2023年7月22日 (土)

庭で採れたウメで梅干しを作る

今年は庭の白梅が沢山実をつけ、梅酒、梅ジャムをそれぞれ2瓶位作ってみたがまだ余るのもあってこの他に、梅干を試しに作ってみた。Netに幾つも出ている梅干しのつくり方をみればやり方は解る、面倒の少ないシソを使わない白干しとし、熟れたのがいいとあるので黄色く熟れた実を8個抜き出して作り始めた。塩はウメの18%(重量比)とあったのでほぼそれに従う、梅ジャムの砂糖よりはるかに少ないし安い。容器は金属を避けてまた土鍋を使うことにし、重しはペットボトルに水を入れたものを使った。梅8個であれば500㏄のペットボトル1個で丁度な感じだ。4日くらいその状態で置いておき、後は日光に当てて干せばいい、というのだがこの時分なかなか日が安定して射すという日が無くて困った。切れ切れに2日位は日に当てたが後は部屋干しとなってUmebosi1 しまった。干す段階で1週間位費やしもういいだろうと試食してみた。随分と塩辛くたっぷりお茶を入れるお茶漬けに使う位しか思いつかない。残りは冷蔵庫に保管している。梅ジャムは毎朝パンにつけて程なく完食したが、梅干しは元々殆ど食膳には出てこない生活だったこともあり有難味が薄い。塩辛いものは何となくためらってしまうのもある。表面の塩を洗い落とせば少しはいいのかもしれない。
ともかく今日この頃の街での生活では庭で採れたものを食べて楽しむというのは遊びのようなものだ、こんな風に時を過ごしていくことそのものが心地よい。

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2023年6月21日 (水)

庭のウメが豊作で梅酒にしたり梅ジャムにしたり

今年は庭の白梅に大きめの実がたくさんついた。去年はさっぱりだったのでその恩返しということになる。別に特別のことをしたわけでもない。落ち始めると、もったいないので落ちそうなUmejam0 のから収穫し始める(写真右、一回ちぎるとこれ位取れる、これを何度か繰り返した)。のんびりやっているのだが、梅酒にするには今まで死蔵状態にあった梅酒の瓶を空にしなくてはならない。7-8年前に作っておいた梅酒からせっせと飲み始めた。ここまで晩酌はビールを軽く一杯程度だったが梅酒はアルコール度数が高くて、このところ毎晩いい気持になっている。梅酒の底に残されたウメもいい味だ。せっせと飲んでいって、あともう少しで2つ目の瓶が空になるところまできた。今年の梅酒つくりも順調に進んで、もう他の瓶に詰めてしまったのでUmesyu 空き瓶をしつらえる必要もないのだが惰性で毎晩8年物の梅酒を片付けている。
今年はちぎった梅をしばらく廊下で干していたら青梅というより熟ウメのようになってきたので残りはウメジャムと梅干とした。作り方はネットで懇切に手順がアップされているので、困ったどうしようということはない。いい時代Umejam だ。
こんなに砂糖がいるのかというくらい砂糖を入れて大きめ目の土鍋でゆっくりと煮ていく。梅ジャムいいのは作るのに半日くらいで出来てすぐ食べられるというあたりだ、このところ毎日朝の食卓に欠かせないものになっている。ただ、手作りジャムは冷蔵庫に入れておくと固まってくるようで、うちの梅ジャムも程なく固くなってきた。自作ジャムは煮過ぎになりがちで水分不足になるためらしい。水を加えてまた煮直せばいいようだが、面倒なので力技でまだ対処している。このほか梅干しも少し作ってみている。

出来はどうあれ、自宅の庭で命が巡るのはありがたいことだ。こんな生活のサイクルをこれからの人類はもっともっと回さねばならなくなるのだろう。今の人類は自然の搾取が過ぎるというものだ、温暖化して当然、もっと手痛いしっぺ返しが待ち受けているのかもしれない。
温暖化議論で説明がつかないように思うのは衛星いぶきで観測され続けているコンスタントなCO2増加だ。推定に現在使われているモデルは合わないところが色々あるようで、現実は人間の経済活動が不景気で低調であっても委細構わず、まっしぐらに増大している、これを見ると、どこか見落としていることがあるのではないか、小手先のCO2削減対策など何の力もないのではないか、そう思ってしまう。きっとそうなのだろう。人類がいくら「ガソリン車は止めようIbukico2data 」だの「石炭は使わないようにしよう」などといっても、量的には殆んど意味のないことなのではなかろうか。こんな風なまやかしの延命対策に明け暮れていれば人類は確実に滅亡に向かうだろう、それが自然を破壊しつくす人類に対して自然が仕組んだサイクルなのだろう。おとなしく自然に従って緩やかな滅亡の道を進むよりほかないのだろう、人類は。

