2018年11月25日 (日)

大興善寺の紅葉

10日位前のことになるが11月15日、近場の紅葉見物としてまだ訪れたことがなかった大興善寺というところに行ってみた。北部九州の紅葉バスツアーで広告に出ているところで紅葉の名所の一つではあるようだ。net等でみると如何にも寺の客寄せの雰囲気が感じられて今まで足が向いていなかったということもある。しかし近場というのは矢張り魅力がある。場所は鳥栖の近くで大宰府から少し南下したあたりという感じだ、1時間ちょっとで行けそうだ。
大駐車場にクルマを停めて寺に向かうと長い階段が見えてくる。これはとても上る気がし

Daikouzenji1

ない。見ると右の方にある曲がりくねった坂道がある、こちらでものぼれるようで当然のようにこの坂道を選択する。
階段の頂上部と合流したところが”契園(ちぎりえん)”というエリアの入り口となる。ここからが紅葉見物の中心らしい、拝観料を払う。中に入った後もまた坂道で、ゆっくり登っていきながら紅葉を見る。前の週の油山で紅葉がピークだったのでこちらも多分真っ盛りだろうと思っていたら未だグラデーションの段階だった。もう少し後がピークのようだ。なかなか難しい。紅葉は殆どがイロハカエデのよう

Daikouzenji2

だ。ジグザグに斜面を上る遊歩道があり歩を進めながら紅葉をめでるという形になっている。少し上ると紅葉の葉陰に鳥が沢山いて動き回っている。こんな時に限って双眼鏡をクルマに忘れている。動きが速く裸眼ではとらえにくいが手元のデジカメで写してみて拡大するとアトリだ。100羽位の群れに思える。その他シジュウカラもいるしヤマガラもいるようだ。ここは野鳥も面白いとはネット情報では出てこなかったが思いがけず得をした気分だ。
契山観音まで登ってまた降りていく、下りの方が足にはつらい。途中にある日本庭園で抹茶を飲んだりとひたすらのんびり降りる。
それにしてもまずまずの紅葉だった。

Koumyouzenji

もう一か所くらい紅葉を見るかとこの5日後に九州国立博物館に行ったついでに太宰府の光明禅寺を訪れた。こちらは重森三玲の作庭による枯山水の庭の秋景色がいいらしいとの評判が頭にあった。
平日だが大宰府には外国人が目についてとにかく人出が多い、クルーズ船が博多港に入っているのだろうか。光明禅寺には外国人はほとんどいないがやはり結構人が多い。庭には赤々と色づいた紅葉は無いが枯れた感じがいい。
あちこち紅葉を見て回ったがもうそろそろ終わりになってきた、街のイチョウ並木が真っ黄色になってきている。当たり前のように冬がそこまで迫る。四季の移ろいが鮮やかな地球という星の奇跡をただただ感謝する他ない。

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2018年11月19日 (月)

油山の紅葉

今年の秋は晴れが続いて紅葉がいいように思う。雨が続いて寒くなると赤くなり切らずに茶色く枯れたようになって葉が落ちるということがあるが今年はそんなことにはならなくて、一気に色づいて赤くなったまましばらく頑張っているようだ。
ネットで福岡市の紅葉として検索すると福岡市の紅葉の名所の上から数番目に油山の紅葉が表示される。自宅から車ですぐなこともあってかえってわざわざ紅葉見物に油山に出かけるということも今まではなかった。油山の紅葉谷というと人工的にイロハカエデが植えられたように思えて有難味が少ない気もしていたこともある。しかし最近は体が思うようには動かなくなってきて手軽な近場というところにむしろ魅力を感じるようになってきた。こだわりが減ってきたのかもしれない。
とにかく2週間ほど前そろそろ油山中腹の紅葉谷あたりの紅葉が良かろうと油山に出かけてみた。
駐車場に入ると平日というのにクルマがやけに多い。やはり紅葉を目当てに訪れる人が

Aburayamammj2

多いようだ。
野鳥も探しながら周回路をのんびり上っていく。どこかに花鶏(アトリ)の群れは来てないかと思うが遭遇しない。ジョウビタキがちらと見えたりヤマガラが灌木の中で動いたりするくらいで鳥は少ない感じだ。
吊り橋の分岐も過ぎて紅葉谷に差し掛かると名前通りに赤く染まった紅葉が目につき始める、これはなかなかだ。直ぐに紅葉の密度が濃なって紅葉だらけの写真が次々に撮れる。紅葉の名所と言われるところをこれまでにもいくつか観たが赤い紅葉だけで画面が

Aburammj1

完全に埋まるという写真は滅多に撮れるものではない。前から歩いてくるおばさんはこの先すごいですよとわざわざ言ってくれて、こちらも負けずに来た方を指してこちらもすごかったですよと言い返す、人に何か言いたくなるほどに見事に赤く染まった紅葉が続く。
やはり良いといわれているところには行ってみるものだ。北関東や東北の山の紅葉の姿にこだわっていた心をやっと解き放せた気にもなる。しつらえられたイロハモミジであれ綺麗なものはいい。

