2017年4月15日 (土)

桜は土手が

今年も桜の季節が過ぎ行きつつある。
開花が遅れてそのあとも涼しい日が続いた分長い期間にわたって花が楽しめた。
今年も、自宅の小さな桜や近くの中公園の桜、鹿介公園の桜、樋井川の桜、桧原桜 と概ね歩いていける範囲の花見を一通り行った後少し遠くに出かけてみた。今回はうきは市の流川桜並木と称されるところだ。

Kanasakisakura 栃木県にいた時分も花見はあちこちに出かけたが、良かったと思う筆頭クラスに金崎の桜堤という場所があった。思川の西岸土手に見事な桜並木があってあたりの自然と相まって気持ちよく桜を楽しめる場所だった。場所取りをして飲んで騒ぐようなところでなくただ土手の上をずっと歩いて時には邪魔にならないように道脇でお弁当を食べる、そんな健康的な場所だった。
福岡付近にもそんな場所があればと思っていたらテレビで似たようなところを流していたという、流川桜並木というところだった。
満開に嵐が雨を打ち付けた次の4月12日の日に、まだいけるだろうと出かけた。

ここらあたりだろうとナビの地図上であたりを付け目的地をセットしてナビに従って走Map1 る。ネット情報では駐車場有とされていたがそれがどこなのかよくわからない。ともかく現地に行けば案内位はあるだろうと思っていたら近づくと案の定小さい流川桜並木の表示が現れだした。
桜並木をを横切るように橋を渡ってやや行くと駐車場の案内表示が現れてそれに従って土手に隣接した臨時駐車場にたどり着く。平日だが駐車場整理の方がいて誘導してくれる。舗装はなく前日の雨で水たまりがあったりもするが無料なのは申し訳ない思いだ。途中で買ったコンビニおにぎりやカメラなどを抱えて花見となる。それなりに人はいるがゆっくり歩ける。確かに金崎の桜堤に Nagaregawa_2 似ている。昼近いので土手から川側へ少し下ってサクラを見ながら草の上でおにぎりを食べる。なかなか気持ちいい。
カワラヒワの声がしきりにするが花が多くて姿がしかとは見られない。道にはびっしり花びらが落ちているが、まだ満開を保っている木も結構あり少し離れてみると並木全体を満開といってもおかしくない。いい時期だ。歩く人の表情が緩んでいていい感じだ。
こんな風に今年の桜も満喫できたことがうれしい。

出会う顔みなほころびて さくらばな


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 2日 (木)

梅と歴史

梅の季節になった。

少し変わった梅を今年は観てみようと、大牟田 普光寺の臥竜梅というのを見に行った。およそ見ごろになったらしい。

車で現地に近づくと手前に駐車場があったがもっと先にも停められそうなので細い道をそのまま上がっていく。ここまでかという所に予想通り駐車場があり平日ということもあって十分停められる。先ずは行けるだけ行ってみて、というのがよくわからないときの正しい駐車場所探しだといつも思う。
歩道沿いにも梅がきれいに咲いておりメジロが花をつつき遠くからはウグイスの囀りも聞こえる、今年初めて聞いたがよれてなくて一応聞ける。いいところだ。
観梅料300Garyubai 円を払って境内を歩く。色々な梅があり種類豊富だ。上がっていくと目指す臥竜梅が姿を現す。

一本が地を這うような枝を繰り出しているのかと想像していたがそうではなくて数本に分かれている。元は一本だったのかもしれない。樹齢400年くらいらしい。8分咲き位だが十分美しい。見たことのない梅の種類のように思える。地を這うようだから臥竜梅と呼ばれるくらいの説明しか書いていない。古い歴史を持つ木ならもっと逸話や言い伝えがありそうだがそんなものは伝わっていないのだろうか。
十分堪能した後帰って調べてみると、全国に臥竜梅という梅の名所は幾つもあり、臥竜梅というのは梅の種類だと明記しているところもある。いずれも樹齢400年位となっている。仙台にある「伊達政宗公の臥竜梅」の記載に行き当たってこれを読むと400年前とはそういうことだったかとなんとなくわかった。朝鮮出兵で持ち帰った朝鮮種の梅の苗を植えて育てたのが伊達政宗公の臥竜梅だったとあったのだ。全国の臥竜梅もいずれも400年前の朝鮮出兵で持ち帰った梅を大事に育てていった梅だったのだろう。
梅一本にも歴史が刻み込まれている。