梅酒だの梅ジャムだのを作ることがCO2減少にそう役立つとも思えないが、自然と人間の関係に思いをいたすだけでも意義があるような気がしている。

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2022年1月27日 (木)

セレンディピティ に見放されてフンボルトペンギンなど

数日前のことになる。贈られた食事券の残りがあったのを思い出して近くだがまだ行ったことのない桜坂のレストランにランチに出かけた。眺めがよくて、おいしいフレンチを堪能した後、何か野鳥にも出Lunch0121a会えるかもと帰り道にある福岡市植物園に寄ってみた。セレンディピティということもある、気ままが一番と思っている。駐車代は取られるが入園は一定の年齢以上は無料になっていて、気楽に行ける。入り口で、差し上げますとクリアフォルダーを渡された。見ればペンギンエリアオープンの宣伝の絵が描いてある。そういえばと最近のニュースで見たペンギンの泳ぐ姿を思い出してせっかくだから見てみようとペンギンエリアへ向かうことにした。植物園だけど動物園とが無料のスロープカーでつながっていて、ゲート無しで自由に行き来できる。スロープカーを降りて動物園の区域に入るがどこがペンギンエリアなのかガイドの掲示が全くない。場内案内の看板ではそれらしいあたりは広く工事中になっていて何が何だかわからない。しょうがないので動物園正門まで歩いて下っていく、結構下だ。下りきるとペンギンはこちらの案内表示が現れる。今度はのぼりだ。やれやれと上がっていく、さっき降りた道とは直ぐ近くなのにつながっておらず、やたら引き回されている気がしてくる、疲れる。やっとの思いでたどり着いたペンギンエリアにはあちこちにペンギンの元気な姿がある、フンボルトペンギンとの表示が見える。後で調べるとフンボルトペンギンは温帯域で生息するペンギンだが飼育は色々ノウハウがあるようでこんなにあちこちの動物園で飼われているのは日本くPenguin0121yらいらしい。テレビで見た記憶のある、ペンギンの泳ぐ様を下から見れるプールに行ってみる。10羽位が流れを作ってあるプールで泳ぎ回っていてその様を真下から見れる。これこれと眺めては写真に撮るがプール底のゴミにピントが合ってしまいなかなかうまく撮れない。それでも場所など色々試してやっと数枚は撮れた。水の中を飛んでいるように見えて鳥らしい。もういいかというところで戻ろうとするがやっぱり直ぐ近くのはずの植物園につながる道は未だできてないようで正門まで下りて登りなおす。やっとの思いで植物園まで戻ったがもうこちらをめぐる元気もなくそのまま帰宅した。


初めての洒落たレストランでおいしいものを食べたり、珍しい角度からペンギンの泳ぐ様を見れたり悪くはない一日だったが、どこか引っかかる気持ちの残る一日でもあった。やはりセレンディピティ というものには簡単には出くわせないような気がしている。

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2020年12月30日 (水)

柳川へ蒲鉾を買いに

歳末になると大した正月行事があるわけでもないが何かと気ぜわしい。こんな時に思い出すのがもう10年以上も前に大往生した父が存命の頃年末になると柳川に蒲鉾の買い出しに出かけるのが決まりのようだった記憶だ。福岡から柳川までに出かけて行くほどの事なのかという気がしていたが、最近になって一度行ってみるのもいいかと思うようになり少し調べてみた。
西鉄急行電車(大牟田線は昔からこう呼び ならしていた)で柳川まで行っても駅のそばに蒲鉾屋があるわけでもない、どうしたものかと思ったがもう少し調べると、柳川市とみやま市の境目当たりの中島という駅のそばには蒲鉾屋があり近くに矢部川の中島漁港があるためか朝市がいつも立つというのでも知られているとわかる、ここに行ってみるかとの気になった。電車賃は片道8百数十円かかるが市から交付された高齢者乗車券で十分カバーできる。自宅を出て2時間くらいで行けるようだ、天気もまずまずの月曜に出かけてみた。最近はコロナもあって電車に殆ど乗っていないがどんな様子だろうというのにも興味があった。
Densya1228a
乗り換えを間違えて二日市から特急に乗り継ぐ、大体2人席に一人で座っている感じで乗客同士の距離は保たれている、コロナの恐れは感じない。

