2018年5月26日 (土)

春の渡り

春の渡りのシーズンだが今年は気合が入っていないせいかハチクマの春の渡りを見逃した。
5月17日の日に思い出して天気も良くなっていいころ合いかと油山の片江展望台に昼過ぎに出かけてみる。昼過ぎでは確率が低いのだがこうなってしまってはしょうがない。タカ観察の人に今日は?と聞くとゼロ羽との答えが返ってくる。この時間でゼロならもうないか、とそれでも1時間くらいは待ってみてあきらめて引き上げる。サシバとの声もあがるが見ても角度が悪いせいか確信は湧いてこない。見た感じがしない。

渡りといえば蝶の渡りもある、朝散歩していてアッ!アサギマダラだ という日があった。これもすぐに視界から消えてしまって確信はいまいちだが、こちらのほうがそうだとの感じが残る。
確か植物園の入り口にアサギマダラが渡りの時期に現れていたがと植物園に出向く。花はと見るとまだまだだ、そうかこれはフジバカマだ、秋の花だ今の時期に咲くわけがない。
春の渡りはどこで見られるのだろう、とそういえば少し気になっていたところへfacebookに掲載されたアサギマダラが宗像の海岸に出ているという知人の記事が目に入る、これこれと心が動いた。

しかし何の花に来るのだろうかとネットで調べる。宗像のアサギマダラについて60ページものpdfのレポートがネット上に公開されているのに行き当たる。恐ろしく便利な時代になった。個人の知恵が容易に集積される。出版しなくてもpdfのしっかりしたレポートを残せばこれは出版と同じだ。
facebook情報では宗像の三里松原だったがこちらのレポートでは宗像のさつき松原海岸とある、そんなことは大差ない。直ぐにも出かけようとの気になった。

花についてはピロリジジンアルカロイド(PA)という成分を含む花の蜜に来るという。このピロリジジンアルカロイドがないとオスはメスと交尾できないというからオスにとっては深刻だ。春の渡りの時期に咲いてこのピロリジジンアルカロイドを持っているのがスナビキソウで海辺にスナビキソウが花を付けるところにアサギマダラが群れるということになる。大分県姫島でもスナビキソウにアサギマダラが集まる様子が新聞等でも紹介されることもあるようだ。但しアサギマダラは暑さに弱いので日陰の少ない浜辺では午前の早い時間までしか見られないようだ。その他ではスイゼンジナという黄色い花にも多く含まれるようで宗像では織幡神社の入り口に咲いているところがあるという、こちらは日陰もあるようで昼でもいるかもしれない。
秋の渡りの時期に咲くフジバカマやヒヨドリバナがこのピロリジジンアルカロイドを多く含むがこの他でもツワブキの花やキク科の花などもこれを含むようで飛来写真が紹介されている。ホルトノキの花にも来るようだからこの花にもピロリジジンアルカロイドがあるのだろう。このピロリジジンアルカロイドは人間の肝臓には毒になるようだ、強すぎるのだろうか。
とにかくそういうことかと、仕掛けが解る。宗像では越冬期に背後の山地で幼虫が見

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出されており渡りをせずにこの地で過ごす個体も大分あるようではある。渡りの途中の群れと一緒になったりもしているようで鳥のように縄張り争いがあるということでもなさそうだ。色々学ぶ。
とにかく出かける。着は昼頃になるので最初から浜辺で見ることは半ばあきらめていた。現地の海岸に着くとスナビキソウの花そのものを見つけることができない。ここらの花期はもう過ぎたのだろうか。facebookにあった海岸はもう少し先なのだがその途中に織幡神社がある。ここにいれば、とほのかな期待で立ち寄る。参拝者専用駐車場にクルマをとめて辺りを見回すと確かにネットで見た黄色いもしゃもしゃのスイゼンジナの花が見つかる。近寄って覗こうとするとアサギマダラがひらりと現れる。やっ

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ぱりここか、と刺激しないように遠巻きに見る。ここなら半日蔭くらいでそんなに暑くもない。2頭いる。あまり広くないのでそんなものだ。
自宅から50数キロあることもあり、とにかく出会えたのでここらで引き返すことにする。もう夏の日差しだ。帰りしに世界遺産となった新原・奴山古墳群をちょっとだけ見る。要するに古代の墓地で大した感動もないが結構いい土地が墓場で占領されているのが少し気になる。いい土地を大きな墓場にできるというのが権力の誇示

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だったのだろうが当時も抵抗感があったに違いないと思えてしまう。薄葬令で7世紀半ばから古墳の規模が制限されて古墳時代は終わりとなったのは当然と思われる。ともかく海上交易で強大になっていた勢力がこの地にあったことは明らかだ。