Hojiroq2

紅葉谷を過ぎて後はいつものように周回コースを左回りに一回りする。鳥はホオジロやジョウビタキが飛び交ったりイカルの声がしたりとまずまずだが、アトリには会えずミヤマホオジロも出ず、やや物足りなさがなくもない。でも歩いているのが心地いい。
祭りや催しを観に行くのもいいが、紅葉を見たり鳥を追ったりとのんびり歩き回る、晴れた秋の日はどこであれやはりこれに限る、そう思っている。

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2018年11月 8日 (木)

サザンカ自生北限地を見る

福岡から吉野ケ里に向かう山越えの峠道の途中に気になっていた箇所が2つばかりあった。一つは栄西禅師が最初にお茶を植えたとされる場所だが物理的に行きにくいところにあるようでいつもそこに向かう道は通行止めになっている。もう一つはサザンカ自生北限地で途中の道の駅のようなところのすぐ近くにあるらしい。花が咲いている頃でないと行ってもつまらそうなので大抵が今度来る時にとやり過ごしていた。

朝起きると予想以上によく晴れている、晴れた秋の日は貴重とばかり近くの背振山の紅葉を見に出かけようとして、そうだサザンカだと思い出した。そろそろ咲き始めているのを最近植物園で見た。ネットで調べると自生北限地のサザンカは10月下旬から11月中旬に見られるとある、今が見ごろのようだ。背振山の行きがけに寄ってみようと出かけた。
行く前にざっとおさらいする、立ち寄り地は「千石山サザンカ自生北限地帯」として国の天然記念物になっている。サザンカはそもそもは日本固有種で野生種は白色のみだったとされる。その後園芸種が開発され日本の北部でも育つようになったらしい。改めて冬の花サザンカの自生北限が北部九州であるというのにちょっと驚きを覚える。

Sazanka1

東脊振トンネルを抜けて少し行ったところの道の駅吉野ヶ里の駐車場から行けるはずだ。入って左側に少し寄ったところで駐車して辺りを見回すとサザンカ自生北限地への遊歩道の案内を見つける。これに従って道路をトンネルで横切り山側の斜面の階段道を登っていく。突然の運動でちょっときついが登りつめると舗装道に出る、やや細いがクルマで来ようとすればできなくはないようだ。舗装路を左へ少し下ると白いサザンカだらけの斜面となる。思っていたよりスケールが大きい。白いサザンカは園芸種のような

Sazanka2

Sazanka3

八重ではなくシンプルな花でお茶の花によく似たようにも見え栄西のお茶の伝来でこの地に初めて茶の木を植えたことと何かつながっているのではないかと思いたくなる。お茶の木は白花のサザンカと姿が似ていたのでここなら育ちやすいと思ったのかもしれない。茶の木もサザンカもいずれもツバキ科ツバキ属の常緑樹だ。
素晴らしいほどに満開なのに地元マスコミで紹介もされない、この時期紅葉やコスモスのほうに興味が向かってしまうということなのだろう。
堪能した後背振山山頂へとクルマを走らせる。久しぶりだ、中腹から紅葉が楽しめ頂上

Kouyousefur1

下の駐車場付近はやや紅葉も終わりかけという感じだがそれでも赤や黄色に色どられた木々は気持ちがいい。気候がいいこともあって頂上まで登ってみる、標高差60m位だからすぐ登れる。頂上からの紅葉の眺めは北関東や東北には全くかなわないがそれでも緑の中に交じる色付いた木々の眺めがいい。
帰りは西側の三瀬トンネルを抜け曲淵ダム経由で走る。ダムの公園の紅葉がよさそうに見えたので寄ってみる。イロハモミジばかりだが緑から赤へのグラデーションが光に

Kouyousefur2

映えて美しい。晴れた秋の日は野山に出かけるべきだ、とにかくそう思う。
何も考えずに気の向くままに秋の空気に浸りながら平和な時を過ごす、こんなひと時は何物にも代えがたい。

Kouyoumagari

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2018年11月 1日 (木)

2018年10月の福岡市南区周辺及び訪問先の野鳥

ハチクマの渡りは静まったがハイタカやチュウヒ類の渡来が続いている。小鳥ではジョウビタキが現れ始めた。マガモの数も増えてきており秋もたけなわとなりつつある。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2018.10.1 16時 曇り 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園 カワセミ2(♂♀)、コサ

Kawasemi20181001

ギ、コゲラ声1、ハシボソガラス2 新市楽池:バン3(若2+雛2) 

2018.10.2 14時 曇り,7Sc/Cu015 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:ハシブトガラス1、 新市楽池:バン4(親2+若2) 間 イソヒヨドリ1 鹿介池: アオサギ1、スズメ20、ドバト6

2018.10.7 11時  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
マガモ6(オス4、メス2)、ホシハジロ♀1、カワウ1、アオサギ1、ドバト11、ハシボソガラス1、スズメ2
 
2018.10.7 17時 晴 1Sc050  福岡市南区長丘周辺の野鳥

Cyudai

、中公園:コサギ1 チュウダイサギ1、マガモ2(♂♀)間:シジュウカラ1、新市楽池:、バン4(親2、若2)、マガモ2(♂♀)ハシブトガラス1 鹿助公園:、マガモ2(♂♀)、アオサギ1、ハシブトガラス1

2018.10.11 17時 曇り 風力2-3  福岡市南区長丘周辺の野鳥
、中公園:コサギ1、アオサギ1、新市楽池:、バン2(親1、若1)、マガモ5(♂3♀2)ヒヨドリ1、ジョウビタキ声1、ハシブトガラス1 間:上空ハチクマ1 鹿助公園:、バン1、キジバト1、、ハシボソガラス1