乗ってちょっと驚いたのが単線区間が久留米から先の所どころにあることだ。全部複線とばかり思っていた。柳川で特急から普通に乗り換えて三つめが中島駅だがここも単線区間にあり、すぐ手前に特急と離合するための待避線が設けてある。見通しのいい直線部分だから間違いは起こりにくいとは思うが駅でもないところですれ違うのはあまりいい気がしない。
ここらの沿線の景観は一面の田んぼが広々と眺め渡せる、そんな訳で気持ちがいい。無聊対策に持って行った文庫本は開かずじまいで景色に見入っていた。
中島の駅で降りる、無人駅だ、改札は乗客が無人のICカード読み取り機にかざすだけでチェックはなく通れてしまう、いいんだろうかという気がする。
駅前に道を聞けるようなところもなく朝市はこのAsaichi1228a あたりか、という方へエイッと進んで朝市を探す。こっちかなという方向に進んでいくと案ずることなくたどり着く。あまりにぎわってもいない、コロナのせいか。数の子、さかな、貝柱の粕漬など買う。目指す蒲鉾屋、江口蒲鉾には矢部川の浦島橋を渡るが、橋の上からホシハジロやよくわからないシギが見える、後で調べるとキアシシギの様だと思ったがイソシギのようでもある。今頃こんな所でキアシシギに出会うとはと思う、一応夏鳥だ、やはりイソシギだろうか。

Kiasisigi1228a 蒲鉾屋ではスーパーには無い蒲鉾が色々あってあれこれ3000円位購入する、保冷剤ももらって持参の折りたたみ式クーラーバッグにいれる、用事はこれで終わりだ。まだ11時前で昼食にははやいし大して見るところもないので帰ることにする。中島駅で電車待ちしていると南側の矢部川にカモメが飛んでいる、セグロカモメの様にも見えるがよくわからない、でもいい景色だ。

Tansen1228a 時間弱で13時頃帰宅。バス停から戻る途中のサイラーパン屋で昼食用パン調達、結局遅めの昼食を自宅でとった。
年末の半日の短い旅だったが久しぶりに旅した心地がした。コロナの時代にはそれなりの旅の形があるようだ、日常から切れて未知の街を訪れることは短くても楽しい。

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2019年5月29日 (水)

ソバ打ちを始める

 料理教室が3月で終わってしまって手もちぶたさなのもあって4月から近くの公民館で開かれている月1回のソバ打ちの会に参加している。男の料理で教われるのは”男の”と銘打った料理教室かソバ打ち位しかない。
ソバ打ち位ならすぐ覚えられるだろうと思っていたら、テキストがあるわけでもなく先生と呼ばれる人と周りの人に教わりながら見よう見まねで打ってみて持ち帰って家内と食べる、その場では賄いと称して上手な人が打ってくれたのを皆で食べる、という調子で、この会にもう2回通ったが一向にきちんと覚えた気がしない。

