2025年5月 4日 (日)

2025年4月の福岡市南区周辺の野鳥

満開の桜は程なく散り夏鳥の季節になってきた。自宅周りではイソヒヨドリのさえずりが響き、近くの公園ではキビタキやセンダイムシクイの声も聴かれてどこか懐かしい。
いい季節だ。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2025.4.1 10:40 晴れ/薄曇り 風力1-2 4Cu/St020 春日市春日公園の野鳥 ヒヨドリ、ハシボソガラス、アオバト1-2、アトリ、シジュウカラ3-5、シロハラ1

2025.4.5 11:00 晴れ 風力0-1 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ1、アオサギ2、ホシハジロ2♂1♀、マガモ♂2、ドバト.1、ヒヨドリ2-3、 樋井川:コガモ2♂♀

2025.4.7 14:00 快晴 風力1-2  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ダイサギ1、ドバト2、 新市楽池:アオサギ1、バン1-2 鹿助池:マガモ2♀5、ドバト8-10、ハシボソガラス2、アオサギ1

2025.4.8 10:50 曇り 風力0-1 8Cu015 福市南区長丘周辺の野鳥  鹿助池:アオサギ1、ハシブトガラス1、シジュウカラ1 新市楽池:バン2、ダイサギ1、ハシボソガラス2 中公園:アオサギ1

2025.4.9 11:00 晴れ 風力0-1  福岡市油山観音境内の野鳥  カワラヒワ1、メジロ1、ヒヨドリ1-2

2025.4.10 10:30 曇り 風力1-3 8Cu/St020/030 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カイツブリ1、バン1、カワウ1、キンクロハジロ♂1、ホシハジロ2♂♀、マガモ♂2、スズメ15+、アオサギ2、ドバト.10 

2025.4.12 11:40 快晴 風力0-1  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 マガモ♂1、バン2、オオバン1、ダイサギ1、カワウ2、アオサギ1、ドバト10位、キンクロハジロ♂1、

2025.4.14 11:00 晴れ 福岡市天神中央公園横那珂川の野鳥 アオサギ1、カワウ3、オオバン

2025.4.17 13:20 晴れ 福岡市南区自宅付近の野鳥  イソヒヨドリ♂1さえずり、中公園:、シロハラ1、チュウダイサギ1、キュウシュウコゲラ1、

2025.4.21 10:30 晴れ 風力0-1  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ハクセキレイ1、シロハラ1、チュウダイサギ1、カワラヒワ1、スズメ 新市楽池:マガモ2♂♀、バン1、アオサギ1、バン1-2 (間):ツバメ4-5

2025.4.22 11:20 曇り 風力0-4 8Cu015 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ1、アオサギ1、チュウダイサギ1、コサギ1、ハシビロガモ2♂♀、マガモ3♂1♀2、オオバン1-2、オオヨシキリ声1、バン1、ドバト5+、

2025.4.24 16:00 晴れ 風力0-1 3Ci200 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:コガモ2♂♀、チュウダイサギ1、スズメ10+、 新市楽池:バン2、マガモ2♂♀、キジバト1、ガラス声1

2025.4.25 16:00 曇り 風力1-2 7Cu030 福岡市中央区南公園の野鳥 キビタキ2、センダイムシクイ声、シジュウカラ2-3、シロハラ1+

2025.4.26 11:00 晴れ 風力1-3  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:シロハラ1、マガモ♂1、スズメ3-4 新市楽池:バン1、マガモ♂1、ハシボソガラス2 (スイレン開花)

2025.4.27 11:00 晴れ  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 アオサギ1、キンクロハジロ♂1、ハシビロガモ♂1、ホシハジロ2♂♀、チュウダイサギ1、マガモ♂1、スズメ1

2025.4.28 15:10 晴れ 福岡市南区自宅付近の野鳥  イソヒヨドリ♀1さえずり
01aobato0401a2a1 02kaitubr0410aa1 03kinkuro0412a 04dobato0412a2a1 05aosagi0414ae21a 06kogera0417c2aax 07isohiyo0417a2a1 08tubame0421aa1 09daisagi0422aa1 10kogamo0424aa1 11kibitaki0425i2aa1 12kibitaki0425ba 13hashibrgm0427axea1 14isohiyo0428aae1