2018.10.14 13時30分 晴 風力2-3  福岡市南区長丘周辺の野鳥
、中公園:コサギ1、ヒヨドリ2、新市楽池:、バン若2、マガモ5(♂3♀2)ハシボソガラス1、ヒヨドリ1

Haitaka

2018.10.15 12-13時 晴 風力2-3N 佐賀県鏡山
 ハイタカ7、トビ ハシボソ/ブトガラス 

2018.10.16 11時 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
      カワウ2、ドバト、マガモ5(♂3♀2)、バン1、アオサギ1、スズメ10

2018.10.20 15時   福岡市南区長丘周辺の野鳥
 、中公園:ヒヨドリ3、ハシブトガラス1、メジロ3、コサギ1 新市楽池:、バン1 鹿助公園:アオサギ1、ヒヨドリ2、シジュウカラ1、ドバト2、コゲラ1

Amurfalcon

2018.10.22 12時-14時 晴 風力2 諫早干拓地
アカアシチョウゲンボウ3+、ハイイロチュウヒ2+、モズ1-2、トビ15程度、ハクセキレイ20+、アオサギ1、コサギ1+、ハシボソ・ブトカラス20程度、カワラヒワ疑2程度、ヒバリ3-5、ツバメ
大村湾PA:ハクセキレイ10程度

2018.10.24  11時 晴 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥

Haicyuu

  カワウ2、ドバト8、マガモ11、ホシハジロ♀1、バン1、ハシボソガラス2、アオサギ1、スズメ30+

2018.10.26  11時  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
  カワウ1、コサギ1、ドバト4、マガモ12、ホシハジロ♀1、ハシボソガラス3、アオサギ1、スズメ25+

2018.10.28 14時   福岡市南区長丘周辺の野鳥
 中公園:アオサギ1、ヒヨドリ2-3、新市楽池:、バン1 鹿助公園:、アオサギ1、コサギ1、ハシボソガラス4

Jyoubix


2018.10.30 14時 福岡市植物園  
ジョウビタキ3+、ハシブトガラス、ヒヨドリ


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2018年10月31日 (水)

ハイタカやハイイロチュウヒや

秋のタカの渡りはハチクマやサシバばかりではない。
鳥仲間から唐津の鏡山でハイタカの渡りが見られて面白いと教えてもらって天気のいい日に出かけた。鏡山は行ったことがなくどんなところだろうということもある。
唐津湾に面した標高300m弱の低山で頂上付近までクルマで行けるし虹の松原のすぐ南に位置していて眺めがいい。駐車場も広く遊歩道も設置され良く整備された公園の雰囲気がある。別名領巾振山(ひれふりやま)ともいう。松浦佐用姫が任那に渡る夫にこの

Kagamiym

山の頂で領巾を振って別れを惜しんだ(宣化(せんか)天皇2年(537年))という故事があって山上憶良も天平2年(760年)この地を訪れて領巾振山の歌を詠んでいる(万葉集巻5)。万葉の昔から既に有名な場所であったようだ。
確かに壱岐もよく見え、半島へ渡る船路がはっきりと見渡せる景観は古代から貴重な存在だったのだろう。
この日はよく晴れていて昼頃に眺めていると5-10分に一羽位の割合で壱岐方面からハイタカがぽつらぽつらと渡ってくる。数十羽の大群によるタカ柱という光景はないが十分楽しめる。タカ模様も見えていい眺めだ。ハイタカが北から渡ってくるのがよく見えるポイントがあるとは気が付かなかった。本州では半分留鳥のような感じがしていた。Haitaka12aa1a
7羽位見たところで引き上げる。気持ちのいい鷹見をしたとの思いがある。
1週間ほどして今度は諫早干拓地に色々鳥が出ているようだと教わってまた鳥見に出かけた。今度はやや遠く片道130km位クルマを走らせなければならない、まあ日帰りの範囲ではある。
Amur Falcon (和名アカアシチョウゲンボウという、英名の方が何だかかっこいい)が来ているらしいというので、土手に上がったりしてあちこち見ているとそれらしいのがいる。やや遠くて写真にとるのはちょっときついが双眼鏡ではよく見える。3羽位がホバリングしたり元気よく飛び回っているがその内取り入れが済んだ農地で別のタカ類と争うよう

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にやりあっている。別のタカは何かと思えばハイイロチュウヒだ、こちらはやや大き目で動きが少しは緩いこともあって何とか写真に撮れる。ナベコウ等も来ているらしいが見つからなかった、それでも結構楽しめたのでまあいいかと引き上げる。
帰りがけに大村湾PAで休憩しているとハクセキレイが3-4羽じゃれあうように駐車場の一角でからみつつ飛んでいる。そういえば諫早干拓地でも随分ハクセキレイを目にした。彼らもやはり北から動いてきているのだろう。

迫りくる冬を迎え鳥はその備えに忙しい。今年は本当に暖冬なのだろうか、そんなことを思ってしまう。どこか暖冬でない普段の寒い冬がきちんと来てほしい、そうも願っている心を感じる。

Sekireidns2a

とにかく、もうそこまで冬が来ている、廻る四季が有難い。

 

