2015年12月26日 (土)

寒くなって、ウエットスーツが壊れる

どうにも寒くなった。こんなに寒くなる予想ではなかったのにと朝からGSM,MSMの予測データとアメダスや高層気象観測の計測データを自分でエクセルグラフに書き直して比べてみたりしている、漸く解ってきた。Kisyouhikaku1

予測計算では高気圧が張り出して海からの北寄りの風がずっと吹くはずだった。ところが昨晩9時過ぎから冷たい南寄りの風に変わってそれが続いている。いつもの海陸風なのだけれども今回は佐賀ー久留米ー英彦山のあたりに冷たい高圧部がいつもよりはっきりできてそれが朝9時になっても解消せず寒さが身に染みるということらしい。
福岡市付近ではこの時期海水温が14℃くらいあって海からの北風は冷たくはなく、むしろ内陸部からくる南風が冷た
い。
Kisyouhikaku2_2 
福岡市では予想外の南風、長崎でも予想外の冷たい北東風となった。昨晩9時までの高層データやアメダスデータはほぼ事前予測通りであったことから夜間の地表付近にできるローカルな気象のようだ。
今朝9時のゾンデデータを見ると高度170m以下に冷たい層があってこれが予測されていない。本当に薄い大気層だ。しかし人の感じる寒さにはこれが効く。MSMやGSMの数値計算では海陸風の細かいモデル化はまだ完全ではないようだ。

Kisyouhikaku3 こんなことをしていると気象の趣味は知的な好奇心の充足と実用を兼ね備えていてなかなかいいかなと思えてくる。

ヨットの遊びのために毎週末は博多湾小戸ヨットハーバー付近の海上の気象を予測してヨットクラブ内に伝えているが、特に風は難しい、当たらないこともしばしばある、しかしいろいろ考えるのが面白い。当日出席できれば当日の実況を見ながら修正して解説すると結構正しい予測となる場合も多い。
気象予報士の技術も野鳥にしろヨットにしろ遊びに真剣に役立てようとすると空や風や雲の動きを
Kisyouhikaku4見る目が細かくなって自分のためにもいいように思っている。

しかしとにかく寒くなってきた。

冬はヨット遊びが少々シビアになる。特に海水温は夏より15度くらい低く、防寒対策がしっかり必要で勿論ウエットスーツが必須となる。
ウエットスーツは体形に合っているのが望ましく、あつらえるのが一番いいのだがそれでは費用が掛かる、5万円くらいは軽くかかってしまう。
気軽に始めた遊びにそんなにかけるのはちょっと。。。という気がして、ネットで色々さがしてサーフィン用の吊るしの安いものを買った。2年程前のことだ。
Yachtxx ダイビングなら防寒上厚さ5mmは必要だが、動きの激しい遊びでは厚さ3mmくらいのものが動きやすくていいとのアドバイスがネット上に幾つかあって、寒ければインナーで補えばいいと3mmのものとした。

去年はそれで問題なく過ごせたが今年の冬は少し太ったようでうまく入るか気になっていた。1-2㎏の差でも結構きつくなる。
今年は暖冬で暑い日が続いて11月まではウエットスーツは使わずにすんでいたが12月に入るとさすがに水温が下がってきて先日この冬初めてウエットを着用しようとした。背中のチャックが閉まりにくいので近くの人に見てもらうと、壊れているという。無理に閉めようとして壊したのだろう、しょうがないのでこの日は落水しないようにして背中のチャックは空いたままでなんとか過ごした。少々寒い。

このままひと冬過ごすわけにも行かず、修理をとハーバーのショップで聞くと、修理は受けないし引き受けてくれるところは殆どなかろうという。
しょうがないので戻ってネットで修理又は新たに買うかといろいろ調べるが、当然のごとくいずれも高い。
チャックだけのことなので自分で取り替えればいいか、とYKKの防水ファスナー「アクアシール」の入手をYKKに問い合わせてもみる、普通にはどこを探しても売っていない。K-ファスナーという所で注文販売をしているとメールがかえってきて、それではと
紹介されるままに恐る恐るそちらに問い合わせメールを打ってみる。高くても、受けると言われれば断りにくくなるかもしれないとの不安はあるが、兎に角やれることはやっておきたい。