写真は上左から  アオバト(4/1春日公園)、カイツブリ(4/10西ノ堤池)、キンクロハジロ♂(4/12西ノ堤池,ダメージ有居残り)、ドバト(4/12西ノ堤池)、アオサギ(4/14天神中央公園横)、キュウシュウコゲラ(4/17中公園)、イソヒヨドリ♂(4/17福岡市南区自宅付近)、ツバメ(4/21中公園)、チュウダイサギ(4/22西ノ堤池)、コガモ(4/24中公園)、キビタキ(4/25南公園)2枚、ハシビロガモ♂1(4/27西ノ堤池)、イソヒヨドリ♀(4/28福岡市南区自宅付近)

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2025年4月26日 (土)

今年もキビタキに出会って春の終わりを感ずる

オオルリやキビタキの渡りのシーズンとなり、どこかで見ようとこれまで見たことのある家から一番近いポイントを訪れてみた、南公園の福岡市 植物園外周あたりだ。去年もここでキビタキに出会った、去年は4月5日だった。もうだいぶ日が過ぎてしまったが、とにかく様子を見ようと出かけた。3月末に回った時は冬鳥のシロハラがいたくらいで 夏鳥は未だの状況だった。時計回りに歩き始めるとすぐキビタキの甲高く力強い声が聞こえる、見れば野鳥観察撮影の人が2人ほど声のしたあたりで動いている、いたか、と直ぐに階段を少し降りて近づきかけると割合近くに飛んできた。急いでカメラを準備しつつ録音機もスイッチを入れる、忙しい、目視ではわかるのだが小さい鳥だけにファインダーではなかなか確認できなくてこのあたりという方向をエイッと撮る。戻ってよく見ると小さいが一応写っていた。人が集まり始めてもういいかという所で周回を続ける。水場の下あたりに来るとセンダイムシクイの声がする、久しぶりの気がするが姿は見えない。探してKibitaki0425i2aa1 いるとここにもキビタ キがいる、何故か静かだ、黄色が心地薄い、まだやや若いのかもしれない。これはそれなりの大きさで撮れるが直ぐにどこかへ行ってしまった。カメラのメモリーをだいぶ使っている状態なので連写が効かないのが残念だ。
1周回って植物園に入ろうかとも思ったが今日は幼稚園生の団体が入っていて随分賑やかのようだ、鳥はあまり期待できないかとそのまま帰ることにした。
キビタキはインドネシアからフィリピンにかけて越冬し春になって中国沿岸、朝鮮半島を経由して右回りのコースで日本にやってきているようにみえる(バードリサーチニュース2023年5月の図)。福岡には海沿いのルートでやってくるということになり植物園外周の斜面が格好の中継通過地点になっているというのはうなずける。

キビタキが来ると春が終わりかけているのを感じる。今年の夏はまた暑くなるだろうか。

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2025年4月20日 (日)

今年の花見は一本松川緑道を見たり

もう桜も散ってしまって季節は初夏の雰囲気をもたらしている、なんだかせわしない、ここらで今年の桜を振り返ってみたくはなる。
遠くまで出かける気力がこのところ衰えていて今年の花見は福岡市もほぼ南区近辺というもっぱら近くばかりとなった。Minamikoen0331a 子供のころの桜の思い出は南公園だった、そう思って南公園から始めた。昔、市の浄水場があってその斜面に桜が植えられていた、浄水場が植物園となった今も桜の風景は残っている、小さい頃の思い出は木も公園もやたら大 きいが今見るとこんなものかというくらいスケールが縮まっている、思い出はどうしてもそうなるがそれも面白い。南公園近くで小笹北公園の桜がいい、早咲きの桜が立派だとどこかで読んで、これも行かねばと訪れてみた。桜満開の時Ozasakita0401a Ozasakita0401b 期で早咲きはもうほぼ散っているがそれでも少しは残っていてソメイヨシノの白っぽい風景に色を付けている、なかなかいい。なんだか福岡の公園はやたら桜のような気もしてしまう。近くの樋井川の桜は例年見に行っていてなかなかなのだが同じ風景で見慣れるとこんなものかとどうしても思ってしまう。今年は樋井川の支流で団地のヘリを流れる一本松川の桜がいいらしいというので、満開をやや過ぎた時期にこちらも見に行った、車で5-10分くらいの近場だ、適当なコインパークに車を止める。一本松川緑道との名称がついていて緑道というのが何だかしゃれているが公園の種別を示す公的な名称という。小川のような川底の河原と両岸をコンクリートで固めてあって河原が道になっている、両側の土手Ipponnmatugawa0409a Ipponnmatugawa0409b が桜並木で桜に覆われるようにして歩いていくのがかなりいい。こんな花見は初めてだ。
庭のジンダイアケボノももう散ってしまいハナカイドウも散りかけで、今クルメツツジが満開の時期に入ってきている、華やかだ、このサイクルをあと何回眺められるだろうか、そんなことも考えてしまう、どこか儚い。