せっかくだからもう一か所梅の名所を、と、久留米の将軍梅というのがあるらしいと出がけにネットで調べておいたのに従って久留米に向かった。宮の陣という電車の駅の近くにある神社(宮ノ陣神社)の境内だ。ナビに従って近くまで来るがあまりに道Syogunbai が細い。本当にこんなところに梅の名所があるのだろうか、と思いつつ車一台しか通れない路地を進んでいくと確かにたどり着いた。ナビにはいつも感謝する。
遅咲きの梅と書いてあったが確かにまだ蕾だ。
ここで大きな戦があった1359年に征西将軍宮懐良親王(かねながしんのう)がお手植えされた梅であるとの説明がある。そばを見るとなんと大正天皇が皇太子時代にこの地を訪れてお手植えした松というのもある。こんな住宅地の中にある小さな神社に戦前皇太子が。。と不思議な合点のいかない気持ちを抑えられない。
将軍梅は固い蕾だったが周りには見ごろの梅がいくつも植えられていて、梅見としては全くの空Miyanojins 振りと云わけでもない、こんなものかと帰途に就いた。
こちらも帰ってからいろいろ調べる。懐良親王とは後醍醐天皇の
子で南朝の九州攻略の長の立場でこの地に遣わされたとある。九州の菊池氏ほかの武将を集め北朝・足利幕府の軍と対峙、この地で陣を張り「大原の合戦(筑後川の戦い)」という10万の兵が入り乱れる大きな合戦を戦って何とかこれに勝利したということのようだ。今に残る宮の陣という地名はこれを伝えているとされている。古い地名は貴重だ。
南北朝時代の歴史の大きな刻印がこの地に残されていたとは全く知らなかった、不明を恥じるべきなのだろう。

それにしても何故大正天皇が、と気になる。南北朝のいずれが正統かを巡っては古くから議論が絶えないようだ。現在の天皇家の系統は南北朝が再合同した後を引き継いでいるとはいえ基本的に北朝の系統にあるということのようで、難しい議論になるが、水戸光圀のまとめた大日本史では南朝側に正統性があるとしており、維新の志士たちもこの影響を強く受けたようだ。
明治に入っては南朝を正統とみる史観が勢いを増したようで、ついに明治44年に明治天皇が南朝が正統だったと裁断したのが歴史的事実だという。足利尊氏は朝敵になってしまったのが戦前の史観だったということになる。
その意味では南朝の親王が北朝・足利軍を打ち破ったというこの地は神聖な地であったということになるのだろう。明治時代に皇太子が訪れても確かにおかしくない。
各地の楠木正成の銅像が金属徴用を潜り抜けて幾つも戦後まで残っているのもこんな事情があったのかとも思い知る。
梅一本とはいえやはり歴史が重い。


こんな風に考えさせられる歴史を伝えていると知るだけでも梅見物は面白い。九州という地はどこも歴史だらけの様だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年4月 8日 (金)

ウイーンの響きが贅沢で

花見の季節は嵐で突然のように終わった。
Wien 季節は落ち着いて少しばかり先へ進みこれに合わせるように、トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンというクラシックの演奏会が今年もアクロス福岡に回ってきて、逃さず聴きに行った。2年前にも聴きに行ったことがありいい印象を持っていたが去年は予定に紛れてしまい外してしまって残念な思いがあった、今年は抜かりなく手配をしておいた。(写真はパンフレットより)。

