2025年1月15日 (水)

ロスの山火事は人災のような雰囲気がして

ロスアンジェルスの広範な領域で山火事が発生して燃え続けている、強い風がこれほどまでの大火に至った要因と報じられて、どんな風なのだろう、海から吹き込んだ風なのだろうかと少し調べてみた。
アメリカの風であればhttps://earth.nulKaze2025010718utca lschool.net/の解析が見やすかろうと1月7日頃からのロス付近の風の流れを見てみると、1/7の18UTC頃(現地時間午前10時頃)から北からの強い風がふき始めている。北というとネバダの砂漠からということになる、確かにこれは乾いた高温の風のようだ。なんでこんな強風が、と思うが、これはこのころ低気圧がロスアンジェルスの南側付近を通過したことによるようだ。この気象条件が問題ということならばこれはいかにもしばしば起こりそうな風だ。要するにロスの南を低気圧が通過すれば起こる。異常気象のせいにしたがるのは政治がさぼっているからだろう。なんでも異常気象のせいだ2025010800tenkiz 温暖化のせいだと言っていれば政治家は責を免れる、と思っているのだろう。トランプが支持を受けるわけだ。
気象の計測データとしてはロス空港(LAX)のSynopデータが得られるのでこれを見てみると風のピークは1/8の03UTCで北北東25kt(13m/s)で確かに強いが極端に強いというほどでもない。この時の湿度は28%でこれも確かに低い、がこれくらいのことは起きそうだ。
やはりどうにも危険が予測できていたのに対策が不足していたのではないか、一種の人災ではないかとの気がしてくる。

何故火災災害を防げなかったのか、今後の議論の推移に注目していきたい。

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2024年11月25日 (月)

大手メディアの信頼感が地に落ちて

兵庫県知事選挙でSNSで勝ったとされる斎藤知事の足を何とか引っ張りたい大手メディアがこれは選挙違反だと殺到している。その根拠となるものはやはりSNSへの書き込みであり、大手メディア独自の取材はどこにもない。選挙後高まるメディア批判にこれを崩すべく鵜の目鷹の目であら捜しをした結果がこれだ。もうテレビも新聞も少なくとも大手と称するメディアは信用ならないと自分で語っているような現象だ。自分らの説明に都合のいい証拠だけ集めてそうでないところは決して伝えない、こんなメディアは見ない方がいいと自ら語っているようなものだ、このところニュースはとにかく見ないことにしている。他人に誘導されるような生き方は選びたくない。起こった現象をSNSの誘導のせいだと決めつけている、そこに何らの反省もない。テレビインタビューで選挙民はほとんどすべてが自分で考えて投票していたと言っているのにこれを馬鹿にしている。メディアとそれに雇われている識者と称する集団に我々は選挙民を馬鹿にするそんな権力を与えた覚えはない。こんなことがあると、これは革命への導火線なのかもしれないと思えてくる。古びた革命という言葉が姿を現さざるを得ない社会状況が迫っているような感じがしてくる。
大手メディアにつながる面々は首を洗ってその時を待つべきなのだろう。

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2024年8月16日 (金)

台風7号の報道やウクライナのロシア侵攻報道の仕方が何か変で

このころの報道を見ていると報道されるべきなのにされないことばかりが気になる。たとえば今日の台風7号関連の報道だが、父島を昨日の夜通過していて昨日の21時の父島か上げられたゾンデではとんでもない水蒸気FLUXが観測されている、地上の瞬間最大風速は31mを記録していて相当に荒れた状況だったはずだが、NHKニュースを見る限り全く報道されていない、父島も東京都だというのに。 風は強かったがそれほどのことはなかったということなのか、得られた映像が報道のシナリオに合わなかったということなのか、分からない。限られたシナリオにあった事実だけが報道されていることだけが真実のようだ。
ウクライナのロシア侵攻の報道でも引っかかるところがある。プーチンはかねてからロシアの国土が侵略されることがあれば躊躇なく核兵器を使うと言っていた。今回のウクライナによるロシア侵攻で最も気になるそこをついた報道が全くなされないのは何故か、ウクライナ支援というスタンスに沿わなくなるからなのだろうか。欧州の核に対する備えはどうなろうとしているのか、そのことくらい報じてもよさそうに思える。報道が操られている、これは本当の脅威かもしれない。

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