宗像というところは不思議なところだ。古代より大陸に向かう海上交通の要衝だったこととアサギマダラが住み着いてもいることと何かつながりがあるのかもしれない。いざとなれば海を渡って半島に逃げることもできる、その逆もある、そんな地であることがアサギマダラのDNAのどこかに書き込まれているのだろうか、何しろ卵で越冬したり親子の代を継いで海を渡ったりしている蝶だ。個々の命の期間は短いが引き継がれるDNAがしっかりと長い歴史を見届ける、そんな生き方をしている生き物なのだろう。大事な記憶は引き継がれているのに違いない。

人間もそんなワザができるようになれば実質的に不死の命を得るということが可能になる事になる、そんな日がこれからの長い人類の歴史には訪れることだろう。とても間に合わないが。命の渡りは様々なことを考えさせてくれる。

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2018年5月15日 (火)

離島に行けない

連休に新潟の粟島に春の渡りの野鳥を見に行こうと計画して 福岡‐新潟の航空便を何とか安く予約するとか、瀬波温泉の宿を渡る前に泊まるために1泊分予約するとか村上付近を渡る前に見て回ろうとレンタカーを予約するとか、色々準備した。関東にいたころの鳥の仲間に現地で合流させてもらう手はずでもあり楽しみにしていた。気になるのは天気だった。
15日前から北半球の高層500hp高度分布予想は米国colaのサイトに出てくる、これが普通にネットで手に入る情報として一番早いと思っている。15日前にこれを見ると予定の日程のあたりでトラフ(気圧の谷)が日本海を西から東に走りそうだ。これは荒れるかもしれない、しかし変わりやすい5月の気象では早まったり遅くなったりそれほど厳しくもなくなったり、その通りにならない可能性も十分ある、でも注視しなければならない。そう思ってそれから気象庁の11日予測GSMモデル結果やwindyの欧州気象庁(ECMWF)の予測を追い続けた。特に気になるのは嵐による波だ。

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およそ35km離れた粟島と本土側岩船港の間にはこの時期大型のフェリーが毎日1往復、小型の高速船が毎日3往復している。高速船は1.5mの波高の波で欠航となる、フェリーは3m位までなら運航されるがそれ以上では欠航となる。飛行機便の都合もあり旅行の計画としてはフェリーだけを使うというわけにいかず往きフェリー帰り高速船としていた。予定の日が近くなってきても天気

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の見通しは一向に好転しない。少なくとも往きのフェリーは出そうだが帰りの高速船はかなり怪しい予測となってきた。帰りは低気圧通過後の南風で海面を風が吹き渡る吹送距離は短めにはなるが10mを越える風となり1.5mの波高はオーバーしそうだ。windyのECMWF予測では2m位の波になると出る。予定の高速船に乗れなければせっかく抑えた航空便に乗れなくなる、安い切符でも不可抗力では変更はしてもらえるが次の便は満席で連休が明けるまで新潟に2泊くらいしないと戻れない可能性が高い。これはもう旅行として成り立たない。合流するメンバーとも相談してキャンセルすることにした。航空機の切符が旅割75という安い切符であることもあり日が迫ってのキャンセルは6割くらいキャンセル料をとられる。しょうがない。片道一人分だけマイルを使ったフライトにしていたが取り消し手数料として3000マイルとられた。これもしょうがない。宿やレンタカーもキャンセル料が発生する時期になってのキャンセルだ、いくばくかとられてもしょうがない。新潟で途方に暮れるよりましだ。

暫く落ち込んでいたが、それでも連休は日帰り旅行やどんたく見物などでそれなりに楽しんでいた。
連休も最終日に福岡の北40kmほどのところにある小呂島に鳥を見に行こうという話が前からあって粟島行きとぶつかって不参加としていたが粟島行きがなくなったのでこちらに参加してみようと話に乗って行く気でまた気象と波を調べていた。こちらは高速船が日に2往復で日帰りでは朝行って3時間くらい歩き回った後同じ船で引き返すという計画になり、やはり波高1.5mで欠航となる。天気の見通しは予定の日の夕刻に低気圧接近で荒れてはくるが昼過ぎの帰り便あたりならば何とかなりそうな雰囲気だった。前日になって気象予測データを見ると荒天がやや早めに訪れそうとなってきて際どい。もし帰りが欠航となると島には宿泊施設や食堂はなく かなり厄介なことになる、予想では当日帰れなければ翌日も荒れが続き翌々日になってやっと帰れるということになりそうだ。これはかなりなハイリスクとなって直前で中止と決まった。予約はないのでキャンセル料ということはないが、またかと落ち込んでしまう。

風の吹送距離と波高の関係を示した経験式、Wilsonの公式では40kmの吹送距離では13m/sの風で波高は1.5mを越える。低気圧が通り抜ければ海上で風速13m以上の風はありうる風だ、低気圧が近づくと離島は遊びに行けない。勿論北西風など海側から吹いてくる吹送距離の長い風では8-9mの風でも1.5mの波高となりもっとしばしば欠航は起こりうる。一昨年の沖縄慶良間諸島に波が高くて行けなかった教訓が1年もすれば頭の中から抜けてしまっていたようだ。