並行して、壊れたファスナーのスライダー金具だけはないものかとネットで調べていくとZlideon ZlideOnというスエーデン製のファスナー修理金具(スライダーの交換品)がみつかるがサイズが微妙だ。ファスナーの幅と厚みから品番を決めるのだが1mm以下の精度が必要で普通の定規で測ったのでは精度がイマイチだ。エイっと発注したあとで測り間違いが判明しキャンセルしたり、どたばたしてやっと2日後に正しいサイズのZlideOnが届いた。1000円位でこれで済めば安い。
本当に壊れたスライダーと交換できるか不安だったが上手くできて一応修理完了となった。
アクアシールのほうは送料込で5500円位との見積もり結果が来たが今回は発注見送りとした、また壊れたらこれしかあるまい。

たかがファスナーといっても一旦壊れるとやっかいで、そこには色々とビジネスが動いているのを知る。自分で修理すると思い切ったところで道が開けたようにも思う。自分でやる、というのがこの時代を生きていくキーワードではないのか、そんな気がしている。トラブルに出会うと学ぶことが多い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月13日 (日)

ヨドバシドットコムに驚く

近頃驚いた話に、たった120円の電池がヨドバシドットコムで送料無料で翌日配達された、ということがある。
経緯はこうだ。
スーパーに買い物に行ったときクルマのキーのボタンを押してもロックが外れにくくなっDenchi てこれはキーの電池がへたったに違いないと、スーパーの売り場で該当する電池を探したが見当たらない、CR1620という電池だが、もうあまり使われなくなってきたのか帰り道に寄ったコンビニでも見つからなくて少々困った。これは通販で買うしかないかと戻って調べると、amazonでは送料込み290円とある、これでいいかと思ったが、ヨドバシも念のため見ると、sony製のが120円送料込みとある。本当に120円ぽっきりなのだろうかと疑いたくなるが、とにかく発注する。
翌日になって午後9時頃に玄関のチャイムが鳴ってヨドバシの自前の配達員が電池を持参した。本当に驚いてしまう。120円のものを遅くなってでも手渡しで届けるとはどう見ても赤字だろう、配達料など全く出そうにない。

驚くべき時代に入ったと感じさせる。
要するに日本の小売り全体がamazonという日本で法人税も払っていない外国の会社に押しまくられている、という現状をひっくり返そうという戦いのようだ。

ピケティの「21世紀の資本」を巡る議論で、格差をもたらすのは
ピケティのいうr>g(資本収益率>経済成長率)だけではない、多様である、例えばグローバル化によってスーパースターが一人勝ちしやすくなっている、いわゆるスーパースター論というのがあったが、この好適な例としてamazonが挙げられるように思える。現実の世界では一人勝ちできるというルールが出来上がっているわけでもなく、これをつぶしにかかる動きがあっておかしくない、そんな戦いがこれなのだろう、面白い。120円でもというか120円だからこそ、顧客を取りに行くという意気込みがそこに感じられる。

面白い時代になった。頑張って長生きしなくてはならないようだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月23日 (土)

リエンジンの話が面白くて

パソコンをいじりながらものを考えることが増えている。ネットであちこち見ていると、インターネットに浸っていると脳の働きかたが変わってきて脳の注意力、集中力、思索力が減退する、との記事に出くわす、ニコラス・G・カーという人の本の紹介記事だ、こんな事自体が相当に浸っている証拠だ。危ない危ない。

ともかくネットでは本日現在世に流れている話の種で満ちていてついつい時を費やしてしまう。ここしばらく民間旅客機の話題が気になって色々見ているが、最近では737・A320クラス(この業界では単通路機または狭胴機と称する)の更新にまつわる話が面白くなっている。

ボーイング・エアバスの2社が巨大な世界の民間旅客機市場を分け合っていて それぞれ2000機を越すバックログを抱えて稀に見るいいビジネスとなっているが、原油価格の上昇、温暖化問題等々世の中の価値観が移ろってきてこの737・A320クラスにも新しいもっと燃料消費の少ない機体の提供が求められるようになってきている。