ウイーンフィルとウイーン歌劇場楽団のメンバーを中心に臨時編成された管弦楽団だが個人技のレベルがどうしようもなくと言ってもいい程に高い。
よくこのチケット代で済むものかと思う。ほぼ満席だ。 ソリストとして参加している日本の演奏者もレベルが高い。 チケット代の割には全てが高度で、一種のデフレかもしれないとも思ってしまう。

指揮者なしの楽団だが曲の盛り上がりや緩急を自然に息を合わせて流し出してくる、マジックのようだ。

以前に東京地方の交響楽団が創立xx周年記念ということで回ってきたので聴きに行ったことがあったが、ミスが目立って不揃いで散々の出来だった。こんな交響楽団はもう立ち行かないのではなかろうか。
地元の九州交響楽団はかなりレベルが高い。よそから呼んでくる交響楽団は九響並みであってほしいとは常々思っていたが今回のこの演奏会はそのレベルをはるかに上回っている。聴かねば損と素直に思える。

バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 やドニゼッティのクラリネット小協奏曲、モーツアルトのピアノ協奏曲 第21番もそれぞれに感じるところが色々あったが最後のベートーベン第6田園を久しぶりに聞いてこれが良かった。
一つ一つの楽器がクリアに聞き分けられるような気がするほどによく音が出ていてそれでいて調和が崩れない。こんな演奏は聞いたことがないようにも思った。
アンコールにはシュトラウスⅡのウイーン気質をやってくれてウイーンの雰囲気に浸った心地がした、これは一度はちゃんとウイーンに行かねばならないとも思えてきた。

いい演奏会だった。こんな風にいつまで呑気に時を過ごせるのだろうかと時々思う。先のことは考えずに今だけを生きればそれでもう十分だ、と思うことにしている、全てのことには終わりが来る、それが当たり前のことだから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月11日 (金)

初御代桜

桜の季節がもうすぐそこまできて、早咲きの桜が映像で流れるようになってきた。あちこちのカワヅザクラHatumiyo1 がひとしきりテレビを賑わせた後、福岡市のすぐ南で初御代桜が見ごろになっているとの写真がfacebookに流れてきて、これは、と出かけた。
初御代桜(ハツミヨザクラ)とは初耳だったが、調べると寒緋桜と啓翁桜を掛け合わせてできた桜とある。啓翁桜は昭和5年に久留米でヒガンザクラからつくられた品種というから初御代桜は近年造られた比較的新しい品種の桜のようだ。カワヅザクラよりはやや遅い早咲きの桜ということらしい。
自宅から10kmほど南に行った那珂川町の山裾に咲いていHatumiyo2 るようで雨の止んでいるうちにと見に行った。
1800年位前に神功皇后が造ったとされる裂田の溝(さくたのうなで)の駐車場に車を置いて数分で初御代桜に至る。歴史的に深いものがある一帯だが途中の田んぼにはカワラヒワの50羽位の群れが飛び交っていて鳥も面白そうなところだ。
桜は遠くからでもそれと解る、上品な明るさが風景を魅力的にしている。けぶるようなピンクの感じがいい。近くによると個人の土地だがご自由にお入りくださいとの看板がある、作業している方に声をかけると40年くらいの桜だという。斜面をひHatumiyo3 な壇にして花がつながるように立体的に植えてある。ヒュウガミズキの黄緑の花が咲きつつあってこれもいい色のバランスを与えている。桜はもう散り始めていて盛りを少し過ぎた趣だが十分楽しめる。
ソメイヨシノばかりでなくこんな桜も増えてくれば桜も長い期間にわたって楽しめるのに、と思う。ソメイヨシノのピークはとがりすぎている、それがさっぱりしていいと好まれるのも解るが、のんびりとした春の楽しみ方があらまほしいと近頃は思っている。寒暖の波が激しさを増す温暖化する地球にはそHatumiyo4 んな優しい時間を人が作り出すようにしていかねばな、という気持ちがそんな思いに至らしめているような気もしている。春も間もなく本番だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月 3日 (木)