離島にはなかなかキッチリ決めては行けない。しかし厳しい自然があってもそれに勝る価値があるから人は住み着く。
魅力的な島ほどリスクがある。思い知るべきだ。

遊び心で離島に行くには思いついたように直前に天気を見て決める、なるだけ日帰りにする、これしかないのかもしれない。また狙ってみよう。

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2018年5月 1日 (火)

2018年4月の福岡市南区周辺の野鳥及び旅先の野鳥


アトリがまだ残って公園に姿を見せた他帰れない様子のホシハジロ♀や、マガモもまだ少数残っていて冬鳥が帰りきらない。一方月後半にはオオルリやキビタキが現れた。ツバメも元気よく飛び回っている。いかにも春らしい。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2018.4.1 12:00 城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 カワセミ1、マガモ4、バン1

2018.4.5 am 北京 天壇公園 オナガ、カササギ、スズメ

Jyobich

2018.4.6 am 北京万里の長城八達嶺 ジョウビタキさえずり1、カササギ

2018.4.12 12:00  福岡市南区長丘周辺の野鳥 鹿助池:コサギ1、バン1、スズメ15、ハシブトガラス1、ドバト2 新市楽池:メジロ1、ドバト 中公園:アトリ6+、ハクセキレイ1、カワラヒワ2-3、ハシブトガラス1

2018.4.13 pm14:00 晴風力2-3 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ♀1,バン1、スズメ3-4 鹿助池:ハ

Kawarahiwa

クセキレイ2、カワラヒワ1、スズメ10+、ドバト4、ムクドリ7 中公園:ツバメ2、カワラヒワ1、ハクセキレイ1、(カワセミ?1)

2018.4.15 pm16:00 風力3 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ3(♂2♀1),バン2、カワラヒワ1  鹿助池、アオサギ1、ツバメ4-5、バン1、ハシボソガラス1、スズメ5、ムクドリ4  中公園:コゲラ2、ヒヨドリ1、シロハラ1、ハシブトガラス1

2018.4.18 10:30am 城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 バン1、マガモ3(♀2、♂1)、カワウ1、アトリ1、スズメ10、ハクセキレイ1、ドバト6、ハシボソガラス1

2018.4.19 7:00-8:30㏂ 福岡市南公園 リュウキュウサンショウクイ声、キビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ声、キジバト、ヒヨドリ、シロハラ、ウグイス声
 

Cyudaisag

2018.4.20 am11:00 快晴風力1-2、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ2(♂1♀1)、鹿助池:チュウダイサギ1、コゲラ声1、ムクドリ2、バン1、スズメ  中公園:カワラヒワまたはアトリ声1、ムクドリ2、シジュウカラ3、キジバト1、ツバメ2

2018.4.23 15:00 曇り風力3-4、 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ2(♂1♀1)、バン1、ハシブトガラス15、ドバト2、スズメ10+、鹿助池:チュウダイサギ1、ハシボソガラス2、スズメ、バン声 中公園:マガモ2(♂1♀1)、コゲラ声、スズメ10+、カワラヒワ声、ツバメ4
Tubame
2018.4.25 10:30am曇り 城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 ツバメ8、マガモ4(♂3、♀1)、ホシハジロ♀1、ドバト4、スズメ

2018.4.29 9:30-12:30 福岡市油山市民の森 イカル、ウグイス声、エナガ、オオルリ、カワラヒワ声、キビタキ、コゲラ声、シジュウカラ、ソウシチョウ、ツバメ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、メジロ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ、アオサギ1

Kibitk2018

 

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2018年4月 2日 (月)

2018年3月の福岡市南区周辺/訪問先の野鳥


シロハラも来たに去り、ダイサギも去ってチュウダイサギが現れた。
桜はやや早かったが夏鳥到来はやや遅れている感じもする。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2018.3.2 am10-12 晴れ 糸島市小富士梅林 メジロ、エナガ、ノスリ2、シジュウカ

Kosagi201803

ラ、ジョウビタキ、ツグミ1、コゲラ(西林寺)

2018.3.4 10-11時 晴 無風  福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ3(♂1♀2),バン1、オオバン1 鹿助池、ダイサギ1、コサギ1、ハシブトガラス2、シロハラ1 中公園:マガモ4(♂3♀1)、シロハラ1、ムクドリ2、(リュウキュウ?)キジバト2 

2018.3.6 pm14:00 風力4-5西 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ3(♂1♀2),オオバン1、ウグイス2、ハシビロガモ♂2、ハシボソガラス2 鹿助池、ダイサギ1、マガモ3、ハシブトガラス2、 中公園:シロハラ1、ムクドリ2