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2018年10月 2日 (火)

2018年9月の福岡市南区周辺及び訪問先の野鳥


冬鳥の到来は明瞭でないがタカの秋の渡りは例年通り頭上を賑わした。今年は自宅からも明瞭にハチクマのタカ柱を観察できたし、念願の五島・大瀬埼から東シナ海に

Hachikumajtk1

向かって旅立つ多くのハチクマの姿を見ることができた。秋はやはりタカの渡りが面白い。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2018.9.2 16時 曇り8Sc060 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園 カワセミ1、スズメ2、メジロ・シジュウカラ・エナガ混群Σ10位 ハシボソガラス1 新市楽池:バン5(2+若1+雛2)マガモメス1 鹿介池 メジロ、アオサギ1、マガモ3(エクリ1、

Aosagi5

♀2)、ドバト2、ハシブトガラス1 

2018.9.7 7時 曇り風力3,7Ac260 2Sc060 福岡市南区長丘周辺の野鳥 カワラヒワ1、中公園: アオサギ1、ムクドリ20、モズか1、カワセミ1+1?、ヒヨドリ2、ムクドリ、ハクセキレイ1 新市楽池:バン4(2+若1+雛1 間 シジュウカラ2 鹿介池: マガモ1(エクリ1)、橋細1、ハシブトガラス1、シジュウカラ1、アオサギ1、エナガか声1、スズメ1、 

Suzume

2018.9.11 16時 晴れ・曇り 3Ac250 風力1 福岡市南区長丘周辺の野鳥 エナガ5 中公園:キジバト2、ヒヨドリ1、シジュウカラ1-2 、アオサギ1  新市楽池:バン2(親1雛1) ハシブトガラス1  鹿介池 シジュウカラ1-2、コゲラ声1、アオサギ1、バン1、スズメ1、ヒヨドリ 

2018.9.13 13時30分 小雨   福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥

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      ホシハジロ♀1、、マガモ9(エクリ5、♀4)、バン2、ハシボソガラス1、アオサギ1、ハシブトガラス1、スズメ6-8

2018.9.15  10時30分 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
      ドバト8、マガモ7(エクリ3、♀4)、バン2、ハシボソガラス2、アオサギ1、チュウダイサギギ1、スズメ6

2018.9.17 am9   福岡市南区長丘周辺の野鳥
 イソヒヨドリ声1、中公園:コゲラ声2、キジバト1、チュウダイサギ1、ハシボソガラス1 、アオサギ1、シジュウカラ声1、ハシブトガラス1、新市楽池:、バン3(親1、雛2)スズメ10 鹿助公園:バン1、アオサギ1、ムクドリ3、コゲラ1

2018.9.19 am11-12 福岡市油山片江展望台  ハチクマ 約250

2018.9.21 am10:30  曇り 福岡市南区長丘周辺の野鳥  鹿介池:シジュウカラ2、

Isohiyo

ムクドリ5、アオサギ1 新市楽池:、バン4(親2、雛2)、メジロ1、スズメ3、ジョウビタキ声か、ハシボソガラス1 中公園:ムクドリ5、コサギ1、メジロ、スズメ、シジュウカラ、キジバト2

2018.9.24  14時 福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥
      マガモ10(♂7、♀3)、バン1、ハシボソガラス2、アオサギ1、コサギ1  スズメ10

Misago1


2018.9.25 13時30分 福岡市自宅上空 ハチクマ40

2018.8.17 am7:30  晴 clear NE2m 福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園: マガモ5(エクリ2、♀3) 新市楽池:バン2(1+ひな)、マガモ2(エクリ1、♀1) 鹿介池:ハシブトガラス1、ムクドリ20、バン声、ハシブトガラス3、ハシブトガラス2、マガモ2、、スズメ1、

Hachikumaosea1


2018.9.26-28 五島列島
 27 6:00-8:00 晴れ風速7m 大瀬埼 ハチクマ600-700 ツバメ、アマツバメ、サンショウクイ、イソヒヨドリ、ミサゴ、トビ、メジロ、ヒヨドリ、サシバ、ハシボソ/ハシブトカラス、アカハラダカ、チゴハヤブサ、キセキレイ

Hachikumaosec

28 6:00-7:30 快晴風速3-4m 大瀬埼 ハチクマ 100

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程度 、他は前日と同様

 28 昼 博多航路中 オオミズナギドリ数羽 ウミネコ トビ 
 


 





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2018年10月 1日 (月)

五島の旅その2-ハチクマの渡り

五島の旅の続き 2日目はメインイベントのハチクマの渡り観察だ。日本での最終ポイントであるこの地から一気に東シナ海を渡る、その決意の飛行を見たい。

事前の予想通り風が強くて、一晩中目が覚めては風の音を聴いていた。民宿の泊り客

Hachikmose4

6名は全てハチクマ観察だという。全員の朝食はおにぎり弁当で朝5時には民宿の玄関に並べておくとのことだった。5時過ぎには出たいという声があるのだろう。
日の出時刻は6時16分のはずなので5時過ぎに起き出せば十分とゆっくり準備して5時40分頃出かける。勿論他の泊り客は出払った後だ。明け始めていて薄明るい。