聞いてみると家でも打ってみないととても覚えられないというので道具もとりあえず揃えてみることにした。
そば切り包丁は数万円位するものでないと駄目だ、とは聞かされてはいたがそれでは高くとんでもない。ネットでステンレス製刃渡り27cmのが5000円弱で売っているのを見つけ、これ位ならと思うがこれでも高いのでYahooカードに入会して4000ポイントをもらって送料含めても1600円位の出費でとりあえず包丁は手に入れた。少し軽いが使えなくはないだろう。ノシ板やのし棒まな板こま板はホームセンターで板を切ってもらったりして自作とした。コネ鉢は自宅にある一番大きい鍋を取りあえずは使ってみることにした、これでもちょっと小さいが使えなくはないだろう。そば粉はネットで練習にはなろうという安いものを買って打ち粉はそば粉の一部で代用することにした。
そんなんで道具立ては揃ってまずはとにかくと打ってみたが水の分量をシリンダーの読む目盛りが違っていたのに気づかず倍くらいの水を入れてしまったのでとんでもないことになってしまった。べたべたでとてもこねられるものではない、とにかく一応形だけ作ってみて切って食べてみるがボロボロで食べ物とは思えない代物となってしまった。
勿論ソバの会で教わりながら打って作ったソバは美味しくて家内にも好評だったが自分だけでやるとこの体たらくだ。
その日は1日落ち込んでしまっていた。
そば粉そのものもちょっと良くなかった気がしたが、こね鉢はそれらしい大きさのものがやはり良さそうで外径35cmくらいの樹脂製こね鉢をネットで発注した。せっかくここまできたから気を取り直して再チャレンジしてみようそんな気になっている。
次のそばの会の時にそば粉も分けてもらえばそば粉の不安もクリアでき、やり方さえ再現できればきちんと作れるはずだ。

どうなっていくか。とにかく始めてみる、という調子でこんなことばかりやってきたような気がしてくる、そんな気質は幾つになっても抜けそうにない。中途半端でない生き方なんてない、それが唯一のスローガンだ。

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2018年10月25日 (木)

料理を習う

つい最近料理を習い始めた。
別に困っている訳ではない、暇になるとやってみようかと考えていたことの一つであったというに過ぎない
今回の直接のきっかけは高校の同期のメーリングリストだ。関西在住者の希望者を募って大阪ガスの男性のための料理教室に10名くらいで参加して(面白かった)との記事が出ていてちょっと引っかかっていた。皆同じだな、そう思った。そして、そうかガス会社ではクッキングスクールを会社として運営している、何となく行きやすそうだ、こちら福岡にもそのようなものがあるはずとも思った。調べると思った通り西部ガスが開いている料理教室の中に男性のための、というコースが見つかる。10月からのコースの募集が間もなく始まるという時期だったので、募集開始を待ってとにかく申し込む。応募多数の場合は抽選で、とある、電話で聞くと大体2倍くらいの応募になるのが通常らしい。外れるかもしれないと気にしているとこれとは別に市の広報紙に男性向けの料理教室が9月下旬から開催とあるのを見つける。高年齢者向けで一応対象年齢には入る。応募開始を待ってこれもすぐに申し込むがこちらも多分抽選になるという。いずれも半年に5-6回くらいのペースで西部ガスのとはうまく日がずれている、両方当たってもやれそうだ。
抽選日が程なく訪れて結果の郵送を待たず電話で問い合わせると両方とも当たりと分かる。
費用は西部ガスのほうは半年で13000円、市のは1回600円で両方やっても大した負担でもない。
まずは市のコースが始まる。実施場所は老人センターで、そもそも老人センターというところを初めてみる、こんなところに次第に頻繁に出入りするようになってくるのだろうか。一種独特の空気が流れている。あまり心地よくはないが設備もあるしスタッフ

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もいるそれに駐車場もあって簡単に開催できるということなのだろう。
10人位で基本的に初めての人だ、このコースを終わると進んだコースが別にあるらしい。10時にスタート、昼までに作って昼食としてこれを食べて帰るという組み立てだ、この日は餃子と卵スープ、他を作る。協力しながら作っていくので全部の手順をすべてやってみるということにはならないがまあそれなりの実際的なやり方が解ってくる。兎に角この日は餃子をたらふく食って帰る。
2週間後に今度は西部ガスのコースの初回が開かれる。こちらは20人くらいいて場所も博多駅近くの近代的ビルの中だ、メンバーは年齢層がばらついていて普通の感

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じだ。驚いたのは自分以外はこの日は全てこのコースの経験者ばかりだったことだ。抽選では経験者が優遇されるのだろうか。この日は栗ご飯とロースかつ及びあえ物を昼過ぎまでに作って同じように食べて帰った。経験者ばかりということがあって作るスピードが速くやたら忙しい。市のより大分高いだけあって食材がいい。こちらも分担してやるので分担したいことははっきり意思表示して参加する態度が必要となる、ちょっと疲れる。