Mejiro201803


2018.3.11 12:00-14:30 佐世保石岳展望所 ナベヅル約150

2018.3.13 am11:00 風力1-2晴 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ4(♂2♀2),バン2、ハシビロガモ♂2、ハシブトガラス2、ハクセキレイ1、スズメ5-6 鹿助池、ダイサギ2、コサギ1、、マガモ3、ハシボソガラス1、 中公園:マガモ4(♂3♀1)、ヒヨドリ1-2、ハシボソガラス1、コゲラ1、ドバト2、メジロ

Nabuduru201803

1-2、(先)ウグイス下手囀り1、

2018.3.14 pm15:00曇  那珂川町裂田-初御代桜 満開 :メジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ

2018.3.17 11-13:00 油山市民の森 @34:ミヤモホオジロ3、シジュウカラ、@作業小屋 ミヤモホオジロ3-5、ヤマガラ、シジュウカラ、ジョウビタキ♀、コゲラ、イカル、周回コース ハシブトカラス、メジロ 何かのグゼリ

2018.3.18 13:30曇  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の

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野鳥 :ツバメ10(イワツバメ?)マガモ2 、オオバン1、カワウ1、ジョウビタキ♀1

2018.3.21 10:30雨  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 :ツバメ2(イワツバメ?)マガモ8(♂5♀3)ハシビロガモ♂2、、ヒドリガモ♀1、オオバン1、カワウ1、ドバト5、ムクドリ2、ジョウビタキ♀1

2018.3.24 16:00 快晴 福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:ハシブトガラス10、マガモ3(♂1♀2),バン3、

Kogamo201803

ドバト3 鹿助池サクラ3分、ドバト4、マガモ♀1、ハシボソガラス1、 中公園:シロハラ1、ヒヨドリ1、ハシブトガラス1、、

208.3.27 12:00 太宰府市御笠川 コガモ2、コサギ

2018.3.29 14:00  福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:なし 鹿助池サクラ満開、バン1、カワラヒワ1、チュウダイサギ1 中公園:シジュウカラ、ハクセキレイ1、ヒヨドリ1、ハシボソガラス2、カワラヒワ1、ムクドリ2

2018.3.30 14:00  福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:バン1 鹿助池サクラ満開、バン1、カワラヒワ6、チュウダイサギ1、マガモ♂1、コゲラ1、ヒヨドリ、ハシブトガラス 中公園:ヒヨドリ1、ハシボソガラス1、ウグイス1、(カワセミ?)






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2018年3月29日 (木)

移ろいいく花見

随分と暖かくなった。福岡市では桜は19日に開花した。20日の自分の予想に対しほ

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ぼ予想通りに開いたことになる。満開は昨日か今日かという塩梅だからこれもほぼ予想(27日)通りということになる。
今年は花見に少しは足を延ばそうかとも思ったが気になっていたみやま市平家谷の桜は開花情報がどこにもなくその他これはと思うところも開花のスピードが今年は早いせいか情報がはっきりせず、どうせ見るなら満開とわかったところがいいと太宰府・御笠川沿いの桜を見に行くことにした。ソメイヨシノであれば風情のある並木が散歩するのにちょうどいい。

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都府楼跡の無料駐車場にクルマを置いて歩き始める。
殆ど満開だ。平日ということもあり歩いているのは地元の人ばかりという風情だ。これでもかという桜並木ではないが地元に愛されているという感じが伝わってくる気がする。若くもなくなってくるとこんな所がいい。散歩道をゆったり往復して元に戻る。昼だ。
駐車場の横の都府楼跡の公園で花見をしながらコンビニおにぎりを食べてのんびりする。ここも丁度良い感じ

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で桜と芝生がありお花見として手軽で楽なところだ。
野鳥はヒヨドリやカワラヒワくらいで鳥見するというほどでもない。少し先に目をやると家族連れが小学校の入学記念らしいランドセルを背負った子供の姿を撮影している。こうも桜が早いと入学式では葉桜になってしまう。昔はなぜか入学式と桜の満開が同期していたような記憶がよみがえる。ここ数十年のスパンで見ればやはり気温がじりじり上がっていることは疑いがないようだ。時間のスケールが人間にはゆっくりしているが少しづつ少しづつ花の風景も変わっていっているのだろう。

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帰りにアクロスで予約していた切符を受け取りついでに天神中央公園あたりの桜を見る。川沿いが結構いい。勿論ここも満開だ。今年から市が花見場所を有料予約制にしたことでもちょっとした話題になった。場所取りのブルーシートがなく一応平和な風景だが、それにしても場所割している中に普通の公園ベンチがあってここも予約してないと座れないのだろうかと迷ってしまう。ぶらぶら歩いて気楽に空いているところにちょっと座るということができない。都会の花見は簡単でもない、そうなっていくのだろう。

