2017年8月11日 (金)

ショウリョウバッタとお盆

お盆も近いというので例年のようにお墓の掃除に出かけた。歩いても行ける距離だが何しろ暑いし道具や花や持ち物もあるので車で行く。お盆の入りの日を控えてということもあって、墓地には結構な車が入っている。
適当に停めてお墓に近づくといつにもまして植物の茂り方がきつい。雨は少なくて日

Ichijiku

照りが強い方が生き物は生育が盛んなようだ、昔から日照りに不作無しというが本当だ。伸び放題の野ばらやら以前から植えられていたよくわからない小さな灌木が登り段をふさぐほどになっている。有無を言わさずばさばさ切っていくが、あれっと思う木が生えている、イチジクだ、実すらつけている。そういえば春には小さな葉っぱが出ていて何だろうと放っておいた記憶がある、こんなにまで立派な姿になったのか。ちょっとした感動だ。
その他ナンテンの葉も出てきているし、別のよくわからない木の葉も地面から出てきている。これは放っておくのが面白そうだ。
刈込も終わって片づけていると

Syouryoubatta

大ぶりの茶色い昆虫が小さな灌木の上にいる。逃げる風もなく見られてほしい風情でじっとしている。兎に角写真に収める。それにしてもなんだか不思議だ。
帰って調べてみるとショウリョウバッタという名にたどり着く。メスのショウリョウバッタだ。なーんだと思ったがショウリョウの漢字の字を見て少し驚いた、精霊と書く。
亡くなった母の命日は8月だ、お盆に魂が戻る、という説を信じたくなる。
そういえばイチジクの木も以前両親が住んでいた家にあった。

ショウリョウバッタはお盆のころに出現するバッタらしくイチジクの木もたまたま鳥が運んだ種が根付いたのだろう、しかし揃って墓参りの日に墓前に出現するとなにやら意味ありげに思えてくる。あれこれ結び付けてみたくなるのは人の心故のことだろうし、そういう風にして故人を偲ぶのも、人ならではのことなのだろう。

それにしてもお盆には不思議なことが起こる。やっと人並みにお盆を感じることができるようになったというべきなのか、そんなことを考えている。

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2017年8月 1日 (火)

2017年7月の福岡市南区周辺の野鳥

2017年7月の福岡市南区周辺の野鳥
夏の暑さが前面に押してきた感があり、クマゼミの鳴き声がいやましに大きく、野鳥の姿は追われるように少なくなっている。カワセミがしばしば見られたが暑さ負けか元気がない。

手元に残るメモからの観察記録は下記

2017.7.3 am6:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、シジュウカラ、キジバト2、スズメ、 新市楽池:スズメ、バン3(親1+若1+ヒナ1)、カワラヒワ1、ドバト3、鹿介池:カワセミ2、ツバメ、バン声、アオサギ1、シジュウカラ4、ヒヨドリ、ムクドリ

2017.7.5 am6:30頃  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ムクドリ20、スズメ16、ハシブトガラス1、メジロ声、ヒヨドリ、アオサギ1、ドバト2 新市楽池:、ドバト、バン2(親1+若1)、ツバメ、マガモ5、鹿介池:バン1、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、メジロ、カワラヒワ2、ヒヨドリ、ハシボソガラス

20170712ban


2017.7.11 am5:45頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:メジロ7、ドバト3、スズメ5、 新市楽池:バン4(親1+若1+ヒナ2)、スズメ2、鹿介池:スズメ5、、ツバメ2、バン1、アオサギ2、ムクドリ3、ハシボソガラス1、

2017.7.12 am5:45頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:メジロ3、コゲラ1、ムクドリ5+、ヒヨドリ、キジバト、スズメ5、カワセミ1、ハシブトガラス1-2 新市楽池:バン3(親1+若0+ヒナ2)、ツバメ3、鹿介池:スズメ5、、マガモ1、バン1、アオサギ1、ムクドリ5+、

20170712kogera


2017.7.13 am5:50頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:メジロ2-3、ムクドリ10、ヒヨドリ、キジバト1、スズメ5、カワセミ1、ドバト2 新市楽池:バン5(親1+若1+ヒナ3)、アオサギ通過、鹿介池:スズメ5、ムクドリ8、