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2025年4月15日 (火)

九響の定期演奏会を聴いたりランチタイムコンサートでThe 4 players Tokyoを聴いたり、春は忙しい

春は花見だけでなく忙しい。4月から年度はじめということもあるか4月3日の市民ホールコンサートに続けてアクロスのコンサート2つに出かけた。まずは4月11日の九響定期演奏会だ。太田弦のフランスでつなげた演目選定が興味深い。最初はフォーレの組曲「ペアレスとメリザンド」だ、聞いたことがないがと思いながら第3曲のシシリエンヌに至るとなーんだこれかという感じだ、フルートの曲として知られ自分もフルートで数年前に練習していたことがある。座った席Kyuukyouteiki429 は2階の左袖という舞台の左半分がまるで見えない位置で木管楽器の全体を見渡せないが、木管の響きがいい。次のラヴェルのピアノ協奏曲はアメリカ演奏旅行で仕入れたとされるジャズ風な旋律が所々で聞こえてきて面白い。ピアノ演奏の指使いが上からよく見えてそこはこの席の良さだ、特に第3楽章の丸まるような指使いなど印象的だ。確かにJazz好きのフランスの雰囲気が漂う。アンコールのピアノ「亡き王女のためのパヴァーヌ」(これもいい感じだった) の後 休憩をはさんでベルリオーズの幻想交響曲に至る。久しぶりに聴いた気がして新鮮だ、ティンパニー2セットの打楽器の迫力、チューバ2本の低音の響き、等々楽器編成自体に作曲者の意気込みが感じられる。こんな曲だったっけと改めて見直した思いだ。1830年という、王政復古したフランス・ブルボン朝がまた倒された7月革命の年に作曲初演されている、その騒乱の時代が伝わってくるようではある。混沌を打ち破る強い打楽器の響きがする、そういうことかと勝手に思ってしまう。なかなかのコンサートだった,やはり選曲に惹かれるところがあるようだ、組み合わせがいい感じがする。
アクロス2つ目は4月14日の弦楽四重奏によるランチタイムコンサートだ。演奏はThe 4Players Tokyoという関東のオーケストラのトッププレイヤーによる4playerstokyo0414 弦楽四重奏団だ。前にも一度聞いたような気がするがよく覚えていない。曲はベルクの弦楽四重奏曲、信長貴富作曲今日が初演のドンキーカルテットという曲、そしてベートーヴェンの弦楽四重奏曲第4番でいずれも初めて聴く曲だ。プロヂューサーの藤岡幸夫さんから最初に説明があって演奏に入ったがこんな曲並びの弦楽四重奏のコンサートにこんなにたくさんの人が来てくれたことが一種の驚きであったようだ。自分もそうだがランチタイムの弦楽四重奏と聞くとなんとなく気楽に音楽を楽しめそうと思って聴きに来たという所が多いのではないかと思っている。始まると確かに、難解なところのある曲が並んでいたと感じる。まずはベルクの曲だが全くのシェーンベルク張りの現代音楽だ、口ずさめられるメロディーというものがない。理解を超える音だ、でも音そのものがどうしようもなく美しい、なかなかだ。
次は世界初演となるドギーカルテットだ、こちらは作曲者も観客席で聴く。犬にまつわる曲8つを連ねたものでそれぞれのタイトルから柴犬が出てきたりチワワが出できたりしているようだが、具象ではないので犬好きでもない自分としてはピンと来るところがない、どうしようもないことだ。でも、とにかくここでこの曲が初めて世に出たということそれに立ち会っているというそのことそのものが面白い、初めての体験だ。最後のベートヴェンにくると初めて聴く曲ではあるが何かほっとしたものを感じる。終わってみるとよくできたコンサートだったように思えてくる、特段の休憩もなく、見事な演奏を響かせ続けてくれた演奏家に感謝と尊敬の念を抱かずにはいられない、さすがプロだ。

今日の強風で桜は散ってしまった、するすると時は進んでいく。春は忙しいが楽しい。

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2025年4月 3日 (木)