今年のように帯状高気圧が張り付いて晴れが続くとどこかお花見にもメリハリが無くなるような気がしてくる。細かく開花時期と天気を調べていい日をつないで花見に回

Hanami2018e

るという熱意が薄れてくる。
ぜいたくな悩みのようだがお花見の儚さ、それがお花見の面白さの何割かをしめていたのだと改めて気づかされたようで、こんな天気の花見も面白い。
今日は例年のように近くの樋井川べりの桜並木を楽しんだりもした、ここもかなりいい。移ろいゆく時を感じながら、兎に角春は花見に限る。

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2018年3月20日 (火)

ツルの北帰行を見る

佐世保の石岳展望台というところでツルの北帰行が見れると言うのでものは試しと出かけた。先週のことになる。
出水を朝飛び立ったツルは12時過ぎ頃から現れ始めるようなので10時少し前くらいに福岡の自宅をクルマで出た。鳥見にしては遅い出発で済むところが楽でいい。
糸島まで走って来たところで見上げると大きめの鳥が海に向かっている、運転しながらだからちらちら見るだけだがトビでもないしタカでもないカラスでもない、あっと思った、ツルだ。右手をちらっと見るとあと3羽いる、いずれも海へまっすぐ向かっている。唐津で北帰行するツルが見られると何処かで読んだのを思い出す、唐津を通るなら糸島を通っているのがいてもおかしくない。10時半過ぎ位だから昨日出水を飛び出したが風が強くて有明海沿岸あたりで降りたのが今朝出てきたのかもしれない。高速走行中だから止まってじっくり見るわけにもいかず、多分ツル。。。という状態のままで佐世保に向かう。
佐世保の石岳展望台に着いたのは12時20分くらいでまだナベヅル北帰行の一団は到着していないようだ。簡単なお弁当を食べながら眺めるがなかなか現れずにヤキモキする。2

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時位になってツルがの声あり示された方を見ると北西の高島辺りを北上するツル5-60羽がゴマ粒のように見える。PM2.5のせいで靄っていて見にくい。列になった点が時折うねってああ渡っているとの実感が湧いてくる。ここ佐世保のあたりでは九十九島の散らばる海上を飛ぶのが今日のコースのようだ。ややあってまた同じコースを100羽位の列が飛んでくる。やはり豆粒だが先程のより少しは見やすい。黒島の手前を北に上って高島を通過し冷水岳方面にゆっくりと飛び去って行く。豆粒位の見え方でもうごめく点列が隊列を保ちながら帰っていく様は少々感動的だ。さようなら、ありがとう、声をかけたくなる。

また一つ新しい体験ができた。ちらっとみた糸島のツルも遥か洋上を飛び去るツルも切れ切れの記憶の中に残っていくだけだが鳥見をしているとこんな体験が積み重なってくるのがいい。
生きているだけで十分すぎるほどに世界は面白い、またそう思っている。

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2018年3月12日 (月)

梅はやはり太宰府

急に暖かくなって本当に春が来た。急いでスタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替える。今年は雪のある山に近づかなかったこともありスタッドレスはお守り位の役目しか果たさなかった、スタッドレスに履き替えてまだ1000km位しか走っていなかった。来冬こそは雪のついた場所へ出かけて行こう、そう思っている。そうは思っても体が動かない、そんなことが目に付くようになってきて悩ましいが、それはそれで受け入れればいいだけのことだ、そう思うことにしている。歯切れの悪い生き方になっているのはどうしようもない。

春が来ると待ちかねたように花を愛でたくなる。まずは梅からと先週は海が見えてよさそうな糸島の小富士梅林に出かけた。

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のんびり山のすそ野を歩くところはいいが梅は今一つの雰囲気がする。あたりの農家の庭の梅の花は見事なのだがとも思う。梅林は食用梅と割り切って育てているようだ、その気持ちに添って眺めるとこんなものだ、楽に楽しめて悪くもない、心の持ちようだ。

今週はやはり名所は抑えるべきと太宰府の梅園に出向いた。幼い時は梅見といえば太宰府だったような記憶があってそれをまた見てみたいという思いが半分以上ある。金曜まで雨空が続き土曜の午後になってしまったので人出の多いのは覚悟の上ではある。
太宰府周辺は予想通りの渋滞でその先に民間駐車場が幾つもある。しかし満の表示が続いたり入口の誘導員が手を交差してバツの合図をしたりと、なかなかとめるところが見つからない。やっとの思いで空とでている駐車場を見つけてクルマを入れる。こんなに駐車場の満が続く光景も太宰府では初めての経験のように思う。
梅まつりの行事があっていて店の並ぶ門前の通りはいや増しに混んでいる。地元の酒もふるまわれたりしているがこれは飲めない。こんな日は電車で来るのがどうやら正解のようだ。
境内に入るとあちこちに植えてある梅がどれも見頃だ、この前行った小富士梅林とは違って庭木として丁寧に手入れされている。
外国人が結構いるようで中国人のグループが順番に写真を撮りあっている光景もある。