2017.7.19 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ムクドリ7、ドバト、スズメ、シジュウカラ 新市楽池:バン3(親1+若1+ヒナ1)、スズメ、鹿介池:マガモ1、ムクドリ7、ドバト、ハシボソガラス2

20170712aosagi



2017.7.20 am6:30頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ムクドリ7、ドバト5、スズメ5、シジュウカラ 新市楽池:バン3(親1+若1+ヒナ1)、スズメ、鹿介池:マガモ1、ムクドリ7、ドバト、、ハシブトガラスハシボソガラス

2017.7.21 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カワセミ1,ムクドリ、ドバト、スズメ5、 新市楽池:バン4(親1+若1+ヒナ2)、スズメ、鹿介池:ムクドリ7、ドバト、ススメ、キジバト

20170713mejiro


2017.7.24 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カワセミ2,アオサギ1、ハシボソガラス、スズメ、 新市楽池:バン2(親1+若0+ヒナ1)、スズメ、マガモ2 鹿介池:マガモ1、ハシブトガラス

2017.7.25 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:カワセミ1、 新市楽池 マガモ3 鹿介池:マガモ1、

2017.7.31 am7:00頃 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公

20170724kawasemi

園:カワセミ1、 新市楽池 マガモ1,バン3(親1+若0+ヒナ2)ハシボソガラス、スズメ2、

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2017年7月30日 (日)

観音の滝を見る

毎日のように熱中症の警報がメールで送られてくる。WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)という暑さ指数が31を超えると危険と判定され外出は避け涼しい室内で過ごすことが適当とされる

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高度を上げて少しは涼しい山歩きをするにも雷が危ない、ここは瀧見に出かけるのがよかろう、滝なら少しは涼しかろうと、自宅から1時間少しで行ける唐津市七山の観音の滝にランチも兼ねて出かけた。日本の滝百選に選ばれている滝だ。

無料の西九州道を使って思いの外簡単に到達する。ランチは駐車場所にあるそばの店で「冷やしわさび茶そば」というのを食べる、この辺りではもともとワサビが自生していたようだ、とにかくこれがうまい。味100選店の看板もあって、一定の水準以上ということになっているようだが味 わってみても少し凝ったところがあって むべなるかなとの気がする。

滝はここから川底へ下っていくのだが、アマチュアカメラマングループと思しき一団がすぐ前を行く。
こちらは三脚もなく手持ちでスローシャッターを切ったりしているが向こうはケース入りの立派な三脚を立てて時間をかけてフレーミングしたりもしている。

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身なりもきっちり長袖長ズボンとそれなりだ。趣味は何でものめりこまなくては面白くないのかもしれないが、自分としては とんとそんな気にならない、のめりこまない趣味ばかりだ。その方が自由でいいような気がして遊んでばかりいる。

川底におり始めようとすると駐車場所に水遊び姿の親子連れが続々到着する。どこで遊んでいるのかと帰りに気をつけて見ていると滝の上の淵にある自然のスライダーで遊んでいる。滝の落ち口まではややあって安全そうには見えるが何かの拍子で流されれば助かるとは思えない。よくこんな所で遊ぶと思う。しかし涼しそうで手軽で一度やってみるとまた、ということになるのだろう。大人でやる人はいないようだが、いつか大人でもはやってきそうな気もする。この暑さだ。
毎年のような猛暑には耐えるのにも限りがある。

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岩肌もきれいだ。地質を見るとこの辺りは1億年前の白亜紀に凝固した花崗閃緑岩という深成岩でできている。マグマが深いところで冷えて固まった所謂花崗岩の一種というわけだ。目に見える滑々の岩からは水で浸食はされるものの適当に硬くていい石ということかなと思えてくる。耶馬渓では竜門の滝の滝滑りが有名だがあちらは安山岩に苔がついて滑りやすくなっているようだ。安山岩よりこちらの方が石は良さそうだ。

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すぐ南には黒雲母花崗岩の地層があって高級墓石材とされる天山石が産出しているという。大谷石ではないが掘れば売れるものが出てくるというのはいいところなのだろう。
立派な滝があるところは地層が面白い。

