 風力0-1  福岡市南区長丘周辺の野鳥  新市楽池:バン1 中公園:コゲラ1、コサメ疑1、スズメ

2025.5.10 15:30 晴れ 風力2-4 3Cu040 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:アオサギ1、スズメ 新市楽池:ハシボソガラス1

2025.5.12 15:00 晴れ 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:スズメ 新市楽池:ー 鹿助池:マガモ2♂、アオサギ1、ツバメ1-2、スズメ

2025.5.15 10:20 晴れ 風力1-3 4Cu030 福岡市油山市民の森の野鳥 キビタキ声、ヤマガラ声、イカル声、ホオジロ2♂♀、ウグイス声、カラス
2025.5.16 14:20 曇り 風力0-1 8CuSt025 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:スズメ2-3、コゲラ1、ハシボソガラス2、バン1 新市楽池:キジバト2、バン2、ハシボソガラス1

2025.5.18 15:10 曇り 風力2-3 8Cu020 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:スズメ3-5、 新市楽池:バン1、

2025.5.20 14:45 晴れ 風力2-3 4Cu040 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 マガモ4♂、ホシハジロ2♂♀、スズメ5+、アオサギ1、ツバメ1-2、バン4、キンクロハジロ♂1、 

2025.5.22 14:00 曇り 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:スズメ5+、 新市楽池:バン1、

2025.5.24 14:40 小雨 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 キンクロハジロ♂1、アオサギ1、バン1、ホシハジロ2♂♀、マガモ♀1、カワセミ1
2025.5.27 15:20 晴れ 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ホシハジロ2♂♀、マガモ♂1、カワウ2、キンクロハジロ♂1、アオサギ1、バン親2+ひな3、スズメ

2025.5.29 15:40 晴れ 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:アオサギ1、ムクドリ、マガモ♀1、スズメ3-4 新市楽池:バン1、
2025.5.30 11:00 晴れ 福岡市南公園/植物園の野鳥 エナガ幼鳥、シジュウカラ幼鳥・成鳥、ツバメ、ヤマガラ、スズメ、ドバト、ムクドリ、

2025.5.31 15:20 晴れ 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 バン5-6(ヒナ3、親、若)、ムクドリ5+、スズメ40+、ドバト10+、キンクロ♂1、マガモ4♂、アオサギ1、ホシハジロ2♂♀

01kinkuro0503aa1 02cyudaisag0505aa1 03ban0508aa1 04aosagi0510ca1  05suzume0512aae106hoojiro0515b00a1107kogera0516b2aa1 08mukdr0519aa1 09banfamily0520aa1 10kawasemi0524fa312 11sijyukr0525ba1  12enagayo0530b     
写真は上左から  キンクロハジロ♂(5/3西ノ堤池)、チュウダイサギ(5/5中公園)、バン(5/8新市楽池)、アオサギ(5/10中公園)、スズメ(5/12鹿助池)、ホオジロ(5/15油山)、キュウシュウコゲラ(5/16中公園)、ムクドリ(5/19中公園)、バン家族(5/21中公園)、コガモ(4/24中公園)、キビタキ(4/25南公園)2枚、ハシビロガモ♂1(4/20西ノ堤池)、カワセミ(5/24西ノ堤池)、シジュウカラ(5/25自宅前)、エナガ幼鳥(5/31植物園)

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