航空機の燃費向上にはエンジン性能の向上が欠かせない。しかしこれまでのエンジンの小手先の改善ではもはや大きな向上は期待できない段階まできておJetengine り、燃費改善に効果的なファンの空気流量を飛躍的に増大する斬新なエンジンが求められている。プロップファンと呼ばれる エンジンがそれに応えうるエンジンで、ファンを極大化しファンの覆いを外したターボプロップとファンジェットの中間のような形をしており、燃費改善が30%にも及ぶといわれる。しかしこのエンジンの実用化にはあと10年くらいはかかるとされ、今現在の要望にすぐには応えられない。

ここへきて、その前段階的な 現在のものより径の大きいファンを持つエンジンなら数年で提供できるとエンジンメーカが売り込んでおり、つなぎのエンジンとして注目されている。

ファンの空気流量を表すバイパス比が今の5程度から11-12位まで大幅に引き上げられ燃料消費性能が10-15%向上するこのつなぎエンジン(GTFやLeapーXというのが製品名だが)に交換することをリエンジンと称しているが、ボーイング・エアバス両社がGOするのは時間の問題とされていた。

しかし、単にすげ替えればいいというものでなくエンジンと機体の干渉もかなり変わりそれなりの改修も必要でちょっとした開発になるのは明らかだ。特にボーイング737737 は脚の長さが短くて地面とのクリアランスをとりにくく (今のエンジンでもファンのカウリングをいびつにしてやっと付けていて)このままでは径の大きいエンジンはつけられない。脚の長さを長くすると脚を引き込む主翼のスペースが今のままでは足らず主翼構造に割と大きな変更が必要になる、それに重くなる、全体最適に向かうと改修の域を出て新型機の開発になってしまう、かなり厄介だ。その上 これでそのあとプロップファンがすぐ登場するのではまた新規開発となる、やってられない、とばかりボーイングはリエンジンには後ろ向きとなっている。

エアバスA320の方はもともと脚も長めで大きな径のエンジンもつけることにはさしたる問題もない、エアバスはここぞとやる気になっていたが、ここへきて、リース会社の大物CEOが 多少の性能向上で複雑なエンジンに変えるのは運行全体を考えるとエアラインにとってメリットは殆ど無いと公言しだして、このところエアバスもひるみはじめた。何しろ十数兆円に上る受注残を今のA320で抱えていて仕事は当分ある、リエンジンは737より楽だとはいえ開発のリスクは常に伴う、このまま今の機体を作り続けることに決めてもボーイングがやらない以上、市場を失うということはまず有り得ない、中国とロシアが新エンジンを搭載したこのクラスの旅客機の開発を始めているが世界市場を脅かすとはとても思えない。しかしエアバスにいい機体ができれば明らかにボーイングを圧倒しシェアは拡大できる、さてエアバスがどうでるか、面白いところに来ている。エアバスも止めにすれば欧米以外の国の新開発機の行方が注目される、どちらに転んでもこの先新しい展開となりそうで暫く楽しめそうだ。

こんな話題を世界中のメディアにアクセスしてほぼリアルタイムに追うことが出来るのはネットならではだ。少々頭の働きが鈍くなってもネット依存は止みそうに無い。ともかく世界の今を知ることは思いのほか楽しい、観客が増えたことでプレーヤーの振舞いも変わってきているようにも思える、ネットは世界を変えつつあるようだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月10日 (金)