肝心の滝は落差45m、途中で少し段になっているようなところがありなかなか姿がいい。いかにも絵になりそうな滝だ。しかし期待していたほどには涼しくない。滝の冷気をまともに浴びる場所で見れるようになっていないからだろう。

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贅沢は言えない。
色々滝を撮ったりしてこの地を後にする。しかし暑い。

逃れようもない暑い夏は、滝見くらいでは許してくれない、観念して、こんなものかと受け止めて味わうほかないようだ。

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2017年7月19日 (水)

夢のような街かもしれない

もう10日くらい前のことになるが、アオバズクを見に遠来の孫子を連れて30分ほどの神社まで出かけた。
到着して見回すと枝を見上げている風情の人がいる、近づいて様子を聞く。そろそろ巣から子供のアオバズクが出てくるころだが未だ出てきておらずお父さんアオバズクがあたり

20170711aobazuku1

を見張っているだけだという。確かに言われた方向を見ると一羽それらしいアオバズクが枝にとまってこちらを見ている。早い年にはもう子供が出ている頃だから間もなくだと思うとも話してくれ、おまけに巣の木の穴に近いところに落ちている産毛のような羽を拾って、これがヒナの羽毛と思う 盛んに飛ばしてる、と渡してくれた。
刺激しないようにそっと小さいカメラで写真を映して静かに立ち去る。雨覆いと風切り羽根の拾ったものも渡してくれた。きれいな羽根だ。アオバズク特有のまだらのような模

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様はないので他の鳥の羽ということもあるが、巣の近くに落ちていたという雰囲気からしてアオバズクかなと思う。でも正確には解らない、解らないくらいがいつも気になって調べて丁度いいとも思う。
以前いくつか拾ったり貰ったりして集めていた羽根は引っ越しの時にどこかに紛れて出てこなくなってしまっていた、捨てたはずはないのでどこかに潜っているのだろう、結局出てこないこともありうる、集めなおせばいいかとも思っている。この街ではまたそれができるようだ。

宇都宮にいたころはこんな風に身近な神社の森にアオバズクが毎年来るということはなかった。福岡ではこの時期になるとあちこちからアオバズク飛来との情報が流れる、南に寄っている分渡り鳥が居つきやすいのかもしれない。
アオバズクの渡りのルートは衛星追跡発信機を装着できるほど大きくない鳥なので明快なデータがあるわけではないが対馬の出現があまり早くないようなので朝鮮半島経由ではなさそうで、

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石垣・沖縄から続く島伝いに北上しているのではないかと想像される。ここから朝鮮半島に渡るのもいるのかもしれない。

それにしてもちょこちょこと鳥を見に行くのにいい街だ。蝶やトンボも面白い。
今日も近くの図書館を訪れた後 横の池を散歩しているとチョウトンボが4頭位現れた。夢のような暮らしかもしれない、歩きながらふとそう思った。

梅雨もそろそろ開けそうだ。

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2017年6月29日 (木)

運河の眺めと蛍と

品川の南で大学時代の運動部の同期会がある予定だったが少し早く着いてしまった。
京浜運河とつながる高浜運河沿いに時間つぶしでぶらぶら歩いてみた。
運河の対岸に巨大な門型のビルがある。こういうビルを見ると近頃はインスタグラム投

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稿に相応しいいかなと思ってしまう。そう思えば躊躇いもなく想う存分に眺められるのがいい。小心者には理由付けがあると何をやるにも気楽にできる。後で調べるとマンションとオフィスの複合ビルのようだ、因みに家賃はとみると2LDKで24.6万円とある。ほとんど埋まっているようなのにも少し驚く。確かに場所も環境もいいが幾ら何でも高い。そういう世の中になってしまったようだ。東京は最早自分には住めない街だ。
でも少しだけ東京という街が羨ましくなる。

 

旅から福岡に戻ってきて翌日蛍を見に行った。
蛍を見るとこの時期ホッとする。宇都宮にいた頃はどこで蛍が見れるのだろうとあっちこっち見に行って結局市内の美術館裏の数頭の蛍を見るばかりが毎年のことだった。
福岡へ移ってくると、あちこちにほたる公園と銘打った場所がある、どうもこっちの方が多そうだ。蛍のポイントとして最も近いところが那珂川町の中ノ島公園と教わって、行ってみると見たこともない蛍の数だった。こんなに手軽に見れるならと毎年必ず訪れている。駐車場が少し離れたところに確保されているのもいい。
映像になんとか収めたいと写真撮影を試しているが大体分かってきた。1枚で撮るなら

