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2025年7月 3日 (木)

1年ぶりの東京その2ーーエスカレータ

1年ぶりに東京を訪れてみて感じることはいくつもあるが、違和感の筆頭はエスカレーター左寄せの徹底ぶりだ、列を作ってでも左一列を変えようとしない。アナウンスでエスカレータでは危険防止のため歩かないでくださいと繰り返されるのだが右側を歩くことをそそのかすようにぴったり右側を開けている。こんな無法をそそのかすような暗黙のルールがあたりを支配しているさまは異常もしくは悪魔的としか言いようがない。筆者は意図的に右側に立つことにしているが、それだけで更にきっちり右側を開けようと動く人がいたりする。それもどうみても外国人の人もそういうしぐさをとっている。多分エスカレーターの片側あけルールは歴史をたどれば欧米から来たルールなのだろう、いかにも弱肉強食の雰囲気が漂っている。国際都市東京であればそれだけその圧力を受けやすいのだろう。でもここは日本だ、安全重視でエスカレータでは歩かない走らないを社会として決めている以上混雑防止の両側立ちは当然だ。堂々とそれをやろうとしようとする雰囲気がどこにも見えないのが奇妙に思えてしまう。このあたりがいつまでたっても失われた何十年から脱しきれない流されやすい日本を象徴しているのかもしれない、そんな風にも思ってしまう。

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