梅林寺で梅見物

価格が世界の最安値に引きずられるグローバリゼーションやら原油価格の低迷やら中国の過剰投資のつけやらで世界的なデフレの雰囲気が流れている。こんな時に日銀のマイナス金利では銀行への信頼感がまた揺らぐことになってしまっていて先が見えない感が一層強まっている気がしている。黒田もこんな失敗をやってよく日銀総裁が務まるものだ。
難しい時代になった。呑気に日を送るしかないのかもしれない。


3月になる前にどこかで梅をとばかりに2月の終わりに福岡県の梅の名所の一つに挙げられる久留米の梅林寺を訪れた。このところ天気の動きが急でこれならいいという日をUmemi2 待っていたら日が経ってしまったということもある。
ネットでは駐車場情報が頼りなかったが行ってみるとすぐ横の筑後川の河原に無料の臨時駐車場が設けられておりゆったりとめられる、なんとかなるものだ。
梅は500本ほどというが、手入れがいいようで綺麗に咲いている。
平日の午前ということもあって混んでもいない、のんびり梅を楽しめる。偕楽園の梅などよりも一本一本が美しく花をつけている、見栄えがいい、梅林は木の数が多ければいいUmemi というわけでもない気がしてくる。
すぐそばの木立からはイカルの声がしたりアトリが現れたり、メジロが絵になる姿で梅の蜜を吸っていたり、ジョウビタキがのんびり現れたりツグミも遠くを眺めたり、とにかく鳥が生き生きと次々に出てくる、
鳥が思いのほか多い、いい場所だ。


梅林寺は久留米藩主有馬氏の菩提寺となっていて立派な霊廟も残されている。
九州で有馬氏といえば島原の原城を築いた有馬氏の一族かと思うが調べると全く違っている。こちらは摂津の有馬から出たとされていて、あの有馬温泉の有馬ということのようだ。
関ケ原の合戦で東軍について手柄を上げ福知山の6万石を封じられ、更に大坂の陣での活躍があり21万石に加増されて久留米の大名に転封されている。この時に福知山にあった有馬氏ゆかりの瑞巌寺を久留米に移したのが梅林寺で梅林の名は初代藩主有馬豊氏の父則頼の法名の梅林院からとられたとされる。
現在の見事な梅は昭和33年に開山350年を記念して多数の梅が植えられ外苑として開放されたことによっており、昔から梅林があったわけではないようだ。名前がこの景観を生んだということになるのだろう。そんなこともある。

それにしても戦国時代は人の動きが激しい。福岡の黒田家も備前から移ってきていて更にそのもとは滋賀県あたりらしいという。佐賀の鍋島氏ももとは京都の南、山城国から16世紀初め下向したのがはじまりとされ、人が交じり合ったところに江戸時代という安定した時代を生む元があったようにも思えている。新しい時代は人の流動でもたらされるということなのだろう。

グローバリゼーションと難民の時代となった今の時代も、新しいものを生み出す過程であればいいがと思うばかりだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月28日 (日)

2016年桜開花予想、福岡

3月が目前に迫り今年も桜の開花が気になる時期となってきた。例によって今年のこれまでの気温の推移と今後の現時点での気温予測から福岡市での桜開花を自分なりに予想してみる。
2016saura 予測計算法は日平均気温にファクターをかけて積算していく方法で、昨年は24日開花予想が実際の開花は22日だった、予想より間近になって暖かい日が続いたことを思えばまずまずだった、ちなみに開花の平年値は23日だ。
同じ方法で今年を推算すると、3月19日開花、3月27日頃満開となる、去年よりやや早く一昨年と同じくらいとの予想だ、平年より大分早い。2月12日頃が暖かったのと来週3月5、6日頃が暖かい予想であることが効いているようだ。
さてどうなるか、当たるかどうかも毎年の春の楽しみの一つでもある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月11日 (土)