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iso3200でf8,5秒が今のところまずまずで、撮った映像を画像処理ソフトで明るさとコントラストを好みに調整すればまあみれる写真になる。たくさんの蛍が翔ぶさまの映像が欲しければ同じ場所同じアングルで何枚か写真を撮って重ねればいい。もちろん多重露光ができればそれがいいがやり方がよく分かってないので後でソフトで重ねるのが簡単だ。
今年は少しは動きの入った写真が撮れた。梅雨どきでも結構遊べる。

 

梅雨も後半戦に入ってきた、大気が連日不安定になっている。雨が殆ど毎日何処かの時間帯で降る。植物がよく伸びる。だからと言う訳でもないが、やっぱり福岡に住むのが丁度いいのかな。そんなふうにも思っている。

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2017年6月23日 (金)

東京のコアジサシ

東京へ出かけることに決まって、大した用というわけでもないのでできるだけ費用を抑えようと安い飛行機便をいくつか探してみたがLCCは思ったほどには安くない。

マイルも片道だけ使うという手もある、これならマイルがすってんてんになるということはあるまいと羽田往復として往きはスカイマークの1万円くらいの切符があったのでこれにして帰りはJALのマイルということにする。これならチープな旅が可能だ。
あまり時間もないがどこかで鳥見をしたいと思っていた。モノレール羽田線といえば途中にコアジサシのコロニーがどこかの工場敷地に形成されているというのを看板で見たことがあったのを思い出して、少し調べてみた。

ネットを手繰っていくと森ケ崎水再生センター東施設の屋上部にコロニーがこの時期形成されるということが分かってきた。更に一時数が少なかったが関係者の努力が奏功したためか2014年頃から増え始めて多分今年もそれなりのコアジサシが飛来しそうだということも分かった。

勿論水再生センターは基本的に外部の人は自由には入れない、外から見ればいいがどこからなら見れるだろうか、調べようとするがこれ以上情報は発見できずとりあえず昭和島駅で降りて京和橋あたりまで歩いて行ってそこから眺めてみようという計画とした。

九州では有明海の三池島にベニアジサシが来ていたがこのところ不調でなかなか姿が見られなくなっている、また以前鬼怒川のコアジサシのコロニーを見たことがあったがその後大雨で川の様子がすっかり変わってコロニーが形成されなくなったこともあり、アジサシのコロニー維持の難しさを感じていた。東京のコアジサシでも見れるものなら見ておきたい。

 

Map

当日予定通りモノレールを昭和島で降りて東口改札口を出る。天気は少々日差しがあるが雨にならなかったのは有り難い。細い通路があって通りに出るのだがその途中まで来ると右手の大きな建物の上からコアジサシの群れが飛び出してくるのが見える。

 

結構近い。暫く眺めているがこの通路を通る人は誰も足を止めようとしない、見慣れた風景なのだろうか。録音したりとりあえずの写真をコンデジで残す。
水面へ飛び込むところも見れるかもしれないと京和橋まで歩いていく。

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海に掛けられた橋だけに橋の中央は結構高くなって水再生センターのコロニーと思しきところとほぼ同高度になる。さすがにコロニーそのものは遠くてよく見えないがそれらしい場所は大体わかる。

 

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コロニーから時折5-10羽位の群れで海面に出て魚を採り始める。よく見るような垂直降下をするコアジサシもまれにはいるが殆どは接線気味に接水して採っているようだ、魚が浮いてきているのだろうか。

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それとも海が汚くてあまりつかりたくないのだろうか、よくわからない。
京和橋を渡って反対側の水際沿いには遊歩道がついていて日陰で見ることができるがこちら側にはムクドリの群れやカラスもいて、コアジサシは寄ってこないので少し遠い。コンデジの望遠ではちょっと苦しくスコープか300mm以上の望遠が要る感じではある。
見ているのが思いの外面白くてあっという間に予定した時間は過ぎる、また昭和島の駅まで群れ飛ぶコアジサシを見ながら戻り、昼食場所と決めていた天王洲アイルまで進む。