バタバタと作っていくが結構おいしい栗ご飯やとんかつが出来上がる。

自宅で復習に時々習ってきた料理を作ってみる。完璧とはいかないが大体はうまくいって結構いける、家人の評も悪くない。

少しは新しい生き方が開けたような気がしてくる、それがいい。それにしても西部ガスの料理教室は常連ばかりというのが未だに解せない。不思議な世界に行き当たったようにも思えてこれからの展開が楽しみでもある。

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2018年8月20日 (月)

スイカを育てる

去年スイカの種から発芽させてスイカを実らせようとして失敗したことが少し引っかかっていた。今年はスイカの苗からやってみようと苗を買ってきて育て始めた、6月の半ば過ぎのことだったと思う。初めから思い出してみる。
近頃は少し前に起こったことも記憶からぽろぽろこぼれていくような気がしている。普通の日記を手書きで書いた方がよさそうだが、日記というと何か暗いイメージがある、秘密を抱え込んでしまうイメージがある。ブログの方が随分ましだ。しかし実名記述ができないことやプライバシーが出てしまうことは避ける様に書かねばならない等、どっちみち気楽でもない。でもこのスイカの話では気を使うこともない。

スイカの苗は大きめの鉢に入れて育てた。花が咲いてくると問題の人工授粉をやらねばならない。最初の雄花は捨てて、雄花と雌花が次々に咲きだしたころ合いに雄花をちぎって雌花に押し付ける。多様性を保って生き延びるべく同じ株から自家受粉するのはなるべく避けたいという植物の願望から雄花と雌花の咲くタイミングは微妙にずれている。しかしとにかく1株しかない、ちぎって時間遅れに合わせて雌花を見つけて受粉させる。同じような花だが根元が少し膨らんだのが雌花だ。数日で雌花の根元がはっきり膨らみを増し受粉成功が解る、一安心だ。
あとは日差しを受けやすくして水やりを欠かさないようにして見守るだけだ。途中3泊4日の旅行に出かけて水を切らすが、どうということはなく育つ。乾燥には強いようだ。
半月を過ぎたころからスイカらしくなってくるが大きさが小さい。葉や茎も少し元気がない。肥料もやったりして眺めているとアリがやたら多いのに気付く。甘い植物だからだろうと思っていたが多すぎる。アリが養分を吸い取っているのだろうかとせっせとアリを手で駆除してみる、少々気持ちが悪い。でもアリが吸うかなとネットで調べるとアブラムシだと気づく。よく見ると葉の裏側にアブラムシがたくさんくっついている。手では取れないので水で吹き飛ばす、また日が当たるのを嫌がるというから葉を少しひねって裏側に日が射すようにもしてみる。色々やっては見るがスイカの大きさはあまり大きくなっていかず、概ね受粉して

Suika

40日を迎える、収穫時期だ。アブラムシに気づいたのが遅すぎたのだろう、しょうがない、随分小玉だが収穫する。中はどうなっているだろうかと2つに割ると一応赤い。恐る恐る食べてみるとまさしくスイカだ、十分甘みがあっておいしい。これ位の小玉でも売っていれば買ってもいいと思う位だ。
来年こそは大玉を実らせよう、そう思っている。でも今年でもまだいけるかもとまた買ってきて食べたスイカの種を植えている。発芽してくると頼りないが生き物らしい生きようとする姿がよくてとにかく育てている。花が咲くまで位にはなるだろうか。行けるところまで行ってみようという気になる。生物の進化を学んだところでもあり、育

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てるのは面白い。いくらでも面白いことがこの世にはある、また思ってしまった。

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2018年3月12日 (月)

梅はやはり太宰府

急に暖かくなって本当に春が来た。急いでスタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替える。今年は雪のある山に近づかなかったこともありスタッドレスはお守り位の役目しか果たさなかった、スタッドレスに履き替えてまだ1000km位しか走っていなかった。来冬こそは雪のついた場所へ出かけて行こう、そう思っている。そうは思っても体が動かない、そんなことが目に付くようになってきて悩ましいが、それはそれで受け入れればいいだけのことだ、そう思うことにしている。歯切れの悪い生き方になっているのはどうしようもない。

春が来ると待ちかねたように花を愛でたくなる。まずは梅からと先週は海が見えてよさそうな糸島の小富士梅林に出かけた。

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のんびり山のすそ野を歩くところはいいが梅は今一つの雰囲気がする。あたりの農家の庭の梅の花は見事なのだがとも思う。梅林は食用梅と割り切って育てているようだ、その気持ちに添って眺めるとこんなものだ、楽に楽しめて悪くもない、心の持ちようだ。