虎尾桜を見る

桜は八重桜に移って今年はもう終わりか次はつつじなのかという雰囲気が満ちて始めている。季節の移ろいが早い。
昨年は福岡佐賀の桜の古木は大分みて回った、今年は満開の時期に東京の桜の名所を駆け抜けたこともあり天候もあって九州での桜めぐりは一服状態にある。しかし一つくらいはと思ってもみる。
見残した福岡の桜の古木といえば福智山の虎尾桜という木が気になっていた、樹齢600年と推定され福岡では最も古い。ネットで調べると標高400m位の山中にあって福智山の登山Maptorao 口から登っていくとある。平地の桜の満開よりは遅れるようで、見に行く時期を見計らっていたが雨模様の日が続き一昨日になってやっと晴れたので出かけてみた。ネットでは散り始めのマークでまだ花は残っているように見える。
福智山といってもどこだろうと思いながらクルマのナビに入力すると上野(あがの)焼の窯元のある集落から山に入るようだ。ここなら1年半前に焼き物つくりに来たことがある。なーんだという気がする、福岡はこれというスポットが結構集まっていると感じる、というよりそもそも九州はそれ程大きな島ではないというべきかもしれない。便利といえば便利だが驚きに欠けるところがどこかある。

2時間ほどで登山口につきクルマを置いて登り始める。正確な位置をプロットした地図がネットからはついに得られず、道がよく解らないので出会う人毎に虎尾桜はどちら?と聞く羽目になる。ほぼ一本道を2-30分ほど登ればいいようだ、しかし直登できつい。
道標に従って小さな橋を渡ったり沢の端っこを登ったりしてやっと辿り着く、雨が降ると登りたくない道だ。
Torao 虎尾桜は散り始めのネット情報とは違ってもう散り終わりに近い状態だった。花は2-3分残しで青葉のほうが目立つ。しかし立派な木だ、600年といえばそうかと思わさせる風格がある。もう一週間早く来なければ。。。来年はそうしよう、との思いが湧き上がってくる。しかしこの状態でもそれなりに美しい。
はらはら落ちるはなびらを十分に楽しんだ後下る。鳥の声が多い。ソウシチョウがあちこちで鳴いているがそのうち「焼酎一杯グイー」というセンダイムシクイの声が聞こえるしオオルリの声も近づいてくる。暫く眺めているとセンダイムシクイが現れオオルリも姿を見せる。動きがまだ落ち着かないようで写真には撮れないが見て聞けば十分だ。いずれも今季はじめて見る、栃木よりいくらか早い。いい季節だ。

 

桜の季節にはやはり桜を追いかけるのがいいようだ、季節に従うように季節の声を聞く、抵抗しない、そんな生き方に大分浸ってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年3月24日 (火)

桜が開花して

3月22日に福岡の桜は開花した。平年値は23日なのでほぼ平年並みということになる。3月8日に予想したのは24日開花で2日予想より早く開いている。平均気温の推移が18Sakurakekka 日前後に予想以上にかなり高くなったことが効いているようだ。気温予測はGSMによる11日先までの予測データを使ったが気温の推移は春は特に当たりにくいようだ。これから日を追って押し寄せるように暖かくなっていく。満開は28・29日頃で週末はお花見日和となりそうだ。喧騒の春が来た。

 

自宅庭の桜は昨日23日に開花した(写真)。同じ日に自宅でウグイスの初鳴きとなった。福岡での公式のウグイス初鳴きは3Sakurakaikabi 150323sakurajitaku 月6日で平年より2日遅い、ただ、近くの新市楽池では3月2日に下手な初鳴きを聞いていたので、こちらも平年並みというのが正しそうな表現だ。
桜開花は気温でかなりよく推定できるが、ウグイスの初鳴きは年による変動が相当に大きい。桜と較べるとその動きの幅が大きいのはあきらかで、また、10年前頃より全体に早Uguisuhatunk くなっているようにもみえる。
ウグイスは留鳥で冬の間はここら住宅街の茂みで過ごし夏は山に移る。暖かくなってくるとあちこち動き回るし気温の感じ方に個体差も結構あるようにみえる。鳥の体温は41度前後と生物のうちでは最高クラスとなっていて、日々の温度にはとりわけ敏感と思える、桜のように積分的に温度を感じるというよりその時その場所の温度がたまたまそこにいた鳥の行動を大きく支配していて統計に乗りにくいのだろうと勝手に思っている。