2025年3月の福岡市南区周辺の野鳥

冬鳥は戻り始め、新市楽池の小さな葦の茂みでは渡り途中のマガモつがいがいかにもという風情でしっかり寝ていたりする、もちろん翌日には姿はない。花は遅れるものが多かったが予定通り桜の季節が到来した。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2025.3.1 11:35 晴れ 風力1-2 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 アオサギ2、ダイサギ1、カワウ1、キンクロハジロ♂1、ハシビロガモ,ヒドリガモ、マガモ、,オオバ、

2025.3.2 14:00 曇り 風力0-1 8Cu015 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ハクセキレイ2、シロハラ1、コガモ2、マガモ1、ヒヨドリ3、ハシブトガラス2 新市楽池:イソヒヨドリ♂1、ハシブトガラス3+

2025.3.3 11:20 曇り 風力0-1 8Cu015 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ドバト、ヒヨドリ、ハシボソガラス1

2025.3.6 15:00 曇り/小雨 風力1-2 7Cu030 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:マガモ♂1、ハシブトガラス2、キジバト2、シジュウカラ1、ヒヨドリ1+、シロハラ1 新市楽池:なし 鹿助池:マガモ16♂11♀5、ヒヨドリ1+

2025.3.8 14:00 晴れ 風力1-2  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 オオバン4、カワウ2、アオサギ1、ヒドリガモ4♂♀、ハシビロガモ2♂♀,ホシハジロ4-5♂1♀3-4、マガモ2♂♀、バン1-2、ハクセキレイ1、ヒヨドリ1、ドバト、キンクロハジロ♂1、スズメ,

2025.3.8 14:50 晴れ 福岡市南区野多目池の野鳥 キンクロハジロ♂30+、カンムリカイツブリ♂1、カイツブリ1

2025.3.11 10:00 曇り 風力0-1 8Cu030 那珂川市山田(ハツミヨザクラ)の野鳥 メジロ3+、ヒヨドリ2+、カワラヒワ8+、スズメ

2025.3.12 10:30 晴れ 風力0-1  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワウ3、アオサギ1、チュウダイサギ1、ヒドリガモ4♂♀、.ホシハジロ6♂2♀4、ハシビロガモ5♂3♀2,マガモ2♂♀、キンクロハジロ♂1、オオバン3、ヒヨドリ6+、スズメ、ドバト.
2025.3.13 15:30 曇り 風力1-2 8Cu030 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヒヨドリ2-3、 新市楽池:マガモ4♂♀、ダイサギ1,

2025.3.14 14:00 晴れ 風力2-3 2Ac100 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ドバト2、ヒヨドリ1、カワセミ1、ヤマガラ1、 (間):スズメ 新市楽池:ダイサギ1,アオサギ1、バン1、ハシボソガラス1

2025.3.14 16:00 晴れ 風力1-2 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハシビロガモ4♂3♀1,マガモ3♂2♀1、ヒドリガモ4♂♀、.ホシハジロ3-4♂1♀2-3、カワウ2、アオサギ1、チュウダイサギ1、オオバン3+、キンクロハジロ♂1、ヒヨドリ3+、スズメ、ドバト.

2025.3.18 15:40 曇り 風力1-2 7Cu040 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:キジバト2 新市楽池:バン1

2025.3.19 15:30 曇り 風力0-1 5Cu030 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:モズ声、ジョウビタキ♀1(+1)、キジバト2、 新市楽池:マガモ2♂♀、ジョウビタキ♂1、バン1、

2025.3.20 14:30 晴れ 風力1-3  福岡市天神中央公園横那珂川の野鳥  カンムリカイツブリ1、オオバン15位、キンクロハジロ10位

2025.3.24 15:10 晴れ 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ジョウビタキ♂1、ダイサギ1

2025.3.28 14:00 晴れ 風力2-4 4Cu030 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ホシハジロ3♂1♀2、オオバ3、バン1,カワウ1、マガモ2♂♀、ハシビロガモ2♂♀,アオサギ1、キンクロハジロ♂1、スズメ30+、ドバト10+、ヒヨドリ4+

2025.3.31 13:50 晴れ 風力1-2 2Ci100,2Cu030 福岡市南公園(植物園外周)の野鳥 シジュウカラ1+、トビ上空3、ヒヨドリ5+、シロハラ1、ヤマガラ5±、

