10月9日の九響コンサート、ベートーヴェンの8番がとにかく眠い
九響の定期演奏会というとこのころは機械的に聴きに行くような気がしている、あまり良いことでもない気もする。今回は小泉が指揮するベートーヴェンとチャイコフスキーだ、何だかどうだと名前で押してくる感じだ。19時開演でコミュニティバスと電車を使って天神に出るが電車の接続がよくて18時過ぎには天神についてしまう、30分かからない。少し余裕があるのでよく見たことのないワンビルを4階まで上がってみる。蔦屋が出店していて見るが、書店はやはり魅
力的刺激的で、書店がなくなる世の中は寂しい。ともかく出来て間もないワンビルは都会的で面白い。アクロスのホールに入っても開始まで余裕があったので12月の第九の切符も会場で発注する。郵送で届くという。もう年末が迫っている。
今日は席は1階左前2席目、近くて生々しい。ベートーヴェン8番から始まる、こんな曲だったっけ、ふかふかしたメロディーでとにかく眠い。情けないが殆どそれしか記憶にない。これはいかんと休憩で500円コーヒーを飲むがうまくない、飲み切れない、体調がいまいちなのかもしれない。自宅のキリマンジャロは贅沢すぎるのだろうか、しみついてしまったようだ。次はチャイコフスキーの4番、これは新しい感じがして眠くならない。しかし作られたのは日本でいえば西南戦争の時代で、とても新しいということはできない、クラッシックの世界の時間の進み方ががどこかいびいつのような気さえしてくる。でもいい演奏だ。
バスで帰る、随分と混んでいる、ウイークデイの21時頃の世の中に久しぶりに触れたようでこれも何だかいい。
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