事前にネットで調べておいた大瀬山直下の駐車場に一路向かう。10分位で到着するがもうクルマで駐車場所はほぼ一杯だ。かろうじて停められるスペースにクルマを置いて、大瀬山への階段を上る。10分もかからずに山頂に着く。ずいぶんと人が多い。クルマの台数以上の人がいる感じだ。様子を見ていると団体ツアーが入っているようだ、後で聞くとワイバードだという、10名ちょっといるらしい。
東よりの風が強く持参のセーターを上っ張りの下に着る、風速を計測してみると7m位ある、まずは予想通りだ。

Hachikmose3

ハチクマの姿がパラパラ見えだしてきたところで太陽が頭を出してくる。なかなかの景観だ。するするとハチクマの数が増えだして60羽位のタカ柱が次々にできては風に乗って西へと旅立っていく、すごい数だ。
大瀬山の斜面風を使ってそのあとも上空の雲の上昇風でつなげていくのだろう。風が強いだけに最初の上りがよくハチクマはみるみる上がってしまって写真に入れ込んでいる人たちにはちょっと不満もあるようではある。
ワイバードのガイドの人が説明してくれるので観察は楽だ。日本中のハチクマがここ

Hachikmose1

に集まるだけにすごい。時々アカハラダカやチゴハヤブサも混じる、サシバの姿もあったりする。
スマホの方位磁石アプリで見るとキッチリ西に向いて飛行していく。沈みかけた満月に向けてハチクマが飛ぶ姿は美しい。海の上には遠くに積雲の帯も見えて渡りに絶好の日よりとなっているようだ。
翼端の黒い幼鳥もたくさん飛んでいく。頑張れと声援を送る、こんな日に渡れなければもう渡れないという位いい日だ。

Hachikmose2

7時半くらいには出発すべきは凡そ皆旅立って行って静かになってくる、自分で見ただけでも600-700羽がこの短い時間の間に渡っていった。当たりの日だ。
8時を過ぎたころワイバードを始めとする観察者は帰り始める、午後に九州本土から渡ってくるハチクマが現れるまで暫くお休みとなる。
一応これも予想の内で、この間に玉之浦周辺の見どころを観光する計画だ。ゆっくり時間があるので向かいの島山島に

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行ってみたり、近くの井持浦教会を見て見たり、ここにはルルドという聖水の湧き出しがある、対岸の荒川温泉の足湯につかってみたり、南の島に来たような頓泊海水浴場の美しさに触れて見たり、アコウの巨木を見たり、あちこち走り回る。見るべきところはまだまだある感触で今度は海の遊びに来るのがいいかとも思ってしまう。いい島だ。
NEWパンドラというレストランで昼食をとった後また大瀬山に戻ってハチクマ観察を続ける。九州本土から来るハチクマは思ったほど多くはなく、男女群島の方から飛んできたりする、コース取りを間違えたか北風に流されて今日は無理となって帰ってきたのか、それとも、数は多くないが四国から宮崎・熊本を結ぶルートの先にある男女群島にまずは渡ってこちらへ来たということかもしれない、よく解らない。総じて思うほどには多く飛来せず、もう渡りのピークは過ぎたのかなとも思う。
4時頃撤収して後は宿で休養する。兎に角朝早くから活動していると疲れる。

3日目は帰る日で10時10分福江港発博多行のフェリーを予約してある。ハチクマ

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の渡りは朝が勝負なのでこの日も前日と同じような光景を期待して早朝から山に上がる。前日よりも車の数が多くて少し先の駐車場所に停めざるを得なくなるが大したことでもない。
この日はよく晴れていて風も前日よりは弱い。斜面風を利用するほどには風が吹いていないためか上空のハチクマの数が少ない。場所を変えながら見ていると、カウントをしている方が2連スコープを海面の方に向けながらカウンターをカチカチ入れているのに気付く、その方向をよく見ると、海上の低い高度を羽ばたきながら渡っていく数多くのハチクマの姿が遠目に見えてくる。ハチクマの渡りでは見たことの無い光景だ、小型の鳥は大抵が羽ばたいて渡りをするのだからハチクマが羽ばたいてもそれもありかなとも思えるがいかにも必死だ。天気がいいうちに渡ってしまいたいのだろう。力尽きて海に落ちることの無いよう祈るばかりだ。やはり渡りは命懸けだ。
こんな姿を見ようとは思わなかった。この地に来て見なければ解らない渡りの実態がある。
予定の7時半ぴったりに山を降りる。間近でハチクマを見る事は出来なかったが、色々と感じることがあった。来ている人も様々で面白かった。

Fune

予定よりやや早くレンタカー屋に辿り着いて返却した後港まで送ってもらう。10時10分の出航だが乗船は10時少し前から始まる、ギリギリの感じだが乗客が可成り少ないのでこれでも全く問題ない。1日船に乗って博多へ着くという移動は敬遠する人が多いのだろうか、大瀬山やツアーで話していても大概は長崎までのジェットフォイルや航空機利用だった。
往きの夜行では見られなかった五島列島と平戸・生月島の島の連なりの感じや松浦半島の姿を海から見てみたいと思っていた。福江から