0302isohiyo0302bx2a0302kogam0302aa21x10303hsbskarasu0303aea10305sijyukara0305aa1 0311kawarahiwa0311d 0312aosagikamo0312aa21 0313magamo0313b1a 0314kawasemi0314q2a1 0318kijibato0318ba1 0319jyoubimes0319a3a1 0320kmrkaitbr0320da1 0324jyobitk0324ae2ea1 0325kinkurohgr0325aeaa1 0331sirhra0331bba1
写真は上左から  イソヒヨドリ(3/2西ノ堤池)、コガモ(3/2西ノ堤池)、ハシボソガラス(3/3福岡市南区自宅付近)、シジュウカラ(3/5福岡市南区自宅),カワラヒワ(3/11那珂川市山田)、アオサギ・ヒドリガモ・ホシハジロ(3/12西ノ堤池))、明日の渡りに備えじっくり眠るマガモ(3/13新市楽池)、カワセミ(3/14中公園)、キジバト(3/18中公園)、ジョウビタキ♀(3/19中公園)、カンムリカイツブリ(3/20天神中央公園)、ジョウビタキ♂(3/24中公園)、キンクロハジロ♂(3/25西ノ堤池)、シロハラ(3/31南公園

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2025年3月29日 (土)

春は急ぎ足で過ぎアクロス弦楽合奏団コンサートをやっと思い出す

3月が足早に過ぎてしまう。今年の桜は梅開花の遅れやハツミヨザクラの大幅な開花遅れがあってソメイヨシノもかと懸念していたが3/20以降の気温急上昇によりそれほどには開花が遅れず満Sakurakaika2025 開はあっという間に到来した。後から気温データを入れて計算し直してみるとこれまでの手法通りの開花、満開タイミングとなっていて気温の推移がその原因であることは明らかだ。なんだか遅れてやってきた春が一気に駆け抜けたような気がしている。山火事があちこちで起こるのも急ぎ足でやってきた春と関係しているような気がする。急速な気温上昇は過度な乾燥と天気の急変による強風の吹き出しHiyodr0327a3a221 を招く。燕は来ているはずだがまだ姿をしかとは見ていない、声はちらと聴いた気がするくらいだ、結局レンジャクは見ずじまいだった。鶯はいまだ練習中できっちり鳴いてはくれない。総じて何だか鳥の動きも随分変だ。
人間世界は予定で動く,センバツは決勝まできた。もう10日前になる3/20にはアクロス弦楽合奏団の第16回定期演奏会をアクロスに聴きに行った。いつもはここに感想を書いているのだがそれも忘れてしまっていた、なんだか追いついていない。アクロAacrosgengaku0320a ス弦楽合奏団はこのところ2年に一度の定期演奏会になってしまっているがそれだけに開催されればすかさず聴きに行くことにしている。、今年は大学に在籍中の学生が4名加わっているが他は前回とほぼ同じで何しろメンバーがいい。
とにかく弦が美しい。特に最初のビバルディの2曲はイタリアバロックのきらめきが心地よい。続くバッハの曲は、少々きらきらしすぎでバッハにしては抑制が不足しているようにも感じてしまう。休憩後のブリテンの組曲では弦の輝きはあまり感じない、そういう曲なのだろう、演奏自体は味わい深いものがあるがどこか今日の自分にはあまり伝わらないなとも思ってしまう、音楽を聴くのはすこぶる個人的な行為なのでこういう時もある。ともかく春だ。

バロックの弦のさざめき音見えてホールを埋める春の到来


アクロス弦楽合奏団メンバー:
[コンサートマスター]
景山誠治(桐朋学園大学教授)

[ヴァイオリン]
山本友重(東京都交響楽団コンサートマスター、名古屋フィルハーモニー交響楽団特別客演コンサートマスター)
川田知子(ヴァイオリン奏者)
瀬﨑明日香(ヴァイオリン奏者)
佐藤仁美(九州交響楽団奏者、*)
宮川奈々(NHK交響楽団奏者)
福崎雄也(藝大フィルハーモニア管弦楽団奏者、*)
奥野玄宜(ヴァイオリン奏者、*)
松本さくら(ヴァイオリン奏者、*)
山下大樹(九州交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者、*)
落合真子(東京芸術大学大学院1年在籍中、*)
木村美宇(桐朋学園大学大学院1年在籍中、*)
目野奈々子(桐朋学園大学音楽部4年在籍中、*)
新戸琳子(桐朋学園大学音楽部3年在籍中、*)
*:アクロス福岡ヴァイオリンセミナー修了生