レガシイが10万キロを越え

日曜の夕刻遊びに行った帰りにカーラジオを聞いていたら家電そのものが好きで修理を生業とする傍ら色々収集している人の話が流れていた、ラジカセは恐竜である、バラエティに富んで巨大化していって突然絶滅した、という、言われてみれば確かにそうだ、モノは気がつかない面白さを備え持っている。
7年乗っているレガシイB4が走行距離10万キロを越え、調子もいいしなるべく手をかけずに7年目の車検を通そうと行きつけのシェルのガソリンスタンドで見てもらったら、10万キロ越えではタイミングベルト交換が必要ですよ、交換はタイベル交換その他で車検とは別におよそ7万円かかりますよといわれてギョッとしてしまった。確かに今まで10万キロ超えの車検は出したことが無い、クルマは長持ちするようになっているし高速1000円が効いてきて距離が伸びる人が多くなっているだろう、同じようなギョッとする経験を味わう人が増えているに違いない。ネットであれこれ調べると12万キロまで交換なしで乗りました、レガシーはベルトが切れてブローアップした話は聞かない、とか色々出てくるが長く乗るつもりなら換えたほうが切れるかもしれないという不安を抱え続けるより精神衛生上いいとの書き込みが殆どだ、そうなんだ。自分で交換したと手順を写真で細かくホームページに公開している人もいる、どうやらこれは10万キロ越えの一大イベントのようだ。新しいレガシイはベルトでなくてチェーンになっており交換の必要はなくなっているというが7年前の型では交換せざるを得ない、自分でやるのはちょっと無理のようだ。タイミングベルト交換ではウオーターポンプも交換するのが普通でスタンドの見積もりはここまで含んでいるが、ディーラーで聞くとレガシイではこのほかオイルポンプのシールも同時に換えたほうがいい、あとで換えることになるとやっかいだし費用もかかる、と返ってくる、ディーラーの誘導かとも思うがネットで調べてもシール交換もやるべしとの意見が目に付く。物入りだがしょうがない、とあきらめて、車検は6.3万円くらいと安いスタンドで基本だけやり、タイベル交換他はディーラーでやることにする。ともかく10万キロ越えを巡ってはちょっとした儀式とビジネスが展開している。

それにしてもクルマにこんな世界があったのかと今まで気がつかなかった片隅の世界を見つけたようで面白くもある。これもモノがもつ面白さの一つなのだろう。10万キロを乗り越えると後暫くは整備費用はそれほどでもないらしい、あと5-6年くらいは乗ってみるかと思っている、どこまでいけるだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月13日 (土)

心拍計

梅雨らしくなった。先週土曜日ごろからかなり梅雨らしい雲がながれていたのだが降り方もしっかりしてきた。2000mくらいまでの低い雲が垂れ込めるのが梅雨の典型的空模様だが今週の雨は10000mくらいまで雲に覆われていた、勢いがある。梅雨も一様ではない。
近くの健康の森というところにトレーニング施設があって週1―2回器具を使ったトレーニングやジョギング、水泳と一通りの運動をしている。心拍数を測りながらジョギングのペースをコントロールすると長く走れることが分かって必ず腕時計タイプの心拍計を借りて走っているが具合がいい。これは買った方がいいのではないかという気がしてきてネットで少し探してみると何故かどれも随分な価格だ、どうも健康グッズは高くしても売れるとの販売戦略が行き渡っているように思える。更に探すとついに手ごろな価格のものがみつかった、お店やさん という安直な名前のショップに出ていた、3000円台というからどんなものか捨て金でもいいやとばかり腕時計タイプを発注Hrm した。程なく送られてきたものを使ってみるがどうもこれは運動しないときに測るように出来ているようで、ジョギング中に借りた心拍計とくらべて測ってみると値が変だ、ウォーキングくらいでは一応測れる、数週間使ってもどうにもならない、やはり安物買いのなんやらかと思ったが気を取り直して、なんとかジョギングでも測れないかと販売元にメールで問い合わせると、そのタイプでは無理だ、別のタイプなら測れる、交換しましょう、との返事が来る、差額も数百円とたいした額ではないので交換することにして引き取ってもらう。待っていると送られて来た、随分親切な対応だ。こんどはセンサーを胸に巻いてトランスミッターで腕時計に送信表示するタイプだ、借りていたのと違って連続して測れる。 ハートレートモニター・ワイヤレスタイプ・モデル9801 という名称で愛想なくて台湾製だが、パソコンも台湾製を愛用しているし、それなりには動きそうだ。胸に巻いてみると胸を締め付ける様でこんなんで走れるんだろうかという気がするが、とにかく使ってみる。例によって健康の森で借りた心拍計と較べながらジョギングする、今度は値も殆ど同じでいいようだ、締め付けも案じたほどではない、連続して計測しているので細かく目標心拍数にあわせてペースを変えれて調子がいい。少し得した気分になる。
ネットを使った買い物は当初不安なところもあったが近頃は随分と売り手の姿勢が低くなってきているように思える。丁寧に対応してお客の不満をうまく吸い上げてやり方を変えていき信用を増せば次第に伸びていけるということなのだろう、信用が失われればネットビジネスは瞬時に消える。ネットでの買い物が増えている、町のお店は買い物を含んだ全体を楽しむ、ちょうどワイキキのショッピングのようにそこで買うことそのものに意味があるような買い方に変わっていくように思える。つまらなくなっているわけではなく全体が違う形に変わっていくようでそんな未来に向かっていく有様を眺めているのもそれはそれで面白い。