Umi

一気に長崎に渡るのでは勿体ないように思う。金印伝来の昔からこの海を多くの古代人が渡って大陸と行き来していたその現場だ。
島々の間を進んでいく、思った以上に島だらけの海だった。半島経由にせよ中国から直接にせよこれだけ島があればどこかにはたどり着く、そんな感じがする。海の中に島が集まって国の形を成している、と見えるだろう。
魏志倭人伝の書き出しの 倭人在帶方東南大海之中 依山島為國邑 という感じがそのままのように思えてくる。

男女群島から松浦半島までの切れ目のない島々、入江があったればこそ古代人の船でも日本に向けて外洋を思い切って渡ることができ古くから大陸の文化がもたらされてきたのだろうと納得する。
この感じは見てみなければわからない。

いい旅だった。見たいものを見、感じるべきものを感じたという気がする。こんな旅がいつまで続けられるだろうか。



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2018年9月30日 (日)

五島に旅するーその1

以前から五島が気になっていた。カクレキリシタンの歴史が世界遺産となったこともあるがハチクマの秋の渡りの唯一の出口が五島であることが気になっている最大かもしれない。更には古事記に記載の国産み伝説の中でイザナギ・イザナミによって2回目に作られた6つの島の中に五島列島とその南にある男女群島の2つの島が入っていて古代の海の交通の要衝だったことを古事記は図らずも伝えている、どんなところなのだろうか、そんな興味も大分あった。

ハチクマの渡り時期に合わせて9月の2つ目の連休の終わった次のあたりが平日で

Gotomap

行きやすいかとハチクマの観察場所である大瀬埼に近い玉之浦の民宿を2泊予約し、往復は博多港から福江港に向かうフェリー船とした。海の感じが欲しかった。海を眺めながら感じたかった。島内移動にはレンタカーを予約、また着いた日はキリシタン遺跡・島巡りのツアーが五島の観光協会で企画されていたのでこれも事前予約した。ハチクマの渡りのピークは日の出から数時間の間で観察は2日目にならざるを得ない、初日は観光とした。

肝心なのは天気だ。今年は船旅が悪天候に見舞われるのを3度経験している、うち2度はツアーキャンセルを余儀なくされた、今回警戒すべきは台風だ。祈るような気持ちで2週間くらい前から細かく天気をチェックしていくとどうやら嵐は予定の旅行の後になりそうだ、それでも北に秋の高気圧があり南側が低気圧となって旅行予定の辺りは晴れてもかなり風が強くなりそうではある。7-10m位の風になりそうだ。東風だからタカの渡りには好都合でタカにはいいのだが観察にはつらくなるかもしれない、また島めぐりの船は小さそうだから欠航となるかもしれない、フェリーのほうは風速20mまでは運航するというからこれは動きそうで行くことはできそうだ、その他にも色々気をめぐらしたがともかく風が最大の懸念事項だった。

往きのフェリーは23時45分博多港出航の野母商船の太古という新しい船でグリーン寝台というのを予約した。向かいが仕切り壁になっている上下2段ベッドを専用使用す

Gbed

る形だ、昨年小笠原航路で乗ったおがさわら丸の特2ベッドに近いがセミ個室というほどの独立性はない、しかし1個1個がカプセルホテルのようになっていて安心感がある。テレビもあって十分な感じだ。船内の施設は(使わなかったが)シャワーもあり、トイレも立派で綺麗だが、食堂がないのが残念な気がした。8時10分に福江着なので朝食は船内でとることになるがカップ麺に冷凍おにぎり・チキンを自販機で買ってカウンターで食べるほかない。もう少し何とか、と思ってしまう、ちょっとおしい。


Sunrise

上五島には4時頃着いて後は五島列島の島の間を縫うように進むことになっている、6時頃に起きだして日の出を見る、これがいい。風は厳しくもなく甲板で過ぎゆく島々を眺める、とにかく島だらけだ。乗客は寄港地ごとに次々と降りて静かになっていくが、最後の寄港地の奈留では通勤の風情の乗客が大勢乗ってくる。大事な島の足になっているようだ。

福江港に着くと早速レンタカー屋が待っていて事務所まで運ばれる。カースタというレンタカーチェーンでガソリン

Douzaki

スタンドが兼業でやっている。足掛け三日48時間のレンタルでマーチがほぼ1万円と安い。十分な感じだ。
島めぐりキリシタン遺跡ツアーの方は集合が11時45分ということもあって午前中は福江島の東側を少し走る。まずはキリスト教解禁後五島で初めて建てられたという堂崎天主堂へ向かう。県道162号から脇道へそれて天主堂への道を進むと途中で車両はここまでとの表示が出て少し手前の駐車場にクルマを置いて、歩いて到達する。立派な教会で五島のキリスト教の歴史の展示館にもなっていて潜伏キリシタンの貴重な展示もある。内部の撮影はできない。建築建築には有名な鉄川与助も施工者として参画しているという。世界遺産の構成要素ではないが五島のカトリック教会としては権威があった教会のようだ。福江島の教会を代表する堂々たる建築物だ。

Ishidaj

後は石田城跡と武家屋敷通り景観を巡る。駐車場探しに苦労したが探せば何とかなる。城は石垣と堀だけが残り本丸跡には高校がすっぽり入っている。離島での教育の重要さは島のあちこちで遭遇する小学校の廃校跡でも感じてしまうが、昔から未来につながる教育が島の最大の関心事だったのだろう。