こうして少しいい気分になって久し振りの東京の旅は始まった。
見るべきと思うものはなるべく見るように心がけているが、今思い返してみても旅はどういう形であれ刺激的で面白い。

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2017年6月22日 (木)

何かが凝縮した街東京

東京で同期会が2つあって、おまけに気象予報士総会のシンポジウムも聞いたりして久しぶりに2泊3日を東京で過ごした。折角だからとモノレール羽田線沿いのコアジサシを途中下車でみたり、皇居東御苑のアヤメを見たり、旧古河庭園のバラを見たり東京をあちこち動き回ってもみた。

何とか時間を作って東京駅近くで開かれるダビンチ・ミケランジェロ展もみようと計画したが結局疲れて力尽きて辿り着けず旧古河邸での歌曲のミニコンサートを心安らかに聴いていた。歌の翼がバラ園の中空に拡がっているようでゆるく流れる時のうねりが心地よかった。
東京はストレートな生き方がし易いかもしれない、そんなことを思っていた。


旧古河庭園にバラの時期かと見に行ったのは、東京には旧華族や財閥の邸宅がいくつか残されていてそれが東京ならではの見どころのように思っていることがあった。
旧古河財閥の迎賓館であった旧古河庭園は北区にあり京浜東北線の田端の次の駅上中里で降りて10分足らずで到着する。泊まっていたホテルは人形町駅の近くだから日比谷線で上野まで出てJRに乗り換えればいいという塩梅で複雑な地下鉄乗換もなくて気軽にアプローチできる。

日曜だからなるべく早めでないとと人出が気になって9時の開館直後に入る。洋館の見学は10時半からだが当日申し込みは少し早めに行って並ぶ必要があるらしいというのもあった。
Furukawagarden
バラは殆どの木にはまだたくさん蕾をつけていて1番花は過ぎているものの2番花が十分に楽しめる時期だった。2番花などという言い方はここのホームページで初めて知ったが言って見るといかにも詳しそうな雰囲気になって面白い。丁寧に手入れされていて、見ている間もずっと手入れの人が手を動かし続けている。話しかけたくなって、バラのムシ対策は?と聞いてみる、基本的に1週間に1回の薬剤散布でムシは防げているという。ふーんそんなもんでいいんだという感じだ、話すことが面白い。

洋式庭園の作庭は邸宅の設計者ジョサイア・コンドルによるものという。いかにもヨーロッパの庭園だ。
連日の飲み会で疲れていたのもあって日本庭園につながるところの木陰のベンチで鳥の声を聴きながらスケ
Baraen_2ッチを始めた。描くべきものがたくさんある景観だから十分に時間が使えて気兼ねなく休憩できる。
鳥の声は大抵がヒ
ヨドリで時々コゲラの声がするそれくらいだ、しかし何故か品がいいヒヨドリでいやみがない。ゆったりした時の流れに身を任せる。
いくら何でも洋館見学時間が迫ってきたので切り上げて急ぎ日本庭園を見て回る。茶室が点在しこのままのんびりしようとすれば幾らでも居られる雰囲気の庭だ。いいところだ。

Furukawagarden2 洋館に辿り着くと当日見学の列ができ始めているが十分定員内だ、ほどなく見学が始まる。写真撮影は禁止という。写真を撮ることにしか興味のない人はご遠慮願いたいという管理者側の気持ちが伝わってくる気がする。

建物は進駐軍に接収された後暫くは放置されてお化け屋敷状態にあったというが今は綺麗に維持されている。こういう風に整備され始めたのが戦後の終わりを示しているともいえるだろう。