今週はやはり名所は抑えるべきと太宰府の梅園に出向いた。幼い時は梅見といえば太宰府だったような記憶があってそれをまた見てみたいという思いが半分以上ある。金曜まで雨空が続き土曜の午後になってしまったので人出の多いのは覚悟の上ではある。
太宰府周辺は予想通りの渋滞でその先に民間駐車場が幾つもある。しかし満の表示が続いたり入口の誘導員が手を交差してバツの合図をしたりと、なかなかとめるところが見つからない。やっとの思いで空とでている駐車場を見つけてクルマを入れる。こんなに駐車場の満が続く光景も太宰府では初めての経験のように思う。
梅まつりの行事があっていて店の並ぶ門前の通りはいや増しに混んでいる。地元の酒もふるまわれたりしているがこれは飲めない。こんな日は電車で来るのがどうやら正解のようだ。
境内に入るとあちこちに植えてある梅がどれも見頃だ、この前行った小富士梅林とは違って庭木として丁寧に手入れされている。
外国人が結構いるようで中国人のグループが順番に写真を撮りあっている光景もある。

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梅ヶ枝餅を食べたりして休み休みしながら境内の梅を見て歩くが幼い時に見た覚えのある緩い斜面にお茶屋と梅が登っていく状景にはなかなか行き当らない。時がたって変わってしまったのだろうか。
飛梅も見て本殿の裏手に出ると、緩い登り勾配に梅が花開いている、お茶屋も点在している。ああここだった、と記憶が次第に蘇る。昔より梅は綺麗なように思える、子供のころは花にはそれほど心を惹かれていなかったのかもしれない。
昔はそこまでは上ったことのなかった天開稲荷を上まで登りつめてみる、こういう所だったんだと記憶の輪が閉じていく。この感触が得たくて見に来たともいえる。

Oisijyaya

下ってお石茶屋というお茶屋でまた梅ヶ枝餅を頼む、焼きあがるまで10数分くらいかかるがいいですかという。ちょっと怪訝な思いもあったが休憩にちょうどいいと休んで待っていると運ばれてくる。これはうまい、今まで生涯で食べた梅ヶ枝餅の中で最もうまい。梅ヶ枝餅にこんなに差があるとは思ってもみなかった。
吉井勇の歌碑があったりと戦前から有名な茶屋らしい。
帰ってネットで調べると昔九州一といわれるほどの美人のおかみが開いた茶屋で経済界の大物や文学人が多く通ったとされる茶屋だった。40年位前におかみは亡くなったというから幼い頃に親に連れられて梅見に来た時にはもしかしたら出会っていたかもしれない、そんなこともふと浮かぶ。つながって流れていく時を見ているようで面白い。

こんな風にして一つ一つ何かをつぶして生きているようにも思う。そういうことができるということが幸せなのだろう。

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2017年10月27日 (金)

リンゴ北紅の物語が

少し前になるが、台風21号が接近するというので雨が続き一日のほとんどを家に居てゴロゴロとテレビを見るという日々があった。

Missveedol

何かの拍子で見始めた番組で、戦前、青森県三沢の淋代海岸から飛び立った2人の米国-PangbornとHerndonによる初の太平洋横断飛行の話を流していた。
三沢の人々の離陸に際しての献身的な努力のお陰もあり、飛行は見事成功して機体のMissVeedol
号はワシントン州のウェナッチに胴体着陸した、パイロットが青森から運んだのは三沢産の5個のリンゴ(紅玉)だった。これがウェナッチの人々に感銘を与えた。リンドバークの大西洋横断から4年後の1931年のことだ。
ウェナッチは全米1のリンゴの産地でこの記念のリンゴは大事にアルコール保存され翌年には青森に返礼としてリンゴ苗木-リチャードデリシャス5本が贈呈された。リチャードデリシャスは評判となり、苗木は日本で一気に広まって最初の5本から枝分かれした接ぎ木は9年で1万本を越えるまでになったという。
日米戦争で交流は途絶えたが飛行50年後の1981年、ウェナッチ市と三沢市は姉妹都市になった。