[ヴィオラ]
須田祥子(東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者、SDA48主宰)
山下典道(元 九州交響楽団奏者、アルト・クレフ大濠代表)
田辺元和(九州交響楽団奏者)
田中 茜(ヴィオラ奏者)
長石篤志(ヴィオラ奏者)

[チェロ]
田中雅弘(元東京都交響楽団首席奏者)
菊地知也(日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェリスト)
市 寛也(NHK交響楽団奏者)
山本直輝(九州交響楽団首席奏者)

[コントラバス]
吉田 秀(NHK交響楽団首席奏者)
皆川直輝(九州交響楽団奏者)

[チェンバロ]
占部由美子(ミュンヘン音楽大学教授、クローンベルクアカデミー公式ピアニスト)

曲目
ヴィヴァルディ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op.3, No.8,RV 522
3つのヴァイオリンのための協奏曲 へ長調 RV 551

J.S.バッハ:
3つのヴァイオリンのための協奏曲 二長調 BWV 1064R

テレマン:
3つのヴァイオリンのための協奏曲 へ長調 TWV 53:F1
ターフェルムジーク(食卓の音楽) 第2部より

ブリテン:
フランク・ブリッジの主題による変奏曲 Op.10


アンコール
グリーグ:ホルベルク組曲 op.40より 第1曲 プレリュード

 

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2025年3月13日 (木)

2025年3月11日の初御代桜

3月に入ると桜が気になる。このあたりでの最初は那珂川市山田の初御世桜だ。今年は花が遅れていてネットにもなかなか開花情報が流れてこない、3月も7日になってやっと訪問記がネットに出ているのを見つけて見るとやっと咲き出したところという。咲きだせば桜は一気に進む、暖かくもなって11日くらいにはもう結構咲いているような予感がして現地を訪れてみた。駐車場はガラガラで、これは期待できないかなと思いながら歩いて近づく、まだHatumiyozkr3011a Hatumiyozkr3011b まだの感じだ、三分咲きくらいというあたりだ。例年より2週間以上遅れている。花と鳥の写真をともかく撮ったりして時を過ごすがあと1週間くらいして出直すべきかと引き上げる。気象の見通しでは1週間後はまた少し寒くなりそうなのでもっと後がいいのかもしれない。長くは楽しめそうではある。今年は2月の低温がずいぶん効いているような気がする。温暖化といってもこのざまだ、つらつら思うに気象に翻弄される人類の姿は太古も今も変わらないような気もしてくる、自然にはとてもかなわない、これを受け入れ乗り越える知恵が人類を進歩させていくのだろう。

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2025年3月 5日 (水)

2025年福岡市での桜開花予想を今年もしてみる

桜の季節も迫ってきた、例年のように今年の開花予想を行ってみた。昨日までの日平均気温観測値(アメダス)とGSMの気温予測データを用い予測期間を超える先は平年値+0.5℃として温度変換日数法を用いた。チルユニット補正はしていない、手間の割にあまり精度が上がる気がしないためだ。開花日は3月23日、満開日は3月29日頃と出た。昨年9月は月平均で平年+3.5℃と高くこれよりはやや遅れると予想される。さてどうなるか。2025sakurakaika

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2025年3月 4日 (火)

2025年2月の福岡市南区周辺の野鳥

いつもの冬なら現れるクロツラヘラサギもついに野多目池には現れず、今年はいつもの年と違うところが多い。変化に富むのが豊かな自然というべきなのだろう。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2025.2.2 13:30 曇り 風力1-2 8Cu/Sc030 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:メジロ/シジュウカラ/ヤマガラ/混群、コゲラ-ドラミング1、ヒヨドリ1、コサギ1 新市楽池:ハクセキレイ1

2025.2.4 13:30 曇り/小雪 風力1-2 8Cu030 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ハシブトガラス2 新市楽池:無し 鹿助池:マガモ14♂9♀5、つぐみ1、メジロ声1、ハシブトガラス2

2025.2.6 14:00 曇り/小雪 風力1-2 8Cu020 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:シロハラ1、ヒヨドリ2、 新市楽池:ダイサギ1、ハシボソガラス1 鹿助池:マガモ16♂11♀5、アオサギ1、ハシブトガラス1-2、ドバト7、ジョウビタキ2♂♀、ツグミ1+、シロハラ1、スズメ10+、ヒヨドリ2+、 自宅庭:メジロ2、シジュウカラ2、ヤマガラ2、スズメ