2階の洋式ホールのドアの裏側に襖があって和室が作られていたりする、和室の床の間や違い棚も含めて全てジョサイア・コンドルの設計という所がまた面白い。明治期の招聘外国技術者で鹿鳴館等を設計した人だ。東大で辰野金吾他多くの建築家を育て、個人的にも日本画や日本舞踊まで習い日本舞踊で知り合った日本人の妻をめとって67歳で日本で没している。ロンドン生まれの英国人だ。デレーケ等も含めて明治初期の日本には人生を日本に捧げた優れた外国人が来てくれているのには感謝を覚えるばかりだ。
一回りした後、1階ホールで3人の女性声楽家によるミニコンサートがあるというのでもう東京で回るところは終わりにしようとコーヒーとケーキを味わいながらその歌声を楽しむ。菩提樹にからんで訳詞の近藤朔風を少し調べたところだったので同じ訳詞家の手になる野ばらの歌唱になにか因縁を感じる、歌の翼がバラ園の空に響くさまは何とも言えない安らぎがある。
東京という街もさすがに素晴らしい、そう思えてくる。何かが凝縮している。

上中里駅から浜松町経由で雨が降り始めた羽田に出て午後の便で福岡へ戻る。博多駅前でバスを待っていても人の多さの圧力を感じない、やはり東京の人の厚みは疲れるかな、歳をとるとすかすかしている福岡位の街が丁度いいかな、そんな風にあれこれ思いながら家路についた。この街らしい乾いた風が吹き抜けていた。

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2017年6月 1日 (木)

2017年5月の福岡市南区周辺の野鳥

2017年5月の福岡市南区周辺の野鳥

上旬には市内各所でハチクマの通過が見られたが中旬過ぎには殆ど見られなくなった、今年はやや早いように思える。
近くの溜池ではバンが3羽の雛をかえした。暫くは子育ての季節に入る。ツバメの姿が今年は多いように感じる。こちらも巣作りに忙しい。
カワセミも近くの中公園に久しぶりの姿を見せた。

手元に残るメモからの観察記録は下記

2017.5.2 am11-pm1  糸島・立石山 トビ5 糸島・火山 アオゲラ(声)

2017.5.3am10-12 福岡市油山市民の森  Rサンショウクイ(声)、サシバ1、コルリ20170503sasiba1 (声)、カワラヒワ、コサメビタキ、エゾビタキ、イカル(声)、ヤマガラ、シジュウカラ、ウグイス(声)、ホオジロ、トビ、ソウシチョウ(声)、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハチクマ

2017.5.8 16時頃 福岡市西区今津 ヒバリ、オオヨシキリ10-20、コガモ、マガモ、アオアシシギ、イソシギ、カイツブリ、ソリハシシギ、アオサギ、ホオジロ、コサギ、キンクロハジロ、バン、トビ、ハチクマ、チュウシャクシギ(またはダイシャク?)、コチドリ
20170508ooyosikiri1
2017.5.11 am11-12 福岡県宇美町昭和の森周辺:Rサンショウクイ、メジロ、オオルリ、ヤマガラ、オオアカゲラか(声)、コゲラ、アオゲラ、カケス、ソウシチョウ、シジュウカラ

2017.5.12 am7 福岡市南区長丘周辺 中公園:マガモ2、カワラヒワ4、ツバメ5、ムクドリ2 新市楽池:マガモ20170508imazuhachikm 2、バン1、ハシボソガラス1 鹿助池:シジュウカラ6、バン1、スズメ

2017.5.15 am7 福岡市南区長丘周辺 中公園:カワラヒワ3、スズメ、マガモ 新市楽池 マガモ、バン2 鹿助池:バン

2017.5.16 am7 福岡市南区長丘周辺 中公園:カワラヒワ2、シジュウカラ、ムクドリ、スズメ 新市楽池:マガモ1、スズメ 鹿助池:アオサギ1、ハシボソガラス、バン、ヒヨドリ

2017.5.16 am12 油山片江展望台:ハチクマ見えず、サンコウチョウ(声)、オオルリ、コゲラ、キビタキ、シジュウカラ、ホオジロ、メジロ

2017.5.17 am7 福岡市南区長丘周辺 中公園:カワセミ1、マガモ2、カワラヒワ3、ツバメ2、ムクドリ、スズメ、キジバト 新市楽池:バン1 鹿助池:バン

20170523bannhina 2017.5.22 am7 福岡市南区長丘周辺 中公園:ツバメ、マガモ1、カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、コゲラ(声)新市楽池:バン2、マガモ1、スズメ 鹿助池:シジュウカラ、バン