島めぐりキリシタン遺跡ツアーは昼前に予定通り始まってまずは隣の久賀島(ひさかじま)に向かう。船は海上タクシーで狭苦しいが速い。心配した波は島に囲まれているためだろう、大したことはない。しかし窓も綺麗でなく景色がよく見えなくて船の楽しみは全くといっていいほどない。残念だ。
久賀島は江戸時代に潜伏キリシタンが九州本土から開拓民として移住して住み着いたとされる。島全体が世界遺産の対象になっているという。ここではタクシーで移動し

Gotokzr

て旧五輪教会が元々建っていた場所にある浜脇教会を見る。更にタクシーで移動して古民家を改修したところで昼食になる、結構忙しい。食事の後はまたタクシーで移動して牢屋の窄殉教記念教会という明治初期の解禁前の弾圧(五島崩れ)の地を見た後 旧五輪教会にむかう。五島の世界遺産のパンフレットには必ず出てくる教会だ。タクシーは離合不能の片側が崖の砂利道をしばらく走るが自分ではとても走る気がしない道だ、離合はバックしかないという。
それでも到着した降車場所からは坂を下って海辺までの未舗装路を500m位歩く必要があり、特に天気が悪いと
旧五輪教会は陸路からアプローチするのは難しい場所にある。潜伏キリシタンだけのことはある。

Gorin

やっとの思いで着いた旧五輪教会は木造のこじんまりとした教会だが内部は所謂蝙蝠天井になっていて美しい。明治14年に建てられたがその後この五輪の地に移築されている。五輪(ごりん)の名は集落の名前でこの集落には五輪(いつわ)姓が多く、歌手の五輪真弓の父方もここの出という。野球選手の野茂英雄も五島の奈留島にルーツがあるという話もあり、思いもよらず五島をルーツにして羽ばたいている人が多いのに気づかされる。乗っ

Gorin2

てきた野母商船の野母の名前もずーと辿れば五島に行きつくのかもしれない。
旧五輪教会の近くの船着場からまた海上タクシーに乗り奈留島に渡る。個人では組むのが難しいツアーだ。
奈留島では江上天主堂とその集落が世界遺産の対象になっていて江上天主堂を見る。ここも潜伏キリシタンの集落だったが明治になってカトリックの洗礼を受けている。小さくてきれいな建物だ。湿気除けに高床になっていたり

Egami

ステンドグラスが手書きだったり細やかな配慮がある。木造の柱の木目は特殊な技法で描いたものだという、美しいがとても描いたとは思えない。竣工は大正7年で設計施工はやはり鉄川与助だ。

これでツアーは終わりまた海上タクシーに乗って福江港へ戻る。やはりよく見えないガラス越しにしか外は見えない。寝不足なうえに窮屈な船に揺られることもあって何だか疲れた。海の景色が楽しめればなあとまた思う。
それにしてもツアー参加者11名は北は秋田から全国各地の来訪者となっているのに少し驚く。全国区だ。その内外国人も混じるようになるのかもしれない。こんな見せ方はまだ始まったばかりで暫くは色々と試行錯誤が続くのだろう。見るところが多い島のように感じる。

港の駐車場に置いておいたレンタカーで、玉之浦の民宿まで走る。島の道には不安があったりするものだがここは問題なく走れる道でクルマも少なく走り安い。1時間ほどで宿に到着する、18時過ぎになってしまう、明日は5時半出発目標で忙しい。


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2018年9月25日 (火)

秋も忙しい

今年の秋は突然のようにやってきた。晴れた秋の日が突然のようにやってくると、あ、タカの渡りの日々だ、と気づく。夏が暑いとタカも騙されて渡りが遅れるかと思いきや、9月も中旬の終わり頃になると大量に渡っていくいつもの風景が眼前に展開する。
19日の日天気がいいのもあって11時ころ油山片江展望台で見始めるとすぐに立花山方面にハチクマが見える。その内福岡ドーム方面の上空に次々に集まってきてタカ柱が形成される、これの繰り返しで数が多い。見ていた1時間弱の間に200羽以上が渡っていった。いい日だ。

Hachikuma

この場所は駐車スペースがこのシーズンはいつも不足して問題となるので平日に訪れるようにしているがこの日はそれでもやっと一台分のスペースしか残っておらず、滑り込みセーフとなった。後からも次々にクルマが上がってきて申し訳ない気がしてしまう。勿論タカ見でない普通の訪問客も多い。

この日のハチクマは近くには寄ってくれない、上昇気流がいいようだ、うまくサーマルを捕まえて次々に旅だって行く。近くを飛ぶハチクマを見たければ朝の飛び立ちを狙えばいいのだろう、油山付近で夜を過ごすハチクマもそれなりにいるようだ。


そういえば今年は佐世保烏帽子岳のアカハラダカ見物の機会を外してしまった。やはり対馬まで出かけるよう事前に良く計画しておくべきものかもしれない。烏帽子岳のアカハラダカのピークは大体9月15日頃で今年は9月18日だったようだ、まだ暑いので夏の気分でいて外してしまった。
サシバの渡りも気になる、九州では宮崎
・金御岳がいいようだがまだ出かけたことはない。門司の風師山でもいいはずだが、白樺峠や伊良湖岬で見られるような数ではないようだ。多くがもっと南のルートを使っているようだ。