2025.2.10 15:20 曇り 風力1-2 7Cu030 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:無し 新市楽池:オカヨシガモ♂1、アオサギ1 鹿助池:マガモ15♂9♀5、

2025.2.11 15:15 快晴 風力0-3 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:シロハラ1、メジロ1、ヒヨドリ3、アオサギ1、ジョウビタキ♀1、スズメ2、トビ(上空)1 新市楽池:ダイサギ1、ハシボソガラス1 鹿助池:マガモ15♂11♀4、ヒヨドリ1-2、アオサギ1、ジョウビタキ♂1

2025.2.12 11:00 曇り 風力1-2 8Cu025 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハシビロガモ3♂2♀1,カワウ2、ホシハジロ4♂1♀3、マガモ5♂3メス2、オオバン3、ヒドリガモ2♂♀、カイツブリ1、ハクセキレイ1、

2025.2.13 10:40 晴れ 風力1-2  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:シロハラ1、メジロ1、シジュウカラ、ジョウビタキ♂1、ヒヨドリ10+、アオサギ1、 (間):スズメ 新市楽池:無し

2025.2.14 14:00 晴れ 風力1-2  福岡市植物園の野鳥  コゲラ1-2、シジュウカラ、ヤマガラ、ジョウビタキ♂1、ヒヨド1、メジロ

2025.2.14 15:00 福岡市南区野多目池の野鳥 ミコアイサ♀1、カイツブリ6、キンクロハジロ5+、カンムリカイツブリ1、カワウ2+,オオバン1+
2025.2.15 15:00 曇り 風力1-2 7Cu040 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ルリビタキ♀1、シロハラ1、ヒヨドリ 新市楽池:スズメ、カワウ(上空)1

2025.2.16 11:50 晴れ 風力1-2 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ダイサギ1、カワウ2、ハシビロガモ6,ヒドリガモ4♂♀、ホシハジロ4-6、オオバン3位、マガモ2位、

2025.2.18 15:00 晴れ 風力1-2 3Cu040 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヒヨドリ3-4、キジバト3、ドバト2、コサギ1 新市楽池:コサギ1、ダイサギ1
2025.2.20 14:30 快晴 風力1-2  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:メジロ2、シロハラ1、ヒヨドリ2、ダイサギ1、ジョウビタキ♂1 新市楽池:ダイサギ1 鹿助池:カワウ1、マガモ14♂10♀4、ドバト5

2025.2.22 11:00 晴れ 風力1-3 5Cu040 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ハシビロガモ6,マガモ6、ヒドリガモ4♂♀、ホシハジロ5♂1♀4、バン3,オオバ2、カワウ1、ダイサギ1、スズメ26+,ドバト12+、シロハラ1、カラス2+

2025.2.22 13:00 曇り 風力1-2  福岡市中央区天神中央公園付近那珂川下流の野鳥  オオバン、キンクロハジロ、オカヨシガモ、バン

2025.2.24 14:40 晴れ 風力1-2 4Cu040 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ルリビタキ♀1、ヒヨドリ、シロハラ1、コサギ1、アオジ1、メジロ、コゲラ1 新市楽池:ダイサギ1 鹿助池:マガモ17♂11♀6、アオサギ1

2025.2.25 14:30 曇り 風力1-2  福岡城-大濠公園の野鳥 福岡城:スズメ、エナガ、シロハラ、イカル声、大濠公園:トビ、カラス、スズメ、ヒヨドリ、エナガ、オオバン、ユリカモメ、カワウ、カイツブリ1

2025.2.26 15:00 晴れ 風力1-2 2Cu040 福岡市早良区室見川下流白魚堰付近の野鳥 ユリカモメ多数、トビ訳10、アオサギ2-4、セグロカモメ5+、オオセグロカモメ1+、ヒドリガモ、オナガガモ、ウミネコ、カモメ、ハクセキレイ2+、スズメ

2025.2.27 14:00 曇り 風力0-1 8Sc/St020 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ハシブトガラス2、メジロ1、キジバト2、ヒヨドリ2、ハクセキレイ1 新市楽池:なし 鹿助池:マガモ14♂10♀4、アオサギ1、ヒドリガモ4♂♀、スズメ30+、ムクドリ8,ドバト5、ハシブトガラス1 メジロ、エナガ、アトリ疑、ルリビタキ♂♀、ヤマガラ、ノスリ、ヒヨドリ