 

とにかく春が来た。忙しい春が来た。忙しい春は面倒くさい、そうも思い始めている。
ウグイスのような敏感さから植物のような鈍感さになっていく、こういう風にして人は歳を取っていくのだな、そんなようにも感じている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年3月 8日 (日)

2015年福岡市の桜開花は3月24日と予想

2月が終わって梅見が過ぎて行こうとしている。次は桜だ。
例によって開花予想を自分でやってみる。日平均気温にファクターを掛けて積算していく方法による、今までは概ねこのやり方で合っていた。今年も福岡市について同じようにやってみる。
11日先までの予想気温はGMS予測値から計算、その後は平年値+1度で推移と予想する。3月10日頃に寒波到来で雪になりそうな予測なのでこの反動でその先は平年+1度くらいにはなるだろうと予想してみた。
計算すると、福岡市の開花は3月24日、満開は4月2日となる。去年は3月20日と予想して実際は3月19日だった、今年は来週の寒波の影響もあって去年より大分遅れるが平年の3月23日に近くこんなものかと思ってしまう。さてどうなるか。
2015kaikayoso

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月16日 (金)

消費税が上がって高速代も上がって

消費税が5%から8%に上がって更に便乗値上げも幾つかあってどうなることかと思っていたがたいした事は起こらない。有田の陶器市に行っても特価100円の器は108円ではなくてやはり100円だ。ヨドバシカメラで買い物をしても表示価格より機械的に引いてくれる、なんだという感じだ。使いたいものを買うために支出するお金はさほど変わったようにも思えない。
それよりも原油価格の変動でガソリンの価格が上がったり高速道路の割引が大幅になくなってしまったことのインパクトのほうが強く感じる。でも出かけている。しょうがない。

去年引っ越してきた家は古いところが目に付いて少しづつ手を入れているが慣れてきたのもあり次第に億劫になってきた。
これはいけないと思い直して、今月になって洗面所の壁のクロスを張り替えた。もとの壁は茶色系でやや薄暗いのもあり更にスイッチ周りなどに手垢がついて汚くなってきていた。
ホームセンターで見ると、「生のり」をうたった壁紙が幾つもある。近頃はこれがいいのかとアサヒペンの生のり壁紙10mを1本買ってきて早速張り替えにかかる。
表面を拭いて幅92cmの新しい壁紙を張っていくが、ドアや出入り口の切り欠きが幾つもありまた洗面台は動かすわけにも行かず見えるところだけを切り抜いて張るなど思ったほど簡単ではない。生のりだと1度失敗しても貼り直しが利くところがいいようだが何回も張り直しているとやはりのりが利かなくなる、へりをボンドで接着したりして苦闘することはやはり避けられない。
昼過ぎから始めてその日中には終わらず翌日の午前中まで食い込む。思ったよりも手がかかる、特に切り抜き作業がやっかいだ。しかしとにかく頑張って終了させる。
出来上がると随分と明るく綺麗になってやったかいがある。気になるのは匂いだ。生のりというだけあって乾きが遅く何日も化学糊の異臭が洗面所に漂う。居間のクロスも張り替えようと思っていたがこれではためらわれてしまう。
またその気になったらやるか。

Sichidanka 庭に知らない花が幾つか咲き出てくる。引っ越してきた家だからしようがないとその都度ネット で調べているが、今週シチダンカという花が現れた。シーボルトの報告にあったもののその後長い間見つかっていなかったが1959年に六甲山で再発見された花だ。その後園芸種に改変されたものが出回っているようでこの庭にあってもおかしくないのだがとにかく珍しい。

出かけなくとも自宅にやることや見るべきものがある。車で走るコストがもっともっと上がっていけばそれなりに自宅周りで日がら過ごせばいいじゃないか。こんな風に気になることがそのうち消えてしまう生活がいいようもなく楽で、何だか年に合っている気がしている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