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梅ヶ枝餅を食べたりして休み休みしながら境内の梅を見て歩くが幼い時に見た覚えのある緩い斜面にお茶屋と梅が登っていく状景にはなかなか行き当らない。時がたって変わってしまったのだろうか。
飛梅も見て本殿の裏手に出ると、緩い登り勾配に梅が花開いている、お茶屋も点在している。ああここだった、と記憶が次第に蘇る。昔より梅は綺麗なように思える、子供のころは花にはそれほど心を惹かれていなかったのかもしれない。
昔はそこまでは上ったことのなかった天開稲荷を上まで登りつめてみる、こういう所だったんだと記憶の輪が閉じていく。この感触が得たくて見に来たともいえる。

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下ってお石茶屋というお茶屋でまた梅ヶ枝餅を頼む、焼きあがるまで10数分くらいかかるがいいですかという。ちょっと怪訝な思いもあったが休憩にちょうどいいと休んで待っていると運ばれてくる。これはうまい、今まで生涯で食べた梅ヶ枝餅の中で最もうまい。梅ヶ枝餅にこんなに差があるとは思ってもみなかった。
吉井勇の歌碑があったりと戦前から有名な茶屋らしい。
帰ってネットで調べると昔九州一といわれるほどの美人のおかみが開いた茶屋で経済界の大物や文学人が多く通ったとされる茶屋だった。40年位前におかみは亡くなったというから幼い頃に親に連れられて梅見に来た時にはもしかしたら出会っていたかもしれない、そんなこともふと浮かぶ。つながって流れていく時を見ているようで面白い。

こんな風にして一つ一つ何かをつぶして生きているようにも思う。そういうことができるということが幸せなのだろう。

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2018年3月 3日 (土)

2018年2月の福岡市南区周辺及び訪問地の野鳥

2018年2月の福岡市南区周辺の野鳥
雪の日もあったが寒かった冬もようやく終わりとなってきた。久し振りにヒレンジャクを見たりもした。荒れた日には思わぬ鳥も現れたが今年はアトリを殆ど見かけなかった。そんな年もある。

手元のメモに残された記録は下記の通り:

2018.2.1 am10:30曇  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 :ハシビロガモ♀2-3、アオサギ1、オオバン1、マガモ、カワウ1

Miyakodr20180203

2018.2.3 am10-12 佐賀市大授搦 クロツラヘラサギ、ハマシギ、ツクシガモ、シロチドリ、ダイゼン、ホウロクシギ、ダイシャクシギ、ズグロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、マガモ、オナガガモ、ミユビシギ、アオアシシギ、ミヤコドリ、タイミルセグロカモメ、カササギ

2018.2.6 pm4 曇 寒い風力2-3  福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:コゲラ1、シジュウカラ2、シロハラ1、ヒヨドリ1、メジロ5 新市楽池:マガモ4、ハシビロガ

Tamirukmme

モ3(♂2♀1)、バン1、オオバン1、1 鹿介池:バン1、ハシブトガラス1

2018.2.7 am10:30曇  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 :ハシビロガモ♀2、オカヨシガモ2-3、オオバン1、マガモ8、スズメ、ハクセキレイ

2018.2.7 pm15:00曇  福岡市大濠公園東半分 :ヒレンジャク3、キマユムシクイ

Hirenjk

and/orカラフトムシクイ2-3、シジュウカラ~10、コゲラ~3、エナガ~5、シロハラ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、トビ、カワウ、メジロ、オオバン、マガモ、ユリカモメ、ウミネコ、、ハクセキレイ、オカヨシガモ、アオサギ、ハシブトガラス

2018.2.8 pm3   福岡市南区長丘周辺の野鳥   新市楽池:マガモ4、ハシビロガモ3(♂2♀1)、ジョウビタキ♂1 中公園:ハクセキレイ、シロハラ1、メジロ3-4 

Hachjyoygum

鹿介池:ダイサギ1、アオサギ1、コサギ1、ジョウビタキ♀1、ハシブトガラス3、ハチジョウツグミ1、ウグイス1

2018.2.12 am11 曇 雨上がり   福岡市南区長丘周辺の野鳥  中公園:ヤマシギ疑1、シジュウカラ1、シロハラ2、メジロ1-2

2018.2.13 pm4 曇・晴れ力3  福岡市南区長丘周辺の野鳥  新市楽池:マガモ2、ハシボソガラス1、バン3、

Jyoubitkfemale

オオバン1、 鹿介池:ハクセキレイ1、ダイサギ1、アオサギ1、ハシブトガラス1 中公園:シロハラ2、ヒヨドリ1+、

2018.2.14 am10:30曇  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 :マガモ10(羽切れ1)、hドリガモ2♂♀、オオバン1、アオサギ1
2018.2.14 pm3 曇  福岡市南区長丘周辺の野鳥 中公園:コサギ1、シロハラ1、ヒヨドリ1 新市楽池:ハシ

