2025年10月の俳句
ほぼ毎日書きなぐっている俳句、2025年10月分。
秋が過ぎていく
知らぬ花咲きいでし鉢秋寂し
ヒヨドリの声高らかに秋深し
もう咲くかキンモクセイの秋が来る
ジョウビ♀鋭き声はチベットから
江戸流の粋を見せたりホトトギス
近池にコサギ戻りて冬ちかし
木暗がり一瞬のきらめきジョウビタキ
オオバンにまた会う季節めぐりきて
やっと出た巻雲の舞う高い空
寒波受け渡りしコガモ疲れ果て
エサ台のヒマワリの種虫の声
ひっそりと今年しまいのシオカラの
柿紅葉あさがおの夏まだ続く
あれはモズ刻む季節のゆるぎなき
みずひきの赤撮れなくて目は優秀
時ならぬサツキツツジの狂おしさ
眠い秋本ばかり読む秋が来た
予約した第九の切符年の瀬か
冬香り若きスズメの身構える
バン一羽寂しく秋のハスの池
中秋の忘れたように名月が
雨強しイヌマキの実の揺れるさま
月変わりゴロゴロごろと秋深し
眠き朝早く目覚めて秋深し
ルリビタキ空
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