ぼんやりしていると時はするすると過ぎていく。また来年と思っているともう見ずじまいになってしまうのかもしれない。しかし やれることには限りがある。目いっぱい生きる、そんなことはとうにあきらめているが、とにかく秋は忙しい。

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2018年9月14日 (金)

庭にも同じく命の循環が

このところ庭木の伐採にいそしんでいる、というか少々やりすぎて筋肉の動きがぎくしゃくしている。
確かに歳なのだろうが、それなりに体の準備をして取り掛かるべきだったのだろう。少々の運動より大分きつい。

Kinoe1

一番の眼目は伸びすぎたモチノキだ。2本あってその内高い方は5年位前に引っ越した時既に5m以上の大木になっていて(1番目の絵)インターネットで依頼した植木職人に取りあえず短くしてもらっていた。しかし数年たつと切り口から延びてきた枝がまた元のような高さまで及び切らなければと思っていた、前頼んだ植木職人がもう仕事をやめたのか電話しても通じず、これ位なら自分でできなくもないと切り始めた。上に向かって伸びている枝が6本くらいあって高さはあるが夫々はまだ細くのこぎりで切るのはできそうに見える。脚立を用意して切り始めるがいい位置で切れるわけでもなく結構疲れる。低めの枝を手始めに2本切ってみる、まあ切れる。一旦作業を止めて切れた枝を燃えるゴミで出せるようにゴミ袋サイズに切り刻む、太目の枝は電動ノコを持ち出して切っていく。その後暫く雨の日が続いて雨もほぼ止んだかと思う日、最も長く上に延びている枝を切る。脚立に上って切るが位置があまりよくなくかなり疲れる。枝も結構太い。倒れるギリギリまで切り進んであとは望む方向に向けて高枝切狭で押し倒す。兎に角切れた、かなりへとへとになる。後は電ノコで切り刻んで袋に入れる、太い枝だけあってこれも結構疲れる。
また数日雨が続いてやっと上がったところで体力も回復したので残りの3本を切る。

Mochinoki

この間にもう一本の方のモチノキの伸びた小枝の幾つか(左図)を小雨の中で切ったりもする、とにかくほっておくとろくなことにならない。残った枝3本は細いと思っていたが切り始めると結構太くて切りでがある、甘くない。最後に最も太目でやや横に延びている枝を切り始めると疲れもたまってなかなかはかどらない。やっと切り落とせそうになってまた高枝切狭で押すがツタが絡まっていて思う方向には落ちず道路側に倒れて引っかかる、どうしようもないので通行がないころ合いを見計らって見張りを頼んで道路に落としてしまう、とにかく切り終えた。
2-3日は体のあちこちが少しおかしい。多分準備運動もせずに結構厳しい肉体の使い方をしてしまったからだろう。

庭を見渡すと自分の植えたのではない木ばかりが目に付く、宇都宮の家に長年植え育ててきた木や草を全て放棄して引っ越したのがいつも心に引っかかっている。今の家の庭は越してくるずっと前に庭師がそれなりに企んでこしらえた日本庭園だ、自由な感じがしない、新たに植えられる植物は場所が限られていて植えてもバランスが悪くなる。いっそすべてを植え替えてしまいたい庭だが体力的にもそれはできないし頼めば結構な出費になってそこまでのことはできない。
なんとはなく意に沿わない庭と付き合っていくのは楽しいものでもない。ゆっくりでも変えていかねば、そう思い続けている。生きてるとこんなことばかりだ。


少し前、インスタにアゲハ蝶それも欧州には普通だというキアゲハではなく日本らしいナミアゲハの写真をきっちり撮ってアップしたいと思っていたところへちょうど庭にナミアゲハが飛んできた。暫くひらひらしていたがうまい具合に羽を開いた状態でツ

Ageha

ル枝にとまってくれた。急いで写真を何枚か撮ったが蝶の方はそれからも飛び去る風でもなく何となくひらひらしている。どうやら産卵場所を探しているようだ。ナミアゲハは柑橘類の樹に産卵する。わが庭にないわけではないが、と思ってそのままにしていた。2週間くらいたって種から育てている小さなポッドの夏ミカンにアゲハ蝶の幼虫がいるのに気付いた。こんな小さな木ではその内全部の葉が食べられて枯れてしまう。困った。キズの樹なら大きくて耐えられるかもしれないとキズの若葉を摘んできて幼虫に与えるが柑橘類でもキズは全く気に召さないようだ。どうしようもなくなって殺してしまうのは気が引けて幼虫をキズの樹の近く

Youcyu

に運んで放ってきた。多分生きては行けまい。またポッドをもとの位置に戻して様子を見ているとナミアゲハの成虫がひらひらと飛来した。親の様だ。なんとなく私の子供にひどいことするじゃないかと怒ってつっかかってくるようにみえる。しばらく周りを飛び回って気が済んだのか飛び去って行った。

小さい庭だが命が循環している、小さなドラマがある。
DNAサイズからみればヒトはキヌガサソウに遥かにかなわない、自分は何かの間違いで蝶になっていたかもしれないし夏ミカンの苗になっていたかもしれない、或いはモチノキだったかもしれない、ただDNAに書かれた暗号がヒト仕様だったに過ぎない、どの命も命は平等だ、そんなことを思ってしまう。
庭の自然からも学ぶことが多い。

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