2017.5.23 am7 福岡市南区長丘周辺 中公園:マガモ♀1、カワラヒワ2、キジバト1、ムクドリ、スズメ、アオサギ1 新市楽池:バン5(内雛3)、ドバト2、マガモ1、スズメ 鹿助池:シジュウカラ
5+、バン2、ドバト5、ハシボソガラス

20170524tadehooaka2017.5.24 am11 阿蘇山上 ガビチョウ(声)
     14時 くじゅ
うタデ湿原 セッカ、ホオアカ2、ホオジロ、カッコウ1、モズ1、イカル(声)

2017.5.25 am8 佐賀県大授搦 トウネン(多数)、ハマシギ(少数)、クロツラヘラサギ約15、チュウシャクシ ギ、ホウロクシギ、オオソリハシシギ、ズグロカモメ、ダイゼン、ダイサギ、ダイシャクシギか、オオヨシキリ

2017.5.27 am7 福岡市南
区長丘周辺 中公園:シジュウカラ3、モズ1、ムクDaizen2aドリ、スズメ、カワラヒワ、コゲラ 新市楽池:バン(声)、マガモ3、スズメ、ツバメ3 鹿助池:シジュウカラ、バン(声)、ムクドリ、スズメ

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2017年5月29日 (月)

ミヤマキリシマを見に

ミヤマキリシマを見に阿蘇まで出かけた。ちょっと遠いが車も新しくなったことだし新車で遠乗りの感触もいいかなということもある。

行くのはいいが熊本地震で阿蘇大橋周辺の道路が通行不能になっており阿蘇山に向かう道はどうなっているのだろうか、ネットで事前にあれこれ調べる。ミルクロードと称される県道339号線を使うのが熊本から阿蘇へ向かう現在のルートになっている ようだ。復旧の器材等がこのルートを使って運ばれているようで、国交省のページでは途中には臨時トイレが何か所も設置してあるという。そう大変な道でもなさそうだ。
阿蘇でミヤマキリシマが見られるところはロープウエー駅付近のいわゆる阿蘇山上と仙酔峡がポイントだが仙酔峡のほうは通行止めだらけで現在は全くアクセス不能だ、見られるのは阿蘇山上しかない。
阿蘇カルデラ内の道路で阿蘇山ロープウエー駅に向かう道は1本のみが昼間に限って通行可で枝道は通れないようだ。一応ルートは開いてはいる。


とにかく出かける。福岡から九州道を熊本インターで降り、阿蘇に向かう57号線を途Asosannjyoua 中の大津でミルクロードに折れて不通個所を迂回して阿蘇までたどり着く。天気は予想通りの低い雲で時折弱い雨がぱらつく。
一先ず草千里はやり過ごしてロープウエー駅に向かう。勿論ロープウエーは動いていない、架線も外されているが駅の売店や食堂・トイレは開いていて観光客を受け
入れている。いずれにせよ火口に向かう遊歩道も閉鎖されている、ここまでだ
歩ける場所はないものかと探すと山上有料駐車場から火口と反対側にに向かって出ている遊歩道が見つかりこれを少し歩く。ミヤマキリシマ群落の中を歩く遊歩道だ。
花はないわけではないが白く枯れた枝が目立つ。火山
Asomapの噴煙でやられたようだ。
生き残った枝は必死の思いで花をつけている。地中からわずかに伸びた小さな枝にも花をつけている。遠くの方を見ると枯れた白い枝と僅かな緑と花の赤が微妙にまじりあってむしろ上品な花の景観が見渡す限り広がっている。めいっぱいの満開もいいがこの光景も別の顔を見るようで味わい深いものを感じる。訴えかけるものが多い。
事前に阿
蘇市の観光課に開花状況を問い合わせると阿蘇山上は一分咲きとあり、草千里のレストハウスに問い合わせると草千里は3分咲きといういずれも申し訳なさそうな答えが返ってきMiyamakirsim2ていた。満開を毎年見慣れた目には不甲斐ない情けない花の状況と映ってしまうのだろう。しかしこの景色もいい、花は盛りのみをや、との徒然草の一節が浮かぶ、むしろこの景観のほうがやまと心の趣があるといってもいいような感じさえする。
山上の有料駐車場には僅か2台のクルマしか止まっていなかった、ロープエー沿いの散策路は閉鎖されていてこちらの遊歩道に気が付かないで引き返すだけなのだろう。遊歩道の存在を示す案内板もない、勿体ない。