01mejiro0202a 02kosagi0202aa1 03tsugumi0206ba1 04daisagi0206aa1 05jyobitkfe0206b 06sijyukr0207a2ea1 07ymgr0209a2a1 08shirohr00211aa21 09kogera0214a2a1 10mikoaisamesu0214aa1 11kaitubr0214a01 12kanmrkaitbr0214a01 13hiyodr0219aa1 14aosagi0220da1 15ruribimesu0224ca1 16segurokmm0226ca1 17oosegrokmm0226a01 Kmm0226a01

写真は上左から  メジロ(2/2中公園)、コサギ(2/2中公園)、ツグミ(2/6鹿助池)、ダイサギ(2/6新市楽池)、ジョウビタキ♀(2/6鹿助池)、シジュウカラ(2/7福岡市南区自宅)、、ヤマガラ(2/9福岡市南区自宅)、シロハラ(2/11中公園)、コゲラ(2/14福岡市植物園)、ミコアイサ♀(2/14野多目池)、カイツブリ(2/14野多目池)、カンムリカイツブリ(2/14野多目池)、ヒヨドリ(2/19福岡市南区自宅付近)、アオサギ(2/22西ノ堤池)、ルリビタキ♀(2/24中公園)、セグロカモメ(2/26室見川下流)、オオセグロカモメ(2/26室見川下流)、カモメ(2/26室見川下流)

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2025年2月17日 (月)

九響2月定期演奏会の準メルクルにちょっとびっくり

2月7日に九州交響楽団の定期演奏会がアクロス福岡であったのを聴きに行った、もう10日もたってしまったが感じたことを忘れないよう残しておきたくて書いている。コンサートでKyukyou202502 その時発せられた音はたちまち時空の中に飛び去っていき取り戻すことができない、本を読むのや絵画を見るのとは大きく違う、少しでもその痕跡を自分の中にとどめ置くにはどこかに書いておくよりほかはない。この日のコンサートの記憶ももはや次第に薄れていっていく、どうしようもない、それが音楽だ。
この日は大雪の騒ぎが日本中を駆け巡っていた時分の丁度一休みのような日で晴れてはいないが雪はたぶんなしで済みそうな日だった。タイヤを新しくオールシーズンタイヤに変えたこともあって多少の雪には不安はないのだが、この地では冬用タイヤにこまめに履き替える人がそんなにはいないようで駐車場は天神の土曜日という日にしてはガラガラだった。
指揮者は準メルクルという人で、名前は初めて知った、名前に漢字が入っていて?と思う、が父親がドイツ人母親が日本人ということのようだ。経歴を見ると世界的に活躍している経験豊かな指揮者のようではある。席はいつもの一階が取れずに2階の左袖となった。ともかく始まる。最初はワーグナーのトリスタンとイゾルデの前奏曲だ、何だかオケの音がよく出ている、大きくてメリハリがある。そういう曲なのかもしれないと思いつつ次のマーラー5番第4楽章に移る。この曲はヴィスコンティンの映画「ヴェニスに死す」で効果的に使われていて、その映画の舞台となったヴェニス・リド島のそのホテルに宿泊したこともあり、記憶によく残っている、アクロス弦楽合奏団の演奏を7年前にこのホールで聴いたことも蘇ってきた。今回の演奏は今まで聞いた演奏に比べ際立ってメリハリがつけてある、大きい音は本当に大きく小さい音はエッと思うくらい小さい、ちょっとやりすぎのようにも聞こえてしまう。いつもの九響とは違って指揮者の考えが色濃く出ている感じだ、個人的にはちょっと趣味が違うがこんなのもありなのだろう。最後はブラームス1番だった、これはあまり聞いた記憶がない曲て比較のしようもないが前の印象が後びいてしまう、いつもの重いブラームスという感じがなくて何だか賑やかなブラームスになっている。それはそれで面白い気もするが。終わるとブラボーの声が多く飛び交う、こういう演奏が受ける時代になっているのかなあとも思ってしまう。音楽を聴くのはすこぶる個人的なことなので色々感じるところが異なるのは当たり前のことなのだろう。でも生の演奏は感じることが多くてやはり楽しい。
9時過ぎに終わる、雪は結局降らずじまいで路面凍結も大丈夫そうだと戻る、それにしてもいつもと比べてタクシーの割合がずいぶん多い気がする、雪に慣れない福岡という街の現実なのだろう、これも面白い。

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