Mizuabikarasu

ビロガモ3、キセキレイ1、バン3、オオバン1、 鹿介池:アオサギ1、ダイサギ1、モズ1、ウグイス2、マガモ 

2018.2.16 pm4 曇  福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:ハシビロガモ2♂、シジュウカラ2、ハシブトガラス2(水浴び)、バン3、オオバン1、 鹿介池:、ダイサギ1、モズ1、ウグイス1、マガ4♂3♀1モ  中公園:、ヒヨドリ2-3

2018.2.18 11am 福岡市志賀島海岸 セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロエリオオ

Misagoz1

ハム、オオハム、マガモ、シノリガモ、カイツブリ、ウミネコ、ジョウビタキ、ノスリ、メジロ、ハクセキレイ、トビ、ハヤブサ、ミサゴ

2018.2.20 pm13:30曇  福岡市城南図書館裏西ノ堤池の野鳥 イソヒヨドリ1、ヒドリガモ1+、羽切れマガモ1、その他

2018.2.26 pm13:30 晴 風力3-4南  福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:マガモ3♂2♀1、ハシボソガラス1、バン2、 鹿介池:、シジュウカラ1、ダイサギ1、アオサギ1、コサギ1、モズ1(百鳴き)、ハシブトガラス2、ヒヨドリ2、ドバト3、シロハラ1  中公園:マガモ5♂3♀2、シロハラ1、ヒヨドリ2、ハシブトガラス2

2018.2.27 pm13:30 晴 風力2  福岡市南区長丘周辺の野鳥 新市楽池:ハシビロ

Isohiyo20180227

ガモ2♂、ハシボソガラス1、バン1、オオバン1、ハクセキレイ1、 鹿介池:ダイサギ1、アオサギ1、コサギ1、モズ1、ウグイス1、ハシブトガラス2、ヒヨドリ2、  中公園:マガモ5♂3♀2、コゲラ2、シロハラ1、シジュウカラ2、ヒヨド1-リ2、ハクセキレイ1

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2018年2月21日 (水)

恐竜と鳥の話をまた保育園児に

去年恐竜と鳥の話を5才の保育園児にしたがあまりうまく子供たちに話せた感触が

Kyouryu1

無くて今年は無いと思っていたら また、の依頼が来た。色んな人の話を聞かせるというイベントは保育園にとって大事なのかなと思ってまた引き受けた。依頼があれば断ってはいけないという教訓を昔身に染みたことがあったからでもある。
昨年読んでいた資料に加えて今年はもう少し勉強をと「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」と題されたピーター・D・ウォード著の単行本を読んでみる。酸素濃度の変化が重要な影響を与えたのではないか、というのが主張の根底にある。確かに鳥の呼吸器系は人間のものより常にフレッシュな空気が肺に入るところが優れていてこれが長時間の飛行や高空の飛行を

Kyouryu2

可能にしているように見える。このそもそもの始まりが恐竜時代の初期にかなり酸素濃度が下がって温暖化しこの環境下で気嚢を使った効率的な呼吸システムがあった故に恐竜は低酸素時代に勢いを増した、その上冷却に有利な冷血システムだったのも功を奏して巨大化したということのようだ。
恐竜が生物の頂点に立ち続けたのもそんな呼吸システムがあったせいでそれを引き継いだゆえに鳥類は小型で効率よく飛翔できる生き物として1.6億年もの間進化してきたのだろう。鳥の体の中は袋だらけだ。
5歳児にも一応鳥の呼吸システムと恐竜の呼吸システムの話も入れておく。難しいかもしれないが中にはわかる子もいるだろう、覚えておいて生涯それが心に引っかかる子がいるかもしれない。確かに幼い子供たちに話をするのは面白い、未来につながる道がそこにみえてしまうからなのだろうか。

放送大学で学ぶということをこのところ続けている、半期に一講座ずつだから負担は大したことは無いし おや と思うことを改めて学んでみるのは刺激的だ。この冬季は万葉集と古事記の講座をとっていたが、万葉・古事記の世界が歴史的にも文学的にも多少は理解できたような気になって面白かった。来
は何にしようかと迷ったが生物の進化の歴史をとってみることにした。以前放送大学で学んだ地球史やこの幼稚園児に対するお話でかじってみると生命体の歴史は存外に面白そうだ、そんな気持ちになっている。生命体を生み発達させた地球という星の異常さをも感じている。

どんな形にせよ教えることは学ぶことである、それは幾つになっても楽しい。

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2018年2月 8日 (木)