Miyamakirsim草千里のレストハウスでゆっくり昼食をとってくじゅうに向かう。ほとんど止んでいた雨が降り出した。レストハウスには観光バスが何台も来ており草千里の遊歩道を雨具を付けて歩く姿も散見できる。小雨にけぶる眺めも落ち着いていい感じだ。
阿蘇一宮町から県道11号「やまなみハイウェイ」でくじゅうへと走る。この道も途中片側通行などがあって被災からまだ完全には戻っていない。クルマも少ない。
1時間半くらいで長者原に着く。まだ雨だ。ビジターセンターの下の階から傘をさして歩きだす。風はなくて雨も大したことはない。湿原ではサワオグルマの黄色い花が見ごろでサクラソウもまだ咲いたりする。雨はほぼ上がってきて セッカが飛び回ったりホオジロ、ホオアカ、カッコウ、モズなどが姿を見せたり声を聞かせてくれたりする、何時来てもいい湿原だ。

帰りは片側通行だらけだがとにかく通行できるようになった九酔渓を経由して九重ICから大分道に乗って戻る。新しい車の自動追従モードをできるだけ使って走ると散策した後の長いドライブも足がつるようなこともなくて安全に楽に走れる。

いい時代になった、体がしだいに衰えていくのを技術の進歩がカバーしてくれる。どちらが早いか、いいとこ勝負かな、まだまだ遊べるかな、そんなこと思いながらもう夏のように明るい夕べの博多の街へと車を走らせた。

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2017年5月 3日 (水)

2017年4月の福岡市南区周辺の野鳥

2017年4月の福岡市南区周辺の野鳥

シロハラもついに姿を消し夏鳥が次々に渡来しにぎやかになってきた。今年はコルリのさえずりを久し振りに聴いた。

手元に残るメモからの観察記録は下記

20170417hibari 2017.4.1 pm2 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ツバメ10+

2017.4.2 pm17-18 福岡市南区長丘付近の野鳥 中公園:アオサギ1、ヒヨドリ、シロハラ2、マガモ2、メジロ 新市楽池:バン2、マガモ3 鹿助池:マガモ4、バン3、モズ1、ヒヨドリ、ドバト 曇り時々雨、 風力3、NW   

2017.4.13 14:40-16:00油山市民の森 時計回り周回
オオルリ(77番)、ビンズイ(76-7
20170427hoojiro1a4番)、イカル(61番の駐車場側)、他ウグイス囀り(多数)、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(多数)
サクラ満開-散り初め、シャ
クナゲ3分位 、タゴガエル多数

2017.4.18 pm3 福岡市南区長丘付近の野鳥 中公園:シロハラ2-3、マガモ♂1、メジロ 新市楽池:バン1、 鹿助池:メジロ、アオサギ、ドバト、ハシボソガラス

2017.4.19 福岡市西区 吉武高木遺跡 ヒバリ、カササギ

20170427kawarahiwa 2017.4.24 1530-1630 西南の杜 ハクセキレイ、ウグイス、ムクドリ、マガモ

2017.4.27 1030-1230 油山 オオルリ6-、キビタキ4-、ホオジロ2-、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、カワラヒラ、ルリビタキ、ヒヨドリ、メジロ、ゴジュウカラ疑

2017.4.28 7:00-9:30南公園 コルリ(さえずり)、キビタキ、オオルリ、センダイムシクイ(多数)、コサメビタキ、メジロ、アオサギ、ヤマガラ、アトリ、シジュウカラ、スズメ、ハ
20170428kosamebitaki1シボソ、ハシブトガラス

2017.4.30 pm2 福岡市南区長丘付近の野鳥 中公園:アオサギ1、スズメ、シジュウカラ1、カワラヒワ1 新市楽池:マガモ3、バン1、ハシボソガラス1、スズメ 鹿助池:スズメ、  ハシボソガラス

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