その後この話はどうなったか、実にこのリチャードデリシャスと紅玉の両方の遺伝子を受け継ぐ北紅(きたくれない)という品種のリンゴが青森で生まれているという。

今から思い返せばどこまでがテレビ放送でどこからがネットで得た情報か解らなくなったが、ともかく86年前の偉業による交流の証が今新しい品種のリンゴとして売られている、というところにどうしようもなく胸に響くものを感じる。これは是非取り寄せてみなければならない、即座にそう思った。味わってみたい。

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北紅の銘柄指定で青森からネットで3kg取り寄せる。こんなことにはネットはすこぶる便利だ。4-5日して8個の大玉の見事な北紅が届いた。甘さといい適度な酸味といいしっかりとした歯ごたえといい、これは素晴らしい。蜜もたっぷり入っている。そしてここには初の太平洋横断飛行にまつわる思いが文字通り込められている。

こんな物語に満ちた世界に行き当たるとぼんやりテレビを見て過ごす日々があっても、それも貴重な日々であることに違いは無いと思い至る。ただ生きているだけでこの世は十分に面白い。

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2017年7月30日 (日)

観音の滝を見る

毎日のように熱中症の警報がメールで送られてくる。WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)という暑さ指数が31を超えると危険と判定され外出は避け涼しい室内で過ごすことが適当とされる

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高度を上げて少しは涼しい山歩きをするにも雷が危ない、ここは瀧見に出かけるのがよかろう、滝なら少しは涼しかろうと、自宅から1時間少しで行ける唐津市七山の観音の滝にランチも兼ねて出かけた。日本の滝百選に選ばれている滝だ。

無料の西九州道を使って思いの外簡単に到達する。ランチは駐車場所にあるそばの店で「冷やしわさび茶そば」というのを食べる、この辺りではもともとワサビが自生していたようだ、とにかくこれがうまい。味100選店の看板もあって、一定の水準以上ということになっているようだが味 わってみても少し凝ったところがあって むべなるかなとの気がする。

滝はここから川底へ下っていくのだが、アマチュアカメラマングループと思しき一団がすぐ前を行く。
こちらは三脚もなく手持ちでスローシャッターを切ったりしているが向こうはケース入りの立派な三脚を立てて時間をかけてフレーミングしたりもしている。

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身なりもきっちり長袖長ズボンとそれなりだ。趣味は何でものめりこまなくては面白くないのかもしれないが、自分としては とんとそんな気にならない、のめりこまない趣味ばかりだ。その方が自由でいいような気がして遊んでばかりいる。

川底におり始めようとすると駐車場所に水遊び姿の親子連れが続々到着する。どこで遊んでいるのかと帰りに気をつけて見ていると滝の上の淵にある自然のスライダーで遊んでいる。滝の落ち口まではややあって安全そうには見えるが何かの拍子で流されれば助かるとは思えない。よくこんな所で遊ぶと思う。しかし涼しそうで手軽で一度やってみるとまた、ということになるのだろう。大人でやる人はいないようだが、いつか大人でもはやってきそうな気もする。この暑さだ。
毎年のような猛暑には耐えるのにも限りがある。

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岩肌もきれいだ。地質を見るとこの辺りは1億年前の白亜紀に凝固した花崗閃緑岩という深成岩でできている。マグマが深いところで冷えて固まった所謂花崗岩の一種というわけだ。目に見える滑々の岩からは水で浸食はされるものの適当に硬くていい石ということかなと思えてくる。耶馬渓では竜門の滝の滝滑りが有名だがあちらは安山岩に苔がついて滑りやすくなっているようだ。安山岩よりこちらの方が石は良さそうだ。

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すぐ南には黒雲母花崗岩の地層があって高級墓石材とされる天山石が産出しているという。大谷石ではないが掘れば売れるものが出てくるというのはいいところなのだろう。
立派な滝があるところは地層が面白い。

肝心の滝は落差45m、途中で少し段になっているようなところがありなかなか姿がいい。いかにも絵になりそうな滝だ。しかし期待していたほどには涼しくない。滝の冷気をまともに浴びる場所で見れるようになっていないからだろう。

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贅沢は言えない。
色々滝を撮ったりしてこの地を後にする。しかし暑い。

逃れようもない暑い夏は、滝見くらいでは許してくれない、観念して、こんなものかと受け止めて味わうほかないようだ。

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