レンジャクも久し振りだったが

Kanki1

寒い日が続く。今年の冬は北極の寒気の北アメリカと東アジアへの二手に分かれての南下が続き北極そのものはむしろ暖かくも見える、北極は温暖化しているのかもしれないがそのあおりでここらは寒さに震える日が続く、どうやらそんな図式の日々だ。

関東から鳥仲間の知人が来て丁度潮がいい時期なので有明海の大授搦に干潟の鳥を見に行った。大潮で満潮が11時半くらいと無理して早く出なくても満潮の1時間半くらい前に着けて鳥見に好適だ。勿論寒さ対策は怠らない。
ズグロカモメの大群、ツクシガモの大群、ハマシギの大群、ダイゼンの大群、ダイ

Hamashigi

シャクシギの大群、クロツラヘラサギの群れなどなど、鳥は勿論圧倒されるほどにいたのだが、それと同じくらいびっくりしたのが関東からの見物人の多さだ。
硫黄島クルーズでも出くわした鳥ツアー会社の率いる旅行者御一行様や佐賀空港経由でもう3回目になるという個人旅行の女性の方など、様々な人が関東から来ましたと語る。そういえば数年前鳥くんの図鑑(鳥くんの比べて識別! 野鳥図鑑670)と見較べながらシギチの名前を判定していたら「いい図鑑を持ってますね」との声とともに鳥くん本人がこの場所に現れたこともあった、ラムサール条約地に指定されて以降特に九州外からの鳥見客が増えてきた気がする。北関東にいたころは大授搦の名前なぞ聞いたことがなかったように思う。時代は目に見えるように転がっている、そう感じる。
まだいるかもしれないとほのかに期待していたアカツクシガモには遭遇できなかったがこの地は潮に合わせてくればいつ来ても面白い、飽きるということがない。

潮が引き始め鳥も下がり始めた頃合いに引き上げる。

数日が過ぎた。曇って雪がちらつく日ばかりが続いた後突然のように昨日の午後は晴れ上がって日差しが心地よい日よりとなり、これはどこかへ出かけねばと思い立って大濠公園に出向いた。
散策しながらカモメでも見ようか、くらいの気持ちだ。護国神社近くの駐車場にクルマを入れて歩き始める。水面にはくちばしの赤いユリカモメがたくさん浮いている。日差しはたっぷりあるが風は冷たくベンチに座って眺めるというほどでもない、ゆっくり歩きながら眺めていく。オオバンも多い、一部ではオオバン池かとの風情もあったりする。工事中の美術館を過ぎてそういえば美術館の敷地内のヤドリギにレンジャクが来ることがあるという話を何度か読み聞きしたことを思い出して、工事中ではいかんともしがたいが近くにもヤドリギはあるかもしれないと水辺を離れて木の茂った方へ入ってみる。鳥は多いような気がして見渡すと低い土手の向こうにヤドリギのついた枝が見える、と、望遠レンズを付けたカメラを持った人がそちらへ入り込んでいく、あっと思ってそのあとを追うように木の近くに行ってみると先ほどの望遠レンズ氏が樹の上部を狙って盛んにシャッターを切っている、耳を澄ますとヒーというようなレン

180207hirenjyaku6

ジャクの声もかすかに聞こえる、ここだ。
ヒレンジャクが見える、久しぶりだ。前にレンジャクを見たのは2014年3月の都府楼跡だからもう4年にもなる。姿がきれいで見ごたえがある大きさをしていて冬鳥のなかでは格別な鳥に思える。3羽見える。くだんの望遠レンズ氏の話では別に6羽いるらしいがどこかへ出かけているようだという。
堪能した後近くの木の茂みのあたりをぶらぶらする、エナガやシジュウカラやコゲラが飛び交っていてカラの混群が丁度訪れているようだ、そのうち小さいメジロのように動き回る小鳥に気づく、葉陰をちょこちょこ出入りしていて見にくいが双眼鏡で何とかとらえるとメジロではなくムシクイのようだ、それにしても小さい、メジロが近くに来たので見比べてもメジロより小さい。何羽かいるが写真に撮ろうとするとちょこまかしてすぐに葉裏に隠れるのでついに姿は撮れずじまいだ。寒くなったのもあり丁度近くにスタバの店が現れたのでここで一休みしながら持参した図鑑をめくって調べる。どうやらカラフトムシクイかキマユムシクイのいずれかあるいは両方のようだ。初めて見た。
その後も鳥を見ながら大濠公園を半周周って帰路に就く。カモメはユリカモメとウミネコ位でセグロカモメの類は居なかったが、それにしても思わぬ鳥がいるところだ。

寒い日が続いても屋外に思い切って出かければ応えるように自然は見せてくれる。こんな暮らしをいつまで続けられるだろうか、夢のような暮らしかもしれない、また思ってしまった。

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