| | コメント (0)

2008年10月29日 (水)

航空機とプリンターと

航空機の世界に染まって時がたつが、航空機ビジネスはなかなか難しいことがあってビジAirp1 ネスのどの段階で利益が出やすいのかよくわからない。ある時ジェットエンジンのビジネスをエンジンメーカーのそれなりの方に聞く機会があったが、要するにカミソリと同じですよ、(タービンブレードの)部品交換で利益を上げるんですよ、との答えが返ってきた。ひげそり用のカミソリは柄の部分などの値段はあってないようなもので客が換え刃を買ってくれることでビジネスが成り立っている、ジェットエンジンも最もクリティカルで損耗が早く高価なタービンブレードを定期的に交換してくれることで利益が上がりビジネスが成り立っている、ということのようだ。結局高価でハイテクの部品で利益を出している。しかし構造を主に製造し 装備品の殆どを購入して組み立てる航空機の機体メーカではなかなかそういうわけにも行かないように思う。ともかく部品で儲けるビジネスモデルはパソコンやデジタル機器では常識的だ、ハイテク部品と最終製品の販売のところで利益が大きく、中間の製品組み立ての部分は技術的に高度さが求められなくて利益が薄い、組み立ては積極的に低賃金国にアウトソースして価格を引き下げ競争力をつける、というビジネスモデルだ。(利益の)スマイルカーブと呼ばれる。自動車や航空機はスマイルでもないらしいが良くはわからない、しかし自動車は電気自動車が主流になったら電気製品と同様スマイルカーブが明瞭になってくるのかもしれない。
ジェットエンジンと似たようなビジネスモデルは他にもあって、身の回りでは、プリンターが有名だ、本体の利益はさておいて、交換インクカートリッジで利益を上げる、という仕掛けだ。純正インクカートリッジの値段の高さにはちょっとうんざりしていて、サードパーティーの製品に変えようかとネットで探していたら、詰め替えインク というのを売っている。勿論純正ではない。キャノンのBcl-7e 4色セットで4回分の詰め替えインクで送料込みで1980円というからこれは圧倒的に安い。早速発注したが、詰め替えるってどうやるんだろう、ちょっと不安になる。程なく送られてきた商品をみてみると、カートリッジにはもともと製造時にインクを注入した穴がつぶしてあるところがあって、ここにキリでまた穴を開けてインクを入れてメクラブタをする、というものだった。とにかくインクが切れたのでやってみると案ずるほどでもなくうまくいく。印刷も写真のような刷り上がりは純正品と変わりはない。これはお買い得だ、しかしこんなのがはやるとプリンタのビジネスモデルが崩れてくる、交換品で利益をあげるモデルはここらが苦しいところだ。航空機の構造部品の交換部品でも、図面が流出すると直ぐにサードパーティが安く作ってビジネスをはじめ、機体メーカーの交換部品ビジネスが成り立たなくなった話を聞いたことがある、YS11の話だ。
しかし、こうやってビジネスモデルができてはこれを崩そうとするせめぎ合いで人類は前に進んでいっているようにも思う。いつまでたっても終りが来ない、だからいいのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)